今回は、「Monster Hunter Wilds」の闘技大会で、リオレイアを相手に全武器Sランクを出すための方法をまとめてみた。
(本記事の情報は2025/4/17時点である)

闘技大会で「リオレイア」と戦うモードである「闘技大会:リオレイア」。ここで、全武器ペアでSランク獲得するまでやりこんでみた。
では、どんな方法をとればSランクが取れるのか。「Sランクをとりたいけど取れない!」「特定武器では取れるけど、他武器でもとってみたい!」と悩んでいるプレイヤーは是非とも参考にしてみてほしい。

なお、ランカーを狙った記事ではないので注意してほしい。
リオレイアをSランク達成するには
【その1】乗りと壁ドンを利用する
時間がかかりがちな乗り攻撃だが、闘技大会では貴重なダメージソース。 むしろ一番火力の出る攻撃手段が乗り攻撃周りだといっても過言ではない。
乗り状態になり、頭に乗って攻撃していれば、リアレイアは必ず、フィールドにある柱に向かって頭突きをするが、この時に与えるダメージが馬鹿にならない。モンスターの体力に応じた固定ダメージに加え、乗り状態でできた傷口へR1ボタンで攻撃するダメージも、かなりの大ダメージを与えられる。乗り攻撃が終わった後に莫大な隙を生み出せるのも利点だ。
是非とも積極的に乗りと壁ドンを狙いたい。

【その2】隙を見て砥石で研ぐ
闘技大会で用意されている武器の多くは、青ゲージや緑ゲージといった高めの切れ味があっというまになくなり、一つ下の切れ味へと落ちてしまう。そのまま戦い続けると、実はダメージ効率があまりよくなく、最終的な討伐時間がかかってしまう印象だった。
ただし、頻繁に研げばいい、というわけではない。その分隙ができるうえ、ダメージを稼げない時間が発生してしまう。また、研ぐモーションがすべて終わり切るのを待つ必要はなく、途中でローリングして研ぎモーションを強制解除する等して、時間短縮を狙うのはマストだ。
【その3】集中弱点攻撃を積極利用する
集中弱点攻撃は、武器種にもよるもののリオレイアに与えるダメージ量が高いうえ、わずかな時間でも怯みを与えられるため、安定した攻撃ターンが得られる強力な手法。傷口を見つけたら、積極的に集中弱点攻撃を当てていきたい。
【その4】サポートハンターを入れない
優秀な動きをしてくれるサポートハンター。しかし、リオレイア戦でついてくる「ロッソ」は、ヘビーボウガンという遠距離武器のため、リオレイアから離れて動くことが多い。そのため、「ロッソ」にヘイトが向くと、リオレイアがプレイヤーから離れた場所へ移動してしまい、攻撃にロスタイムが生じる。
よってリオレイア戦では、全武器ともにサポートハンターは入れないようにした方が、タイムは早くなるので、外すようにしたい。
【その5】リオレイアの攻撃モーションを覚える
当たり前といえば当たり前だが、闘技大会でSランクをとるには、通常の討伐よりもシビアに、モンスターのモーションを頭にいれる必要があると感じた。リオレイアが取る攻撃モーションの数はそこまで多くなく、かなり覚えやすい。必ず対応できるようにしよう。
1.ゆっくり後退してからのブレス&弱点
リオレイアがゆっくり後退しながら、約90度振り向くようなモーションをした場合、確実にブレス攻撃が飛んでくる。ブレス攻撃は絶好の攻撃チャンスのため、確実に見極めたい。
通常時は1発、怒り時は3発ブレスか、大きく後退してチャージした後に、広範囲を攻撃するブレスをする。この違いも頭に入れよう。怒り時のブレス2種類とも、リオレイアの頭の横まで移動しておけば当たらないので、すぐに頭横まで移動したい。

また、ブレスしたリオレイアの口元は弱点となっており、集中弱点攻撃を当てることで怯みとダメージを与えられる。こちらも積極的に狙っていきたい。なお、ブレス中の弱点は、通常時、怒り時でそれぞれ1回だけ有効であり、通常時、怒り時と状態が切り替わるたびにまた弱点が露呈するようになる。

