今回は、Call of Duty Modern Warfare IIに登場するパーク一覧と、オススメパークを紹介していく。
(本記事は2022/11/8時点の情報である)
本作に登場するパークの数は超豊富。また過去作とは異なり、基本パークから2つ、ボーナスパークから1つ、アルティメットパークから1つの合計4つを選ぶ形になる。
本記事ではパーク全ての効果と、おすすめのパークを紹介するため、是非参考にして欲しい。
各パークのオススメ度は、★で表記し、★3つを最大とした。
◆パーク一覧とオススメ度
基本パーク
オーバーキル 【オススメ度★★】
ARやSMGなどのメイン武器を2つ持てるようになる。
遠距離用、近距離用でそれぞれ武器を装備できるため、どのレンジでの戦いも柔軟にこなせるようになるパーク。
特に今作はSGが強く、近距離で非常に頼りになる為、それ用にSGを担ぐ、というだけでもかなりの効果を発揮できる、
ただ、毎回武器を入れ替えるのは、その分を隙を晒すことになる。また、いちいち武器を入れ替えて戦うよりも、武器やマップの形状を理解し、それぞれに合った立ち回りをした方が、より効率的に戦える。
「ちゃんと各レンジの強み、弱み毎に武器を変えていきたい」というこだわりがあるなら、付けてみてもいいだろう。
ダブルタイム 【オススメ度★★★】
タクティカルダッシュできる時間が通常の3倍になり、しゃがみ歩き速度も30%増加する、機動力に特化したパーク。
SMG等を担いで敵陣にどんどん突撃するようなプレイヤーにとっては重宝する。
ただし、本作は「デッドサイレンス」を使わない限り、走る時の音が非常に目立つため、このパークを付けてるから、と走り回るのは逆に危ない。更にタクティカルダッシュ中は、エイム速度やダッシュ後射撃速度が少し遅くなるため、たとえSMGでも遭遇戦には負けやすくなる。
走るべきところ、しゃがんで静かに近づくところを明確に使い分けることで、初めて効果を発揮できるパークであり、中級者以上にオススメと言えるだろう。
バトルハーデン 【オススメ度★★】
スタンやフラッシュなどのタクティカル系の投げ物を投げ込まれた際に、その影響を軽減したり無効化したりできるパーク。
試合中に頻繁に飛んでくるスタンやフラッシュを軽減できるのは非常に心強い。特にオブジェクトルールをプレイするうえでは必須ともいえる。
しかし、「フラッシュ」に対しての効果は少し抑え目な印象。1秒弱は画面が真っ白になるため、たとえ「バトルハーデン」を装備していても、フラッシュ直後に一気に攻め込まれたら、なすすべもなく負けることになるので注意。正直、スタンが強過ぎてみんな使うし、本パークを装備してもそこまで劇的な効果は見込めないし、というところから、全体的な評価が落ちてきている印象だ。
ちなみに、敵にタクティカルを当てた際に、画面中央に「バトルハーデン」のマークが出た場合、その敵は「バトルハーデン」のパークを装備していることになる。
スカベンジャー 【オススメ度★★】
キルされた敵や味方の上を通ることで、予備の弾薬やリーサル「投げナイフ」を回復してくれるパーク。落ちている武器の種類に関わらず弾薬が増えるため、弾切れの心配がなくなる。
SMGなど、ファイヤレートが早く弾の消費が激しい武器を使うプレイヤーにはオススメできる。それ以外の武器では、そもそも予備の弾をすべて消費しきる前にやられてしまうことが多いため、このパークの効力を活かす機会が少ない。 自分が使う武器によって、付けるかどうか判断しよう。
ボムスクアッド 【オススメ度★★★】
ストリーク以外の爆発物に対する耐性を付けるパーク。直撃でもない限り、どんな爆発攻撃でも倒されることが無くなる。
非常に使えるパークで、オブジェクトルールであれば必須級。
また、本作はクレイモアの設置型リーサルや、「クラスターマイン」という設置型爆弾であるストリークがそこら中に設置される場合が多く、そういったところに走り込んでも、1発なら耐えられるため、不意の事故を防ぐことができる。
