今回は、Nintendo Switch版「Romancing Saga 2 Revenge Of The Seven」をプレイした感想と、このゲームの良い点、悪い点をまとめていこう。
(本記事の情報は2025/2/1時点である)

2024/10/24にリリースされた「Romancing Saga 2 Revenge Of The Seven」。もとは1993年にスーパーファミコンで発売された、非常に古いゲームだ。発売当時は革新的なゲームシステムで話題になったが、かなり難易度が高く、ゲームクリアできた人は限られた作品、として話題になっていたらしい。
筆者は原作はやったことは無いが、有名作のリメイクということで、気になって購入してみた。ストーリークリアに加えて裏ボス討伐までやり込んでみたため、本作がどういうゲームなのか、良い点、悪い点はどこなのか、まとめていきたい。
総評
ゲームシステム面、グラフィック面、UI面などは非常に高クオリティであり、超良質なリメイク作。ゲーム難易度も、原作重視の高難易度から、ゲームが得意でない人でもクリアできるイージーモードと幅広く用意され、ユーザーのやりたいようにプレイできる。ここまで作り込んでいるのに、価格が昨今のフルプライス作品よりも安価なのがすごい。多くのRPG好きにとって魅力的な作品なのは間違いない。
…が、個人的には「記憶にザクっと刺さる、止め時が無いような作品だったか」というと、なんとも言えない印象。RPG作品にも関わらず、ストーリー面が質素だったため、そのように感じてしまっていた。
刺さる人には深く刺さる系の作品では無く、誰にでも好かれる優等生的な作品、と言うのが、本作を表現するのに最もあったものだと感じた。
どんな人にオススメ?
- コマンドRPGがとにかく好き
- ボリューム満点なゲームがやりたい
- 高難易度RPGがやりたい
- アニメ調のフルボイス作品がやりたい
- プレイ方法でイベントが変わるような周回し甲斐のあるゲームがいい
という人にはオススメできる。逆に
- RPGではストーリーが大事
- Switch版にもロードの速さを求めたい
という人にはあまりオススメできない。
このゲームの特徴
王道を行くコマンド型RPG
本作は、ドラクエのような王道のコマンド型RPGとなっている。
街に向かい、そこの住民から相談を受け、その解消のためにダンジョンへ向かい、道中で宝箱や落とし物などを回収しながら敵を倒し、奥にいるボスを倒してまた次の街へ行く…ということを繰り返す。ただ、ドラクエなどとは異なり、ダンジョンと街が完全地続きとはなっていない。全体マップから目的地を指定してジャンプしていく仕組みをとっている。

ダンジョンには敵がアイコンとして表示された状態でうろついており、敵に触れると戦闘が起こるシンボルエンカウント形式を採用。敵の背後を取ると先制攻撃ができ、背後を取られると不利な状況での戦闘を強いられる。

戦闘では、キャラ毎の素早さによって、タイムライン上に次に動くキャラが指定される。HPが0になるとそのキャラは戦闘不能になる。通常攻撃の他、強力な術技の使用にはBP(他ゲームで言うMP)を一定数消費する必要がある。ここまではよくあるコマンドRPGだが、本作は戦闘終了後にはBPを除くキャラの体力が全回復するのが特徴だ。

陣形、弱点、見切り、行動順等の要素を駆使して戦う戦闘
戦闘時は、敵味方それぞれの行動順がタイムライン上に表示され、 各キャラの順番になると、取りたい行動を選択して即行動が可能になる。
敵には必ず弱点となる武器や属性があり、弱点を突く攻撃をすると、通常時より多くのダメージを与えられる。更に、弱点を突くことで「連携ゲージ」と呼ばれる専用のゲージが溜まっていき、最大になるとパーティメンバーの攻撃を繋げて放つ、強力な連携技が使用できる。


