今回は、Call of Duty Modern Warfare ⅢIに登場するフィールドアップグレードの効果と、私がオススメするフィールドアップグレードを紹介していきたい。
(本記事の情報は2024/5/2時点のものである)
今作に登場するフィールドアップグレードはそれぞれ魅力的な効果を持っており、どれを持っていけばよいか迷っているプレイヤーも多いのでは?
今回は、一通りフィールドアップグレードを使ってみて感じたオススメ度をまとめてみたので、是非参考にしてほしい。
オススメ度は★で表し、★3つを最高評価としている。
また、リチャージ時間の測定は結構ざっくりしている。実際と差異がある可能性があるが、そこは目を瞑って欲しい。
- ◆フィールドアップグレードとは
- ◆フィールドアップグレードの紹介
- 心拍センサー (オススメ度:★)
- 戦術マーカー 【オススメ度:★★】
- トロフィーシステム 【オススメ度:★★★】
- 通信スクランブラー 【オススメ度:★★】
- 医療品ボックス 【オススメ度:★★】
- 膨張式デコイ 【オススメ度:★】
- A.C.S. 【オススメ度:★★★】
- タクティカルカメラ 【オススメ度:★】
- ミューニションボックス 【オススメ度:★】
- デプロイカバー 【オススメ度:★】
- DDOS 【オススメ度:★★★】
- リーコンドローン 【オススメ度:★】 ○
- デッドサイレンス 【オススメ度:★★】 ○
- ポータブルレーダー 【オススメ度:★★】 ○
- スモークエアドロップ 【オススメ度:★】
- サプレッションマイン 【オススメ度:★★】
- アンチアーマー弾 【オススメ度:★】
- ◆まとめ
◆フィールドアップグレードとは
一定時間経過すると使用できるようになる特別装備のこと。敵の銃弾から身を守る防壁や、付近を通過した敵を赤点表示するセンサーなど、多種多様な効果を持つ。マッチ中はそのうちの1つだけを持ち込める。
リーサルやタクティカルとは違い、一度使用しても時間が経てば再利用可能。フィールドアップグレードの種類によって、再利用できるまでのリチャージ時間が決まっている。
また、スコアを獲得すると追加チャージが得られるため、早くチャージ完了したいのであれば、積極的にチーム貢献をしていこう。
◆フィールドアップグレードの紹介
心拍センサー (オススメ度:★)
フィールドアップグレードボタンを押し続けている間、画面左下にタブレットを表示する。タブレット上には一定周期でパルスが出ており、近くに敵がいた場合は、その敵の位置をタブレット上に表示する。
パルスの効果範囲は結構狭く、また一々取り出したりしまったりする時間が取られるため、せっかく敵を見つけても取り逃したり、逆に片付けてる隙に敵に攻撃される可能性があるなど、効果的なアイテムではないのが実態。
サーチ&デストロイのようなリス無しルールだったら、ワンチャン採用の余地はある。それ以外のルールでは基本的には採用の必要性はない。
戦術マーカー 【オススメ度:★★】
発動すると、その場所に発煙筒を設置する。その後のリスポーンは、通常のランダムリスポーン以外に、マーカーを設置した場所を選ぶことができる。「サーチ&デストロイ」など、リス制度が無いゲームルールでは使用できない。リチャージ時間は約130秒。
オブジェクトルールでは時折見るフィールドアップグレード。「あと少しでオブジェクト確保できる!」という時や、「敵にオブジェクトを取られそう!」という時に、拠点のすぐそばからリスして即座に攻撃できるため、敵を虚を突きやすい。
ただし、リス位置を固定するだけで、味方のサポートをしたり、ステータスを向上させたりするものではない。また、「戦術マーカー」を使用したリスポーン時は、リスポーンまで5秒を要するため、すぐに前線に発揮できるわけではない。
かなり上級者向けのフィールドアップグレード。パーティを組み、お互いの動き方や状況、敵の位置などを共有できるような場合にのみ、輝けるようなフィールドアップグレードだ。
トロフィーシステム 【オススメ度:★★★】