2.サマーソルトの攻撃回数
強烈な威力と毒ダメージを与えるサマーソルトは、通常時は1回、怒り時は2回と攻撃回数が違う。怒り時は1回サマーソルトをした後、位置を変えて再度実施してくるため、怒り状態のリオレイアを相手にする場合は、1回攻撃してきた後に移動し始めても、「もう1発飛んでくる」と頭に入れておきたい。
サマーソルトが規定数終わった後は、リオレイアは必ずそのまま地面に降りてくるので、頭のある位置が必ず固定される。このモーションも絶好の攻撃タイミングだ。特に頭を狙う必要のあるハンマーの場合は、「いつどの向きに降りてくるか」を把握しているか否かで火力が全く異なるので、サマーソルト関連のモーションは確実にマスターしておきたい。
ただし、怒り状態の時に必ず2回サマーソルトをやるとは限らない。2回目は滑空攻撃をしてくる可能性もあるので、どちらが来るのかはリオレイアの動きをしっかり見て判断してほしい。
3.突進攻撃
火力面では脅威でもなんでもないが、ロスタイムが多く、頻発されるとSランク確保が絶望的になる攻撃。ただの直線攻撃なので対処はやりやすい。通常時は1発のみ、怒り時は2回振り返って3連続突進してくることは覚えてほしい。
なお、この攻撃は絶好の研ぎチャンスでもある。切れ味ゲージが落ちているなら、この突進攻撃の合間に細かく研いで、切れ味を回復させておくと、後々の火力につながる。

どうしてもこの突進攻撃を止めたい、という場合は、道端に落ちている「ハジケ石」を拾い、スリンガーにセットしてリオレイアに放つと、強制停止できることは覚えておこう。


4.尻尾回転
首だけを後ろに向くようなモーションの後、体を回転させて尻尾で叩きつける攻撃。頭の位置がずれるてしまい、ガンランス以外はダメージが出せなくなってしまう厄介技。

対処できるなら、リオレイアの足元まで潜り込めばダメージを受けないので、わずかだがダメージを与えるターンを得られる。武器の研ぎ時間に当ててもいいだろう。ただ攻撃を喰らっても、1発目の攻撃であれば正直大きなロスにはならないので、「回避できたらラッキー」位な心持ちでいよう。
ただし、尻尾攻撃の1発目(半回転)の攻撃範囲に初めから入っていなかったのなら、2発目の半回転は絶対に当たらないよう、足元に逃げる等しておこう。2発目に当たった場合は大きなタイムロスだ。
武器ペアごとの立ち回り方
片手剣&ハンマー
一番難易度の高い武器ペア。どの武器でもいいからSランクを取りたい、というだけなら、この武器ペアを選ぶ必要はない。筆者もSランクをとるために何度も挑戦して達成できた。再びSランクをとれるか、というと、うまくことが運べばとれるかも、というくらいで、再現性は低い。それだけ難しい武器だと感じる。
開始時の選択武器
サポートハンターを無にし、ハンマーを選択して開始(片手剣では、リオレイアの動き方によって、Sランクが取れるか変わってくる運要素が強いので、ハンマーの方が安定すると感じた)
開始後の動き方
| 1 | 秘薬を飲み、不動の装衣を着て、リオレイアの右前位置まで一気に移動する |
| 2 | リオレイアの右前足元に大タル爆弾を2個設置 |
| 3 | 少し左側へ移動し、奇襲攻撃。上手くいけば、奇襲攻撃が大タル爆弾に当たり、爆発ダメージも与えられる |
| 4 | △を連打してアッパー攻撃まで実施後、R2+○+△で最大まで溜めて渾身溜めを頭へ当てる(うまくいけばここで怯む) |
| 5 | 中怯みの場合は△連打でアッパー攻撃まで実施、気絶したら○連打を頭めがけてすべて実施 |
| 6 | 不動の装衣が切れたらセクレトに乗り、空中溜めを2回当てて乗り状態になる |
| 7 | 柱へ壁ドンさせたのち、乗り状態時にできた傷口へR1を押して攻撃 |
| 8 | 以降は、リオレイアの位置が遠いならR2ボタン長押しでの溜め攻撃、近いなら△連打でアッパー攻撃を繰り返す |
| 9 | 隙が大きな場面には渾身溜めを頭に当てる |






注意点
- 高火力ながら隙が大きい渾身溜め叩きつけは、ブレス攻撃やサマーソルト後の落下時に行うのが絶好の機会。必ず当てるように練習しよう


- 傷口ができた場合は集弱点攻撃を狙い、最後のスタンプ攻撃を確実に頭は当てよう。スタン値をとりやすく、リオレイアの気絶につながって強烈な攻撃を当てやすくなる
- 突進攻撃は研ぎ時間に当てよう。全部研ぎきるのではなく、1回研いでローリング、1回研いでローリング、のようにし、少しずつ切れ味を回復させる動きを入れたい
- ○ボタンのスタンプ攻撃は高いダメージを与えられる技だが、この際に翼に攻撃が当たってしまうと火力が出ない。リオレイアの頭の先端あたりを狙うようにすると、誤って翼に当たり判定が出てしまうことを防げるので、心がけてほしい

