今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅱ」に登場する武器「556 ICARUS」を使い込んでみて感じた、本武器の特徴や感想をまとめてみた。
(本記事の情報は2023/4/16時点を元にしている)
※本作では具体的な武器数値が掲載されていないため、数値評価はざっくり値しか記載できない。主に筆者の使用感に頼った記載となることをご了承いただきたい。
◆556 ICARUSの使用感
始めは反動に慣れるのに少しクセがあるものの、反動形式に慣れてくると、狙った場所に対して的確に撃ち抜くことのできる、正確性に優れたLMG。M4系列に当たるLMGであるため、取り回しもLMGの中ではぼちぼち高いのも利点。ファイアレートが高めなのもの嬉しい。
ただ火力は微妙…射程距離が短く、かつ胸をちゃんと狙わないとTTKが上がらないため、比較的正確なエイム力が求められる武器でもある。
使いこなせるかどうかはプレイヤー自身のエイム力に引っ張られるところがあるため、総じて中級者向けの武器と言えるだろう。
約23mまでは3発キル可能で、ファイアレートは約750RPM。TTKは約0.17秒と高めの火力を出せる。ただし、胸以上に2発以上は当てないと3発キルできないため、実際にTTK約0.17秒を達成するのは中々難しいのが現実だ。
約23mという射程も、LMGにしては短い。この射程を超えると、胸以上に2発当てても4発キルで、TTKが約0.23秒となってしまうのも残念だ。
反動は初めは大きく上に跳ね、その後は右上に上がっていく反動。初めの上方向の反動制御さえできれば、後は左下にスティックを下げればいいだけなので、かなり反動制御はしやすい。
エイム速度はLMGの中では早め。と言っても、エイム速度を上げるアタッチメントを色々つけていかないと、遭遇戦で他武器に撃ち勝つのは難しいので、素の性能で前線を張るのは難しいところだ。
マガジンサイズは標準で60発。アタッチメントによって42発にしたり30発にしたりできる。30発マガジンにまで下げてしまうと、エイム速度がかなり早くなり、すごくARに近くなる。
アイアンサイトはM4シリーズ特有のリング形式の形状をしてり、非常に見やすい。もともと射程距離が短いこともあり、遠距離まで考慮した正確なエイムは不要なことから、サイトアタッチメントは不要と考えられる。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)FR クラウン50
- (サイト)SZ ローンウルフサイト
- (ストック)RAVEGE-8
- (アンダーバレル)FSS シャークフィン90
- (リアグリップ)XTEN グリップ
反動と機動力を均一に上げていき、あらゆる場面での柔軟な対応をしやすくした構成。
バレルで縦、および横の反動を改善させ、ストックとリアグリップでエイム速度などの機動力や補填した。またある程度距離の離れた敵との戦闘でも戦いやすくすることを目的に、サイトアタッチメントを付け、遠くの敵を狙いやすくしている。
武器レベルを最大にすることで使用できる調整では、エイム速度とエイム時の安定性を主軸に上げることで、取り回し面とADS時の狙いやすいさを改善している。
◆556 ICARUSを使った立ち回り
エイム速度を上げるようなアタッチメント構成にしていけば、ARのように、前線あたりまで出ていって、オブジェクト間を転々としながら、頭出しをして倒していく、いわゆるARの運用ができる。遠距離を狙うならリーンを使っていき、狙ったところに飛ぶようにしていきたい。
遠距離を待ち過ぎると、横ブレやTTKの低さからまともに撃ち合えないし、近寄り過ぎると機動力で負けてしまう。20mくらいの、正にARが得意とするような距離感を常に意識して立ち回っていきたい。
◆まとめ
LMGにも関わらず、比較的高めな機動力を持って戦場を走り回ることのできる武器である「556 ICARUS」。
AR化して使うなら純正ARを使った方が使いやすいし、LMGとして使うなら他の純正LMGの方が強力、と、全体的に不憫な性能をしている点は残念だが、「動けるLMGが欲しい!」と思っている人は、一度持ってみてもいいのではないだろうか。
では!