今回は、スマホゲーム「クラッシュ・ロワイヤル」で、デッキ構築をする際の考え方をまとめていきます。
数多くのカードが登場する本ゲーム、その数なんと全部で95種類!(2019年末時点)
今後のアプデ次第ではもっと増えてくると思います。しかし、どれだけカードの種類が増えようとも、デッキを組むときの基本的な考え方というものがあります。
一体どんな考え方なのか、早速見ていきましょう!
◆クラッシュ・ロワイヤルとは
スマホゲームの一つで、リアルタイムカードゲームと呼ばれるゲームです。最近はEスポーツとして国際大会も開かれるようなゲームになっています。
詳細な内容は以下リンク先の記事を参照ください。
◆デッキ構築時の基本的な考え方
このゲームに慣れないうちは、まずこの組み合わせで組むと安定します。
- ユニットカード:5枚
- じゅもんカード:2枚
- たてものカード:1枚
では、それぞれのカードをもっと詳細に見ていきましょう。
ユニットカードの組み合わせ
ユニットカード5枚は、以下の考え方で組むようにしましょう。
- 攻め役(タンク系):タワーしか狙わない、体力が高めのカード(ジャイアント、ホグライダーなど)
- 攻め役(マルチ系):タワーもユニットも攻撃する、攻撃力が高めのカード (ペッカ、プリンスなど)
- 補助役(遠距離系):遠距離からの攻撃が可能なカード (マスケット、槍ゴブリンなど)
- 防衛役(対地上系):地上を攻撃する敵ユニットを迎撃するカード (ナイト、ゴブリンなど)
- 防衛役(対空中系):空中から攻撃を仕掛ける敵ユニットを迎撃するカード (メガガーゴイル、コウモリなど)
このうち、補助役と防衛役カード2種の合計3つは、以下も含めて考えるようにしてください。
- ナイトやミニペッカのような「単体ユニット」、ゴブリンやスケルトンのような「複数体ユニット」をそれぞれ入れておく。
- バルキリーやベビードラゴンなど、「範囲攻撃ができるユニット」を、地上ユニット、または空中ユニットで最低1枚は入れる。
じゅもんカードの組み合わせ
じゅもんカード2枚は、以下の考え方で組むようにしましょう。
- 低コスト即起動:エリクサーコストが低く、すぐに効果を発揮できるカード (ザップ、矢の雨など)
- 中コストダメージ重視:エリクサーコストは中程度で、威力が高めのカード(ファイアーボール、ライトニングなど)
低コストカードは、相手タワーを攻める際、相手が防衛ユニットとして召喚する「スケルトン」や「ガーゴイル」などの群れカードをすぐに処理するために入れます。
中コストカードは、「ウィザード」や「マスケット」など、ユニット自体の体力は低いものの、相手にすると厄介なカードを削るために使用します。また、相手タワーの体力があと少し、という時の削り役としても使えます。
たてものカードの組み合わせ
たてものカードは単純です。近寄って来る敵を純粋に攻撃するカード (大砲、テスラなど)を1枚入れておきましょう。
カードの種類によっては、地上しか攻撃できないもの、範囲攻撃できるものなど種類があります。ここは、他7枚のカードが、対地上に優れているのか、対空中に優れているのか、で使うカードを決めると良いです。
空中も攻撃できるたてものカードの場合は、必然的に対地上のみのカードよりもエリクサーコストが高くなるので、注意してください。
なお、「小屋」と名のつくカードは、ゲームに慣れるまでは使わないことをオススメします。「小屋」カードは定期的にユニットを召喚し続けてくれる便利なカードではありますが、このカードを使う場合は専用のデッキ構築が必要になります。小屋自体の体力もそこまで高くはないので、防衛のみを目的として「小屋」カードを入れても、満足な効果は発揮できません。外しておくことをオススメします。
◆デッキ構築例
【その1】ジャイウィザードデッキ
ユニットは、「攻め役(タンク系)」としてジャイアントを置き、その後ろから「補助役(遠距離系)」としてウィザードを配置することで、ジャイアントにヘイトを集めながらも、後続ユニットのウィザードで削っていく、といった戦い方ができます。防衛では、「防衛役(対地上系)」としてスケルトンとバルキリー、「防衛役(対空中系)」としてメガガーゴイルを置き、どの敵が来ても戦えるようにしています。
じゅもんカードは、低コストカードとしてザップを入れ、ジャイアントを迎撃する群れユニットを一掃できるようにしています。ガーゴイルやゴブリンなど、ザップでは倒せない敵の場合は、攻撃時の補佐役であるウィザードで対抗します。
たてものカードは、空中を攻撃できるカードがそこまで多くないことから、テスラを置き、地上、空中両方とも戦えるようにしています。
【その2】バルーンコウモリデッキ
ユニットは、「攻め役(タンク系)」としてバルーンを使用します。また、「防衛役(対空中系)」にも「攻め役(マルチ系)」にもなるコウモリをバルーンの後ろにつけることで、バルーンに群がる敵をコウモリの攻撃で倒すようにします。「補助役(遠距離系)」としては長距離射程を持つマスケットを配置することで、バルーンやコウモリの処理に追われる敵ユニットを長距離から処理していきます。防衛では、「防衛役(対地上系)」としてボンバーとナイト、「防衛役(対空中系)」としてコウモリをいれています。
じゅもんカードは、低コストカードとして矢の雨を入れています。攻撃に転じる際、範囲攻撃ができるユニットカードが少ないデッキ構成のため、エリクサーコストはかさみますが、群れカードのほとんどを処理できる矢の雨を採用しています。
たてものカードは、空中を攻撃できるカードが比較的多いことから、低コストで召喚できるよう、大砲を入れるようにしています。
【その3】ジャイプリデッキ
ユニットは、「攻め役(タンク系)」としてジャイアントを使用します。「攻め役(マルチ系)」としてプリンスを入れ、ジャイアントに対処する相手の隙をつき、逆サイドタワーを狙うことで大ダメージを狙います。また、ジャイアントやプリンスに付ける「補助役(遠距離系)」としてウィザードを添え、両者が苦手とする群れカードへの対抗策としています。防衛では、ガーゴイルやアーチャーといった群れカードを配置し、防衛します。それでも防げないカードは、プリンスを防衛役に回して処理します。
じゅもんカードは、低コストカードとしてザップを、ダメージカードとしてポイズンを入れています。範囲攻撃の手段が乏しいデッキなので、その場に止まって継続してダメージを与えてくれるポイズンは、敵に群れカードを出させにくくするにはもってこいです。
たてものカードは墓石を採用しています。墓石は一応小屋カードに分類されるのですが、3エリクサーという低コストで召喚でき、かつかなり速いテンポでスケルトンを召喚できるため、小屋カードの中では防衛力がピカイチです。唯一、たてものカードとして使うにちょうど良いカードです。
◆まとめ
今回紹介したのはあくまで"平均的"なデッキ構築です。この考え方から派生したデッキはそれこそ星のようにあります。
ですが、応用に行くためにはまず基本ができていることが必要です。是非、ここで紹介したデッキ構築の考え方をベースに、このゲームの基本を身につけていってもらえればと思います。
気になったデッキなどがありましたら、別記事で紹介していきます。是非見てください!
では!