今回は、「Monster Hunter Wilds」の闘技大会で、「うぬは真の強者たるか」にて登場するアジャラカンを相手に、全武器Sランクを出すための方法をまとめてみた。
(本記事の情報は2025/6/1時点である)
闘技大会で「アジャラカン」と戦うモードである「うぬは真の強者たるか」。ここで、全武器ペアでSランク獲得するまでやりこんでみた。
では、どんな方法をとればSランクが取れるのか。「Sランクをとりたいけど取れない!」「特定武器では取れるけど、他武器でもとってみたい!」と悩んでいるプレイヤーは是非とも参考にしてみてほしい。
なお、ランカーを狙った記事ではないので注意してほしい。
アジャラカンをSランク達成するには
【その1】豪鬼の技を覚える
この闘技大会では、他のクエストとは異なり、豪鬼装備が標準でついている。豪鬼装備は専用コマンドを使用することで、武器種によらない専用攻撃を出すことが可能だ。この攻撃はリーチが非常に短いものの、出が非常に早く、攻撃回数も多く、頭へ攻撃すれば1発で30~50ダメージを与え、かつスタン値の蓄積までできるという非常に優秀な攻撃である。武器で戦う時と違い、切れ味ゲージが減ることも、リロードが必要になることもない。
よって、豪鬼のコマンド技を覚え、使いこなすことが、Sランク到達に必要な要素だ。むしろ、豪鬼のコマンド技さえ覚えてしまえば、後はどの武器ペアでも戦い方がほぼ一緒なため、安定してSランクが獲得可能だ。
豪鬼の操作は、基本以下を覚えればOKだ。攻撃モーションはクエストを受けたのち、テント前で確認してみてほしい。
全ての攻撃が、□、△、○のコマンドで最大3連撃まで出せる。3発目は火力も高いが隙も大きいため、アジャラカンの攻撃後の硬直がある時のみ、3発目まで出すように意識してほしい。そうしないと、反撃の被弾を受ける可能性が飛躍的に上がってしまう。
1.単純3連撃:□ → □ → □
□ボタンを3回押せば利用でいる簡易な攻撃。出がかなり早いが、リーチが非常に短い。3発目は気弾を発射し、離れた場所にいても命中するうえ、火力もかなりある。
2.近距離専用連撃:□ → △ → △ → △
移動せず、その場で複数の攻撃コンボを叩き込む技。△ボタンを押せば押すほど、複数の連撃を叩き込むため、火力が出る。どのコマンドもリーチが短く、アジャラカンに密着しないと当たらない。攻撃後の隙に叩き込む際に一番使うことになるコンボといえる。
なお、□攻撃は1回だけでなく、2回、3回まで続けたうえで、△攻撃コンボへ繋げられる。敵の隙に応じてどこまで繋げるか使い分けよう。
3.移動攻撃:□ → ○ → ○ → ○
スティックを倒した方向に移動しながら攻撃する技。アジャラカンとの距離が離れている時に使うことになる。頭に張り付いた状態でこの技を使うと、頭から離れて後ろ足まで行ってしまうため、集中モードを駆使してちゃんと頭へ張り付くようなプレイングを意識したい。
なお、□攻撃は1回だけでなく、2回、3回まで続けたうえで、△攻撃コンボへ繋げられる。敵の隙に応じてどこまで繋げるか使い分けよう。
4.フルコンボ:□ → □ → △ → △ → △ → ○ → ○ → ○
前述したコンボをすべて組み合わせた攻撃。最も火力が出るが、コンボ数が多く、その分隙も大きい。敵が大ダウンした際にのみ使おう。
一応、□攻撃を3回まで連発した9コンボ攻撃も可能で、それが総ダメージ量は一番高い。しかし、コンボ継続時間がかなり長いうえ、これを行うよりも後述する「OD豪昇竜拳」に繋げるコンボの方が火力が出るため、□攻撃は2連までで繋げた方が効果的と考える。傷を攻撃する場合は、□攻撃3連続まで繋げた方がむしろ火力が出るので、そこは状況に応じて使い分けたい。
5.〆のOD豪昇竜拳:前述コマンドの最後にエモート「Street Fighter 6 豪昇竜拳」
□、△、○の3連続コンボの後に、エモート「Street Fighter 6 豪昇竜拳」を利用すると、OD豪昇竜拳という特殊な攻撃技が利用できる。スタン性能が高く、攻撃力も高いが、硬直も大きいため、後述する「確実に隙ができるモーション」の場合に使おう。
3連続コンボまで繋げておかないと発動しない点は注意。例えば、□ → △ → △まで押した後に使っても、OD豪昇竜拳は発動しない。
【その2】集中弱点攻撃を積極利用する
集中弱点攻撃は、アジャラカンに与えるダメージ量が高いうえ、わずかな時間でも怯みを与えられるため、安定した攻撃ターンが得られる強力な手法。特に「うぬは真の強者たるか」に登場するアジャラカンは歴戦個体であり、歴戦傷を破壊することで確定ダウンを狙える。傷口を見つけたら、積極的に集中弱点攻撃を当てていきたい。
【その3】サポートハンターを入れない
優秀な動きをしてくれるサポートハンターだが、豪鬼操作を用いたプレイをする場合は採用しない方がよい。豪鬼の攻撃は全てリーチが短く、かつ弱点である頭に的確にダメージを与え、高ダメージ&スタンをとっていかないとSランク到達できない。サポートハンターを入れるとヘイトが分散し、アジャラカンの頭を狙いにくくなってしまう上、攻撃範囲から外れてしまうことが目立ったためだ。
