今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅲ」に登場する武器「STRIKER」を使い込んでみて感じた、本武器の特徴や感想をまとめてみた。
(本記事の情報は2024/6/15時点を元にしている)
◆STRIKERの使用感
過去は強かったが、今では弱武器に成り下がった残念な武器。他SMGの方が優れている点が多く、派生武器である「STRIKER 9」が、本武器のほぼ上位互換、というのも皮肉だ。
そもそもSMGとしてまともな火力を出すには、ヘッドショットを1発入れる前提なのが、使いにくさに拍車をかけている。この武器を使うなら、他の武器を使うようにしよう。
武器のデフォルト数値は以下の通り。
キルに必要な弾数は5発で、TTKは約0.37秒と、SMGにしては非常に遅い。ヘッドショット時の火力が高く、1発でも当てれば4発キルとなり、その時のTTKが約0.28秒で、ようやく他SMG相当の火力を出せるようになる。
幸い、反動が上方向に上がるような形式のため、横ブレを抑える構築をすれば、ヘッドショットを自然発生させて4発キルすることもできなくは…ない。
射程は10mほどと記載されているが、距離減衰度合いが小さく、20m前後まではヘッドショット込みで4発キルが可能。それだけ見ると、他SMGよりも射程が長いことが強みと言えそうだが…他SMGも、射程を伸ばして戦えば、これよりも早いTTKを、ヘッドショットを交えずとも出せる場面も多いので、強みという程ではない。
アイアンサイトは小さめのリング形式。人によって見にくいと感じる人もいるかもしれないが、使ってみるとそこまで気にならない。サイトは付けなくても良いだろう。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)ELR ブラックファイアー コンペンセーターS
- (バレル)STRIKER リーコンロングバレル
- (ストック)DR-6 ハンドストップ
- (アンダーバレル)LACHMANN ネメシス10 ストック
- (リアグリップ)SAKIN ZX グリップ
反動周りを中心に改善し、狙った個所をしっかり狙い続けられることを重要視した構成。
反動をかなり改善させているため、反動制御をそこまで意識しなくても、SMGとは思えないほどストレートに弾が飛んでいくようになっている。SMGでは苦手気味な頭出しの敵を狙うのもそこまで苦戦しない。
エイム速度やダッシュ後射撃速度もそこまで落とさず、機動力がある状態で立ち振る舞えるようにしている。
ただし、エイム時の歩行速度や、タクティカルスタンス時の射撃精度が落ちている。もともと高TTKが出しにくい武器であるため、ARに近い、体を隠しながら動いて戦う戦い方を、可能なら意識していきたい。
◆まとめ
かつての強さはどこへやら、全体的に残念な性能に落ちついてしまった武器である「STRIKER」。
SMGの中では比較的シンプルな反動と、少し長めな射程が特徴のため、「ARとSMGの中間を持つような武器が欲しい」というのであれば、使ってみてもよいかもしれない。
では!