また、バトルフィールドには「地相」と呼ばれる属性(火・水・地・風・天・冥)が存在し、敵や味方が「地相」と同じ属性を持つ技や術を使うと、相手に与える威力が上昇する。また、「地相」に合った属性を有するキャラは、ターン終了時にHPを回復できる。
戦闘前に設定した「陣形」により、キャラのステータスに補正が入る。例えば、「インペリアルクロス」の場合は、戦闘の1キャラにヘイトが集まる代わりに物理防御と魔法防御が向上し、背後にいる2キャラをハイド状態にする。また、陣形によって直線に並ぶようにキャラ配置される場合があり、敵の直線攻撃を多く受ける場合がある。そういった技を沢山使用してくる敵を相手にする時は、キャラが直列配置にならない陣形にする等、敵の攻撃パターンを加味した上で陣形を選んでいく。

敵を全滅させると戦闘が終わり、経験値にあたる「技術点」を獲得する。一定数集まると、HPなどの各種ステータスが向上し、継続戦闘力が上がったり、同一の武器や術を使用した際の火力が増加する。

味方には「LP」というポイントがふられており、体力が0になると1ずつ減少する。「LP」が0になると、そのキャラは死亡扱いとなり、蘇生魔法やアイテムを利用しても復活できず、そのキャラがひらめいた技や見切った技は消失してしまう。

「ロマンシング・サガ」シリーズ特有の育成要素が「ひらめきシステム」だ。バトル中、武器に応じた新しい技を閃くことがある。閃いた技はその場で使用され、以降も使用できる。後述する年代ジャンプが発生すると、閃いた技が伝承され、別のキャラにも装備できるようになる。

年代を跨いで皇帝を入れ替わりながら強くなる成長システム
本作には主人公という主人公が存在しない。操作キャラである「皇帝」は、ゲーム序盤と終盤を除き、大部分はすでにゲーム側で用意されている複数のキャラ候補の中から1人を選んで操作していく。ここで選んだ皇帝は、主要ボスを倒すことで発生する「年代ジャンプ」か、皇帝の死亡、及び本作からの新要素である「皇帝退位」をしない限り変わることは無い。
どの皇帝を選ぶのか、によって、後述する陣形を新たに習得できたり、特定のクエストを受注できるようになったりと、ゲームの進み方や育成方針が変わってくる。また、即位した皇帝は、前皇帝の能力の一部を引き継ぐため、技、魔法をまんべんなく利用できるキャラにしたり、特定の武器に特化したキャラを作ったりと、皇帝特有の育成を行える。



「年代ジャンプ」が発生すると、ジャンプ前の年代にひらめいていた術技は訓練場に登録され、いつでもどんなキャラでも使用できるようになり、開発していた武具は世界に流通して購入できるようになる。
武器や魔法、パーティ編成などを組み合わせる育成
パーティ編成では、パーティ採用するクラスや武器や防具をはじめ、術やアビリティ、技などの様々な要素を組み合わせていく。
ストーリー中に特定条件を満たすと、新たなクラスを入手できる。クラスごとに腕力や体力、素早さなどのステータスや、得意とする武器や術が異なる。また、戦闘に30回勝利すると、クラス特有のアビリティを入手でき、更に30回勝利することで、他のクラス1体にも自身のアビリティを付与することができるようになる。クラス毎の得意武器や術、アビリティの違いを意識し、クラスの長所を活かしてパーティの弱点を補う構築をしていく。

武器には剣・大剣・斧・棍棒・槍・小剣・弓・体術の8系統、術には火、水、地、風、天、冥の6系統が存在。武器は2種類、防具は頭、腕など各部位に1つずつ装備ができる。装備する武具はダンジョン内の宝箱やショップでの購入、敵を倒した際の戦利品として獲得する等の方法がある。それ以外にも、武器は帝国を発展させることで開発できる鍛冶屋で、素材をクラウン(お金)を消費して新たに作ることも可能だ。

また、帝国発展によって開発できる設備は鍛冶屋だけでなく、魔法の開発や、これまで習得した魔法を再度覚えなおすことが可能な術法研究所や、様々なジャンルの試験を受験でき、試験に合格すると報酬として装備の素材やクラウンを獲得できる帝国大学等の設営もできる。

