今回は、「Ghostwire Tokyo」をプレイした感想と、このゲームの良い点、悪い点をまとめていこう。
(本記事は2024/1/8時点の情報をもとにしている)
2022/3/25にリリースされた「Ghostwire Tokyo」。数あるゲームの中でも数少ない「現代の渋谷の街が舞台のオープンワールドゲーム」ということで、日本人にとっては発表当時から注目の的であった作品だった。
筆者は発売から約2年近い時間が経った上で本作をプレイ。DLC要素まで遊んでみたため、このゲームの感想をまとめていきたい。
◆個人的感想
総評
加点方式なら凡ゲー前後、減点方式なら良ゲー前後、といった感じで、評価の仕方によって、良ゲーにも凡ゲーにもなる印象。良い点も悪い点も、どちらも突出した部分がなく、かといってFPSのオープンワールドゲームなので、誰でもできる簡単さがある訳でもない。
唯一、渋谷の街並みの再現や、日本の妖怪をゲーム内に落とし込む表現の高さだけは、非常に良いと感じられた。
筆者的には…セールで安くなっている時に買えば、十分楽しんでやれる作品、と言った印象だった。
どんな人にオススメ?
- 探索、収集、散歩系のゲームが好き
- 日本が舞台のゲームがやりたい
- 比較的コンパクトで手軽なボリュームのゲームがやりたい
という人にはオススメできる。逆に、
- ボリュームの多いゲームがやりたい
- 様々なフィールドを駆け巡り、思い思いのプレイングがしたい
- 過去作の多くのオープンワールドゲームをやってきてちょっと飽き気味
という人には、あまりおすすめはできないと感じた。
◆このゲームの特徴
人の消えた渋谷を舞台にしたオープンワールドゲーム
本作のゲームジャンルは「オープンワールドゲーム」に該当する。これは、ダンジョンや街に入るたびにロードを挟んでフィールドが切り替わるのではなく、シームレスに繋がった広大なフィールドを、プレイヤーの好きなように、縦横無尽に動き回れるゲームジャンルである。
オープンワールドゲームの大きな特徴は、プレイヤーの行きたいところに自由に移動できる点だ。また、メインストーリー以外にも、世界観や登場人物をより深く知ることのできるサイドクエストがあるのも特徴。これらは攻略順序というものはなく、プレイヤーのやりたいように攻略することができる。
本作のオープンワールドの舞台は、現実の東京「渋谷」である。渋谷センター街やスクランブル交差点、ハチ公前のロータリーなど、「渋谷と言えばまさにここ!」という場面が、非常に緻密に作られている。
プレイヤーは、この緻密に作られた渋谷の街並みを、一人称視点で、自分に冒険することができる。
「ホラーアクション」に該当する作品のため、基本的に夜の世界しかなく、暗い中を進み続けるような、ただのオープンワールドではない探検要素が入っている。
マップの各地では、日本の妖怪を模した敵が闊歩しており、こちらを見つけると襲い掛かってくる。正面から攻撃を仕掛けて全員倒していくもよし、敵に気付かれずに1体ずつ消していくステルスプレイをするもよし、「今は勝てない」と判断して逃げるもよし、プレイヤーの好きに戦いを挑むことができる。
エーテルショット、弓矢、御札を使い分けるアクション
今作のバトルシステムは、陰陽術を駆使したエーテルショットや、弓矢による遠距離攻撃、御札によるサポート技を駆使したアクションが展開される。
メイン攻撃手段であるエーテルショットは、
- 火力は低いが素早い連続射撃が可能で、クセの少ない「風」
- 使用可能弾数は限られるものの、高火力、広範囲技が出せる「火」
- 近距離特化型で、複数の敵を撒き込み、貫通性能まで保持する「水」
