今回は、仁王2のボス「夜刀神」を独力で倒すための攻略法をまとめていこうと思う。
ストーリー第1節の最終ボスに当たる「夜刀神」。最終ボスらしく、かなり手こずる相手だ。私も、最低10回は倒された。
だが、厄介なのはほんの一部分のみであり、そこさえ突破できれば、難易度は実はそこまで高くないことに気がついた。
そんな「夜刀神」の攻略法を早速みていこう。
◆「夜刀神」の特徴
腕の蛇や、長い尻尾によるリーチの長い攻撃、口から吐き出し、その場に残留する毒攻撃と、中々近付くのが難しく、面倒な攻撃を仕掛けてくるボスキャラだ。
特徴的なのは何と言っても、常闇状態になると腕の蛇が分離し、最大3体になってプレイヤーを襲ってくるところだろう。常闇状態で気力回復が遅いのに加え、本体によるリーチの長い攻撃、独立して動く2体の小蛇と、攻撃もガードも回避もできない状態で一方的にやられてしまう。
この小蛇は、「夜刀神」の腕として機能している状態でもダメージを与えることができ、一度体力を0にしてしまえば、次の通常時になるまで復活しない。そのため、通常時に腕の蛇をどこまで倒しきることができるか、で難易度が大きく変わる。「夜刀神」本体は通常時と常闇時とで動きは全く同じなので、2体共倒してしまえば、かなり戦闘は楽になるのだ。
◆おすすめ装備
武器種は、槍や大太刀などの広範囲を攻撃できる武器がよい。複数の部位をまとめて攻撃することができる。私は大太刀を装備してクリアした。
守護霊はどれでもよい。使いやすいのを選ぼう。私は初期装備だった「猛」を装備してクリアした。
◆攻略法
ボスに挑む前に
「夜刀神」がいるエリアには毒沼が存在する。この毒沼は、ステージ上に点在している3つの蛇の石像をすべて壊すことで無効化される。壊すのをさぼっていると難易度が激増するため、事前に壊しておくようにしよう。
通常時
何よりも、腕の蛇を倒すことを最優先としよう。これができるかどうかで、難易度が大きく変わる。本体ばかり攻撃し、気力を削減してしまうと、腕を倒しきる前に常夜状態になってしまうため気を付けよう。
戦う時の間合いは、少し広目を意識すると良い。画像よりも少しでも近い距離にいると、ガード不能、予備動作ほぼ無しの引き寄せ攻撃を行ってくる。大した威力はないが面倒なので、なるべく遠巻きの距離感を意識しよう。
攻撃を見切る自信がある場合は、逆に密着するようにすると、敵の攻撃がスカってくれたり、攻撃の届かない死角に潜り込みやすくなる場合がある。自信がある場合は密着してみよう。
「夜刀神」にダメージを与える最大のチャンスは、腕を地面に刺す攻撃だ。パターンは2種類あり、腕を大きく広げ、プレイヤーが立っている個所の下から蛇を出してくるパターンと、腕を小さく素早く刺すことで、「夜刀神」の前方に蛇を出してくる攻撃がある。どちらの攻撃が来るか、は、腕の開き方で一目瞭然だ。
この攻撃は必ず2回攻撃する。それ以上も以下もない。また、攻撃後は腕を戻すモーションが発生するため、その間は空きだらけになる。腕を地面に刺すのが見えたら、ダッシュで近づこう。右腕を攻撃したいなら画面左側から、左腕なら画面右側から攻撃だ。入り方によっては両腕と本体をまとめて攻撃することもできる。
腕だけを確実に攻撃したいなら、地面から突き出た腕だけを集中的に攻撃しよう。与えられるダメージ量は少ないが、腕を確実に攻撃することができるため、本体にダメージを与え過ぎて、腕を倒し切る前に常夜状態になってしまうことを防止できる。
「夜刀神」の攻撃でよく使われる弱攻撃技は、他に尾を使ったものが2種類存在する。
一つは、尾を大きく横に薙ぎ払う技だ。リーチが非常に長く、かつ横方向に攻撃するため、回避することは非常に難しいのだが、幸いにもガード可能、かつ気力消費量も少なめと、そこまで恐ろしい攻撃でもない。攻撃の際は尾を少し前後に揺らすので、それが見えたら、素直にガードしてしまおう。
もう一つは、リーチは短いもの、強力な一撃を食らわせる叩きつけ攻撃だ。ガード可能だが、気力を大きく消費してしまう。
不必要に近づかなければ使ってくることもなく、仮に使われても、一目散に後ろに退避すれば当たらない。落ち着いて対応しよう。もし、後ろに逃げる余裕がない、という場合は、思い切って「夜刀神」の左懐に入り込むと、攻撃をスカってくれる。
攻撃の際は、頭を大きくかがめる予備動作をするため、注意して観察しよう。
大技は2種類ある。叩きつけ攻撃と突進攻撃だ。いずれの攻撃も、横回避で回避可能だ。
カウンターを成功させる自信がある場合は、叩きつけ攻撃が来る場合のみ、カウンターを狙ってみよう。突進攻撃はなぜかカウンターが決まりづらい上、決まってもこちらもダメージを受けてしまうことが多い。足掻いて挑戦してみるより、大人しく回避しよう。
掴み攻撃は技の出も遅めであり、白黒のモヤも比較的はっきり見えるので、攻撃がくることは分かりやすいが、いかんせん当たり判定の範囲がひろい。攻撃時は直線状に狙ってくるため、斜め前に向かって回避行動をとることで回避しよう。
間違ってガードすることさえなければ、そこまで驚異的な攻撃ではない。
常闇時
常闇状態になると、「夜刀神」の腕であった蛇が分離し、最大3体を同時に相手にすることになる。通常時に腕の蛇を倒し切れていなかった場合、常闇状態で3体を一斉に相手することになり、戦いが辛い。腕の蛇の体力は雑魚敵相当なので、倒し切れてない場合は、まず腕の蛇を倒すことを優先しよう。
妖怪化が可能なら、通常時は使用せず、子蛇を倒しきれていない状態で常闇状態になってしまった場合に、子蛇を倒すためとして使用するとよい。
常闇状態になってモーションが大きく変わる、ということはない。むしろ、腕の蛇がいなくなったことで、攻撃パターンが少なくなっている。腕の蛇さえ倒してしまえば、むしろ常闇状態の方が戦いが楽かもしれない。
◆まとめ
高威力、長リーチ、毒、子蛇による数的不利、と、ここに来るまでに登場したボスとは異なり非常にトリッキーで戦いづらい敵である「夜刀神」。
しかし、本記事で紹介した攻略パターンさえわかってしまえば、実はあまり難しくない敵なのである。
皆さんも本記事の内容を参考に、是非あきらめず挑戦してみてほしい。
では!
【参考】その他ボスの攻略
仁王2に登場するボスの攻略方法をまとめている。ぜひ参考にしてほしい。
ボス情報は順次更新していく。