今回は、「Call of Duty Vanguard」に登場する武器「KG M40」を触ってみた感想と、おすすめのアタッチメントをまとめてみた。
◆KG M40の使用感
アタッチメントを付けてなくても使いやすく、付けたらもっと強い、かなり強力なARだ。火力を上げた「STG44」や「BAR」と比べると若干扱い辛いところはあるが、それでも十分な威力と取り回しの良さがある。
取り回しが悪い点がデメリットで、前線を切り開いていくことが得意なプレイヤーには不向きだが、反動制御に慣れていない初心者や、中距離から敵をブロックすることを得意とするようなプレイヤーには非常におすすめしたいARといえる。
1発の威力は30で、キルに必要な弾数は4発。ファイアレートはそこそこで、TTKは約0.27秒と、他ARと比べると標準かちょい早め。
にも関わらず、反動が比較的落ち着いており、反動制御をほぼしなくても狙ったところに飛んでくれる便利さまで備えている。
マガジンアタッチメント「.30-06 50ラウンドドラム」を装備すれば、1発の威力が42となるものの、それでもTTKは約0.20秒と意外と遅い。
ファイアレートを上げるバレルアタッチメント「VDD 390MM ラピッド」やマズル「リコイルブースター」をフルにつければ約0.16秒と、火力強化した他武器と同等になるものの、反動が大きい上左右にぶれるようになり扱いづらいのが残念。
この武器が最も輝くのは、実は威力強化のマガジンアタッチメントを付けた時でなく、熟練度「バイタル」を付けた時。ヘッドショット判定が広がるため、「.30-06 50ラウンドドラム」を装備したことによる反動劣化やエイム速度低下、連射速度低下の影響を受けず、バイタルダメージを2回分与えれば3発キルが可能になる。バレルやマズルなどで連射速度を上げてなくても、その時のTTKは約0.18秒とかなり早く、非常に戦いやすくなる。
常に胸から上を狙うように戦わなくては真価を発揮できないので、いついかなる時でも3発キルできる万能性は無いが、他ARにはない十分すぎる魅力を持っていると言えるだろう。
本武器のエイム速度がARの中ではかなり遅め。遭遇戦にはあまり強くないので、敵がいそうな場所になるべく置きエイムした状態で戦闘するようにしたいところだ。
アイアンサイトはあまり見やすくないため、サイトアタッチメントを早急に付けて敵を捕らえやすくするようにしたい。
◆おすすめアタッチメント
おすすめのアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)リコイルブースター
- (バレル)クラウスニック 700MM 01V
- (サイト)MK 3サンフィルター
- (ストック)ライスドルフ 36SK
- (アンダーバレル)M1941ハンドストップ
- (マガジン)8MMクラウザー 50ラウンドマガジン
- (弾薬タイプ)長尺弾
- (リアグリップ)ファブリックグリップ
- (熟練度)バイタル
- (キット)オンハンド
バイタルをつけて3発キル可能とし、更にリコイルブースターを付けて連射速度を上げ、3発キル時のTTKを約0.17秒まで向上させた。マガジンは「8MMクラウザー 50ラウンドマガジン」にして継続戦闘力を上げることのみに特化し、なるべく反動劣化やエイム速度低下を抑えた。
その他は反動や取り回しなどの項目を全体的に改善させ、使いやすさを向上させた。
筆者は全体的に安定感を求めたアタッチメント構成にしたが、この武器はプレイヤーによっていろんな構築ができるような武器となっているため、人によっては全く違うコンセプトになるだろう。
もっと前線に出て取り回し良く戦いたいなら、バレルアタッチメントを外してもOKだし、反動制御に苦労がないなら、火力面をフルに上げ、全距離を蹂躙できるようにしてもよいし、バレルアタッチメント「ニルソン 515MM バースト」を装備して3点バーストにし、遠距離からスナイパーのごとく戦うのもOKだ。
◆KG M40を使った立ち回り
アタッチメント構成によって立ち回り方は異なるものの、全体的に取り回しは重めなので、
- ちゃんとADSしながら角を曲がる
- 頭出しポジを転々とし、なるべく遭遇戦にならないようにする
といったことは意識した方が安定する。
「Cooper Carbin」や「BAR」を使うのが得意な人は、すんなり馴染んで使えるだろう。
◆まとめ
シーズン2で追加された強ARである「KG M40」。
取り回しは悪くLMG的な要素の強いARではあるものの、ほぼ無反動で、強力な弾丸をお見舞いできる良武器である。
「BAR」辺りの高火力低レートで重めの武器を好んで使っているような人は、継続戦闘力もあるこの武器はかなりお気に入り武器になってくれると思われる。是非とも使ってみてほしい!
では!