の3つの技を切り替えて戦う。各属性とも、使える段数には限りがあり、無駄玉をなるべく使うことなく、場面場面で最も最適といえる技に切り替えて戦う必要がある。
敵に一定のダメージを与えると、核となる「コア」が露出し、一定時間行動不能となる。この状態でコアの引き抜きをすれば、敵を倒すことができる。
弓矢は遠距離から敵を倒すことに特化した武器。弓を引き絞ることで、高火力での攻撃が可能となり、敵の頭目掛けて矢を放てば大ダメージを与えられる。射撃時の音も出ないため、ステルスプレイにも重宝する。
御札は様々な効果を発揮するものが複数種類用意されている。敵に囲まれれば「麻痺札」を使用して敵を麻痺させて行動不能にしたり、敵に気付かれそうになったら「繁盛陣札」を使用して周囲に草を発生させて体を隠したりなど、場面場面に応じて最適な札を駆使して戦闘を有利に運んでいくこととなる。
街にはびこる幽霊を助けるサイドミッションや、数多くの収集要素
オープンワールドの特徴としてあるのが、世界各地で受領できるサイドミッションだ。本作でももちろん用意されている。
マップの各所で、悩みを抱えた霊体がプレイヤーによる助けを待っている。彼らと話をすることでサイドクエストを受領できる。サイドミッションには、アイテムを集めてきたり、敵を殲滅したりなど、いくつか種類が存在する。
依頼内容を達成すれば、露店で使用できるお金や、後述する幽霊収集などを行うことができる。
サイドミッション以外にも、渋谷の街の各地には様々な収集要素が配置されている。エーテルショットの保持弾数上限を増やせる「地蔵」や、渋谷の各地で露天を開いている猫又が欲しがってる「収集品」、渋谷の各地で徘徊している幽霊を集める「幽霊収集」などがその代表だ。
各アイテムは渋谷の街中に配置されている。これらを探索して集めていくことも、本作のコンテンツの一つとなっている。
スキルポイントや数珠による育成要素
オープンワールドアクションゲームではよく見られるスキルツリーによる育成システムが、本作にも採用されている。
敵を倒したり、サイドミッションを攻略していくと経験値を獲得し、一定数溜めることでレベルアップする。体力の最大値増加に加え、スキルポイントを入手できる。このスキルポイントを、スキルツリー上でプレイヤーの好きに消費することで、様々な追加アクションや能力の拡張を行うことができる。
また、マップを探索していく中で、「数珠」というアイテムを入手できる。「数珠」には種類ごとに風属性攻撃力強化や弓矢の火力強化など、いくつかの効果が用意されている。自分が使いたい「数珠」を選び、装備していくことで、様々なバフ効果を持った上での快適なプレイができるようになっていく。
ローグライク性を導入したやり込みアクションモード「蜘蛛の糸」
DLCで追加された、本編とは異なるアクション特化のモード。「ローグライク」と言われるゲーム性をしている。
ステージは全部で30階層用意されており、ゲーム開始時は必ず第1階層からとなる。各階層は小さなステージで区切られており、敵の殲滅や周囲の浄化など、階層ごとに異なる目標が提示される。目標を達成すると出口が現れるため、そこに到着し、次の階層へと進んでいくこととなる。
どこかの階層で体力が尽きると、保持しているお金やアイテムを全ロストし、また第1階層からやり直しとなる。同じ階層でも、出てくる敵や目標内容、マップ構造が必ず同じではなく、入るたびに内容が変わっていく。
本ゲームモードはメインストーリーとは切り離されて作られており、キャラの育成も1からやることとなる。また、キャラの育成も装備品集めも、全てお金が必要となる。お金はマップ内で入手したり、拠点に持ち帰ったアイテムを売ったりすることで入手できる。
