秋吉ブログ

20年以上にわたり様々なゲームをやりまくっている、ゲーム大好きな管理人「秋吉」が書くブログです。ゲーム情報を盛り沢山出していきます。ゲーム以外の情報も時々…

【The Last of Us Remastered】プレイした感想 ~荒廃した世界を生き抜く2人の壮大な冒険を描いた名作~

今回は、「The Last of Us Remastered」をプレイした感想と、このゲームの良い点、悪い点をまとめていこう。

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PS3時代に発売され、当時から絶大な人気を誇っていた作品をHD化したリマスター版である本作。「PS4で絶対に遊ぶべき作品とは?」というお題の中で必ずと言っていいほど上がる、超有名作品である。

そんな、所謂「神ゲー」に当たる本作を、筆者はまだ購入したことが無かった…これを機に購入!実際に購入し、エンディングとエンドコンテンツをある程度プレイしてみたため、感想と、感じた良い点、悪い点をまとめていく。 

 

 

◆個人的感想

総評

あなたが主人公「ジョエル」と同じ立場だったらどうするか…1本の大きな映画を見ているような、非常に考えさせられるストーリーだった。ゲームシステム面も良くできており、とても元がPS3のゲームとは思えない。映像もHD化されたことで昨今発売のゲームと大差なく、さらにらフルボイスで感情移入もできるため、買って損は無い、非常に良くできた作品だった。

ただ、リマスターされたにも関わらずちょくちょくバグが…ゲーム性自体を壊してしまうほどではないが、若干解せない部分もあったのが残念だった。そこにさえ目をつむれば、まさに「神ゲー」の名にふさわしい作品であるといえるだろう。

  

◆このゲームの特徴

荒廃した世界を探索するサバイバルシューティングRPG

本作は、ゾンビゲームには良くあるサバイバルシューティングゲームである。全体的なイメージは、「バイオハザード」の世界観をベースに、「サイコブレイク」のシステムを乗っけて、「ウォーキングデッド」のストーリーを展開するような作品、といえば伝わるだろうか。

舞台となるアメリカ大陸では、謎の寄生菌の蔓延により文明が崩壊した、まさに終末とも呼べる状態となっている。この世界では、生き延びた人間達がそれぞれの地域でグループを作り、荒廃した建物から物資を漁ったり、狩りをしたりして暮らしている。法律という概念はなく、皆武装し、身の危険を感じたら速攻撃しあうような、非常に殺伐とした世界となっている。

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ビルは崩壊し、隙間から木々が伸びている…謎の寄生菌の蔓延で荒廃した世界では、多くの人間が自分たちの命を守ることのみを目的に生活している

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電気は通っていないので、建物の中はもちろん真っ暗。このような場所では寄生菌に侵された感染者がうようよしている

 

クラフト、改造、身体強化で戦況を切り開く

荒廃した世界では、医療キットやナイフ、爆弾などのアイテムがそのまま落ちていることはない。あちこちに散らばる材料をかき集め、自分でクラフトしていく必要がある。もちろん素材にも限りがあるので、大量生産は不可能。必要な時に、必要なアイテムをその場で作成して状況を切り抜けていくため、まさに「その場を生き抜く」ことが追及された作品となっている。

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道中で手に入れた材料を消費して、必要なアイテムをその場でクラフトしていく

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身体能力も、専用のポイントを消費して強化していく。どれを優先的に強化するかによって、攻略難易度が変わってくる

 

戦闘はステルス中心で難易度は高め

私は難易度「上級」で挑んだが、手に入る弾薬の数が非常に少なく、銃をバンバン撃って倒していくことはとても不可能だった。そのかわり、敵の背後から攻撃すれば、1発で敵を倒せるステルスキルが可能。なので、戦闘は基本的にステルス中心になる。もし敵にバレても、レンガやビンなどの投擲物を当てれば怯んでくれるため、強制的に1発キルまで持っていくことが可能だ。

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感染者も人間も、大体の敵は背後から掴んでテイクダウンが可能だ。弾薬も使わず、音も立てないので、基本的にはこの戦闘方法で進むことになる

ステルス中心となると必然的に戦闘難易度は上がるが、それをサポートするシステムとして、「聞き耳」というものが存在する。R1を長押しすると、プレイヤーの周囲に存在する敵が白くハイライトされる。この「聞き耳」を使って敵の死角へ回り込み、1人づつ確実に倒していくのがメインの戦いとなる。

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「聞き耳」を使えば、周囲にいる敵が白くハイライトされる。どこに敵が何人いて、どの方向を見ているのか、ちゃんと確認しながら進行方向を決めていく

