今回は、仁王2の第6ステージのボス「斎藤義龍」を1人で倒すための攻略方法をまとめていく。
今川義元に続き、2回目の人型ボス。個人的にはかなりの強ボスであった。同じく、中々攻略できずに詰まっているプレイヤーもいるのではないか。
だが、気をつけるべきいくつかのポイントを抑えれば戦えなくもない。むしろ、このゲームの戦い方の基礎を再確認できる良敵かもしれない。
どのように攻略していけばよいか、さっそくまとめていこうと思う。
◆斎藤義龍の特徴
刀、二刀、大太刀の近距離武器3種を使い分け、近距離攻撃を中心に猛攻を仕掛けてくる敵だ。気力ゲージはちゃんとあるのだが、「この人は気力が無限にあるのか…」と言いたくなるくらいに怒涛の攻撃を仕掛けてくる。
攻撃時には「火」「雷」「水」の属性攻撃まで使ってくるため、特定の属性ダメージを軽減する、といった防御策にも限界がある。
さらに、守護霊を使用した妖怪化をすることができる。そのバリエーションも「猛」「迅」「幻」とコンプリートしているのだ。妖怪化したときに常闇状態になるのも厄介なところだ。
「この攻撃が来たらこのパターンだよ」「この攻撃の場合はここに逃げればよいよ」というのがあまりなく、戦いに柔軟さが求められるボスであるといえる。
ちなみに、使用してくる技のほとんどは、実際にプレイヤーが使用できる技である。その理由は、「斎藤義龍」を倒すことで明らかになるのだが…
◆オススメの装備
武器種は、刀や二刀など、気力消費量が少なく素早い攻撃ができる武器を使うとよい。
攻撃時の気力使用量の大きい大型武器の場合、こちらの攻撃後の気力残量では、後に来る怒涛の攻撃を受けきることができない。
守護霊は自由に選んでよいが、強いて言うなら、緊急回避の手段として瞬間移動が使える「迅」の方がオススメだ。
自分は、武器は刀、守護霊は「幻」で挑み、2回目の挑戦でクリアできた。
◆攻略
共通して気を付けること
特徴にも記載した通り、「斎藤義龍」にはこれといった隙が無い。プレイヤーとの距離感を見て、攻撃を途中でやめることもしばしばある。
また、こちらからの攻撃は最大2回までしか通らない。3回目以降は必ずガードされてしまう。
よって、敵の攻撃が止まったらこちらから2回攻撃し、すぐにガードや回避ができる態勢に戻ることを意識しよう。
また、向こうが積極的にこちらに近づいてくるため、こちらのペースで間合い管理することが難しい。気力が少ないなら無暗に攻撃せず、後退しながら気力回復を優先しよう。気力ゲージの7割以上が回復できたら攻撃するようにしよう。
刀/二刀時
連続切り、威圧による気力削り、居合切り、ジャンプ切り、守護霊や属性を帯びた斬撃による遠距離攻撃と、多様な攻撃パターンを持つ。全てのパターンを頭に入れるのはほぼ不可能といえよう。
数多くの攻撃パターンの中でも、気を付けるべき攻撃は2つ。1つ目は属性付きの遠距離攻撃、2つ目は掴み攻撃である。
属性付きの遠距離攻撃はガードしても属性ダメージが通ってしまう。属性ダメージ量もなかなかに大きく、全てガードしたとしても体力の半分は持っていかれてしまう。
遠距離攻撃をする際は、刀を少し上げ、切っ先に青、又は黄色の光が走るのが合図になる。それが見えたタイミングで、横方向にダッシュしよう。
特に、二刀の際に使う雷属性は、攻撃を何発か受けると雷やられになってしまう。あらゆる行動がワンテンポ遅くなってしまうため、非常に危険だ。必ず全ての攻撃をかわし切りたい。
掴み攻撃は、猛攻を仕掛けてくる中で不意に使ってくることが多い。白黒のモヤが見えたら、ボタン連打でも良いので即座に回避しよう。幸いも、当たり判定は広くないので、避けることは容易い。
大太刀時
刀や二刀と違い、大振りで非常に攻撃力の高い技を使ってくる。ガード時の気力消費量も少しばかし増えている点も厄介だ。ただし、攻撃パターンが限られているため、刀や二刀を相手にした時よりは戦いやすいかもしれない。
大太刀で気を付けるパターンも、刀や二刀と同じく、属性の遠距離攻撃と掴み攻撃だ。特に掴み攻撃はリーチが少し長くなるので、横に避けた方が良い。
大太刀は攻撃後の隙が大きい技が多いため、パターンを頭に入れたい。よく使う攻撃技は、ざっくりわけると2つだ。
1つは、大太刀を合計4回振り回す攻撃だ。細かく分けるとさらに2通りのパターンに分けられる。全部ガードしてやり過ごしても良いが、攻撃テンポか一定なため、可能な限り回避していきたい。4回大太刀を振り回したら次は無いため、こちらから反撃しよう。
もう一つは叩きつけ攻撃だ。振りかぶってジャンプしたのち、大太刀を地面に叩きつける。攻撃が来ることが分かり易い上、回避も容易、攻撃後にはしばらく硬直時間があって隙だらけとなるため、この攻撃が来た際は、確実に反撃してダメージを与えていきたい。
妖怪化時
妖怪化時は、「猛」「迅」「幻」でそれぞれ立ち回りが異なる。
最も対処しやすいのは「幻」だ。「斎藤義龍」を部屋の中心に置き、部屋の辺に沿ってぐるぐる回っていれば、攻撃を受けることはない。勝手に妖怪化が時間切れになってくれるので、それまでずっと部屋を回っていよう。こちらから攻撃を仕掛ける必要はない。
「猛」も「幻」と同じく部屋をぐるぐる回っていても対応できる。「幻」よりも少し小さめな円を描いて回ろう。普段はダッシュせず、近付かれたらダッシュして逃げる、を繰り返そう。
「迅」の場合は真逆だ。こちらから猛攻撃を仕掛けよう。「迅」はスーパーアーマーを持たないので、こちらの攻撃が当たると大体怯んでくれる。
妖怪化が切れるまでに削るべき気力量もそこまで多くはない。攻撃して残心、攻撃して残心、を繰り返して、とにかく攻撃しまくろう。敵に少しでも攻撃の隙を与えないように注意しよう。
なお、強制的に妖怪化解除したい場合は、気力を削る効果の高い妖怪技を叩き込むのが良い。
おすすめの魂代は、敵を追尾する火の玉を発射する「古籠火」だ。火の玉を全弾ヒットさせれば、敵の気力を6割以上削ることができる。2回使えば気力切れとなり、妖怪化の強制解除が可能だ。発動に必要な妖怪ゲージも4と少ない点もありがたい。
◆まとめ
多彩な攻撃方法を持つ「斎藤義龍」は、攻略が非常に難しい敵だ。だが、本作における戦い方の基本である「ヒットアンドアウェイ」を用いた戦い方を改めて振り返ることのできる良敵であると感じた。
中々クリアできない、という人は、自分の戦い方を振り返ってみよう。ひょっとすると、猪突猛進しているだけかもしれない。
…ちなみに、何をどうしても倒せない、という人は、YouTube上で槍や大太刀を用いたハメ技で倒す動画が上がっているため、参考にされたし。
では!