周囲に飛んできたリーサルやタクティカルをまで防いでくれる小さな物体を地面に設置する。1つのトロフィーで2つまでの投擲物を妨害できる。設置可能数は最大2つで、それ以上置くと古いものから消えていく。リチャージ時間は約80秒。
オブジェクトルールでは必須。特に拠点が室内になるなら、「トロフィーシステム」1本があるだけで、拠点防衛を崩される可能性が大きく下がる。
「DDOS」1つで無効化される脆さはネックだが、それでも十分強力なため、積極的に採用していきたい。
通信スクランブラー 【オススメ度:★★】
使用すると、地面にスクランブラー危機を設定する。このスクランブラー危機の範囲内にいる味方は、敵が発動した「UAV」等のプレイヤーを検知する効果を受けない。また、範囲内にいる敵はキルストの使用ができなくなる。リチャージ時間は約80秒。
レベルが低いうちから使用でき、状況を指定せず腐らない効果を持っている。チームデスマッチ等のキルルールから、ハードポイント等のオブジェクトルールでも利用できる。いろんなモードを遊ぶ、かつどのフィールドアップグレードを使えばいいかわからないなら、とりあえずこれを選んでおけば間違いはない。
しばらく本作を遊び、自分がやりたいルールや、自分の立ち回りをもとにして、他のフィールドアップグレードに移動する形にしよう。
医療品ボックス 【オススメ度:★★】
チームメンバーが一度だけ利用できる医療箱を設置する。この箱にアクセスすると、箱が壊れるまでの間、ダメージを受けてから回復開始するまでにかかる時間が約半分程まで短くなる(いわゆる「クイックフィックス」の効果を持つ)。リチャージ時間は約80秒。
SMGをよく使い、キルを重点的にとりたい人なら、持っておいて損はない。救命ボックスが残存している間は、敵からダメージを受けてもかなり速い速度で体力回復できるため、連戦が行いやすい。タクティカル「スティムピストル」は回数制限があるため、その制限をあまり考慮しなくて良い点もありがたい。
…といっても、他の有力なフィールドアップグレードが多くあるため、これを選ぶ優先度が高いとは思えないのが悲しいところだが…
膨張式デコイ 【オススメ度:★】
プレイヤーの姿によく似た風船を設置する。デコイは5.56mmの銃弾5発分に耐えられる。リチャージ時間は約90秒。
遠巻きで見ると、「膨張式デコイ」の姿はプレイヤーと酷似しており、意外と間違えやすい。
が、かといってデコイを攻撃しても何もデメリットはない。ミニマップに赤点が出たり、音で近くに敵がいることが一瞬バレるくらい。
わざわざフィールドアップグレードの枠を割いておくほどの効果は無いため、選ばなくて良いだろう。
A.C.S. 【オススメ度:★★★】
オブジェクト判定のある場所に設置した場合、このフィールドアップグレードが壊れるまで、そのオブジェクト上にプレイヤー1名が乗っかっているという判定が行われる。効果時間は約10秒。
オブジェクトルールでは活躍するフィールドアップグレード。ドミネーションなら、自分が入るのと合わせて本フィールドアップグレードを拠点内に投げ込めば、1人で2人分の速さでの拠点確保ができる。ハードポイントなら、拠点内に投げ込めば、自分が拠点に入らずとも、自チームにポイントを加算することができる。
効果時間自体はそこまで多くないものの、接戦時はこのフィールドアップグレードがあるかないかで勝敗が決まることもある。オブジェクトルールばかりプレイするのであれば、持っておいて損はない。
タクティカルカメラ 【オススメ度:★】
小型カメラを地面や壁に設置し、設置したカメラが敵の姿を捕らえると、画面上で警告表記して知らせてくれる。また、カメラ自体を操作し、カメラ越しに周囲を見ることもできる。カメラは最大2つまで設置可能。リチャージ時間は約70秒。
オブジェクトルールやリス無しルールでは、サブ候補になるフィールドアップグレード。自分の視界外にいる敵の存在を把握できる。カメラ操作で敵を捉えると即マーキングでき、壁越しでも敵の存在を視認可能。自分がオブジェクトの周囲に居なくても、味方の大きな手助けになる。
ただ、強いか、というと…使用状況がかなり限定されるため、採用優先度はかなり下がってしまう。