術法研究所では、ダンジョンなどで入手した「古文書」を使用し、2つの術系統を融合させた強力な「合成術」の開発ができる
バトル中に敵の攻撃を受ける際、ランダムに「見切り」が発動することがある。見切った技は必ず回避できるようになり、見切り技としてキャラそれぞれに登録しておくことで、以降の戦闘では必ず回避できるようになる。
「七英雄の記憶」や「せんせい集め」等の新たな収集要素
世界各地に散らばる「七英雄の記憶」を集めることで、敵である七英雄がかつて人々の英雄であった頃の出来事を垣間見ることができる。この記憶を見ることで、彼らが人類の敵になった理由がわかるため、物語への没入感を高められる。

また、世界のどこかには、サガシリーズではお馴染みのキャラクターである「せんせい」がいる。「せんせい」を見つけるたびにスタンプがもらえ、一定数集めることで施設開発速度上昇や、未発見の宝箱の位置がわかるなど、ゲームに役立つ恩恵を受けることができる。


その他にも、倒した敵を記録する「エネミー図鑑」や、収集したアイテムを記録する「アイテム図鑑」等のライブラリ要素も多量に用意されている。
「七英雄」の反逆と、何百年もの時間をかけて彼らと戦う帝国皇帝を描いた物語
本作の舞台は、帝国暦1000年に恐ろしい魔物が蔓延り、国々の戦乱が絶えぬ世界。人々は世界が混乱に陥ると突如として現れ、世界を救ってくれる、と言われている「七英雄の伝説」を信じ、この地獄が良くなってくれることを期待して過ごしていた。そしていつしかその願いは叶い、「七英雄」はこの世界へと現れた。

しかし、現れた「七英雄」は英雄などではなく、むしろ人々の脅威となる存在だった。ある日、「七英雄」の一人である「クジンシー」が、バレンヌ帝国と呼ばれる主要国家の首都であるアバロンを急襲し、帝国の皇帝である「レオン」の息子であり、跡継ぎであった「ヴィクトール皇子」の命を奪い去ってしまう。それを受け、「レオン」は七英雄への復讐を固うが、「クジンシー」が放つ、人間の生命力を奪う魔術「ライフスティール」への対処方法が見つからず、途方に暮れていた。

そんな時、突如帝国に、「オアイーブ」と名乗る魔道士が現れる。彼女より授かった「伝承法」は、自らの命が尽きた際、その記憶を後世へと引き継ぎ、反撃の糸口を見つけることができる秘術であった。「レオン」は己の命と引き換えに、「クジンシー」の放つ「ライフスティール」の対処方を見つけ、もう一人の息子である「ジェラール」に、自らの力と記憶を伝承した。
「ジェラール」に引き継がれた記憶や経験は、「伝承法」の効果により、彼の皇帝退位と共に別の人物へと引き継がれ、次の皇帝はまた新たな力を経て、後世へと引き継いでいく…こうして今、数多くの帝国の皇帝達と、「七英雄」との長きに渡る激しい戦闘の火蓋が切って落とされる。
このゲームの良い点
様々な育成要素を考えるのが楽しい!
本作の戦闘難易度は、原作難易度である「オリジナル」にするとかなり高い。1発でHPの半分前後を削られてしまう程だ。そのため、挑むダンジョンやボスに合わせ、特定属性に対する耐性を設けたり、タンク役と回復役を分けたりしながらパーティを選出しないとクリアができない。また、アビリティの組み合わせにより、素早い魔法使いや、属性攻撃を受け付けないキャラを作ったり、陣形によって魔法に強いパーティや、素早く動いてサクッと敵を殲滅するパーティを作れたり、といった奥深さが生まれ、一筋縄ではいかない『考えるRPG』としての面白さが非常に光っていた。
そこまで色々考えても、ボス相手だと1発クリアは困難だ。一度戦って敵の弱点や攻撃パターンを覚え、対策となる技や術を再習得してからリベンジする、といったプレイングが大事になる。強力な火属性攻撃をしてくる敵なら、炎攻撃を1ターン無効化できる合成術「炎の壁」で対処したり、直線攻撃をしてくる敵なら、味方が直線配置とならない陣形を選んで戦ったりなど、多彩な戦術を練っていく必要がある。どうにも勝てないような敵の場合は、これまで訪れたダンジョンを探索すると、新たな合成術が取得でき、それを利用すれば逆に敵を完封できるようになる点も、ゲームのやりごたえを大きく増してくれている。
シミュレーションゲームのような、ただの数値の殴り合いではない骨太RPGは、ゲームをよくやる筆者にとっては非常にやりごたえがあり、楽しめた。
そんな高難易度のRPGはやりたくない、という場合は、ゲーム難易度を下げれば、どんな構築でも勝てるようになる。自分が好きなキャラや技構成でラフに戦いたいなら、難易度を下げることで、より多くのプレイヤーにも対応できていた。
映像やボイスの美しさが魅力!その量も多い!
本作では、ムービー中、探索中、戦闘中のあらゆる場面で、アニメ調の等身で描かれる。グラフィックはアニメ調で、「まるで現実そのもの」という程ではないが、それでもSwitch環境でも見応えのある映像美で作られていて、映像の綺麗さは非常に良く作られていた。


