今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅱ」に登場する武器「FENNEC 45」を使い込んでみて感じた、本武器の特徴や感想をまとめてみた。
(本記事の情報は2023/4/13時点を元にしている)
※本作では具体的な武器数値が掲載されていないため、数値評価はざっくり値しか記載できない。主に筆者の使用感に頼った記載となることをご了承いただきたい。
◆FENNEC 45の使用感
近距離の威力は怪物レベル。敵より後に撃ちはじめても勝ててしまうほど。ヘッドショットできれば、敵からすれば「SGで撃ち返されたのか」と錯覚するだろう。
射程距離もぼちぼち有るため、10mにも満たないような距離での戦闘でしか活躍できない、なんてこともない。火力面は、SMGの中ではトップクラスの性能の高さだ。
欠点は継続戦闘力の無さ。残弾数に気をつけて立ち回らないと、肝心な時に弾切れを起こして撃てない!なんて事になりかねない。
立ち回り力が求められるものの、KD率1.0を超えたあたりの脱初心者プレイヤー以上には、非常におすすめできる武器だと感じた。
約11mまでは、胸以上に当たることで4発キル。ファイアレートが約1050RPMと桁違いに高く、それ故にTTKは約0.17秒と高い。
胸や頭に数発入れずに手足ばかりに当てると、必要弾数が増えていき、TTKは伸びていくものの、ファイアレートが高過ぎるため、使った体感では、数発外すレベルではTTK低下も感じない。高ファイアレート武器特有の「多少外しても理論値に近いTTKにまでリカバリしやすい」という恩恵を最も受けている武器と言える。
11mを超えた敵を狙うと弾数が増えていくが、20mを超えるような距離を狙うことさえしなければ、射程距離の短さもそこまで気にならない。
それでいて、反動が素直なのも嬉しい。ほぼ上反動で、かつその上がり幅もそこまで大きく無いため、制御しやすい。多少横ブレが目立つものの、正確なエイムよりも火力によるゴリ押しがメインの武器なので、そこまで気にならない。
大きな欠点は継続戦闘力の無さ。マガジンサイズは標準30発と他武器と同じだが、ファイアレートが高いため一瞬で弾切れする。それでいてリロード速度は標準レベルなため、リロードの隙を突かれて負ける場面が頻発する。マガジンアタッチメントを付けることで最大45発まで増加できるが、それでも一瞬で弾切れする。
さらには、マガジンだけでなく、そもそもの所持弾薬自体が枯渇することも多い。操作キャラが「最後のマガジンだ!」と叫ぶ声を頻繁に聞く事になる。
アイアンサイトは、謎の黒縁リングが邪魔で見にくい。近距離でしか戦わないため、慣れれば気にならないのだろうが…個人的にはサイトアタッチメントは付けた方がいいと感じた。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)AVR-T90 コンプ
- (サイト)SZ ミニ
- (ストック)アジャイル アサルト7 ストック
- (マガジン)フェネックマガジン45
- (リアグリップ)FENNECラバーグリップ
機動力と反動を改善させ、かつマガジンサイズを上げることで、近距離での戦いをより安くすることをメインに添えた構築。
ストックやリアグリップでエイム速度やダッシュ後射撃速度を増加させ、マズルで反動を軽減し、マガジンで最大サイズである45発に拡張することで、継続戦闘力を上げている。見にくいアイアンサイトは、等倍サイトを装備して見やすくした。
武器レベルを最大にすることで使用できる調整では、エイム速度とダッシュ後射撃速度を上げ、より機動力を上げた。
◆FENNEC 45を使った立ち回り
敵のそばまで近付かないと、まともな火力は出しにくい。ロングが多いエリアを走るのは止め、遮蔽物を転々をまたぎながら移動したい。
味方のカバーが無く、かつロングも多いような場面で立ち往生するような場合は、味方が到着するまで潔くその場で待ち、カバーが来るのを待った方が良い。
ただ、本作には「シュートハウス」のような狭めなマップが少なく、多くのマップが全体的に開けているエリアが多い。無駄な撃ち負けを防ぎながらも本武器を使いたいなら、パーク「オーバーキル」で中距離武器と組み合わせて持つか、オブジェクトルールで、近距離戦闘が多く発生するエリアの守護人として待ち続けるような戦い方になる。
◆まとめ
近距離の火力はSGかと疑うほど強力な武器である「FENNEC 45」。
狭いマップ、狭いエリアであれば強烈な強さを持つため、狭めなマップばかりやるようなプレイヤーはかなりオススメできる。率先してキルを狙いたいプレイヤーは、本武器を是非とも使ってみてほしい。
では!