今回は、Call of Duty Modern Warfare IIに登場するフィールドアップグレードの効果と、私がオススメするフィールドアップグレードを紹介していきたい。
(2022/11/16時点の情報である)
今作に登場するフィールドアップグレードはそれぞれ魅力的な効果を持っており、どれを持っていけばよいか迷っているプレイヤーも多いのでは?
今回は、一通りフィールドアップグレードを使ってみて感じたオススメ度をまとめてみたので、是非参考にしてほしい。
オススメ度は★で表し、★3つを最高評価としている。
また、リチャージ時間の測定は結構ざっくりしている。実際と差異がある可能性があるが、そこは目を瞑って欲しい。
◆フィールドアップグレードとは
一定時間経過すると使用できるようになる特別装備のこと。敵の銃弾から身を守る防壁や、付近を通過した敵を赤点表示するセンサーなど、多種多様な効果を持つ。マッチ中はそのうちの1つだけを持ち込める。
リーサルやタクティカルとは違い、一度使用しても時間が経てば再利用可能。フィールドアップグレードの種類によって、再利用できるまでのリチャージ時間が決まっている。
また、敵を倒すと追加チャージが得られるため、早くチャージ完了したいのであれば、積極的に敵を倒していこう。
本作から、フィールドアップグレードを2つ所持できるようになった。状況に応じてフィールドアップグレードの使い分けができるのはありがたい。
ただ、2つ保持している場合、リチャージ時間が長い方が溜まりきらないと、リチャージ時間の短い方も使用できなくなる。そのため、なるべくリチャージ時間が近いフィールドアップグレードに統一して持ち込んだ方が良い。
◆フィールドアップグレードの紹介
タクティカルカメラ 【オススメ度:★★】
小型カメラを地面や壁に設置し、設置したカメラが敵の姿を捕らえると、画面上で警告表記して知らせてくれる。また、カメラ自体を操作し、カメラ越しに周囲を見ることもできる。リチャージ時間は約70秒。
オブジェクトルールやリス無しルールでは、サブ候補になるフィールドアップグレード。自分の視界外にいる敵の存在を把握できるため、待ちプレイが最強になる。
カメラ操作で敵を捉えると即マーキングでき、壁越しでも敵の存在を視認可能。自分がオブジェクトの周囲に居なくても、味方の大きな手助けになる。別ゲーム「R6S」のようなゲームプレイができてしまうのだ。
設置直後は、カメラのレンズがあらぬ方向を向いていることが多いため、設置後はカメラの向きを整えるよう操作を忘れないようにしてほしい。
膨張式デコイ 【オススメ度:★】
プレイヤーの姿によく似た風船を設置する。デコイは5.56mmの銃弾5発分に耐えられる。リチャージ時間は約90秒。
遠巻きで見ると、「膨張式デコイ」の姿はプレイヤーと酷似しており、意外と間違えやすい。
が、かといってデコイを攻撃しても何もデメリットはない。コンパスに赤点が出たり、音で近くに敵がいることが一瞬バレるくらい。
わざわざフィールドアップグレードの枠を割いておくほどの効果は無いため、選ばなくて良いだろう。
DDOS 【オススメ度:★★★】
プレイヤーの周囲に電磁パルスを発生させ、設置型のリーサルやフィールドアップグレード等を破壊、無効化する。敵プレイヤーに当てれば、敵のHUDを約4秒ほどジャミングする。リチャージ時間は約80秒。
「センサーマイン」、「トロフィーシステム」などの厄介な電子機器を軒並み機能停止にできるため、拠点攻略がよりやりやすくなる。
周囲に電子機器が無くても、電磁パルスを敵に当てれば、敵のHUDを一時的に機能停止にできる。加えて、電磁パルスを当てた人数分20XPが計上されるため、自分の近くにいる敵の数を把握できる。
「スコアストリーク」を採用しており、あとちょっとで次のスコストが貯まる!という場面で使うことで、周囲に敵や電子機器が有ればスコアを獲得してスコストまで繋げることができる。
周囲に破壊可能な電子機器がある場合、右下に「射程内にデバイスあり」という記載と、デバイス数が黒塗りのバーで表示される。黒いバーの数が多い場所で使えば、多くの電子機器を無効化できる。
ただ、このバーの表記は多少の時間差があるようで、表記が出た→少し移動→「DDOS」を使用とやった場合、「射程内にデバイスあり」となっていてもデバイス破壊できない場合があるので注意してほしい。
デプロイカバー 【オススメ度:★】
あらゆる床に、敵の銃弾を防ぐ盾を展開する。盾の大きさは下半身を覆えるレベルで、しゃがめば完全に隠れることができる。設置可能数は最大2つで、それ以上置くと古いものから消えていく。リチャージ時間は約50秒。
だだっ広い通路に遮蔽物を置き、一時的に安全を確保できるのは良い点。このシールドは、銃弾はかなりの数を防ぐことができるため、十分効果的な壁となる。
ただし、爆発物系には非常に脆い。「フラグ」や「ドリルチャージ」を投げ込まれたら、大人しく即撤退しよう。
