今回は、PS5版の「龍が如く8」について、このゲームの特徴や良い点、悪い点をまとめていきたい。
(本記事は2024/2/29時点の情報をもとにしている)
前作「龍が如く7」から、新たな主人公、新たなゲームシステムを引っ提げ、正に「リニューアル」した「龍が如く」シリーズ。その最新作ということで、「龍が如く」シリーズはほぼ全てやってきた筆者も早速プレイ!クリアまでプレイしてみたため、本作がどんな作品なのか、感想をまとめていきたい。
◆個人的感想
総評
システム面を中心に、前作を更に進化させている。シリーズ特有のミニゲームも、「それだけでゲーム1本として確立できるのではないか?」と思えるほど作り込まれたものが多いため、飽きずに隅々まで楽しむことができた。
また、過去作の主人公「桐生一馬」に起きた出来事や、関連する人物を描く要素は、長く続いた主人公「桐生一馬」の締めくくりという面で、非常に良かった。
ひねりの無いストーリー面だけは賛否分かれそうだが、筆者的には好きな部類。登場人物の背景や動機の描き方が足りず、過去作と比べると深みが少ないのは欠点だとは感じた。
全体通してとても面白く、85~90点は与えられる良作だ。是非ともプレイしてみてほしい。
どんな人にオススメ?
- 龍が如くシリーズを一通りやっている
- 超ボリュームのゲームがやりたい
- 素晴らしい映像美とフルボイスのゲームがやりたい
- 比較的わかりやすいストーリーがやりたい
という人にはオススメできる。逆に、
- キャラ背景を密に描いたストーリーが見たい
- サブクエストのような追加要素はあまりやらない
- 「龍が如く」シリーズの過去作はあまりやってない
という人には、ちょっとおすすめはできないかもしれない。
◆このゲームの特徴
「異人町」と「ハワイ」を舞台にした小型のオープンワールドゲーム
「龍が如く」シリーズは、歌舞伎町をモチーフにした架空の町「神室町」で繰り広げられる事件を解決しながら、様々なクエストをクリアしていく、箱庭型の半オープンワールドゲームである。本作では、過去作の制度はそのままに、物語の舞台を横浜の「異人町」と、新登場するハワイの「ホノルルシティ」という2つの街を中心にしている。
現実を再現したような街並みや、周辺に実在する施設に類似した施設が出てたりと、本当に街そのものを舞台にゲームを遊んでいるような点は本作ももちろん搭載。施設の多くは、実際に中に入ることも可能だ。
街には買い物ができる施設を始め、体力回復できる飲食店や、ミニゲームが遊べるプレイスポットが立ち並ぶ。自分がいきたい場所へ、行きたいように移動が可能だ。
街中には、プレイヤーを見つけると追いかけてくる敵がウロチョロしている。敵と触れると戦闘となるシンボルエンカウント形式を採用しており、戦闘時にはコマンド画面へと移行する。
主人公は、前作から登場した「春日一番」に加え、歴代の「龍が如く」作品で主人公を飾っていた「桐生一馬」の2人となる。ストーリー上の各場面で春日サイドと桐生サイドが入れ替わるようなスタイルで、異人町とホノルルシティとを旅していく。
シミュレーション要素とストリートファイト要素を混ぜたコマンドRPG
本作の戦闘システムは前作と同様、コマンドRPGを採用している。ただし、前作よりシミュレーション要素が盛り込まれた進化を遂げている。
攻撃、防御、極技(所謂特技)、アイテム使用などからコマンドを選ぶ、というよくあるRPG要素に加え、一定の範囲であれば、プレイヤーの好きにキャラを移動できるようになった。攻撃の中には、敵を後方に吹き飛ばして別の敵を巻き込んだり、攻撃範囲が定められた技があったりするため、可能な限り効果的な攻撃ができるよう、キャラ配置を見極めていく。
攻撃時、自分の側に三角コーンや立て看板などの捕めるオブジェクトがあった場合、それを持って攻撃できる。掴んだオブジェクトによって、攻撃力増加や追加効果が発生する。
極技には、複数の範囲をまとめて攻撃するものから、特定の1体に強烈なダメージを与えるものなど、様々用意されている。複数の敵に囲まれた場合は、範囲攻撃ができる極技で一気に仕留め、ボス等の強力な敵が相手なら強力な一撃を叩き込める。
