今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅱ」に登場する武器「9MM DAEMON」を使い込んでみて感じた、本武器の特徴や感想をまとめてみた。
(本記事の情報は2023/9/19時点を元にしている)
※本作では具体的な武器数値が掲載されていないため、数値評価はざっくり値しか記載できない。主に筆者の使用感に頼った記載となることをご了承いただきたい。
◆9MM DAEMONの使用感
火力は低いものの連射速度が高く、デュアル化できれば相当の火力を叩きだせる武器。似たような武器である「X12」と比較すると、諸々の面でこちらの方が上位互換と言える。
が、射程距離は短めなため、シングル運用はかなり使いにくい。また、デュアル化で運用するならもっと強いサブ武器もあるため、こっちを採用する必要があるか、というと微妙…
総じて、オススメできるか、というとそこまでではないと考える。
約10mまでは、腹以上を狙うことで3発キルが可能。ファイアレートは約450RPMであり、TTKは約0.26秒と遅め。ヘッドショットを2発入れれば2発キルになり、TTKは約0.13秒と非常に速くはなるが、2発ヘッドショットを入れるのもそこまで現実味はない。
10mを過ぎると4発キルとなり、TTKはガクッ落ちるため、メイン武器どころか、サブ武器相手でも勝てない場面がチラホラ見えてきてしまう。
火力が低い分、反動はかなり抑え目。ほぼ上方向にしか反動がなく狙ったところを撃ち抜きやすい。
サブ武器特有の特徴として、機動力が他銃器の中で最も高い。素早く移動したい時を始め、正面戦闘でエイムしながらレレレ撃ちで避けて戦うこともやりやすい。
武器レベルを上げていくと、ストックアタッチメントで「デュアル」が装備できるようになる。これを付けると、ADSをすることができなくなる変わりに、左右に1丁ずつ「9MM DAEMON」を持つことができ、両手から同時に弾を発射できる。
こうなると、連射力の高さも相まって、近距離では比較的強い武器へと様変わりする。流石に「バジリスク」ほどの火力は出せないものの、それでも持ち前の弾数の多さも相まって、力業で押し通せる場面も多い。
連射速度を上げるアタッチメントも存在するため、それらを使用すれば、約0.12秒のTTKを叩きだすこともできてしまう。
マガジンサイズは15発とかなり多い。ただし、キルに必要な弾数がどうしても多くなりがちなので、実際は弾切れに悩む部分もある。特にデュアル化する際は是非ともマガジンサイズを上げるアタッチメントは付けておきたい。
アイアンサイトはHGらしく、視野全体が開けていて非常に見やすいサイト。サイトアタッチメントはいらないだろう。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)フォージ DX90-F
- (レーザー)XTENサイドアームL400
- (弾薬)9MM強装弾+P
- (マガジン)26ラウンドマガジン
- (リアグリップ)デュアル9MM DAEMON
デュアル化し、至近距離の火力を上げるようにした構成。サプレッサーを付けることで、裏取りも比較的しやすくしている。
消音効果を出すためにバレルにサプレッサーを装備、腰撃ちの命中率を上げるためにレーザーアタッチメント、正面戦闘時に敵に怯みを与えることで被弾数を減らすために弾薬アタッチメント、継続戦闘力を上げる弾薬アタッチメントを装備している。最後に、デュアル化するためにリアグリップ「デュアル」を装備した。
武器レベルを最大にすることで使用できる調整では、ダッシュ後射撃速度、腰撃ちの命中率や反動制御を上げるようにした。
ここで紹介したもの以外にも、マガジンアタッチメントを外してトリガーアタッチメント「ラビット30トリガー」を付けると良い。ファイアレートが上がるため、近距離火力が単純に高くなる。継続戦闘力が下がるが、デュアル化しているためそこまで弾切れに悩むこともない。
◆9MM DAEMONを使った立ち回り
どれだけ強い構成と言えど、やはりサブ武器相当の火力しか持ち合わせていない。この武器であらゆる他武器と渡り合おうとすること自体お門違いだ。基本はメイン武器で戦い、弾切れの時や、至近距離での戦闘を仕掛けようとするときに出す、という運用に限るようにしたい。
正面で戦う場合は、レレレ撃ちを行い、敵からの被弾を極力抑えるように動きたい。しゃがんで撃てば、10mを超えるような敵とも戦えなくはないが、正面戦闘では隙だらけになってしまうため、裏取り時のみ使うようにしたい。
◆まとめ
連射速度の速さ、という強みを持ち、デュアル化時は比較的高い火力を発揮できるものの、「強いのか」と言われると首を縦に振ることはできない武器である「9MM DAEMON」。
個人的には他のHGの方が強力な面が多いためおすすめはできないが、連射速度の速さに惹かれたのであれば使ってみてもいいだろう。
では!