また、全てのムービーは、モブキャラも含めフルボイスで作られており、より物語への没入感を増している。ゲームシステムだけでなく、見る面、菊面でも手を抜かずに作り込まれていることがわかり、素晴らしいと感じた。
プレイしやすいUI設定!
新たな技を習得するには、戦闘中に「ひらめき」をする必要があるが、どの技を使えば「ひらめき」が起きるのか、が分かりにくいと、新技を覚えるのが非常に困難になる。それに対し、「ひらめき」が発動する可能性がある技はどれなのか、戦闘時に画面上で電球マーク表示されるようになっており、育成のキーとなる「ひらめき」まわりの使いやすさが光っていた。

更に、技毎に「ひらめき」によって体得できる新技が他にあるのか、が技リストから見ることができる点に加え、キャラ毎に新たな技をひらめく適性があるのかどうか、も一覧化されているため、無駄なひらめき行動をすることが無いように考慮されているのもありがたい。

その他にも、ミニマップの全画面表示がボタンひとつでできて、周囲の施設や既に見つけた宝箱の開放状況を把握できる点もありがたい。「せんせい」を集めることで、宝箱の配置場所が事前にわかり、取り逃しを防げる等、やり込んでいくとより使いやすくなるのも嬉しかった。
人によってストーリーテリングが変わるのが面白い!
本作のストーリーは、序盤と終盤を除いて、道中に発生するイベントの内容や実施順序をプレイヤーの手で選ぶことができるようになっている。また、クエストの途中で別の地方に飛び、その地方のクエストを先にクリアする、というようなプレイも可能だ、そのため、人によって千差万別のストーリーテリングができるようになっている。

進め方によっては、仲間になったはずのキャラがならなかったり、行けるはずだったダンジョンに行けなくなったりと、初見殺し要素があるため、筆者は自分の選択がどんな結末をもたらすのか、少しハラハラしながら物語を続けていた。ただ、そういった要注意要素を突破しないとゲームがクリアできない、ということは無いよう、絶妙なバランスで作られていたため、安心してゲームクリアまで遊び尽くすことができた。