攻撃には
- 打撃
- 斬撃
- 銃撃
- 魔法
という4つのタイプが定められている。それ以外にも、
- 炎
- 雷
- 水
という属性要素も合わさる。敵はいずれかに耐性や弱点を持っている為、敵の弱点を突いた技選びや装備選びが大切だ。
レベル、ジョブ、武具強化に加え、人間力や絆を上げる強化システム
本作の強化システムは、
- 経験値獲得によるレベルアップ
- ジョブ切り替えとジョブレベルアップ
- 武具購入や強化
- 人間力や各キャラとの絆を上げる強化
の4つに分けられる。
敵を倒して経験値を獲得し、レベルアップすれば、体力や攻撃力などの基礎ステータスが上がる。各キャラで上がりやすいステータスが微妙に異なってくるため、その数値を見て、後述するジョブをどれにするか決めていく。
各キャラは、必ず1つのジョブに就く必要がある。各キャラに1つの専用ジョブと、「料理人」「くノ一」「ホスト」などの汎用ジョブが多数用意されている。ジョブごとに、攻撃力が高い、魔力が高い、素早い、などの特徴がある為、キャラ自身の特徴とジョブの特徴を組み合わせ、最適解を考えていく。
戦闘で専用経験値を得れば、ジョブレベルを上げることが可能。新たな極技を習得したり、そのジョブに就いている間有効な基礎ステータスの向上が得られる。
各キャラに武器と防具、アクセサリーを装備すれば、レベルとは別に更なるステータス強化が可能。
武具はショップで買ったり、道中の宝箱や戦闘で手に入れたり、イベントで入手したり、工房で作成したりして入手可能。特に工房では、必要素材を消費することで、ショップでは購入できない強力な能力を持った武器を作れる。
本作で特徴的な能力強化要素は、人間力や覚醒度、絆レベルだ。
人間力は主人公「春日一番」だけが持つステータス。情熱、優しさ、賢さなどの6つのステータスが用意されており、街中での会話の選択の結果や、「人間力チャレンジ」というタスクをこなす等の様々な方法で上昇する。これらがレベルアップしていくと、特定の極技の性能が向上したり、各種耐性がついていく。
覚醒度はもう1人の主人公「桐生一馬」だけがもつステータス。心、技、体という3つのステータスで構成され、こちらも「人間力」と同じ要領でレベルアップすることで、状態異常耐性がついたり、「桐生一馬」独自の戦闘スタイル時の火力が向上する。
他のキャラは、「春日一番」などとの「絆レベル」を上げることで、戦闘時に追撃してくれたり、強力な特殊技「絆技」が出せるようになったりする。「絆レベル」は、「春日一番」や「桐生一馬」との会話や、プレゼントをあげることで増加する。
過去作よりも圧倒的に進化した多くのサブクエ要素
「龍が如く」シリーズではお馴染みのサブクエストやミニゲームは本作も健在しており、そのクオリティが非常に高い。1番目立つのは、ドンドコ島とスジモンバトル、そしてエンディングノートだろう。
ドンドコ島は、ハワイのとある廃れた観光島を再建するサブクエスト。「どうぶつの森」と「シムシティ」を混ぜたような、街づくりシミュレーションゲームである。
島中に散らばるゴミや岩、木などを解体して素材を集め、持っているDIYレシピの中から作れる設備を作成して、プレイヤーの好きに島へ配置することを繰り返していく。
島の設備が整ってくると、観光客が訪れるようになる。観光客が設備を利用したり、ホテルで宿泊したりすればお金を稼ぐことができ、更なる施設拡張を図ることが可能だ。
作った島をインターネットに開示して、他のプレイヤーに来てもらうこともできる。
スジモンバトルは、「スジモン」と呼ばれる専用キャラをゲットして育成した上で、育てた「スジモン」同士で3vs3の戦いをするという、まさに「ポケモン」のトリプルバトルのようなゲーム。
スジモンはハワイの至る箇所で入手できる。同じスジモン同士を合成して強化や進化をしたり、戦闘や専用アイテムでレベルアップすることで基礎ステータスが向上する。また、スジモンには属性が存在しており、それぞれ有利、不利な属性が定められている。弱点属性をつけば大ダメージを与えられる。
