今回は、仁王2の第8ステージのボス「真柄直孝」を独力で倒すための攻略方法をまとめていく。
初見では、その攻撃範囲の大きさや激しい攻撃のせいで、まともに戦えなかったり、不用意に近づいてダメージを受けたりするのではないか。
確かにその毛色はあるが、攻撃自体は大振りで隙が大きいため、反撃の機会は多分に存在するのだ。
どのように攻略していけばよいか、さっそくまとめていこう。
◆真柄直隆の特徴
大太刀よりもさらに大きい刀を振り回す、豪快な技が多いのが特徴だ。いずれの技も攻撃範囲が広く、その範囲を活かした連続攻撃を数多く行い、プレイヤーの気力をどんどん削ってくる。「煙々羅」を少しばかし思い出させるようなボスだ。
攻撃前の予備動作、攻撃後の硬直ともに大きいため、こちらが攻撃する隙自体は多い。ただ、不用意に突っ込むと、その後に刀を使った数々の攻撃で手痛い反撃を受けるため、 やはりヒットアンドアウェイを活かした戦いが必要になる。
◆オススメの装備
武器種は何でもよい。使いやすいものを選ぼう。
個人的には、なるべく間合いを保った戦いが求められるため、チャージ投擲攻撃ができる手斧の上段構えが戦いやすかった。
守護霊は「迅」または「幻」がオススメだ。「猛」は特技を用いたカウンターが決まりづらいため、おすすめしない。
自分は、武器は手斧、守護霊は「幻」で挑んだ。
◆攻略
通常時(戦闘開始直後)
間合いは少し開いているくらいを意識しよう。敵の攻撃にも対応し易い上、こちらからの攻撃も仕掛け易い。
よく使う攻撃は、刀を大きく振り回す連撃だ。横払い攻撃、突き上げ攻撃、振り下ろし攻撃をランダムに組み合わせてくる。ただし、どの攻撃も最大3回までしか行われない。ガード時の気力消費量が少なめなのもありがたい。
攻撃速度は遅めなので、可能なら全部ガードではなく、一発目をガードし、ほかの攻撃は回避、とした方が、気力量を多く保つことができ、こちらから反撃しやすくなる。
時折、3発目に大技を混ぜ込んでくることがある。その場合、2発目の攻撃は突き上げ攻撃となるため、突き上げ攻撃が来たら次は大技が来る、と考えていても良い。
面倒なのは足蹴りだ。連撃のさなか急に行ってくることがある上、予備動作のモーションが通常の大太刀攻撃に似ているため、見分けがつきづらい。ガード時の気力消費量が大きいため、なるべく回避でやり過ごしたいところ。
足蹴りを回避するためにも、連撃2発目以降では少し後退し、回避できるように癖つけておきたい。
遠距離攻撃としては斬撃飛ばしがある。片手で剣を持ち上げ、地面に当てると同時に衝撃波が飛んでくる。地面に剣が当たると同時に横回避すればなんてことはない。
「真柄直隆」の攻撃の中で1番と言っていいほど気を付ける攻撃は、ジャンプして大太刀を地面に叩きつける攻撃だ。この攻撃は、地面を叩きつけた際の衝撃波の当たり判定範囲がかなり広く、ただの横ステップだけでは当たってしまう。回避するためには、回避ボタンを二回押し、ローリング回避する必要がある。
なお、すぐさま反撃に転じたい場合は、横方向ではなく、あえて「真柄直隆」の足元に向かってローリングしよう。足元にいれば衝撃波の攻撃を受けない上、攻撃後の硬直の隙を叩くことができる。
大技は少しタイミングが特殊だ。慣れればなんてことないが、しばらくはカウンターが取れなくて悩むだろう。
大技をする際は、まず地面に刀を刺す。このタイミングでは攻撃判定が出ないため、カウンターしようとしても何も起きない。刺してから少しの間を置いて、自分がいる場所から氷が突き出てくる。この氷が出るタイミングに判定がついているため、ここを狙おう。
氷が出てくるタイミングは、地面に刀を刺してから、体感では1秒も無いくらいだ。これは何度かこの攻撃を受けて、タイミングを掴む他ない。
常闇時
左腕が生え、まさに完全形態!といった形になる。
後述する掴み攻撃がかなり厄介になるため、間合いは少し広めにとっておこう。
基本的な攻撃は通常時と全く一緒だが、左上が生えた段階から使い始める技が全部で3種類存在する。
一つ目は、高威力、かつリーチも長く厄介な掴み攻撃だ。少しのチャージ時間の後、直線状に高速接近してくる。掴み攻撃時のモヤが見えたら、とにかく回避ボタンを連打するなどして、必ず捕まらないようにしたい。間合いを大きくとっておけばリーチ外になるため、おすすめだ。
攻撃後の隙はかなり大きい。絶好の攻撃チャンスのため、逃さないようにしよう。
二つ目は、氷属性を持った遠距離攻撃である。これは先ほどの掴み攻撃から一転、かなりよけやすい。
よけ方は通常の斬撃攻撃と同様、地面をたたかれたと同時に横ステップすれば簡単によけられる。攻撃後の隙も大きい。
普通の斬撃攻撃なのか、属性攻撃なのか、を見分けるには、刀を片手、両手のどちらで持ったか、で判断しよう。片手で持っている場合は通常の斬撃、両手であれば属性攻撃だ。
三つ目は、刀を7回振りまわす大技だ。この大技は常闇状態でしか使わない。
少しのチャージ時間の後、刀を大きく7回振り回しながら近づいてくる。すべての攻撃ともガード可能で、1回のガードで消費する気力量も通常レベルだが、7回全部ガードしようとするとさすがに持たない。
オススメの対処法は、ガードを1回して凌いだ後、前方に向かってローリング回避する方法である。これで「真柄直隆」の真後ろまで行ってしまえば、相手はこちらを追尾することができない。必要な気力量も少なくて済む。
もちろん大技なので、カウンターを決めることはできる。が、刀を振るうテンポが毎回異なるため、カウンターを決めるのが難しく感じた。できる人はカウンターを狙うとよい。
通常時(後半)
左腕が生えたままとなるため、常闇状態で使ってくる技は、7連撃の大技を除きすべて使ってくる。
戦い方は常闇状態と同じようにして戦おう。
◆まとめ
久々に、ソウルライクといえるようなボスとの戦闘だった。
ヒットアンドアウェイを意識し、敵の攻撃パターンを見定めながら動くことで、勝機は見える。
みなさんも本記事を参考に、「真柄直隆」の撃破を目指してみてもらいたい。
では!