敵に気付かれれば、正面戦闘となる。対戦相手が感染者なのか、人間なのかによって、戦闘のスタイルが変わる。相手が感染者なら、まっすぐこちら目掛けて襲ってくるため、攻撃は当てやすい。ただし、移動スピードはかなり速く、耐久力もあるため、近付く前に倒しきらないと、一気に袋叩きにされてしまう恐ろしさがある。ショットガンがあるかないかで、攻略のし易さが大きく変わる。相手が人間なら、遮蔽物を使用して身を隠しながら移動し、近接武器や銃器を用いてチクチクとダメージを与えてくる。ヒットボックスが感染者より小さいため、ライフルやハンドガンで的確にヘッドショットしていく技術が求められる。 

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感染者はまっすぐこちら目掛けて突進し、攻撃を仕掛けてくる。動きは単調だが素早く、何より硬い。中には捕まっただけでゲームオーバーになる敵もいる

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人間は基本的に銃器を持ち、遮蔽物に隠れながらこちらを狙う。物語後半になるほど装甲が厚くなり、敵の人数も増えるので、なんだかんだで厄介なのは感染者より人間だ

 

ジョエルとエリーの1年にわたる冒険の物語

本作は、中年男性であるジョエルと、14歳の少女エリーの2人を中心に、1年に渡る旅を追ったストーリーが描かれる。

ジョエルは、一人娘の娘「サラ」と、ジョエルの弟である「トミー」と共に、平凡な生活を送っていた。そんなある日の真夜中、家のすぐそばで火災が発生すると同時に、周囲で悲鳴が聞こえ始める…なんと、周囲には正気を失い、人に襲いかかる怪物となった人間がウロウロしていた。「サラ」「トミー」と共に必死に町からの脱出を試みるが、騒動の鎮圧に来た兵士により、感染者と疑われ銃撃を喰らい、「サラ」が犠牲となってしまう…

その悲劇から20年あまり。世界は軍隊により完全に統制され、それに反抗する組織「ファイアフライ」と軍の対立が頻繁に起こり、更には無数にはびこる感染者たちにおびえながら暮らすようになっていた。すっかり中年男性となった「ジョエル」は、違法すれすれの武器商人まがいなことをやりながら生計を立てる日々を過ごしていた。

そんなある日、ひょんなことから、「ファイアフライ」のリーダーより、大量の武器を差し出すことを見返りに、ちょうど「サラ」と同い年くらいの少女「エリー」を目的地まで搬送してほしいという依頼を受ける。どうやら「エリー」は何か重要な役目を担っている存在であるとのこと。初めは渋っていた「ジョエル」だったが、「エリー」と共に様々な危機を乗り越え、目的地へと旅を続けていく。

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始めは見ず知らずの2人であったジョエルとエリー。1年にわたる旅を経て、二人の絆が深まっていく…

 

◆このゲームの良い点

ストーリーが良い!考えさせられるストーリー!

本作の評価点で真っ先に上がるのがストーリーの良さ。本作のような「荒廃世界を生き抜く物語」というのは、大体主人公がいい人キャラであることが多いが、本作の主人公「ジョエル」はただの娘を亡くした一般人。世界を良くしたい、変えていきたいなどという大それたことは考えておらず、「自分がこの荒廃世界をどう生き抜くか」のみを考えた、ある意味人間臭いキャラなのである。だからこそ、ストーリーで描かれる「ジョエル」の心情の変化に妙に引き込まれる。

初めはお互い信用していなかった「ジョエル」と「エリー」。しかしいくつもの危機を2人の力で乗り越え、徐々に揺るぎない絆を作り、最後には…自分が同じような立場だったら、もっと正義の味方のような動きができただろうか…と、しんみりした気分になること間違い無しだ。ここは是非プレイして、自分で体感してほしい。

 

戦闘がシンプルながらも奥深い!アクションゲームに苦手な人でも大丈夫!

戦闘にはあまり難しいコマンドは必要なく、アクションゲームにある程度慣れている人であれば、問題なく操作に慣れることができた。敵を倒す手段も、近付いてステルスキル、おびき寄せて爆破、弓矢で遠距離から静かにキル等、いろんな手段が用意されている。ステルスに失敗し、相手と正面戦闘せざるを得ない状態になったとしても、敵にレンガや空き瓶をぶつけることで強制的に怯ませ、そのまま1発ダウンまで持っていけたり…「ばれたらドンパチするしかない」というわけではない点も、戦闘のバリエーションが増えて楽しかった。

また、戦うのは何も主人公「ジョエル」だけではない。一緒に行動する「エリー」も、時折敵に攻撃してひるませたり、そのまま倒したりしてくれる。「一緒に戦っている!」という感覚を大きく感じることができ、ますます「エリー」への感情移入が捗ることだろう。