スラッシュアックス&チャージアックス
Sランク獲得が一番簡単な武器ペア。特にスラッシュアックスは、Sランク獲得の救済武器だろう。スラッシュアックスの使い方さえわかれば、かなりグダグダなプレイングでも大体の人がSランク獲得できるはずだ。
現に、筆者の最高討伐速度である4分34秒も、結構グダッたプレイングを各所でしてしまった上での記録。無駄なく戦えれば、プロハンレベルの腕前でなくても3分台に到達できると思う。
開始時
サポートハンターを無にし、スラッシュアックスを選択して開始
開始後の動き方
| 1 | 真っ先にリオレイアのもとへ向かう。(秘薬や回復の装衣を使用してもOK) |
| 2 | リオレイアの背後に行き、奇襲攻撃 |
| 3 | 剣モードに切り替え、咆哮をR2+△でカウンター切り |
| 4 | 以降はリオレイアの硬直を見計らってフルリリーススラッシュを積極的に当てる |
| 5 | どこでもよいので、セクレト騎乗からの乗り攻撃を与えると、より時間短縮が可能 |




注意点
- なんでもかんでもフルリリーススラッシュを狙うと反撃にあう。ブレス攻撃後やサマーソルト後の必ず降りてくるタイミングといった、絶対に移動や反撃が発生しないタイミングに差し込むようにして使っていきたい。
- 斧モードでの相殺切り上げ、剣モードでのカウンター切りは、タイム短縮の有効手段。特に剣モードのカウンター切りは、即時発動できるので使いやすく、咆哮すらカバーできる。是非使いたい。
- 集中弱点攻撃をすれば、ダメージに加え斧や剣のゲージを回収できる。積極的に狙っていこう。

ガンランス(睡眠)&ガンランス(麻痺)
まさかのガンランスペア。慣れるまでは難しいが、流行フルバーストや竜撃砲をどのタイミングで使うべきか、どこまでは連続攻撃し、どこからは防御に徹するか、といった各動きの判断がつけば、堅実にSランク獲得できる武器種だ。
開始時
サポートハンターを無にし、ガンランス(睡眠)を選択して開始。
開始後の動き方
| 1 | 怪力の種を食べて攻撃力をUPし、不動の装衣を着用し、ハジケ石を採集 |
| 2 | リオレイアの背後に行き、奇襲攻撃 |
| 3 |
竜杭フルバーストコンボに加え、連装竜杭フルバーストまでつなげる。 |
| 4 | 以降は、リオレイアの足元に入り込み、竜杭フルバースト攻撃が中心の攻撃を実施 |
| 5 | リオレイアが寝たら、大タル爆弾Gを手に持ち、転がして爆撃 |
| 6 | 不動の装衣の効果が切れているはずなので、セクレトに騎乗してジャンプ攻撃し、乗り状態へ |
| 6 | 柱へ突撃させた後、頭に傷をつけたらそのままR1攻撃 |







注意点
- 竜撃砲は2発連続で出せるが、2発目が効果的に当たる場面は、かなり限定的で再現性が低い。被弾リスクがあることも考えると、竜撃砲は1発で止めた方が良いと感じた。
- 連装竜杭フルバーストを無闇に使うと、被弾リスクがあるだけでなく、眠り状態になったところへ連続爆撃が当たって起こしてしまう危険がある。1回目の眠りになるまでは、初手を除き、連装竜杭フルバーストは控えた方が良い。
- 連装竜杭フルバースト、竜撃砲を狙うのは、ブレス攻撃を避けた後が1番安全だ。
- 回避できない場面ではガードでいなそう。ジャストガードしたなら、そのまま△→◯と押せばフルバーストができる。余裕があるなら△→△→△+◯て竜杭フルバーストまで繋げたい
まとめ
しっかりと武器や種や装備品の構成を見極め、モンスターのモーションを覚えて立ち回れば、全武器でSランク獲得は可能だ。時間はかかるだろうが、ぜひ試して見てほしい。
どうにもSランクが取れないなら、スラアクを使えるようにしておけば確実だ。
では!
