今回は、仁王2の第4ステージのボス「今川義元」の攻略方法をまとめていく。
初の人型ボスである「今川義元」。これまで出てきた馬頭鬼や煙々羅といった妖怪とは異なり、攻撃に派手さはない。
しかし、様々な攻撃技を持つため、一進一退の攻防が繰り広げられるような、非常に繊細なボスでもある。
どうやってクリアすればいいか、早速まとめていこう。
◆今川義元の特徴
二刀、槍、弓矢を使い分け、近、中、遠いずれの距離も的確に狙ってくるオールラウンダーな敵だ。特に近距離攻撃が強く、連続攻撃をくらってしまうと、たちまちガードを崩されてしまう。
厄介なのは、守護霊「六牙象」による電撃攻撃だろう。ダメージを受けると電撃状態となり、動きが遅くなってしまうのも、ほかの攻撃をされづらくなるため痛い。
また、人型の敵なので、これまでの妖怪型の敵とは異なる部分が2つある。一つは常闇状態が無いこと、もう一つはプレイヤーと同じく、削れた気力がすぐに満タンまで溜まることだ。
「今川義元」の攻略には、とにかく広い間合いを保ち、連続攻撃や掴み攻撃の範囲に入らないこと、「六牙像」による雷撃回避を確実に成功させることが必要だ。
◆オススメの装備
武器種は、斧や大太刀など、一発の威力が大きい武器を使うとよい。攻撃を2回当てると、ほとんどの確率でそれ以降の攻撃はガードしてしまう。この攻撃可能回数は武器種に依存しないらしく、刀だろうが大太刀だろうがこの回数だ。であれば、高攻撃力を持つ武器の方が効率が良い。
守護霊は自由に選んでよいが、強いて言うなら、緊急回避の手段として瞬間移動が使える「迅」の方がオススメだろう。
自分は、武器は大太刀、守護霊は「猛」で挑み、3回目の挑戦でクリアできた。
◆攻略
弓矢時
弓矢の攻撃は全部で2種類だ。いずれの攻撃も雷属性を持っており、ダメージを受けるとマヒ状態になってしまう。こうなると走るスピードが遅くなり、敵の攻撃を回避したり、敵に一気に近づくことがしづらくなったりするため、気を付けよう。
一つ目の技は、矢を放物線上に5本一気に放つ技だ。ガード可能なので、素直にガードしよう。
ガード時に消費する気力は、防いだ矢の本数によって変わる。近距離だとかなりの気力が削られるため、構えが見えたら後ろに引いておきたい。
二つ目の技は、空に向かって矢を放ち、直後にプレイヤー目掛け無数の矢が降ってくる技だ。こちらもガードは可能だが、多段ヒットしてしまうと気力を一気に持っていかれる。上空に矢が放たれたのを確認したら、矢が降り終わるまでダッシュし続けていれば当たらない。
また、この攻撃は、矢を放物線上に放つ攻撃のフェイント技として使ってくることがある。矢が上空に放たれることを確認してからダッシュしても十分に避けられるため、それまではじっと様子を見よう。
二刀時
戦う時の間合いは広めにとっておこう。連続攻撃が来ても対応できる。間合いを開けたままだと攻撃ができないが、後述するチャージ攻撃で向こうから近づいてきてくれるため、こっちから挑みに行く必要はない。
反撃する際、数回攻撃すればガード状態に移ってしまうため、そうなったら素早く身を引こう。
二刀状態でよく使われる技はチャージ攻撃だ。「うーん」という声と同時に、少し前屈みになったらチャージ攻撃が来る合図である。
チャージ攻撃には全部で3パターンの攻撃方法がある。
- 飛距離を犠牲に、出の素早い2連撃
- 中距離を移動して1回切り
- 中距離を移動して一度切った後に続けて1回
「1.出の素早い2連撃」は、間合いを十分にとっておけばプレイヤーにまで全く届かないため、気にする程でもない。攻撃後はむしろ絶好の反撃チャンスになる。
「2.」や「3.」の場合、結構な距離を詰めてくる。ダメージが怖い場合は、ガード状態で様子を見よう。「2.」なのか「3.」なのか、見極める術はないため、ひとまずは2発目があることを考えて動き、無かったら近付いて攻撃しよう。
もし距離を詰められてしまった場合、一番怖いのが連続攻撃だ。二刀を振りまわしてかなりの回数攻撃してくるため、ガードしても気力がもたない。隙を見て緊急回避し、そのまま離脱するのが一番だが、それも難しい場合は甘んじて攻撃を受けるほかない。
そもそも間合いを詰められることのないように立ち回ればこの脅威は起きないので、間合い管理に気を付けよう。
槍時
立ち回り方は二刀時とさしたる違いはない。間合いも、二刀と同じくらいを常に意識しよう。
こちらから攻撃する際も考え方は一緒だ。敵の攻撃後の隙を見て近づき、ガードされるまで攻撃を当てたら、素早く間合いを開ける、の繰り返しである。
槍の時によく使う技として、掴み攻撃がある。槍の先端にかかる白黒のモヤは目視しやすいが、ついつい癖でガードしないように注意しよう。また、リーチもそれなりに長い。回避する時は横方向に回避しよう。
槍も二刀時に匹敵する連撃を持っている。ガードしても気力切れになってしまいやすいため、やはり間合いを十分にとるよう意識しよう。
「六牙象」による雷撃
最も回避が困難といってもよい、「六牙象」による雷撃攻撃。二刀時であっても槍時であっても、プレイヤーと少しでも距離が離れていたら使用してくる。
また、この雷撃はガードができない。守護霊によるカウンターでも防御不可だ。この技をやり過ごせるかどうかで、攻略の可否が問われてくる。
この雷撃をかわすには、「六牙象」が出現する少し前のタイミングから、斜め前に向かってダッシュする方法が最も確実だ。「六牙象」を召喚する前には必ず軽い足踏みをするため、その足踏みが行われる直前から走り出すと、雷撃の攻撃範囲から逃げ切ることができる。
「六牙象」が召喚されてからは、「今川義元」は「六牙象」とは独立して動き出す。プレイヤーが回避したタイミングを狙ってチャージ攻撃や掴み攻撃を出してくることがあるため、「六牙象」の雷撃を回避しても油断しないようにしよう。
◆まとめ
初の人型ボスである「今川義元」。「六牙象」による雷撃の回避と、不必要な接近さえなければ倒すことは可能だ。
それでも倒しきれない、という場合は、道中の「すけびと」を連れていくと、ヘイトが分散したり、「今川義元」の攻撃時にすけびとが背後から攻撃してくれたりとかなり便利なので、使ってみることをオススメする。
では!