かなり使えるパークなので、是非つけておきたい。
ちなみに、敵に爆弾を当てた場合に、画面中央に「ボムスクアッド」のマークが出た場合、その敵は「ボムスクアッド」のパークを装備していることになる。
トラッカー 【オススメ度★★★】
約5秒間、敵の足跡をハイライトし、敵がどの方向に逃げていったのか、自分の周辺に敵がいるのか、判別ができる。また、敵を倒すと、他の敵プレイヤーのミニマップにドクロマークが出ないようにしてくれる。
サプレッサー付きSMGで裏どりをよくするプレイヤーや、フリーフォーオールをよくやるプレイヤーであれば採用の機会は増える。
以前は、立ち回りでカバーしていけばいい、と言う考えでおり、本パークはいらないと思っていたが、本ゲームのマップが全体的に入り組んでいる上、赤点表示も基本的にはされないという仕様上、入り組んだ地形でも足跡で敵の位置を把握しやすく、かつ裏取りしても敵に位置バレしにくい本パークの評価が全体通して上がった印象だ。是非つけてみることをお勧めする。
ストロングアーム 【オススメ度★】
フラグやモロトフなど、リーサルの保持数を1つから2つへと増やせるパーク。また、リーサルやタクティカルを投げる際に、投げる軌道をわかるようにする効果も持つ。
リーサルを2つ持てるのは、オブジェクトルールであれば比較的重宝する。敵が確保しているオブジェクトにリーサルを一気に投げ込み、敵を一網打尽にできる可能性が上がる。
投擲軌道が表示されるのは、投げ物を投げた先が予想できない初心者にはありがたい。上級者はここら辺はすでに感覚で身についているので、わざわざこのパークを付けるのであれば、他のパークに枠を割いた方が効果的だろう。
タクティカル・プラス 【オススメ度★】
タクティカルを2つ持った状態でリスポーンできる。
非常にシンプルな効果を持ったパーク。
効果が適用されるのはタクティカルのみであり、活躍の機会は限られるが、敵が室内オブジェクトを陣取り、どうにも崩せない…といった時に、投げ物を大量に投げ込んでかく乱する用に、一時的に使用する、という選択肢はあるだろう。実際、有名配信者でも、このパークを付けてタクティカルを投げまくっている方もいる。中々馬鹿にはできない性能のパークだ。
ただ、似たような投げ物2つ保持パーク「ストロングアーム」の方が、敵を直接キル可能な爆発物を2発保持できる上、「投擲軌道を表示」という追加効果まであるので、こっちを使うなら「ストロングアーム」を使うかな…というのが、筆者の素直な気持ちだ。
ボーナスパーク
リサプライ 【オススメ度★】
フラグやセムテックスなどのリーサル装備は、一度使ってしまうとリスポーンするまで二度と使用できないが、これを装備すれば25秒後に再使用できるようになる。
オブジェクトルールの場合は投げ物を使う機会が頻繁にあるので、使用タイミングを気にし過ぎる必要がないのはありがたい。
ただ、25秒というリチャージ時間はかなり長い。前線にいたら、大体はリチャージしきる前にやられてしまうのがオチ。
総じてオススメできるパークではない。
スポッター 【オススメ度★】
壁越しに敵の装備、フィールドアップグレード、ストリークを発見できる。敵を狙うと、狙った敵を一定時間ハイライト表示し、味方に共有できる。また、敵のクレイモア、センサーマイン、C4、トロフィーシステムをハッキングし、自分のものにできる。
クレイモア関連のリーサルや、「セントリーガン」や「カウンターUAV」など、どこかに停滞し続けるタイプのストリークをすぐに見つけ、対処しやすくできるのは魅力的。また、壁越しに急に赤いハイライトが現れたら、そこに敵がいることにもなる為、地味に索敵にも活かすことができる。
ただし、ボーナスパークに付けられるパークは1つのみであり、かつボーナスパークには他に強力なパークが存在するため、このパークを付ける優先度は必然的に下がってしまう…フルパーティを組んで、支援に徹する役として1人、このパークを付ける人がいるくらいなら、活躍の機会が出てくるかも、しれない。
