今回は、「Call of Duty Vanguard」に登場する武器「PPSh-41」を触ってみた感想と、おすすめのアタッチメントをまとめてみた。
◆PPSh-41の使用感
至近距離特化型のSMG。敵のそばまで近付いて撃てば、大体の敵をすぐに倒すことができる。
だが、横ブレが非常に大きいため、ちょっとでも距離が離れると途端に弾が当たらず、思ったよりも撃ち勝てない。
この武器の得意距離は、SGの得意距離に毛が生えた位しか伸びない。爆発的な火力は魅力的ではあるものの、SGの方が一瞬で敵を倒せるので、イマイチこの武器を選ぶ必要が無い…
1発の威力は27で、キルに必要な弾数は4発。ファイアレートがかなり高く、TTKは約0.19秒と、標準性能からして驚異的な威力を持つ。
しかし、横ブレがかなり大きく、距離が離れていると思ったように弾が当たってくれない。また、そもそもの射程距離も12.7mと短いことから、必然的に至近距離まで近付いて戦うことを余儀なくされる。
似たような武器で「M1928」があるが、使った感じは「M1928」の方がまだ遠距離まで戦いやすい気がした。
威力を強化するマガジンアタッチメント「.30ロシアンショート 35ラウンドマガジン」を装備すると、3発キルが可能になり、TTKは約0.13秒まで上がる。更にファイアレートを上げるアタッチメント「リコイルブースター」や「エンプレス 140MM ラピッド」まで装備すれば約0.12秒と驚異的な数値となる。
だが、その分弱点の横ブレが更に目立つようになるため、実際にこの構築で戦えるかどうかは考えもの。
ファイアレートが高く、一瞬で弾薬が切れる割に、マガジンサイズが35発と少な目。マガジンサイズを71発まで増やすアタッチメント「7.62MMゴレンコ 71ラウンドマガジン」もあるが、その場合弾の威力を上げるアタッチメント「.30ロシアンショート 35ラウンドマガジン」が付けられないのが悩みどころだ。
アイアンサイトは全体的に開けていて見やすい。レベル1でも十分戦える。
◆おすすめアタッチメント
おすすめのアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)リコイルブースター
- (バレル)ZAC 300MM
- (サイト)単眼リフレクター
- (ストック)ZAC フォールド
- (アンダーバレル)M1941ハンドストップ
- (マガジン)7.62MMゴレンコ 71ラウンドマガジン
- (弾薬タイプ)亜音速弾
- (リアグリップ)ハッチグリップ
- (熟練度)フリート
- (キット)クイック
横ブレを抑えることを優先した構成。これである程度は狙った箇所に弾が飛ぶようになるため、多少距離が離れているような箇所にいる敵とも戦えるようになる。さらに赤点も消して裏取りしやすくした。
火力を大きく上げるマガジンアタッチメント「.30ロシアンショート 35ラウンドマガジン」は、横ブレがかなり酷くなった印象のため除外し、代わりにファイアレートを少しだけでも上昇させるべく、マズルを「リコイルブースター」にしてTTKを約0.01秒縮めた。
また、バレルを「ZAC 300MM」にしてブレを抑えるのに加えて射程距離を伸ばした。このアタッチメントによって減ってしまう移動速度は、熟練度「フリート」およびキット「クイック」を装備して帳消しした。
◆PPSh-41を使った立ち回り
弾のブレが激しく、かつ射程距離も短めなため、敵の近くまで近付く必要がある。よって、積極的にガンガン攻め込んでいく戦い方が必要。
ただし、本作のマップは全体的に開けている部分が多いため、本武器を使えるマップは必然的に限られてくる。「DUS HAUS」や「EAGLE'S NEST」など、近距離戦闘が頻繁に発生するマップ以外では、そもそも使用を控えたほうが無難だ。
◆まとめ
至近距離での瞬間火力の高さと引き換えに、激しいブレを持ってしまい、思ったより弾が当たってくれない「PPSh-41」。過去作の「CoD WW2」では最強格のSMGだったが、本作では使える場面がかなり限られ、イマイチ目立たない残念な武器となってしまった。
横ブレを制御できるスキルがあるなら、かなりの高火力を叩き出せる、近距離無双可能な武器ではあるため、どうしてもこの武器を使いたいなら、横ブレ制御の練習を欠かさないようにしてほしい。
では!