「ジョブカタログ」というミッションを達成すると、体力が尽きて第一階層からやり直しになったとしても、ある程度のお金やアイテムを持った状態で開始できるようになる。また、一度解放したキャラの能力も、第1階層からとなっても解放されたままである。何度やり直しになったとしても、やればやるだけ、どんどんと強くなった状態で再びゲームに挑めるようになるのだ。
妹の救助と、般若の男の野望を阻止すべく動くストーリー
本作の主人公は、両親を失い、唯一の肉親である妹すらも、火事によって意識不明の重体に陥ってしまった、非常に不幸な境遇となっている青年「伊月 暁人」だ。
妹が入院する渋谷の病院に向かう道中、交通事故にあった「暁人」は、正に命果てるギリギリのところで、たまたま渋谷のスクランブル交差点で憑依対象となる人間を探していた幽霊である「KK」に憑依されることで一命を取り戻す。それと同時に、渋谷の街に原因不明の霧が蔓延しはじめ、霧に飲まれた人々は途端に消滅、更には見たことの無い妖怪が姿を現し、見知った渋谷とは全く異なる姿へと変わってしまう。
途方にくれる「暁人」だが、急にスクランブル交差点にある巨大ディスプレイに般若の仮面を被った謎の人物が移り、何やら不可解なことをしゃべり始める。「暁人」に乗り移った「KK」の目的は、この般若を倒すことだそう。また、「暁人」の妹である「麻里」は、謎の般若により連れ去られてしまう。
「暁人」は妹を救うため、「KK」は般若の男を倒すため、人がいなくなり、妖怪が闊歩する不気味な渋谷を舞台に、正に「一心同体」となった2人の冒険が始まる。
◆このゲームの良い点
育成後の戦闘の快適性は気持ちいい!
スキルで様々なアクションの性能を上げ、数珠を装備して火力を上げて、という育成をやった上で戦う戦闘はかなり気持ち良く、爽快感があった。
高火力かつ広範囲で敵を一気に吹き飛ばせる火属性攻撃や、射程は短いが近距離火力が高く、貫通性能まで持っている水属性攻撃は、複数の敵を一気に攻撃してダウンさせたり、複数の敵の核をまとめて引き抜いて倒したりできる。エーテルショット以外にも、札で敵を拘束してそのまま即浄したり、遠距離から弓矢でヘッドジョットを狙って一体ずつ減らしていったりと、様々な戦闘パターンが用意されており、それぞれを駆使すれば、無双ゲームのような「俺つえー」感を味わうことができた。
ただ、育成が完了してない状態では、こちらの火力も低く、チャージ技の溜め時間が遅く、敵のコアを引き抜くのにも時間がかかり、その間に敵に攻撃されると中断してしまうなど、イラッとする場面がちょいちょいあった。
- まずチャージ技の溜め時間を減らす
- 即浄のバリエーションを増やす
- コア引き抜きにかかる時間を減らす
という順に育成をやっただけでも、大分戦いやすさが改善した。ここまでくると、前述の爽快なプレイがやりやすく、非常に気持ちよかった。
渋谷の街や妖怪のビジュアルは凄く良い!
現代の渋谷を再現の再現度はかなり高く、非常に驚かされる。店舗名が違ったり、配置されている施設内容そのものが現実とは違ってたりと、「完全再現」とまではいかないものの、街のレイアウトはそっくりそのまま作り込まれており、現実の渋谷で本当に事件が起こったのか?と錯覚させるような凄みがある。
また、本作の敵は一旦木綿、ぬりかべ、河童など、日本の妖怪をベースにしたようなキャラが登場するが、この妖怪達の再現も高い。実際に現代日本に妖怪が現れたら、こんな感じなんだろうな…とすんなり受け入れられる。
妖怪だけでなく、「トイレの花子さん」「口裂け女」など、怪談関連に出てくるキャラもいる。中にはかなり不気味な見た目の敵もおり、往々にしてそういう敵はかなり強いため、街中でばったりでくわした時は一気に緊張感が増した。
探索しやすいマップやファストトラベル要素!