街中で同じスジモンマネージャーに出会ったらバトルが可能。育てたスジモン3匹を選出してバトルを行う。どのスジモンを攻撃キャラとして選ぶか、どこにどのスジモンを配置するか、使うスジモンの属性は何にするか、などを考え、勝利を狙う。
エンディングノートは、「桐生一馬」専用のモードであり、過去の「龍が如く」シリーズに登場した施設や街、キャラに出会い、「桐生一馬」の生涯を振り返ることができる。
エンディングノートを埋めていけば、過去作に登場した主要キャラとの再会イベントも可能だ。
その他にも、街中で困っている人を助ける従来のサブストーリーや、ゲーセンや麻雀などのプレイスポット、キャバクラの代わりに採用されたマッチングアプリなど、数多くの寄り道スポットが用意されている。
再びどん底へ落ちた「春日一番」が、再び有終の美を飾るまでの王道ストーリー
前作で二大極道組織「東城会」と「近江連合」の解散の手助けと、元都知事「青木凌」の野望を阻止して以降、主人公「春日一番」は異人町のハローワークで働きながら、元極道の社会復帰を手助けする活動をしていた。
しかしある日、登録者500万人を誇る有名な暴露系Vtuber「多々良チャンネル」にて、「春日一番」が元極道たちに、社会復帰とは名ばかりの、犯罪への加担を促している、というデマが拡散される。その結果、職場であったハローワークとの契約を打ち切られてしまう。
落ち込むのも束の間、横浜の極道組織「横浜星龍会」が、「春日」が社会復帰の手助けをしてきた人も含めた大勢の元極道を集め、何かを計画していることを聞く。真相を掴むべく星龍会の事務所に向かうと、そこで出会った若頭「海老名正孝」から、行き場をなくした元極道達へ新たな仕事場を提供していること、そして地方の極道組織を一気に解散させる「第二次大解散」を計画していることを聞かされる。
更にその後、極道時代の「春日」の兄貴分で、現在服役中のはずの「沢城丈」と出会い、自身の母親である「茜」が今もハワイで生きていることを聞かされる。余命幾ばくも無い彼女に元気な姿を見せるため、ハワイへ向かって欲しい、と頼まれた「春日」は、単身ハワイのホノルルシティへと向かう。
そうして訪れたハワイでの新たな人々との出会いと、「茜」を取り巻くトラブル、そして多々良チャンネルや星龍会の目論見に、またしても「春日」は巻き込まれていくこととなる。
◆このゲームの良い点
洗練されたストレスの無いコマンドRPG要素が面白い!
本作の戦闘は、前作の不満点の多くが改善され、非常に楽しい仕上がりになっていた。
前作の戦闘で一番の不満点は、集団戦への対応方法が限られていた点だった。特定のキャラしか範囲攻撃を持っていなかったため、集団戦が長期化しやすく、だるかった。しかし、本作では大半の攻撃に範囲判定があり、複数の敵をまとめて攻撃しやすくなっていた。
通常攻撃はデフォルトで後方への吹き飛ばし効果が付いている為、手軽に複数の敵へダメージを与えられる。また極技の多くが、扇状、直線状、円形状といった様々な攻撃範囲を有しており、より集団への攻撃バリエーションが増えた。
戦闘時は自分でキャラ移動ができるため、次に攻撃するキャラの配置を考えて動かしたり、なるべく効果的に敵全員を攻撃できるように移動させたりなど、シミュレーション要素がちゃんとしていたのも良い。
また、前作では、道中の持ち運び可能オブジェクトも、たまたま近くに無ければ拾えないし、近くにあってもキャラが勝手に動いて拾いそびれる、といったことが多く、「龍が如く」シリーズ強みのストリートファイト要素が、コマンドRPG化したことで薄まってしまっていたのだ。本作ではオブジェクト攻撃をしたければ、オブジェクト近くまで移動すればちゃんと拾って攻撃してくれるため、この部分の不快感も無い。
新たな攻撃技である「絆技」も、敵へ大ダメージを与えられ、最初から終盤まで使用でき、腐ることが無い。
往年の有名コマンドRPGと引けを取らない、いや、むしろ進化して追い越しているような出来で、すごく楽しめた。
やりごたえあり、楽しさありの超ボリューム!
