今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅱ」に登場する武器「X13 AUTO」を使い込んでみて感じた、本武器の特徴や感想をまとめてみた。
(本記事の情報は2023/5/4時点を元にしている)
※本作では具体的な武器数値が掲載されていないため、数値評価はざっくり値しか記載できない。主に筆者の使用感に頼った記載となることをご了承いただきたい。
◆X13 AUTOの使用感
HGというより、マシンピストルが正しい。小口径弾をSMGのように連射することができるため、単発銃の扱いに慣れていない初心者でも扱いやすい。
ただし、1発当たりの火力は低く、更には射程距離も短いため、思ったほどの火力は出ない。
デュアル化すると、大量の弾を一気にばら撒けるため、至近距離の火力は高くなる…と思いきや、腰撃ちのブレが大きいせいで、やっぱりそこまで強くはない。
あくまで「初心者向けの武器」として心にとめておいた方が良いだろう。
約10mまでは、腹以上に5発当てることでキルが可能。ファイアレートは約900RPMと高いものの、5発キルという必要弾数の多さがネックとなり、TTKは約0.27秒と遅い。この距離を超えると必要弾数が更に増え、まともに戦えたものではなくなる。
反動は左右にブレはするものの、基本的には上方向のみの形式。若干左側に寄っているので、スティックは右下に倒すようにしたい。
サブ武器特有の特徴として、機動力が他銃器の中で最も高い。素早く移動したい時を始め、正面戦闘でエイムしながらレレレ撃ちで避けて戦うこともやりやすい。
武器レベルを上げていくと、ストックアタッチメントで「デュアル」が装備できるようになる。これを付けると、ADSをすることができなくなる変わりに、左右に1丁ずつ「X13 AUTO」を持つことができ、両手から同時に弾を発射できる。
900RPMのフルオート武器を左右から連射できるのだから、さぞ強力…と思うのだが、腰撃ち性能が少し悪く、5mを離れるような敵との戦いでは、意外と敵にヒット判定が出ずに倒しきれない場面が目立つ。あくまで5m以内という限られた範囲内でのみ、進化を発揮するような形になってしまう。
マガジンサイズは標準で17発。ファイアレートが高いため、標準サイズではあっという間に弾が切れてしまう。デュアル化するかどうかによって変わってくるが、シングル運用ならマガジン無し、デュアル運用なら、多少無駄弾を消費してもいいように、マガジンサイズを上げるアタッチメントを付けておきたい。
アイアンサイトはHGらしく、視野全体が開けていて非常に見やすいサイト。サイトアタッチメントはいらないだろう。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)フォージ DX90-F
- (レーザー)XTENサイドアームL400
- (弾薬)9MM強装弾+P
- (マガジン)33ラウンドマガジン
- (リアグリップ)デュアルX13
デュアル化&サプレッサー付きとすることで、近距離や閉鎖空間での戦闘や、裏取りをメインに置いた構成。
デュアル化することで腰撃ちしかできなくなることから、レーザーアタッチメントで腰撃ち性能を上げ、裏取りができるようにするためにマズルアタッチメントでサプレッサー付きを選んだ。
腰撃ちしかできないため、無駄弾を大量に消費しやすい。多少無駄に消費してしまっても問題ないよう、マガジンアタッチメントを装備してマガジンサイズを上げてある。
残り1枠は、対面時に敵に怯みを与えて攻撃を可能な限り回避できるよう、「9MM強装弾+P」を装備した。
◆X13 AUTOを使った立ち回り
シングル運用、デュアル運用の双方とも、10m以内の近距離での戦闘での運用が必要となる。大通りなど、中距離以遠から狙われるような場面では持たず、遭遇戦になりやすい場所で持つようにした方が良い。
ただ、たとえ近距離戦に持ち込んだとしても、そもそもTTKが低いため、この武器であらゆる他武器と渡り合おうとすること自体お門違いだ。なんだかんだ言っても、基本はメイン武器で戦い、弾切れの時や、至近距離での戦闘を仕掛けようとするときに出す、という運用に限るようにしたい。
◆まとめ
フルオートで使いやすい性能ではありながらも、火力が低く、思ったほど強力ではない武器である「X13 AUTO」。
デュアル化しても「ちょっと強いかな」という位なので、色んな人にオススメできるようなものではない。が、単発銃の扱いが得意ではないという初心者には扱いやすいため、そういう人は使ってみても良いのではないだろうか。
では!