オープンワールドのゲームは、やたら広く移動が大変、といった印象を抱きがちだが、本作は非常に探索しやすい構造になっており、移動面にストレスを感じることはあまり無かった。
まず、ファストトラベルポイントの数が非常に多い点が嬉しい。ファストトラベルがあっても、そこから更に歩かないと目的地まで付かないオープンワールドゲームが多い中、本作はファストトラベルポイントを開放すれば、目的地のそばまで移動できる場面が多く、「また歩かなきゃ…」といった感覚になりにくい。ファストトラベル時にかかるロード時間も4、5秒程であり、特に気になるほどではないのもよかった。
次に、マップ全体がコンパクトなつくりになっている点も嬉しかった。無駄に広い草原や砂漠があるようなゲームではなく、立ち並ぶビル群の間を縫っていくようなマップ構造のため、今いる地点から目的地に行くまでの距離がそこまで長くない。更に、建物の屋上まで行けば、建物間を飛び回りながら目的地までいくことができるようになり、なおさら移動が快適になった。
「代わり映えしないビル群が続くのが嫌」という人もいるだろうが、移動の快適性の方を重視する筆者としては、本作の移動はストレスなくやれて快適だった。
「暁人」と「KK」の絆が深まっていくストーリーが良い
本作のストーリーは、全体通して見れば普通レベルだ。ただ、「暁人」と、彼に乗り移った「KK」との絆が深まり、最後まで協力する流れは非常によかった。
人の身体に許可無く入り込み、体を奪おうとする「KK」と、それに巻き込まれている「暁人」は、初めはお互いをののしり合うだけの間柄。お互いがお互いの目的のためだけに動こうとし、時には味方とは思えない脅迫をするような場面もみられる。
しかし、謎の般若の男に罠にかけられ、ピンチに陥ってしまうと、実はお互いが必要な存在であることに気付かされてくる。それ以降は、二人の掛け合いに長年の付き合いの友達のような掛け合いが見られ、信用しあっていることがわかる。
ストーリーの終盤で、自信を失う「暁人」を「KK」が励まし、戦いの場に改めて身を乗り出していく姿は、心打たれるものがあった。
◆このゲームの悪い点
サイドミッションに深みや面白みがない…
本作は人が消えた渋谷が舞台のため、主人公以外に生きた人間はいない。周りにいるのは半透明の霊体だけだ。霊体の為ほぼ姿が見えず、声だけで相手が男か女か子供か大人か、を把握するしかない。
そんな仕様のため、クエストを受けて実行しても特に感情移入できず、ただ淡々と依頼をこなしていくのみの作業となってしまっていた。
また、本作のキーキャラクターが「KK」を含めて3人おり、彼らからもサイドクエストを受け取ることができる。しかし、キーキャラクターはいずれも声だけの存在であり、目の前に現れて主人公と会話したり、何かムービー上でアクションしたり、といった動作がないため、これまた感情移入できようがない。
オープンワールドのサイドクエストというと、舞台となった世界や、登場人物に対してのより深い理解や感情移入することが多いが、本作では一切無いため、色んなオープンワールドゲームをやってきた筆者からすると、あまりに淡白な印象だった。
メインボリュームは少な目…やり込みの多くが収集系のみ…
筆者はサイドミッションやアイテム収集を30%〜40%ほどの消化状況でラスボスに挑み、ゲームクリアした時間は約17時間と短かった。
本作のやり込み要素と言えば、サイドミッションの消化と、街中のどこかに転がってる収集品や幽霊の収集、地蔵発見などの収集系ばかり。アイテム集めを淡々としていくのが好きなのであれば、値段に見合ったボリュームを楽しめるが、収集よりもアクション性を大事にしたい、という筆者みたいなプレイヤーでは、かなりボリューム不足を感じてしまうはずだ。
ただ、DLCで追加された「蜘蛛の糸」は別だ。アクション要素に全振りしたゲーム性で、ゲームオーバーになったら始めからやり直し、というローグライク的な要素があるため、かなりやりごたえがあり、これだけで10時間は遊ぶことができた。
ホラーゲームのはずが対して怖くない…