この「人ごとでストーリーの進め方が異なる」という点は、ゲームに対する自主性を強く促進され、「次はここに足を踏み入れてみようかな」「こっち側に行くと別の街があったりするのかな」という前のめりなプレイングをもたらす良いスパイスになっている。本作をやるなら、攻略サイトを見ずに、自分の思うままに目的地を選択し、それによってどんなことが起こるのか体験するプレイングを是非ともオススメする。
値段以上に楽しめる超ボリューム!
メインストーリー以外に用意されているやり込み要素だけでなく、ストーリーそのものにもボリュームがしっかり用意されていた。筆者は難易度「オリジナル」で遊べる限りの要素を遊び、ストーリークリアに加えて裏ボス討伐まで実施したが、クリアまでにかかった時間は約54時間だった。クリアにここまでの時間をかけてやり込めるのであれば、1本のゲームとしては十分だ。
クリア後には、裏ボス撃破や、更に難しい難易度である「ベリーハード」「ロマンシング」を選択して強くてニューゲームを遊べるようになる。特に「ロマンシング」は敵の強さが異常なまでに高くなり、かなりマゾなゲーム性になっていた…「ロマンシング」でのストーリークリアを目指すために頑張るなど、ストーリークリア以上のやり込みをもっとしたいと思ったら、100時間以上楽しむことはできるはずだ。

今は新品でも6000円を切る事が多い、昨今のゲームの中では比較的安価な作品であるにも関わらず、ここまで遊び尽くせるのは驚いた。
このゲームの悪い点
ストーリーテリングは非常に淡白…
本作は、ゲーム序盤までは、「ジェラール」や「レオン」を主人公とし、主人公を含めた敵味方が会話をしながらストーリーが進むため、ストーリーに入り込みやすい。
が、ストーリー序盤が終わると、途端に主人公は喋らなくなり、更にはパーティメンバ同士の会話も無くなるため、JRPGによくある「キャラ同士の会話から生まれるストーリーへの没入感」が一切なくなってしまう。また、各地方に訪問しても、やっていることは「困りごとを聞いて、悩みの原因がいる場所へ足を運び、最奥のボスを倒して悩みを解決してあげることのみ」で、その国を帝国の傘下に治める、ということを繰り返しているだけで、登場キャラの葛藤を描いたり、プレイヤー自身に考えさせるようなシーンが登場したりするような深みもない。
極め付けは、七英雄を倒すと強制的に100年程の時間が経過し、登場キャラがごっそり入れ替わってしまうため、ストーリーが進む中でキャラ同士の繋がりを描くようなシーンもない。

ストーリーの流れは勧善懲悪展開で、先が気になるような場面もない。一応、原作にはない「七英雄の過去」の追加により、「なぜ七英雄が人間たちを襲い始めたのか」がわかり、彼らと戦う動機づけにはなってはいるが、それがあるからよいストーリーだった訳では無い。
ゲームシステムの品質が非常に高いため、すんなりとプレイを続けられるが、「ダンジョンを1つクリアしたから今日はもういいかな」というような、先が気になって止め時を見失うようなものではなかった。毎日少しずつ、細く長くやるのが、本作には合ったプレイ方法だと感じる。
Switch版のロードは少し長め…
街やダンジョンに移動する際は、毎回10秒〜15秒のロードが発生する。新たにゲームを始める時と同じくだ。ゲーム後半になればなるほど、拠点となる「アバロン」に帰って武具強化や術習得をする機会が増え、頻繁に帰ってくるため、ロードの長さは気になった。敵と戦闘になった際も、約3秒ほどのロードが挟まる。こういった点も、ずっと遊んでいると気になってくる。
更に、戦闘中に激しいグラフィックで描かれる技を使用すると、テクスチャが若干崩れる場面も見られた。
こういった点はハードスペックの都合上、仕方がない面ではある。気になる人はPS版などの高性能ハードでプレイしよう。
まとめ
多少賛否両論気味な、尖った作品だった原作を作り直し、どんなプレイヤーにもなじみやすく、長時間にわたって楽しんでプレイできるように作り替えられた良作である「Romancing Saga 2 Revenge Of The Seven」。ストーリーの作り込み面にさえ目を瞑れば、非常に高品質な、神ゲーといっても差し支えない作品になっている。
ちょっとでも気になっているなら、是非とも購入してプレイしてみよう。後悔はしないはずだ。
では!


