今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅱ」に登場する武器「STB 556」を使い込んでみて感じた、本武器の特徴や感想をまとめてみた。
(本記事の情報は2023/1/22時点を元にしている)
※本作では具体的な武器数値が掲載されていないため、数値評価はざっくり値しか記載できない。主に筆者の使用感に頼った記載となることをご了承いただきたい。
◆STB 556の使用感
取り回し面の悪さ、ヘッドショットできない限り高くは無い火力、見辛いアイアンサイトなど、残念な性能が目につく武器。
エイム力がある人であれば、高ファイアレート&近距離3発の火力で薙ぎ倒していくことは可能であり、かつ高いファイアレートを活かし、多少弾が当たらなくてもリカバリしやすい面はあるため、そういう人から見れば強武器と感じる。ただ、安定性という面ではこの武器より優れている武器が揃っているため、エイム力に自信がある人以外は、わざわざこの武器を採用する必要性は薄い。
キルに必要な弾数は4発。ファイアレートは約730RPMで、TTKは約0.25秒と標準的。頭に2発、または胸に3発当てれば3発キルが可能で、TTKは約0.18秒と早いものの、非常に難しく現実的ではない。
また、射程距離は約28mとAR内では標準的な射程。それ以上に伸びるとヘッドショットしたとしても必要キル数が増えていき、最悪TTKが0.3秒を超えてくる。如何に有効射程距離内で、ヘッドショットを狙いながら戦えるか、が重要。
一応、高めのファイアレートにより、多少弾を外しても、次の弾がすぐ当たることからリカバリしやすい、という点はあるが、全体的には上級者向けの武器と言って間違いないだろう。
ヘッドショットが重要にも関わらず、反動は上に向かったり左右にブレたりと、非常に制御がし辛いのが難点。ますますTTK約0.18秒を狙うのは非現実的と言える。
マガジンサイズは30発。ファイアレートが高いためすぐにマガジンが切れやすい。ブルパップ方式のためリロード速度も少し遅めで、マガジンサイズを上げるのはほぼ必須だ。
エイム速度はARの中では標準から少々遅めくらいで、取り回し面も良くない。
更にアイアンサイトも非常に見辛く、サイトアタッチメントが必要なのも辛い。サイトを付けると、もともと遅いエイム速度が更に遅くなるのも残念な点だ。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)KOMODO ヘビー
- (サイト)モノクル CT90
- (ストック)BRUEN MX9ストック
- (マガジン)42ラウンドマガジン
- (リアグリップ)BRUEN Q900 グリップ
ARの得意分野である中距離性能は見捨て、近距離でガツガツ前に出ていくことを前提としたアタッチメント構成。
ストック、リアグリップにはエイム速度やダッシュ後射撃速度を上げるアタッチメントを装備。見辛いアイアンサイトから等倍サイトを付け、更に一気にマガジン切れしてしまうところを、マガジンアタッチメントを付けて42発まで拡張した。可能な限り横反動を落ち着かせるために、横反動を抑制するアタッチメントをマズルに付けている。
レベルを最大にすることで使用できる調整では、あらゆるアタッチメントにエイム速度やダッシュ後射撃速度を増加させるように設定し、走り回ってもすぐに敵を狙って撃ち始めるようにした。
中距離向けはかなり見捨てている。20mを超えるような敵とも戦えなくはないが、かなりの弾数を消費するうえ、TTKも長くなるため、そのような距離感での戦闘はあまりオススメはしない。
◆STB 556を使った立ち回り
反動制御の難易度が高く、射程距離も長いわけではないため、中遠距離を狙うような待ちプレイにはあまり向かない。これは反動制御や射程距離増加などのアタッチメントを付けても変わらなかった。
そのため、オススメに紹介したような、機動力を上げるアタッチメントを付け、「KASTOV-74U」のようにどんどんと前に出ていくような戦いをすると良いと感じた。
敵がいることが確実な場面では、タクティカルと組み合わせての飛び出し撃ち、いるかもしれないけどわからない場面では、ADSしながらのエイム状態で移動、と、ARと SMGの両方の戦い方を意識していきたいところだ。
◆まとめ
使いにくい性能が多く、上級者でなければオススメはできない武器である「STB 556」。
取り回し性能を上げるアタッチメントや調整を施してみて、試しに使ってみると、ひょっとすると「自分には使いやすいかも」という発見が得られるかもしれない。
では!