今回は、「Call of Duty Vanguard」に登場する武器「UGM-8」を触ってみた感想と、おすすめのアタッチメントをまとめてみた。
(本記事の情報は2022/7/30時点を元にしている)
◆UGM-8の使用感
中~遠距離戦闘をメインとしたLMG。高ファイアレートながら、狙っている場所目掛けて弾が飛びやすく、反動制御もしやすい。標準状態でも、威力強化アタッチメントを付けた他武器と同等に戦える火力があるのも魅力的。
また、火力増加アタッチメントのバリエーションが非常に豊富で、
- 大口径弾を付けて反動制御しやすくしたり
- 小口径弾を付けて取り回しをよくしたり
- 反動制御できれば超高速で敵をなぎ倒せるバレルの装備をしたり
など、プレイヤーの思った形に変更できる。
エイム速度はLMGらしく遅めなものの、取り回しを改善すれば、ある程度は前線にも出ていける。
総じて、初心者から上級者まで、誰にでもオススメできる強力なLMGだ。
1発の威力は24で、キルに必要な弾数は5発。ただ、胸に当たればもう少し火力が出るようで、実際は4発キルが可能。ファイアレートが異常なまでに早く、TTKは5発キルだと約0.27秒、4発キルだと約0.20秒と素の状態でも比較的早めのTTKを誇る。
威力強化アタッチメントの種類が実に豊富なのが特徴。
- ファイアレートを大きく増加させる上に反動も軽減するバレル「バーナード XL214 736MM」
- 弾の威力を上げるマガジン「.50 BMG 50ラウンドボックス」や「.50 BMG 75ラウンドボックス」
- 必ず5発キルとなるがファイアレートを爆増させる小口径弾「6.5MM サクラ式 125ラウンドボックス」や「6.5MM サクラ式 125ラウンドボックス」
- 微弱ながらファイアレートを上げてくれるマズル「ラピッドファイア」
と、他の武器では見たことないほどにバリエーションがある。大口径弾&ファイアレート増加アタッチメント全てをフル装備すれば、4発キル時のTTKは約0.24秒、3発キル時は0.19秒、射程距離は約67mまで伸び、マルチプレイであればありとあらゆる距離を相手にできる戦闘力を得る。
ただし、エイム速度等の取り回し面は他LMGと比べても低めの性能でありため、上記アタッチメントをフル装備した暁には、動きながら戦うことはほぼ不可能になる。
「6.5MM サクラ式 125ラウンドボックス」だけで約0.25秒、「.50 BMG 50ラウンドボックス」だけで約0.28秒、「バーナード XL214 736MM」だけで約0.24秒までTTKを短縮できる。この数値は5発キル(片方付けるのでも十分な火力を持てるので、好みで選んだ方が良い。
反動は初めの数発で大きく上方向に跳ね、撃ち続けるうちにだんだん緩やかな右上反動へと変わっていく。ただ、軽く右スティックを左下に下げるだけで狙ったところに飛んでくれるため、思ったよりも反動制御にクセはない。
似たような武器で「MG42」が存在しているが、反動も素直で狙った場所に飛んでくれる安定性から、より使いやすくなった印象がある。
ただし、エイム速度はLMGらしく遅め。「MG42」よりもガツガツと前に出ることはできない。また、火力面も「MG42」の方が若干ながら安定性を持って戦える。
どっちが使いやすいかは好みの問題。個人的には、アタッチメント構築次第で取り回しもある程度改善できる点から、反動制御が苦手な初心者だけでなく多くのプレイヤーにオススメでき、「MG42」よりも強いのでは、と考えている。
アイアンサイトは全体的に開けていて見やすい形をしている。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)G28 コンペンセーター
- (バレル)バーナード XL214 736MM
- (サイト)単眼リフレクター
- (ストック)バーナード フォルテVII
- (アンダーバレル)M1941ハンドストップ
- (マガジン).303ブリティッシュ 50ラウンドマガジン
- (弾薬タイプ)ホローポイント弾
- (リアグリップ)ファブリックグリップ
- (熟練度)ブレイズ
- (キット)フルロード
強烈な連射速度と弾幕でゴリ押すことをメインに置いた構築。
TTKは5発キル時は約0.23秒、4発全てを胴に当てた4発キルでは約0.17秒と、強烈な数値になるまで跳ね上げている上、ダッシュ後射撃速度やエイム速度も比較的早めの数値にしていた。
中距離の敵も、頭出しの敵も、近距離で出会い頭の敵も、持ち前の高ファイアレートを活かしてなぎ倒せる。手足に当てても安定して倒せるし、胴体に4発ちゃんと当てられれば高速で倒せるため、どんな場面でも安定した結果を残せる印象だ。
熟練度「ブレイズ」の効果で、撃ち始めてしばらくは反動制御がほぼいらないのもありがたい。
エイム速度をある程度上げているが、それでもLMGのため遅めであることは気にする必要はある。
移動速度上げるために、マガジンは敢えて50発しか入らない「.303ブリティッシュ 50ラウンドマガジン」を採用しているが、やはりリロード機会が頻発するのは弱点ではある。これが気になるなら、マガジンサイズが100発になる「6.5MM サクラ式 125ラウンドボックス」に装備を変えても良いだろう。移動速度は多少犠牲になるが、弾切れの心配は無くなる。
◆UGM-8を使った立ち回り
中距離までは高ファイアレートを活かし、敵を見つけ次第ごり押しで撃ち続ければなんとかなる場面がある。オススメにまとめた構築で行けば、反動制御しなくても高速で倒せる点もよい。
ただしエイム速度は遅めのため、SMG等の近距離専用武器を相手にした遭遇戦では勝ちにくい。少しエイム速度が遅めのARを使うような感覚で、最前線には出ず、ちょっとだけ引いた位置から射撃したり、ADSしたまま角から出ていく、といったスタイルが良いだろう。
◆まとめ
高ファイアレートにも関わらず扱いやすく、初心者から上級者までオススメでき、LMGの中ではかなりのハイスペック武器であるように感じている。
持ち前のファイアレートで敵を中距離から殲滅していきたいプレイヤーは、是非手に取ってみてほしい。
では!