本作は「ホラーアクション」のジャンルなのだが、その割には対して怖くはない。同じ制作会社が監修した「サイコブレイク」は、非常に不気味で、前に進むのも怖くなるような「ザ・ホラー」な作りをしていたのに、本作は全くだ。所々、薄暗い通路や、時空が歪んだ不気味空間を進んでいく場面が現れるが、主人公と相方「KK」が常に会話して状況説明を淡々としてくれるため、その段階で怖さが緩んでしまう。ところどころ、怖い演出も用意されているが、プレイヤーを驚かせる場面も一切ないため、怖い演出も結局何だったのか…?といった疑問が浮かぶ。
裏を返せば、「ホラーゲームがめちゃくちゃ苦手な人でも比較的安心してプレイできる」ということではあるが、「サイコブレイク」のようなホラー感を意識して本作を購入した筆者からすると、肩透かし感があり、残念だった。
ただし、DLCで追加された「学校」は別だ。「学校」で行われるクエストはしっかり「ホラー」しており、中々びっくりするものが多かった。こんなテイストがメインストーリー中にも出てきてくれればなぁ…
戦闘、探索等の自由度はそこまで高くない…
オープンワールド作品の良さと言えば、敵地に攻め込む際に、どこから入るか、どうやって攻撃するか、等、様々な攻略方法を試せるところだろう。また、ゲーム開始時からマップの端まで行ってみる、といった探索の自由度がある点も魅力な点だ。しかし、本作ではこのあたりの自由度が低いのだ。
街中にいる敵は、狭いエリアに数体が配置されているのみのため、攻め方を考えるよりも、正面から戦って殲滅したほうが手っ取り早い。一応、ステルスキル要素もあるが、直後に近くの敵に位置バレしてしまったり、強敵相手だとそもそもステルスキルが決まらない場面があったりするため、ステルスキルによる恩恵を受けにくいのも残念だ。ミッション中に屋内や異世界に入る場面があるが、その時は敵がすでに待ち構えていて正面戦闘するだけなので、これでは最早ただのアクションゲームと同じである。
探索面では、渋谷の街中に立ち入り不可能な霧が立ち込めているため、ゲーム開始時に動ける範囲には制限がある。各地に点在している「鳥居」でお祓いをすれば、周囲の霧を除去し、探索範囲が増えるものの、鳥居の場所はストーリーが進む中で徐々に明確化されていくため、ゲーム側の都合に合わせて探索範囲が広がっていく点は否めない。
「オープンワールド=広い渋谷の街を舞台にすること」と、制作者側が少し勘違いをしているような印象を持ってしまう程の自由度の低さだったため、この点はもう少し何とかなったのではないか、と感じた。
キャラグラフィックは悪め、フレームレートも低そう…
渋谷の街並みや妖怪のグラフィックには力を入れている本作だが、反面、キャラグラフィックは少し残念な出来だった。生きている人間自体が少ないため、彼らが登場する場面では、その表情やライティングなどが、他のゲームよりも否応なしに注目してしまうのだが、どうにもPS4初期の作品レベルのキャラグラフィックしかないのは残念だった。
また、ゲーム全体通してフレームレートが低い印象を受けてしまったのもマイナス点だ。筆者は対戦型のオンラインFPSを頻繁にやっており、そちらは120FPS出るのが常套で、非対応ゲームでも60FPS出ることが多い。しかし本作では、振り向くとき等で、妙にざらざらっとした、描画が追いついていない場面が見られた。FPS慣れしていない人は、画面酔いしてしまうのではないか。
実際にフレームレートを測定をしたわけではないため、実は安定して60FPS出ている場面もあるのかもしれない。ただ、そもそもPS5は120FPSまで出せるスペックを持っているのに、明らかにそれを活かせてないのは残念だった。
◆まとめ
評価の仕方によって、良ゲーとも凡ゲーともいえる、面白さの説明がイマイチ難しい「Ghostwire Tokyo」。
ちょっと古臭いオープンワールドゲーム感があり、色んなゲームをやり込んだ人にとっては既知感が強い。反面、色んなプレイヤー層に配慮した作品になっている、とも言えるだろう。
フルプライスで買うとちょっと後悔する部分もあるが、昨今はセールになっている機会も多い。気になる場合はセールの時に是非とも購入してみてほしい。
では!