今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅱ」に登場する武器「VEL 46」を使い込んでみて感じた、本武器の特徴や感想をまとめてみた。
(本記事の情報は2023/2/4時点を元にしている)
※本作では具体的な武器数値が掲載されていないため、数値評価はざっくり値しか記載できない。主に筆者の使用感に頼った記載となることをご了承いただきたい。
◆VEL 46の使用感
早いエイム速度、高いファイアレート、短めの射程距離と、まさに「the SMG」と言った武器。近距離戦闘が頻発するようなマップであれば輝くが、本作は20mを超えるような開けた箇所を持つマップの方が圧倒的に多いため、強さを実感しにくい。
他にも射程距離が長めで機動力もあるSMGがあるため、どうしても他SMGを採用することになる。完全にNG、というわけではないが、それでも本作でこの武器を使う必要性は薄いと感じる。
約10mまではキルに必要な弾数は4発。ファイアレートは約1000RPMで、TTKは約0.18秒と高火力。約10mを超えると必要弾数が5発となり、TTKは約0.24秒へ下がってしまう。また、10m内であっても、腕や足に1発でも当たると同じく5発キルとなるため、上半身に正確に当てていくエイム力が必要だ。
エイム速度やダッシュ後射撃速度は早く、射程距離の短さも相まって、「敵のそばまで駆け寄り、即エイムして撃つ」というような、動き回る戦いが主になる。
反動はほぼ上方向ではあるものの、多少左右にブレるため、中距離の敵を狙うのは少し難しい。射程距離がそもそも短く、中距離を狙うとTTKが大きく下がるのもあって、中距離戦闘を仕掛けるのは止めておくべきだ。
マガジンサイズは40発と、他武器と比較しても多めではあるもの、ファイアレートが早いため、意外と弾切れしやすい。連戦も考慮し、マガジンアタッチメントは付けておきたいところ。
アイアンサイトは若干左右の突起物が邪魔で気になるものの、10m以内の近距離戦闘しかしないような武器なので、サイトが無くても何とか運用はできる。が、胸以上を狙わないとTTKが下がってしまう点もあるので、人によっては狙いを正確にするためにもサイトがあったほうが使いやすい。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (バレル)TANGO 228バレル
- (サイト)スリムライン プロ
- (ストック)DEMO RXTストック
- (マガジン)50ラウンドマガジン
- (リアグリップ)SCHLAGERソルジャーグリップ
反動は少し悪化させているものの、取り回し面と射程距離を少しばかし伸ばすようにした構成。本武器の持ち味である「走り回る戦闘」もそのまま活用できる。
射程距離を伸ばし、反動系を改善させるバレルを装備。悪化するエイム速度をストックとリアグリップで改善している。そのほかは、個人的に見にくいアイアンサイトを改善すべくサイトアタッチメントを装備し、継続戦闘力を上げるべくマガジンアタッチメントでマガジンサイズを50発まで伸ばした。
武器レベルを最大にすることで使用できる調整では、射程が伸ばせるバレルアタッチメントのみ、射程をより伸ばす形とし、その他のアタッチメントはエイム速度やダッシュ後射撃速度を上げるようにして、バレルアタッチメントによる機動力低下を改善するようにした。
バレルアタッチメントによるエイム速度低下が気になる場合は、バレルは外して横反動を抑えるマズルアタッチメントにするか、サイトを外してアイアンサイトで運用するかをすると良い。
◆VEL 46を使った立ち回り
とにかく10m以内まで近付いて戦わないことには始まらない。「タラク」や「クラウンレースウェイ」のような開放的空間が多いマップでは、そもそも使うことをやめ、「シュートハウス」や「シップメント」のような近距離戦が発生しやすいマップでのみ使うべきだ。
敵に近付く時は、基本は味方と一緒に動き、中距離は味方にカバーしてもらうようにするしか無い。1人で詰めたいなら、フィールドアップグレード「デッドサイレンス」を使用して一気に詰めるか、爆破音に紛れる形で詰めるか、しゃがんで移動するか、のどれかの選択肢を取らないと厳しかった。
◆まとめ
SMG特有の性能を持ち、近距離では輝くものの、本作のマップがその良さを最大限引き出せて無い悲しい武器である「VEL 46」。
ガンガン前に出て戦線を上げていくプレイが好きで、且つ弾幕の暴力を奮いたい暴れん坊なプレイヤーは、本武器を使ってみると良いだろう。
では!