設置直後は、カメラのレンズがあらぬ方向を向いていることが多いため、設置後はカメラの向きを整えるよう操作を忘れないようにしてほしい。
ミューニションボックス 【オススメ度:★】
チームメンバ全員が1度だけ使用できる弾薬箱を設置する。この弾薬箱の前で□ボタンを長押しすると、予備の弾薬数とリーサル、タクティカルが最大まで増加する。リチャージ時間は約150秒。
予備弾薬数が増えて弾切れの心配が無くなるため、味方にSMG持ちが多いなら1人は持っていると心強い。
ただし、めちゃめちゃ強い人でない限り、そこまで弾切れに悩むこともないため、このフィールドアップグレードが必要になる場面自体少ない。他のフィールドアップグレードの方が優秀なものが多いので、採用優先度は必然的に下がる。
デプロイカバー 【オススメ度:★】
あらゆる床に、敵の銃弾を防ぐ盾を展開する。盾の大きさは下半身を覆えるレベルで、しゃがめば完全に隠れることができる。設置可能数は最大2つで、それ以上置くと古いものから消えていく。リチャージ時間は約50秒。
だだっ広い通路に遮蔽物を置き、一時的に安全を確保できるのは良い点。このシールドは、銃弾はかなりの数を防ぐことができるため、十分効果的な壁となる。
ただし、爆発物系には非常に脆い。「フラグ」や「ドリルチャージ」を投げ込まれたら、大人しく即撤退しよう。
また、5.56mmの弾丸約35発で壊れるため、「なんでも防げる」と過信はしないように。
ただ身を守るだけでなく、ドアの入り方に配置することで、敵の侵入を足止めする効果もある。置き所を考えると、オブジェクトルールでは非常に効果的な使い方になるが、かなり難易度が高く、配置場所を間違えてしまうとただ味方の邪魔になるだけなので、かなりのマップ研究が必要になる。筆者は有効な配置方法は全然把握できてない…
DDOS 【オススメ度:★★★】
プレイヤーの周囲に電磁パルスを発生させ、設置型のリーサルやフィールドアップグレード等を破壊、無効化する。敵プレイヤーに当てれば、敵のHUDを約4秒ほどジャミングする。リチャージ時間は約80秒。
「センサーマイン」、「トロフィーシステム」などの厄介な電子機器を軒並み機能停止にできるため、拠点攻略がよりやりやすくなる。
周囲に電子機器が無くても、電磁パルスを敵に当てれば、敵のHUDを一時的に機能停止にできる。加えて、電磁パルスを当てた人数分20XPが計上されるため、自分の近くにいる敵の数を把握できる。
「スコアストリーク」を採用しており、あとちょっとで次のスコストが貯まる!という場面で使うことで、周囲に敵や電子機器が有ればスコアを獲得してスコストまで繋げることができる。
周囲に破壊可能な電子機器がある場合、右下に「射程内にデバイスあり」という記載と、デバイス数が黒塗りのバーで表示される。黒いバーの数が多い場所で使えば、多くの電子機器を無効化できる。
ただ、このバーの表記は多少の時間差があるようで、表記が出た→少し移動→「DDOS」を使用とやった場合、「射程内にデバイスあり」となっていてもデバイス破壊できない場合があるので注意してほしい。
リーコンドローン 【オススメ度:★】 ○
カメラを付けた小型ドローンを操作する。ドローンを上空に置いておき、自分が自由に動き回ることも可能。ドローンのカメラが敵を約1秒間捕らえ続けるとマーキングし、約5秒間、壁越しでも敵の位置を赤印で表示する。効果時間は約45秒。リチャージ時間は約170秒。
「タクティカルカメラ」をドローンにつけて、上空からも見れるようにしたもの。上空に停滞させたまま、自分自身が自由に動き回ることも可能。
ただ、ドローンの操作性は悪く、マーキングまでにかかる時間も地味に長いため、強力か、と言われると首を縦には触れない。これならリチャージ時間も短く、すぐに敵をマーキングできる「タクティカルカメラ」の方が優秀だと感じた。
デッドサイレンス 【オススメ度:★★】 ○
発動中は、どれだけ走ってもジャンプしても全くの無音になる。効果時間は約15秒。効果時間中に敵を倒すと、効果時間が全回復するため、連続キルできればずっとデッドサイレンス状態でい続けられる。リチャージ時間は約90秒。
