今回は、「Call of Duty Black Ops Cold War」のリーグプレイをプレイした感想をまとめていきたい。
2021年2月に入ってから実装された「リーグプレイ」 。公開マッチの現状に辟易していたプレイヤーに取っては、待ち望んでいたゲームモードなのではないか。
ここ1か月ちょっと、リーグプレイをプレイしてみた感想をまとめたので、「リーグプレイやったことないけど、どんなゲームモードなんだろう?」と疑問を持っている人はぜひ参考にしてほしい。
◆総評
まさに「FPSスキル」の集大成を問われる神ゲームモードである!勝ったら嬉しく、負けたら悔しく、貪欲に勝利を目指すプレイヤーに取っては非常によいゲームモードである。
ただし、そもそもプレイ人口が少ないのか、中々マッチングしない…この点はもはやゲーム運営側ではどうにもできないので、リーグプレイをやるプレイヤーの数が増えてくれることを祈るばかりだ。
◆リーグプレイってどんなルール?
リーグプレイ詳細
リーグプレイは、「Call of Duty World League」のルールに準拠したゲームルールとなっている。詳細は以下の通り。
ゲームルールは「コントロール」「サーチ&デストロイ」「ハードポイント」のみ。人気ゲームモードである「チームデスマッチ」「ドミネーション」は対象外だ。
また、チームメンバー数は公開マッチの6人とは異なり、4人となる。
更に味方への誤射が有効になっているため、味方を撃ってしまうと味方にもダメージが入る。
上記のゲームルールには記載されていないが、倒されてからリスポーンまでの時間が若干長いため、やられてすぐリスポーン、といったことができない点も特徴だ。
リーグプレイ制限アイテム
リーグプレイでは、使用できる武器やアタッチメントに制限がかかっている。詳細は以下の通り。
公開マッチとの大きな変更点だけ、簡単にまとめると、
- TR、LMGは使用不可(その他、ルール変更のたびに細かな武器制限が発生)
- タスクフォース、サプレッサー系、デュアルのアタッチメントは使用不可
- スコアストリークは「砲撃」「巡航ミサイル」のみ。倒れるとスコアリセット
といったところだ。
特に、スコアストリークの制度が公開マッチとは違うので注意してほしい。その分、必要スコアは「砲撃」が1600、「巡航ミサイル」が2000と少なく設定されている。(公開マッチでは、「砲撃」は3000、「巡航ミサイル」は3500である)
リーグスキル階級
リーグプレイでは、最初に5試合をプレイしたのち、KD率や勝率、SPMなどのあらゆるステータスをもとに、そのプレイヤーのスキルが決定する。各スキルの割り振りは以下の通り。
半分のプレイヤーが「コンペティター」にランク付けされ、それ以上のスキルを持つと判断されたプレイヤーは、「アドバンス」「エキスパート」「エリート」「マスター」の順にランク付けされる。ちなみに私がいるのは「エリート」帯だ。ランクが決まったら、以降のマッチでは同じランク帯のプレイヤーが優先的に選ばれるようになるため、自分と同じランク帯のプレイヤーと当たるようになる。リーグプレイは大体4日でランクリセットされ、リセット後にプレイした1試合の結果で次のランクが決まる。検証できていないが、リセット前のランクがどこだったか、そのランクでの成績がどうだったか、もある程度は再ランク付けに考慮されるようだ。
ちなみに、私が最初にエリート帯に入った時は、勝敗は2勝3敗、全試合の総合KD率は1.2ちょっと、SPMは300ちょっとだった。どれくらいでどのランクに選ばれるのか、参考にしてほしい。
リーグランクルール
ランクが決まると、同じランク帯のメンバー50人1チームが組まれ、その中でポイントの競い合いを行う。詳細は以下の通り。
一勝すると大体120ポイント獲得でき、連勝するたびにボーナスポイントが付与される。負けると60ポイントほど減点されてしまう。新ランク開始から4日経ったタイミングで、チーム内の獲得ポイントの大きさで順位が決まり、順位に応じた宝石を入手できる。宝石が一定数集まると、「ラダーランク」という、前日した「エリート」「マスター」といったランク付けとは別のランクが上昇する。
少し難しい仕組みをしているが、ひとまず
放り込まれたチーム内で上位を目指し、沢山宝石を手に入れて「ラダーランク」を上げていく
とだけ覚えておけばよい。
◆「リーグプレイ」の良かった点
勝敗のみがものを言う世界!熱い戦いができる!