2大コンテンツである「ドンドコ島」と「スジモンバトル」は、それ単体でもインディーズゲームとして販売できるほど作り込まれており、ボリュームもあった。筆者は両方ともクリアしたが、かかった時間はそれぞれ10時間以上、合計で25時間ほどだった。
「ドンドコ島」は、資材の工面や配置すべき施設の選定、観光客を満足させる施策、更には不法投棄されているゴミの撤去などを、1日という限られた時間でやりきる必要があり、計画的な動きが求められる。
「スジモンバトル」は、ボスを中心にスジモンのレベルが高く、かつ属性構成が作り込まれていて手強い。相手のスジモンの属性をもとに、メタとなるキャラを育てるのに加え、戦闘中のキャラ配置を状況に応じて変えたりなど、考えることが多い。
「エンディングノート」では、過去作の色んな場面を、街中を歩く中で思い出すし、過去作で出会ったサブキャラや主要キャラを、ボイス込みで交流することができる。過去作をやってきたプレイヤーからすると、「懐かしい〜」と思いながら、それこそ「エモい」感情になれることは間違いなかった。
一通り遊び切った後にも、「地下ダンジョン」という、入るたびに構造が変わるダンジョンを突き進み、最奥のボスを倒す、という最終やり込みゲームも搭載していたのもポイントが高い。
筆者は、サブクエやドンドコ島、スジモンバトル等の様々なやり込み要素を、合計7割ほどクリアした上でストーリークリアしたが、クリアまでに約65時間かかった。残りの要素をやり切ろうをすれば、100時間は遊べるボリュームの作品となっていた。
王道展開のストーリーは分かりやすく楽しめる!
本作のストーリーは、流れの理解に苦しむことはなく、設定崩壊しているような場面もない。全体通して「王道なストーリー展開」である。
また、伏線が控えめとは言ったが、全くひねりがないわけでは無い。「春日一番」の解雇原因となった「多々良チャンネル」の真相や、行方不明となっていた「茜」の行動と真犯人の目的など、「それぞれがどう繋がって、どう解決していくんだろう!?」というワクワク感は常に作られており、「早く続きが見たい!」という感覚を持ってゲームを進めることはできた。
確かに、前作と比べると、伏線の数は控えめだし、キャラの行動目的の描写も薄めだし、「絶望的な状況を打開する」という要素も薄い。筆者は本作のストーリーは結構楽しめたが、「前作レベルの背景描写で無いと満足できない」と言う人は、本作のストーリーは満足できない可能性があった。
ドラマのような映像美とフルボイス!
「龍が如く」シリーズは、芸能人の方々をフェイスキャプチャーとして取り込み、更に声優としても採用して、まるで本当にその芸能人が演技をしているかのような演出をするのが特徴だ。その中でも、本作で登場する芸能人の数は多い方だ。
前作に登場した
- 安田顕
- 堤真一
- 中井貴一
を始め、新たなキャラとして
- 井口理
- 長谷川博己
- 成田凌
といった方々がメインストーリーで登場。どれも実写相当のクオリティで登場しており、絶妙な表情変化、躍動感のある動きも重なって、まるで映画を見ているかのような感じだった。
メインストーリー以外にも、サブストーリーの各場面で有名人を起用しているのも面白い。誰が何人出ているのか、探ってみる楽しみもあった。
また、ゲームの会話の大半がフルボイスなのも驚いた。街中の何気ない会話も、キャラ同士の絆エピソードも、全てが音声込みだ。声優陣に配られた台本のサイズはとんでもなかったに違いない。芸能人同士の音声込みの会話を聞いていると、それこそ本当にドラマだ。
ゲームをしないでも、ムービーを見るだけでも非常に見応えのある面白い作品に仕上がっていると感じた。
広いフィールドでも移動が快適!ロードも速い!
