今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅲ」に登場する武器「AMR9」を使い込んでみて感じた、本武器の特徴や感想をまとめてみた。
(本記事の情報は2024/7/5時点を元にしている)
◆AMR9の使用感
標準性能はそこまで強くない。本作に用意されているSMGの中では下から数えた方が早く登場する程。
火力も低め、機動力も低めと、SMGとしての強みがあまりない。ヘッドショットが絡んだ時の火力が多少いいかな、くらい。
アフターマーケットパーツを付けることで、特定環境では輝く場面が増えてくるものの、全体的にはニッチな性能。総じておすすめはしない。
武器のデフォルト数値は以下の通り。
約15mまではどこを撃っても5発キルが可能で、TTKは約0.29秒と、SMGの中では少し遅めな火力。ヘッドショット2発分当てれば4発キルが可能だが、そこを狙うのは難易度少し高いため、素直に5発キルを狙った方が良いだろう。また、20m前後まではヘッドショットを1発するだけで5発キルができるため、思ったよりも遠距離まで戦える。
反動は若干横ブレがありながらも、比較的素直な上反動のため、横反動をアタッチメントで抑えれば反動制御はしやすい武器になる。
取り回し面はSMGの中では低めなため、遭遇戦は若干苦手。なるべくADS状態で撃ちたい。
アイアンサイトはとにかく見にくい。サイトアタッチメントが必須だ。
本武器には、アフターマーケットパーツが2種類存在している。それぞれ大きな特徴があり、武器の内容が様変わりする。
アフターマーケットパーツ「JAK エティン ダブルバレルキット」は、なんと弾薬2つが同時に発射されるようになるパーツ。ファイアレートが激減し、1発の威力も落ちてしまうものの、2発同時に当たるため、実質的な火力は倍増。射程は11mほどまで落ちてしまうが、どこを撃っても3発キルが可能（実際は6発だが）になり、TTK約0.21秒ととんでもない数値になる。反動も大きくなっているが、ファイアレートの低下により、思ったより反動の大きさに苦しまない点も魅力。
ただし、継続戦闘力がとにかく下がる。マガジンサイズはデフォルトの30発のままだが、1回に2発飛んでいくため、実質的には15発しかないのと同じだ。1発1発を大事に撃っていきたい。
アフターマーケットパーツ「JAK アトラスキット」は、5点バーストのARっぽくするパーツ。5点バーストではあるが、トリガーを押しなおさなくても、一定周期ですぐに次の5点バースト撃ちへシフトするため、フルオートに近い感覚で使用できる。弾速や反動も改善され、的確な場所を撃ち抜きやすくなる。
…と言いたいが、なんだかんだ反動はそこまで改善しないうえ、射程距離は変わらないため、ARとしての使い方はそこまで期待できない。1発の威力も下がり、ラッキー4発キルも狙えず、更には下半身を撃ってしまったら6発キルとなってしまう。このパーツは正直付ける必要はない。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- （サイト）スレートリフレクター
- （ストック）DEMO LTS ストック
- （アンダーバレル）DR-6 ハンドストップ
- （弾薬）9MM ハイグレイン弾
- （アフターマーケットパーツ）JAK エティン ダブルバレルキット
弾を同時に2発発射できるアフターマーケットパーツ「JAK エティン ダブルバレルキット」を装備し、近距離火力を上げた構成。
10mほどの近距離戦闘で有れば信じられないほどの火力を発揮できるため、SMGの立ち回りが非常にやりやすい。射程が大きく落ちてしまうため、弾薬アタッチメントで射程を少しばかり伸ばし、少しでも遠距離に対して高火力を当てられるようにした。
その他は、反動を軽減するアタッチメントや、機動力を上げるアタッチメントを付けている。
継続戦闘力がかなり低いため、どうしても弾薬不足に悩むのであれば、弾薬アタッチメントを外して、マガジンサイズを上げるアタッチメントを付けよう。
◆まとめ
素の性能は強くはなく、アフターマーケットパーツを付けることを前提としたような武器である「AMR9」。
「JAK エティン ダブルバレルキット」を装備した場合は、近距離にかなり強い武器へと変わってくれるため、この武器ならではの強みを持っているともいえる。オススメできる良武器ではないものの、少しひねった武器を使いながらも勝利を掴みたい、というプレイヤーは、選んでみても良いのではないか。
では！