また、5.56mmの弾丸約35発で壊れるため、「なんでも防げる」と過信はしないように。
ただ身を守るだけでなく、ドアの入り方に配置することで、敵の侵入を足止めする効果もある。置き所を考えると、オブジェクトルールでは非常に効果的な使い方になるが、かなり難易度が高く、配置場所を間違えてしまうとただ味方の邪魔になるだけなので、かなりのマップ研究が必要になる。筆者は有効な配置方法は全然把握できてない…
トロフィーシステム 【オススメ度:★★★】
周囲に飛んできたリーサルやタクティカルをまで防いでくれる小さな物体を地面に設置する。設置可能数は最大2つで、それ以上置くと古いものから消えていく。リチャージ時間は約80秒。
オブジェクトルールでは必須。特に拠点が室内になるなら、「トロフィーシステム」1本があるだけで、拠点防衛を崩される可能性が大きく下がる。
「DDOS」1つで無効化される脆さはネックだが、それでも十分強力なため、積極的に採用していきたい。
デッドサイレンス 【オススメ度:★★★】
発動中は、どれだけ走ってもジャンプしても全くの無音になる。効果時間は約15秒。効果時間中に敵を倒すと、効果時間が全回復するため、連続キルできればずっとデッドサイレンス状態でい続けられる。リチャージ時間は約90秒。
足音が目立つ本作では、足音を無音にして走り回れるのは非常に強力。筆者が一番よく使うフィールドアップグレードだ。
裏取りも、拠点直行も、有りとあらゆる行動をとりやすくなるため、強さだけでなく、スピード感を持ったゲームプレイができる快適さを得られる点でも優秀。
正直、このフィールドアップグレード一択、と言っても過言ではないとさえ思う。
ミューニションボックス 【オススメ度:★】
チームメンバ全員が1度だけ使用できる弾薬箱を設置する。この弾薬箱の前で□ボタンを長押しすると、予備の弾薬数とリーサル、タクティカルが最大まで増加する。リチャージ時間は約150秒。
予備弾薬数が増えて弾切れの心配が無くなるため、味方にSMG持ちが多いなら1人は持っていると心強い。
ただし、めちゃめちゃ強い人でない限り、そこまで弾切れに悩むこともないため、このフィールドアップグレードが必要になる場面自体少ない。他のフィールドアップグレードの方が優秀なものが多いので、採用優先度は必然的に下がる。
ロードアウトドロップ 【オススメ度:★】
自分が事前に設定しておいたロードアウトに一度だけ変更可能なボックスが上空から投下される。このボックスは、チームメンバー全員がアクセス可能。呼び出したプレイヤーがやられると消える。リチャージ時間は約150秒。
本作に用意されているフィールドアップグレードの中で、1番いらないといっても過言ではない。
マルチプレイのゲームでは、リス有りでもリス無しでも、ロードアウトの変更は一度やられてしまえばいつでも可能なため、わざわざフィールドアップグレードで呼び出して変更する必要はない.
おそらく、バトロワゲームである「CoD MW2」などで利用することを想定されたフィールドアップグレードなのかなぁ?と想像する。
ロードアウト変更以外にも、簡易的な遮蔽物や段差として利用することも、一応できなくはない。ただそれなら、デプロイカバーを出した方が効果的なので、やはりこれを選ぶ必要は無い。
ポータブルレーダー 【オススメ度:★★】
設置すると、設置個所を中心に円形のセンサーが展開される。このセンサーが発するパルスに敵が触れると、その敵の居場所をミニマップ上に赤点表示してくれる。パーク「ゴースト」を装備している敵は赤点表示されない。リチャージ時間は約150秒。
簡易UAVの効果を持っており超強力、と思いがちだが、実際のところは使用箇所が限定されるクセの強いフィールドアップグレードだ。
センサーの展開範囲はそこまで大きくなく、パルスに触れた時にしか効果を発揮しないため、範囲内の敵の位置を常に検知してくれるわけではない。あまり考え無しにおいても十分な効果を発揮できないのだ。
オブジェクトルールで拠点周辺を見張る時や、リス無しルールで孤立行動している時などに使用する、というのが1番の活躍ポイントだろう。
ちなみに、「ポータブルレーダー」のパルス音は、敵プレイヤーに「ピコン」という音を出して伝えてしまっている。そこまで目立つ音ではないため、気付かないことも多いものの、一応頭には入れておいてほしい。
戦術マーカー 【オススメ度:★★】
発動すると、その場所に発煙筒を設置する。その後のリスポーンは、通常のランダムリスポーン以外に、マーカーを設置した場所を選ぶことができる。「サーチ&デストロイ」など、リス制度が無いゲームルールでは使用できない。リチャージ時間は約130秒。
オブジェクトルールでは時折見るフィールドアップグレード。「あと少しでオブジェクト確保できる!」という時や、「敵にオブジェクトを取られそう!」という時に、拠点のすぐそばからリスして即座に攻撃できるため、敵を虚を突きやすい。