(筆者は99%ソロプレイなので、この検証はできません!←)
コールドブラッド 【オススメ度★】
- 「V.T.O.L.」「セントリーガン」などのAI自動検知型ストリークから狙われなくなる
- 敵がサーマルスコープなどを使っても、赤白い体温表示がされない
- 敵がパーク「ハイアラート」を付けていても、その効果を打ち消せる
- 敵が「タクティカルカメラ」「リーコンドローン」「スポッタースコープ」などの索敵系装備を使用してもハイライト表示されない
など、かなり色んな要素が詰め込まれたパーク。
効果盛り沢山なのは良いが、一つ一つがあまり強くないため、装備優先度はあまり高くない。他のパークに割いた方が良いだろう。
ファストハンド 【オススメ度★★】
サブ武器、メイン武器への切り替えや、武器のリロード、各種装備品の使用速度が約半分ほどになる。
基本パーク「オーバーキル」を使い、遠距離武器と近距離武器を適宜切り替えながら戦うプレイスタイルや、マガジンサイズが小さかったり、ファイアレートが高い武器を使う場合には重宝する。
敵陣にガンガン入っていくプレイングをしたい、というプレイヤーには、候補の1つに入るパークだ。
ハードライン 【オススメ度★★★】
キルストリークに必要なキル数が1つ減少。スコアストリークのコストが125減少する。
非常に単純な効果を持ったパークだが、ボーナスパークの中ではかなりオススメできる。本作は「UAV」が強力で、索敵するには「UAV」が出ていること前提といっても良い。そのUAVが簡単に出せるようになる「ハードライン」は、かなり優先度が高いパークと言えた。
そのほか、比較的必要量が低いにも関わらず強力な「SAE」や「V.T.O.L.」等も出しやすくなる点もありがたい。
フォーカス 【オススメ度★】
被弾時のひるみを軽減し、SRなどを使用する際の息止め時間を長くする。
完全に芋系SRやMRに特化したようなパーク。特に息止め時間増加はSRやMRにしか効果が効かない。
被弾時のひるみ軽減も、使ってみた感じ、SMGやARではあまり違いは出ず、SMGやAR向けにこのパークを使う意義はほぼ無いといえた。
「インベージョン」や「グラウンドウォー」等で長距離を撃つSR、MRプレイをするなら考慮の1つにはなるが、通常マルチプレイではまず選ぶ必要はないだろう。
アルティメットパーク
ハイアラート 【オススメ度★】
敵に銃口を向けられると、画面上の四隅がオレンジ色に光る。これにより、画面に映っていない敵の存在を把握することができる。
画面に映っていない敵の存在に気付くことができるため、まだ索敵に慣れていない初心者であれば使える。また、本作は隠れられる場所が多く、索敵が大変なため、想定もしていなかった場所からの攻撃にある程度対処できるようになる。
ただし、対戦相手がFPS経験者であれば、オレンジ色に光った瞬間にはやられていることが多い。また、敵が近距離にいた場合は、敵の存在に気付いたところでなすすべなく倒される可能性の方が高い。
総じて、あまりオススメはできないパークだ。
ゴースト 【オススメ度★★★】
敵のUAVが出ていても、赤点表示から免れるようになるパーク。フィールドアップグレード「フィールドマイク」の効果の無効化も可能。
偵察機は必要キル数/スコア数が少ないため、マッチ中に頻繁に出てくる。そんな状況でも、発動さえしてしまえば、たとえ止まっていても位置バレしないため、非常に心強い。
ただし、発砲してしまうと、一定時間ゴーストの効果が消えるため、そこだけは留意してほしい。
ゴーストの効果が効いているかどうかは、ミニマップ上の自分のアイコンが半透明になっているかどうかで判別が可能だ。
クイックフィックス 【オススメ度★★★】
プレイヤーのキルで即座に体力を自動回復する。また、オブジェクト確保やタグ確保することで、体力の自動回復率が上昇する。