ブーツ「サイレントスニーカー」を装備していない場合、周囲に足音が大きく聞こえてしまう。そんな状況でも、足音を無音にして走り回れるのは非常に強力だ。
裏取りも、拠点直行も、有りとあらゆる行動をとりやすくなるため、強さだけでなく、スピード感を持ったゲームプレイができる快適さを得られる点でも優秀。さらに、効果中はパーク「ゴースト」と同じ効果が発生し、移動していれば敵の「UAV」に感知されなくなる。
…ただし、本作では「サイレントスニーカー」という常時無音で動けるギアがあるため、わざわざこのフィールドアップグレードを使う必要があるか、というと微妙。機動力のあるブーツ「軽量ブーツ」との並走であれば多少使えるかな、というくらい。
正直、本作での優先度はそこまで高くない。
ポータブルレーダー 【オススメ度:★★】 ○
設置すると、設置個所を中心に円形のセンサーが展開される。このセンサーが発するパルスに敵が触れると、その敵の居場所をミニマップ上に赤点表示してくれる。パーク「ゴースト」を装備している敵は赤点表示されない。リチャージ時間は約150秒。
簡易UAVの効果を持っており超強力、と思いがちだが、実際のところは使用箇所が限定される、クセの強いフィールドアップグレードだ。
センサーの展開範囲はそこまで大きくなく、パルスに触れた時にしか効果を発揮しないため、範囲内の敵の位置を常に検知してくれるわけではない。あまり考え無しにおいても十分な効果を発揮できないのだ。
オブジェクトルールで拠点周辺を見張る時や、リス無しルールで孤立行動している時などに使用する、というのが1番の活躍ポイントだろう。
ちなみに、「ポータブルレーダー」のパルス音は、敵プレイヤーに「ピコン」という音を出して伝えてしまっている。そこまで目立つ音ではないため、気付かないことも多いものの、一応頭には入れておいてほしい。
スモークエアドロップ 【オススメ度:★】
タブレットで指定した位置にドローンを呼び出し、タクティカル「スモーク」と同様、煙をまき散らして視界を塞ぐ。スモークの効果時間は約18秒。リチャージ時間は約185秒。
マルチプレイで使えるか、というと…正直難しい。というか味方からしたら、突如としてマップの広い範囲を覆うスモークが展開されるのだから、かなり邪魔だ。
リチャージ時間も遅いことから、採用する必要はない。
サプレッションマイン 【オススメ度:★★】
敵がそばを通りかかると起爆し、敵の画面を大きく揺らし、聴覚も塞ぎ、敵の動きを鈍くする特殊な音波を発生し続ける。リチャージ時間は約210秒。
敵の行動をかなり制約できる上、起動後も長時間その場で効果を発揮し続けるため、特定のルートに設置し起爆させれば、敵の足止めに貢献できる。
…といったものの、サプレッション効果範囲はかなり狭く、また「サプレッションマイン」自体遠距離から銃が壊すことができるため、「敵に壊されて終わるだけ」ということの方が多い。リチャージ時間も長く、効果の割にはリターンが低いのが実態。
起動後の「サプレッションマイン」は、周辺に空間を歪ませるようなパズルを発生させるため、「サプレッションマイン」の存在に気付きやすい。
アンチアーマー弾 【オススメ度:★】
相手の装甲を貫通できる強力な弾薬に切り替える。リチャージ時間は約210秒。
獲得できる弾数は武器によって様々だが、ARやSMGなどのフルオート武器なら2マガジン分、SGやSRなどの単発なら3マガジン分、LMG等の弾数が多い武器は60発分が「アンチアーマー弾」として設定される。
また、「アンチアーマー弾」使用時の武器にのみ効果が適用される。メイン武器保持時に使ったならメイン武器のみ、サブ武器保持時ならサブ武器にのみ適用される。
敵が厄介な機械系キルストを出してきた際に素早く駆除できる点は魅力。ただ、リチャージ時間が長いため、使いたい時に使えない、といった事態が頻発するのはマイナス点。リチャージ時間が短いなら選択肢に入るが、現状のリチャージ時間の長さであれば、採用優先度は下がる。
◆まとめ
多種多様な効果を持つフィールドアップグレード。効果を覚え、しっかりと使いどころを見極めることで、戦闘を有利に運ぶことが可能だ。
この記事を参考に、自分の使いやすいものを選んでみてほしい。
では!