今回は、「Call of Duty Vanguard」に登場する武器「AS44」を触ってみた感想と、おすすめのアタッチメントをまとめてみた。
(2022/2/10時点の情報である)
◆AS44の使用感
素の火力が非常に高いものの、ブレがひどく、ARなのに中距離戦闘が苦手という武器。
3点バースト化すれば、近〜中距離に対して強く動けるようになり、持ち前の弾速の速さも相まって、うって変わってかなり強くなる。
が、本作はフルオート武器のTTKが早いため、弾のブレが激しい武器や、バースト武器そのものがあまり日の目を見ない。言ってしまえば、「その武器でしかできない強みはあるのか?」と言った点が薄いのだ。
TTKの高さに魅了された中級者であれば使っても良いだろうが、FPS初心者にはあまりオススメはできない武器だと感じた。
筆者は…これを使うなら「STG44」か「BAR」あたりを使うかなぁ…という印象だった。
1発の威力は24で、キルに必要な弾数は5発。ただし胴体に当たれば威力が24よりも上がるらしく、4発キルが可能になる。ファイアレートも高く、4発キルできればTTKは約0.19秒と、他ARと比べてもかなり早い。
ただし、1、2発目のブレが右上方向に非常に強く出るため、この制御が非常に難しい。フルオートで戦いたいなら、「初弾の制御が如何にできるか」が鍵となる。
マガジンアタッチメント「7.62×54MMR 30ラウンドマガジン」を装備すれば、1発の威力が34となり、TTKは約0.13秒まで上がる。ただし、ブレがもっとひどくなる上、エイム速度が遅くなり、唯一の強みである近距離にも、事前にADSしておかない限り撃ち勝ち辛くなってしまうところは残念。
本武器の大きな特徴は、バレルアタッチメント「コワレフスカヤ 420MM バースト」を装備することで、3点バースト武器へと変更できる点だ。バースト化すれば、弱点である反動も大分和らぎ、制御しやすくなる。さらに先述のマガジン「7.62×54MMR 30ラウンドマガジン」を装備すれば、胴体を撃てばワントリガーキルを狙うことができ、TTKは約0.14秒と非常に速い。バースト武器のため弾持ちが良く、エイム力が優れていれば、3,4人の敵を一気にさばくこともできてしまう。この武器が最も活きる点はここ、と言っても過言ではないだろう。
標準スコープは非常に見やすく、扱いやすいのは利点だ。
◆おすすめアタッチメント
おすすめのアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)マーキュリーサイレンサー
- (バレル)コワレフスカヤ 420MM バースト
- (サイト)単眼リフレクター
- (ストック)ZAC 12A
- (アンダーバレル)SMLE ハンドガングリップ
- (マガジン)7.62×54MMR 30ラウンドマガジン
- (弾薬タイプ)ホローポイント弾
- (リアグリップ)ファブリックグリップ
- (熟練度)ステディ
- (キット)オンハンド
3点バースト化に加え、初弾の反動を軽減することで、遠距離の敵をワントリガーでキルできるようにした。更にホローポイント弾を装備して、「手足に当たってしまってワントリガーキルできない」といった事態を可能な限り軽減した。
エイム速度やダッシュ後射撃速度を上げる装備も付けているため、遭遇戦にもある程度は戦えるようになっている。
ただし、そもそも本作はフルオート武器のTTKが全体的に高いため、バースト武器の利点があまり無い。近距離が多いマップであれば、バースト武器の利点である弾持ちの良さを活かしてスパスパと連続キルが可能になるので、マップごとに立ち回り方を工夫して戦うようにしたい。
熟練度は、ADS状態で撃つことが多いため、ペナルティを軽減する「ステディ」を付けているが、もっと遭遇戦でも戦えるようにしたいのであれば、「ガンホー」にして見ても良いだろう。
◆AS44を使った立ち回り
フルオートで使うにしろ、バーストで使うにしろ、SMGよりは遠く、ARよりも短い距離で撃ち合うことが、この武器の強みを最も活かせる。そのため、敵を見つけたからとすぐに撃ち合うのではなく、「この距離であれば戦えるのか?」ということをしっかり見極めてから撃ち始めるようにしてほしい。
また、バースト銃であるため、横向きに走っている敵を相手のして撃つのはあまり向かない。敵がだだっ広いところをただ走っているのであれば攻撃を仕掛けても良いが、隠れられる場所がすぐにあるような場所なら、攻撃するのを見送ろう。
◆まとめ
火力面は高いものの、少し使いづらさが目立つ「AS44」。決して弱い武器ではない、むしろ強い部類に入る武器なので、気に入って使ってる人も間違いなくいるだろう。
3点バーストでスパスパ敵を撃ち抜ける点に魅力を感じているのであれば、握ってみても良いのではないか。
では!