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主人公がピンチの時も、時々エリーが助けてくれる。なんと心強い14歳だこと…

個人的に画期的だと感じたのが、人間の敵を怯ませると、そのまま拘束して自らの盾としながら、片手でハンドガンを撃てるところ。人間を相手にする場合、囲まれると四方八方から銃で撃たれ、大ピンチになりやすい本作で、この「ある意味人質」システムは危機的状況を打破できるありがたいシステムであると感じた。

 

「いや、私はアクションゲームは非常に苦手なんです…」という人でも、このゲームには難易度設定が用意されており、最も優しい難易度で進めれば、たいして敵から受けるダメージも無いため、アクションゲームが苦手な人でも問題なくゲームクリアできるようになっている。「難しそうだな…」と嫌煙している人でも安心してプレイしてみてほしい。

 

長編のメインストーリー、追加ストーリー、マルチプレイとボリュームは十分!

メインストーリーはクリアまでで約20時間前後となかなかのボリューム。これだけでも十分値段相当の価値があるが、それ以外も2つの追加コンテンツが用意されている。

1つ目は、「エリー」にフィーチャーした追加ストーリーである「The Last of Us LEFT BRHIND」。「エリー」の過去を知ることのできるこの追加ストーリーは、大体4時間ほどのボリュームがある。無料でプレイできる追加ストーリーとしては十分だろう。

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「エリー」に着目した追加ストーリー The Last of Us LEFT BRHIND

2つ目はマルチプレイ。4人対4人のPVPゲームを楽しむことができる。ストーリーモードで使用したクラフトや聞き耳を使用し、アイテムの作成や索敵を行う。他のPVPシューティングゲームとは一味違ったルールとなっており、これはこれで残心で楽しい。さすがにかなり前に発売されたゲームであるため、どのゲームモードも即座にマッチングする!というわけではないが、2021年6月時点で意外とまだ人がいたので、今からプレイしても遅くはないだろう。

なお、マルチプレイをする場合はオンライン接続が必要なので、オンライン環境を持っていない人はプレイできない点は注意。

 

映像は美麗!ロードはほぼ無し!快適にプレイ可能!

リマスター版では映像をすべて構築しなおし、ムービーシーンでも、操作シーンでも、非常に美麗なグラフィックを眺めながらゲームをプレイできる。更にロードもほぼ無く、ゲームを立ち上げた時や、ムービーシーンへ切り替わる時、ゲームオーバーになってやり直しになった時も、数秒のロードを挟むだけで再度ゲームプレイが可能なストレスフルな点は非常に良かった。 

 

◆このゲームの悪い点

索敵や近接攻撃の判定にバグがある…

このゲームは、弾がほとんど手に入らないことや、囲まれると状況を打破するのが難しいことから、どうしても索敵して敵を捜し、近接攻撃で静かに敵を倒していく動きがメインになってくる。しかし、そんな重要要素である「索敵」と「近接攻撃」にバグがあるのが残念だった。

本作の「索敵」手法は、「聞き耳」という、周囲にいる敵を白く強調表示させるスキルを使うことが大半である。この「聞き耳」による強調表示が時折効かなくなり、すぐそばにいるはずの敵が全く表示されなくなることがある。「敵がいないだろう」と思って通路を通ると、すぐそばに敵がいて途端にバレてしまう、ということが何度かあったのが非常に残念だった。

また、近付いてステルスキルを決めようとすると、なぜかステルスキル判定が発生せず、そのまま敵にバレてしまう、といったこともちらほら…高難易度になるほど敵からの1発が痛くなるので、なるべくバレないように進めたいところなのに…このバグは中々解せなかった。

 

1本道なので自由度はほぼ無い…

昨今のゲームは、オープンワールドや豊富なサイドクエスト等、メインストーリーとは別に様々な追加要素が設けられているものが多い。しかし、本作はそのようなものは無い。用意された1本道のストーリーを、戻ることなくひたすら進んでいく。一応、おまけの要素として、ファイヤフライのタグや、漫画本の収集をする要素は存在するが、それをサブクエストというかというと…微妙なところだ。

「ゲームには自由度が欲しい」というプレイヤーには、本作は合わないと感じるだろう。

 

 

 

◆まとめ

濃厚なストーリーで描かれる本作。ゲームシステム面、ストーリー面、グラフィック面、どの方向でも非常によくできた作品である。これはやらないほうがもったいない!最近ではPLAYSTATION HITSの作品にもなっており、値段も安くなっているため、まだやったことが無い人は是非やってみることをオススメする。

 

では! 

 

【PS4】The Last of Us Remastered PlayStation Hits 【CEROレーティング「Z」】

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