ガンガン前に出て戦っていくタイプのプレイヤーに取っては、非常にオススメできるパークになる。
体力ギリギリまで攻撃を受けると、約4秒間ほどは無暗に動くことができない。せっかく撃ち合いに勝ったとしても、近くに他の敵がいた場合、ダメージを負ったまま、体力不利ですぐに負けてしまうことになる。前線に出ていけばいくほどこのようなリスクは増えていく。
本パークを付けていれば、上記のようなピンチの状況化でも、1秒ほどで体力最大まで回復してくれるため、連戦がしやすくなり、ピンチも脱しやすくなる。もう一つのアルティメットパーク「ゴースト」も強力だが、ガツガツ前に出るプレイングをするなら、こっちも十分選択肢にはなる。
オーバークロック 【オススメ度★】
フィールドアップグレードのチャージを追加で貯められるようになり、チャージ速度が40%増加する。アルティメットパークの発動時にフィールドアップグレードが即座に1つチャージされる。
「デッドサイレンス」や「トロフィーシステム」等、優秀なフィールドアップグレードをポンポン使用できるようになる。チャージ速度も速くなるため、チャージ時間がかかる「サプレッションマイン」のようなフィールドアップグレードも、半分ちょっとの時間まで軽減され、比較的すぐに使えるようになる。
…が、他のアルティメットパークを差し置いても使えるか、と言われると微妙。他の方が非常に強力なため、これを選ぶ必要性は低い。
サバイバー 【オススメ度★】
敵に倒された際、ラストスタンド状態という、地べたに這いつくばった状態になり、その間低速での移動ができたり、一度だけ自己蘇生できたりする。また、味方に蘇生してもらう際の速度が高速化する。
正直、6vs6のマルチプレイマップでやる場合は、一番弱いといっても良いパーク。6vs6マップは比較的小さめで、自分を倒してきた敵がすぐそばにいる場合が多い。そのため、敵の足止めを少しだけすることができるだけで、結局そのまま自己蘇生できずに倒されてしまう。
「インベージョン」等のような大規模マップであれば、遠距離からSRで狙撃されて倒されてしまったような場面で、オブジェクトの影に隠れて蘇生する、といった行動がとりやすいため、ワンチャン活躍する機会はある感じだった。
バードアイ 【オススメ度★】
ミニマップがズームアウトし、比較的広い範囲を映すようになる。また、UAVやレーダーピンでミニマップ上に赤点表示する際に、敵の進行方向も表示するようになる。
初心者向けの印象が強いパーク。ミニマップ表示が大きくなると、敵味方の状況が把握しやすくなるため、立ち回り方の検討がしやすくなるのは評価できる。
◆オススメのパーク組み合わせ
【その1】万能パーク構成
オブジェクトルールを野良でやることの多い筆者は、自分の身は自分で守るスタンスのもと、投げ物系の影響を軽減できる「ボムスクアッド」「バトルハーデン」、強力なストリーク「UAV」をポンポン出せるようにする「ハードライン」、敵の「UAV」から姿を見て消せる「ゴースト」を選んでいる。
【その2】走り回りたい人向け構成
本作ではあまり走り回るプレイングはオススメできるものではないが、「過去のCoDみたいに走り回って敵をキルしたい!」という気持ちが譲れない人は、この構成がオススメだろう。
タクティカルダッシュ時間を3倍にする「ダブルタイム」、スタンやフラッシュなどの足止め系投げ物を軽減する「バトルハーデン」、UAVを出しやすくする「ハードライン」、敵をキルしたらすぐに体力回復できる「クイックフィックス」にすることで、ガツガツ前に出て、多少のダメージならすぐに回復し、高ストリークを次々に出していくプレイングができる。
ボーナスパークは、リロードの隙すらなるべくなくすようにするため、「ファストハンド」に変えるのも良いだろう。
◆まとめ
パークの効果をしっかり理解し、自分の使う武器や立ち回りと掛け合わせてパーク選びをすれば、プレイング力は何倍にも膨らむ。
たかがパーク、されどパークだ。しっかりと覚えておくようにしたい。
では!