今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅱ」に登場する武器「MX9」を使い込んでみて感じた、本武器の特徴や感想をまとめてみた。
(本記事の情報は2023/2/6時点を元にしている)
※本作では具体的な武器数値が掲載されていないため、数値評価はざっくり値しか記載できない。主に筆者の使用感に頼った記載となることをご了承いただきたい。
◆MX9の使用感
10m未満という近距離での戦闘は強め。反動も比較的素直で、20m未満の中距離でも、TTKは低めなもの戦えなくはない。
が、腕や足に当たってしまうと9m未満でもTTKが大きく下がる。ファイアレートもSMGにしては標準レベルで、弾幕の力押しも難しい。更に、少ないマガジンサイズと見ずらいアイアンサイトのせいで、マガジンとサイトのアタッチメント枠を確定で持っていかれてしまうので、アタッチメント枠の構築自由度の低さも残念。
総じてあまりオススメできるような武器ではない。
約10mまではキルに必要な弾数は3発。ファイアレートは約700RPMで、TTKは約0.17秒とかなりの高火力。約20mまでは4発キルとなり、TTKは約0.25秒と標準より少し低めになる。しかも手足に1発でも当たれば4発キル不可能になるため、敵の体の中心を捕らえられるエイム力も必要になる。
反動はほぼ上方向、かつ上がり方もSMGの中では緩やか。ただ、左右に多少ブレるため、距離が離れている敵を狙うのは少し厳しい。
マガジンサイズは25発と非常に少なく、リロード速度も並みなので、マガジンアタッチメントは必須になる。ただマガジンアタッチメントで弾数を増やしても32発が最大なため、全体的な継続戦闘力は低めだ。
この武器特有の効果として、弾薬に亜音速弾が採用されている。そのため、敵をキルしてもキルスカルを表示されることが無い。
アイアンサイトは大きめの黒縁リングと左右の突起が邪魔で見辛い。サイトアタッチメントは必須だ。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)ラセルタコンペンセーター
- (レーザー)1MWクイックファイアレーザー
- (サイト)SZ ミニ
- (マガジン)32ラウンドマガジン
- (リアグリップ)BRUEN Q900 グリップ
サイトとマガジンのアタッチメントを付けてもともとの弱点をカバーし、下がってしまった機動力を改善していく構成。
多少ブレる横反動を改善するために、マズルアタッチメントである程度狙った場所への攻撃はしやすくしている。
武器レベルを最大にすることで使用できる調整では、エイム速度やダッシュ後射撃速度を中心に改善を施し、より遭遇戦でも戦いやすくしている。
◆MX9を使った立ち回り
とにかく10m以内まで近付いて戦わないと、この武器の強みが活かせない。「タラク」や「クラウンレースウェイ」のような開放的空間が多いマップでは、そもそも使うことをやめ、「シュートハウス」や「シップメント」のような近距離戦が発生しやすいマップでのみ使うべきだ。
一応、20mくらいまでは、多少TTKが長くはなるものの戦えなくはない。どうしてもロングを見て戦いたい場合は、リーンや伏せ状態で待ちプレイし、味方の前線が上がって待つ必要が無くなったら前に向かう、という戦い方でもできなくはない。
敵に近付く時は、基本は味方と一緒に動き、中距離は味方にカバーしてもらうようにするしか無い。1人で詰めたいなら、フィールドアップグレード「デッドサイレンス」を使用して一気に詰めるか、爆破音に紛れる形で詰めるか、しゃがんで移動するか、のどれかの選択肢を取らないと厳しかった。
◆まとめ
近距離の火力の高さや、ある程度の距離までは制御しやすい反動で戦闘もしやすいものの、結局は他AR等に火力で負けることが多く、イマイチ使えないと実感できる武器である「MX9」。
この武器を使うなら、同じ系列である「STB 556」を近距離特化して使用した方が使いやすいため、ブルパップ形式のこの武器を使いたい人は、「STB 556」をオススメしたいところだ。
では!