今回は、「Call of Duty Vanguard」に登場する武器「BAR」を触ってみた感想と、おすすめのアタッチメントをまとめてみた。
(本記事の情報は2021/11/26時点を元にしている)
◆BARの使用感
単発火力に全振りしたAR。ARというよりLMGの方がイメージ的に近い(「Battle Field 1」ではLMG枠だった)。
取り回しは非常に悪いため、前線にどんどん出ていく戦い方はできないが、拠点防衛や、味方と足を合わせて前線のフォローをしていくような立ち回り方では無類の強さを発揮する。
ただし、マガジンアタッチメント「50BMG 20ラウンドマガジン」が手に入るまではかなり弱い。そこまでレベル上げを頑張って欲しい。
1発の威力は40で3発キルが可能。ファイアレートが400RPMと低めなため、TTKは約0.3秒と標準的。1発でも外すとTTKが約0.45秒と極端に下がるため、3発きっちり当てきる必要がある。エイムに自信が無いとかなり扱い辛い。
また、マガジンサイズが20発しかないため、継続戦闘力の低さも懸念事項。かと言ってリロード速度も約2.9秒と決して早いわけではないのもネック。
さらに、エイム速度が0.315秒とARの中ではかなり遅く、遭遇戦にも弱い。よって、前線に出て近距離でバチバチ戦っていくことは難しい。
反面、反動は縦反動しかないといっていいほど落ち着いている。右スティックを下に倒すだけでまっすぐ弾を飛ばせるので、中遠距離戦ではかなり頼もしい。
この武器が真価を発揮するのは、マガジンアタッチメント「50BMG 20ラウンドマガジン」を装備した時。威力が1発67まで上がり、TTKは約0.17秒ととてつもない数値になる。1発外しても約0.33秒なので、敵が高エイムで反撃してこない限りは大体撃ち勝てる。更にバレル「リコイルブースター」を装備すれば、TTKは約0.16秒とより早くなる。「リコイルブースター」を付けても比較的反動は安定しているため、遠距離の敵とも十分戦える。
アイアンサイトは全体的に開けていて見やすい。レベル1の状態で使っても十分戦える。
◆おすすめアタッチメント
おすすめのアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)リコイルブースター
- (バレル)CGC 27 2B
- (サイト)MK3サンフィルター
- (ストック)CGC ワイヤー
- (アンダーバレル)M1941ハンドストップ
- (マガジン)50BMG 20ラウンドマガジン
- (弾薬タイプ)FMJ弾
- (リアグリップ)ファブリックグリップ
- (熟練度)ハードスコープ
- (キット)オンハンド
火力アップのアタッチメント「リコイルブースター」「50BMG 20ラウンドマガジン」は必須。反動をより抑えてしっかりと弾を当てられるように、反動制御系とエイム速度向上系を、お互い補完し合うように装備している。
もっと精度改善に振りたいなら、ストックあたりを変えても良いが、そうなると本当に動き回れなくなるので注意。
反面、エイム速度に全振りすると、反動が中々にひどいことになる。近距離で戦うならSMGなどの有力武器が他にも多くあるので、わざわざこの武器を採用する必要もない。このアタッチメント構成位が1番の落とし所だと思っている。
◆BARを使った立ち回り
元のエイム速度が低い関係上、火力をどれだけ上げても、どうしても遭遇戦には弱い。
- なるべく味方の前線の後ろに従う形で動く
- 強ポジを陣取り味方の護衛をメインにする
- 角を曲がる際はADSしたまま移動し、敵を見つけたらすぐ撃てるようにする
といった立ち回りを意識する必要がある。
また、護衛メインとなる以上、敵の拠点を率先して確保したり、裏取りして前線を崩したり、といったような、チームを勝利に導くための起点となる動きは取りづらい。ずっとこの武器1本で試合の頭から終わりまでやり通すのは、それなりなエイム力や立ち回り力が無いと難しいだろう。
オブジェクトモードでは、拠点確保まではSMG等の機動力が高い武器で戦い、拠点確保後にこの武器に持ち替え、防衛を図るようなやり方が、一番この武器の強みを活かせるだろう。
◆まとめ
とてつもない火力を持ったARである「BAR」。戦場を走り回るのが好きなプレイヤーには合わないが、防衛をメインとした立ち回りをしたいプレイヤーであれば、敵をバシバシと倒せて気持ちよくなれるだろう。
真価を発揮できるまで時間がかかるが、是非レベル上げをしてその強さを実感してほしい。
では!