本作で初登場するホノルルシティは、過去作のどのマップよりも広い。その分、普通の移動では、目的地への移動に時間がかかってしまう。
しかし、本作では「OKAサーファー」という電動キックボードが登場し、通常の移動よりも素早く移動できるようになった。派生作品「ロストジャッジメント」に登場してきたスケボーのようなものだ。更に、OKAサーファーに乗って目的地をセットし、自動モードをオンにすれば、勝手にキャラクターが目的地まで移動してくれるため、非常に楽だ。
もちろん、タクシー呼び出しによるファストトラベルも実装。細かい単位でファストトラベルポイントが設定されており、目的地までの移動もやりやすい。ファストトラベル時のロードも一瞬のため、待つ時間を感じないのも良かった。
◆このゲームの悪い点
桐生一馬の秘密や物語最後の描き方が微妙…
本作の登場人物「桐生一馬」は、世の中的には「亡くなった人」の為、「桐生一馬」として知人と会うことは許されていない。これを破ろうとすれば、監査役である「大道寺一派」によって、関係者が粛清されてしまう状況だ。
にも関わらず、結構色んな場面で「桐生一馬」が生きていることがバレる。なのに「大道寺一派」が対処に動いたりするような描写も大して無い。「そんなにバレていいんだったら、もっと色々自由にやればいいのに」と思ってしまい、死人となった彼の生き辛さへの納得が得られなかった。
また、末期がんに侵され、余命幾ばくも無い状況の「桐生一馬」に対し、彼の締めくくりを描くための「エンディングノート」が用意されていたはずだ。しかし、物語の最後の演出を見てしまうと…エンディングノートの演出って意味あったんだろうか…と感じてしまった。過去作に強い思い入れがある人は、これはこれで嬉しかったのかなぁ?
その他に、主要キャラ、特に敵キャラの内の何人かは、背景の深堀があまり行われず、あっさりと終わってしまった印象もある。一人一人のバックボーンをしっかり理解して没入したいタイプのプレイヤーは、このあたりに引っかかり、納得いかないまま終わってしまうのではないか、と感じた。
OKAサーファーに乗るとアクションが制限される…
移動に便利なOKAサーファーだが、これに乗ると、道中に落ちている武器素材やアイテムの回収、人との会話ができなくなってしまう。道中のアイテム拾いは、お金の少ない序盤にはかなりありがたく、積極的に拾っていきたいのに、それが拾えないのはかなり不便だった。
筆者は結局、移動の大半は、ただのダッシュで移動することが多く、あまりOKAサーファーを利用する機会が無かった。このポイントは残念だった。
過去作を知らないと面白さが半減…
前章である「龍が如く0」を加えれば、メインストーリーだけで実に8作品も存在する「龍が如く」シリーズ。更に、本作に出てくる「大道寺一派」周りのことを知る為には、「龍が如く7外伝」もプレイしておく必要がある。
そのため、実に9作品もの過去作をやってないと何のことだかわからないことが多い。
良い点に上げたストーリーの真逆を言うこととなるが、過去作をやってないと、本作のストーリーの半分も楽しむことができないと言い切れるため、本作からいきなりやろうとするのではなく、是非過去作をやってから、本作を遊んでほしい。
◆まとめ
戦闘システムを中心に、前作の不満点を改善させ、より遊びやすくなった印象である「龍が如く8」。プレイしてよかったと思えるゲームであったため、過去作プレイしている人なら、是非とも触ってみてほしい。
では!