ただし、リス位置を固定するだけで、味方のサポートをしたり、ステータスを向上させたりするものではない。また、「戦術マーカー」を使用したリスポーン時は、リスポーンまで5秒を要するため、すぐに前線に発揮できるわけではない。
全体通してかなり上級者向け。パーティを組み、お互いの動き方や状況、敵の位置などを共有できるような場合にのみ、輝けるようなフィールドアップグレードだ。
バトルレイジ 【オススメ度:★】
色々なパークの効果をいくつも同時に適用できるアイテム。使用すると約15秒間、以下の効果を受ける。敵をキルすると、若干ながら効果時間が延長される。リチャージ時間は約120秒。
- アルティメットパーク「クイックフィックス」みたく、ダメージを受けてもすぐに体力が最大まで回復する。ただし、敵を攻撃しなくても効果が発動する
- 基本パーク「バトルハーデン」みたく、「フラッシュ」や「スタン」の効果を軽減する
- タクティカルダッシュを恒久的に持続できるようになる
様々なパーク効果を一挙に入手できる強力なフィールドアップグレード、と思えるが、実際これらが効く場面があるか、というと、そこまでない。
体力の高速回復は一見便利だが、近距離のTTKが比較的早い本作では、回復が始まる前にやられてしまう場面の方が多い。
「フラッシュ」や「スタン」への耐性は、そもそも基本パーク「バトルハーデン」が必須級のパークになっているため、恩恵を受けることがあまりない。
「ダブルタイム」の継続時間も、そもそもタクティカルダッシュ自体隙が大きく、足音も大きな行動方法のため、乱用はできない。
また、15秒という短い効果時間も痛い。敵をキルすればまた頭からカウントし直し、というならまだしも、ほんの僅か、リチャージがされるだけで、そこまで大きな恩恵は無い。
総じて、そこまでオススメできるフィールドアップグレードではない。
リーコンドローン 【オススメ度:★】
カメラを付けた小型ドローンを操作する。ドローンを上空に置いておき、自分が自由に動き回ることも可能。ドローンのカメラが敵を約1秒間捕らえ続けるとマーキングし、約5秒間、壁越しでも敵の位置を赤印で表示する。効果時間は約45秒。リチャージ時間は約170秒。
「タクティカルカメラ」をドローンにつけて、上空からも見れるようにしたもの。上空に停滞させたまま、自分自身が自由に動き回ることも可能。
ただ、ドローンの操作性は悪く、マーキングまでにかかる時間も地味に長いため、強力か、と言われると首を縦には触れない。これならリチャージ時間も短く、すぐに敵をマーキングできる「タクティカルカメラ」の方が優秀だと感じた。
スモークエアドロップ 【オススメ度:★】
タブレットで指定した位置にドローンを呼び出し、タクティカル「スモーク」と同様、煙をまき散らして視界を塞ぐ。スモークの効果時間は約18秒。リチャージ時間は約185秒。
マルチプレイで使えるか、というと…正直難しい。というか味方からしたら、突如としてマップの広い範囲を覆うスモークが展開されるのだから、かなり邪魔だ。
リチャージ時間も遅いことから、採用する必要はない。
サプレッションマイン 【オススメ度:★★】
敵がそばを通りかかると起爆し、敵の画面を大きく揺らし、聴覚も塞ぎ、敵の動きを鈍くする特殊な音波を発生し続ける。リチャージ時間は約210秒。
敵の行動をかなり制約できる上、起動後も長時間その場で効果を発揮し続けるため、特定のルートに設置し起爆させれば、敵の足止めに貢献できる。
…といったものの、サプレッション効果範囲はかなり狭く、また「サプレッションマイン」自体遠距離から銃が壊すことができるため、「敵に壊されて終わるだけ」ということの方が多い。リチャージ時間も長く、効果の割にはリターンが低いのが実態。
起動後の「サプレッションマイン」は、周辺に空間を歪ませるようなパズルを発生させるため、「サプレッションマイン」の存在に気付きやすい。
アンチアーマー弾 【オススメ度:★】
相手の装甲を貫通できる強力な弾薬に切り替える。リチャージ時間は約210秒。
「アンチアーマー弾」を使用すると、使用武器によって追加弾薬を獲得できる(マガジンサイズが30の武器なら60発、75の武器なら75発分獲得)。
また、「アンチアーマー弾」使用時の武器にのみ効果が適用される。メイン武器保持時に使ったならメイン武器のみ、サブ武器保持時ならサブ武器にのみ適用される。
敵の厄介なキルストが出てきた際に素早く駆除できる点は魅力。ただ、リチャージ時間が長いため、使いたい時に使えない、といった事態が頻発するのはマイナス点。リチャージ時間が短いなら選択肢に入るが、現状のリチャージ時間の長さであれば、採用優先度は下がる。
◆まとめ
多種多様な効果を持つフィールドアップグレード。効果を覚え、しっかりと使いどころを見極めることで、戦闘を有利に運ぶことが可能だ。
この記事を参考に、自分の使いやすいものを選んでみてほしい。
では!