スコア、KD率、どれが高かろうとリーグプレイでは意味が無い。大事なのはとにかく勝つこと。それしかない。また、LMGやTRといった芋促進武器が使用禁止のため、敵を倒したかったら前に出るしかない。なので、必然的にどの試合も芋プレイヤーは存在しない。みんな勝つ為に貪欲に戦いにくる為、熱い試合が繰り広げられやすい。もちろん、負ければ非常に悔しい。次こそ!とより闘志を燃やしながら、マッチ開始のボタンを押すことになる。
「サーチ&デストロイ」で両者マッチポイント、最後は自分と相手の1対1!といった状況で勝利できた時の嬉しさは、公開マッチの比ではなかった…一つ一つのマッチに本気になれるリーグプレイは、やってて非常に楽しいゲームモードだと感じる。
自分のFPS力が問われるため、上を目指す楽しみができる
1チーム4人しかいないため、一人が戦況に与える影響が大きい。自分の頑張り次第では、チームの勝利に大きく貢献できることもある。また、公開マッチと違い、スコアストリークを出す条件が非常に厳しいので、スコアストリークの嵐に巻き込まれることもない。そもそもスコアストリークが1試合中に一回も出てこないこともザラだ。芋って連続キルしているだけで高いKD率、SPMが取れてしまう公開マッチとは異なり、純粋に、自分のFPSの腕前だけで勝負することができるランクマッチ。自分の頑張りの結果、ランクがどんどんと上がっていくと、ますますやりがいを感じ、のめり込むことができる。また、リーグプレイはCoDのプロリーグと試合条件が全く一緒なため、プロ達がどれほど上手いのかを知るいい機会にもなる。プロプレイヤーの動きを見て、「自分もこうなりたい」と高みを目指す楽しみが生まれた。
◆「リーグプレイ」の悪かった点
マッチングが遅く、pingも悪くなりがち…
リーグプレイをやる人が少ないのか、とにかくマッチングが遅い。クロスプレイをオフにしていると、マッチ開始まで5分かかることもある。オンラインゲームでここまでマッチングに時間を要するのは大きなマイナス点だ。クロスプレイをオンにすれば、2分足らずでマッチすることが多くなる。マッチングを早めたいなら、クロスプレイはオンにしておこう。
また、日本国内のプレイヤー数が少ないのか、せっかくマッチングしても、pingが100を超えるような海外サーバに飛ばされることも珍しくない。pingが悪いと、敵を撃っても中々ヒット判定が出ず、まともな撃ち合いにならない。こちらもクロスプレイをオンにしておけば国内サーバーでプレイする機会が増える印象だった。
リーグプレイをやる時は、クロスプレイをオンにしておくことをオススメする。
途中退出されると圧倒的に不利…
リーグプレイは公開マッチと異なり、欠けたプレイヤー枠に他のプレイヤーが入ってくることはない。誰かがマッチから抜けて人数が欠けると、そのチームは試合終了まで、相手よりも少ない人数で戦わざるを得ない。もともと1チーム4人と少なく、一人の戦力が大きいモードで1人欠けは大きなビハインドだ。一応、試合が始まると、プレイヤーの意思で途中退場はできないようになっている。が、強制的にゲーム自体を落としてしまえば、マッチから抜けることは可能だ。また、本人はやる気でも、ネットワークが切れてマッチから弾かれてしまう場合もある。後者は致し方ない部分もあるが、前者は悪質極まりない。
このように、チームメンバーが抜けると圧倒的に不利になってしまうにも関わらず、人数が欠けたチームが敗北しても、普段と変わらない量のポイントが減点される。この仕組みは非常に不満点。せめてマイナス量を緩和してほしいものだ。(Apex legendsではそれができているというのに…)
◆まとめ
純粋に勝利だけを求めて戦うモードである「リーグプレイ」。マッチングやpingに不満点はあるものの、熱い試合が展開されることが多い。
是非とも沢山のプレイヤーに参加して欲しい!たとえプレイが下手でもファンメールなんてほとんど来ない!気にせずバンバン参加しよう!
…参加してくれないとますます過疎ってしまうのでお願いします…涙
では!