【その4】罠を使うタイミングに注意する
全武器ペアとも、シビレ罠または落とし穴を1つ所持している。この罠を使うタイミングは、
- 戦闘開始時の怒り状態が解除され、頭周りの歴戦傷を破壊し、スタンを1度した後に使う
という点に注意したい。
怒り状態の解除、歴戦傷破壊、スタンは、いずれもダウンによる攻撃チャンスを作り出せる方法なのだが、その発動タイミングでアジャラカンが罠にかかっていると、せっかくのダウンが発動しなくなる。そのため、必ずこれらのダウンを1回発生させた後に罠にかけるようにしよう。
【その5】スキル「火事場力」を意識し、極力回復しない
体力が一定値以下まで下がると火力が大きく増加するスキル「火事場力」を、全武器ペアが保持している。このスキルの発動有無で、アジャラカンに与える火力差が出てくるため、Sランクを狙うなら極力「火事場力」を発動させたプレイングを目指し、下手に回復して「火事場力」の効果範囲外としてしまうようなことは避けたい。
ただし、体力が0になるのは避けたいので、「これ以上は危ない」というギリギリ値になった場合は、回復薬を飲み、「火事場力」のギリギリ発動ラインまで回復させてから回避で中断する、という調整をしよう。
秘薬で体力の最大値を増加させると、「火事場力」の発動基準値が引きあがり、「火事場力」が発動する低体力状態でも、ある程度の被弾に耐えられる。その分「火事場力」の発動まで多くの攻撃を受ける必要があるが、自身のプレイング力に応じて決めよう。秘薬を飲んでもSランク到達はできるので安心してほしい。
【その6】ダウン種類ごとのコンボ可能時間を覚える
戦っていると様々な場面でダウンするが、ダウンの種類によっては立ち上がるまでにかかる時間が異なる。
歴戦傷破壊時のダウンは、「2.近距離専用連撃」にOD豪昇竜拳を使うくらいの隙しか存在しない。調子に乗ってフルコンボを目指し、カウンターを受けないように注意してほしい。
スタンや怒り状態解除時はかなり長いダウン時間が得られるため、この時のみ、前述の豪鬼コマンドの「4.フルコンボ」にOD豪昇竜拳まで繋げて攻撃しよう。
【その7】アジャラカンの攻撃モーションを覚える
当たり前といえば当たり前だが、闘技大会でSランクをとるには、通常の討伐よりもシビアに、モンスターのモーションを頭にいれる必要があると感じた。アジャラカンが取る攻撃モーションはかなり多彩で紛らわしいものが多いが、後隙が大きい技が揃っているため、主要な技はしっかり頭に入れて、隙めがけて攻撃を叩き込めるようにしよう。
1.両腕で叩きつける攻撃
両腕を上げて地面を1度叩きつける。叩きつけ1回しかせず、その後は長い隙が生まれるため、反撃を叩き込みやすい。攻撃モーションも非常にわかりやすく、アジャラカンの横にいれば当たらない。
怒り状態時は、叩いた場所から直線に火柱が飛ぶ点は注意。また、火柱はアジャラカンの胸あたりから出始めるため、アジャラカンの真横に張り付いていると火柱が当たる場合がある点は覚えておこう。
2.片手で叩きつける連撃
左右の手で地面を殴る技。最大2連続で出してくる。リーチは短いので、少し距離を離せば当たることはない。
時折、1回だけで終わる場合がある。感覚だが、右腕の攻撃から始まった場合は2連続、左腕の攻撃から始まった場合は1回のみのようだが、ちゃんとした判別はできていない。Sランクをとるくらいであれば、この見切りまでシビアになる必要はないため、常に「2連続してくるかも」と考えて動こう。
3.肩タックル
肩を地面に押し付けて、プレイヤーをホーミングしながらタックルする技。予備動作はわかりやすいが攻撃の出が早く、コンボ攻撃中に使われると対処できない場合が多い。吹っ飛ばしによるタイムロスも痛いため、アジャラカンの攻撃後の隙が終わったら、コンボ攻撃を止め、この攻撃を出してこないか、動きを見るように徹底しよう。
通常時と怒り時、両方で使用するが、怒り状態だと2回連続で使ってくる場合がある点は注意。
攻撃後は長めの硬直時間が入るため、積極的に頭にダメージを与えよう。
4.回転攻撃
猫のように一度上半身を後ろへひねったのち、回転攻撃をしてくる。予備動作が長くわかりやすいため、対処はしやすい。この攻撃後の硬直も長めなので、反撃を叩き込もう。
怒り状態時は、えぐった地面から遅れて火柱が上がる。怒り状態時にはなるべくアジャラカンの横へ移動しながら逃げるようにし、火柱攻撃を受けないようにしたい。
5.直進突進
怒り状態時に使う技。出がかなり早く、突進速度も速いため、ちゃんと見ておかないと回避が難しい。直進攻撃しかしてこないため、横方向に走れば逃げるのは容易だ。
1回で終わる場合と2回まで続ける場合がある上、攻撃後は高確率で別の攻撃に繋げてくるので、攻撃が終わったからと無暗に近づいていかないように注意しよう。
6.長い予備動作からの広範囲攻撃
怒り状態時に使う技。高速回転したのち、高くジャンプし、地面を叩きつける。叩きつけた後には周囲に火柱が上がるため、叩きつけ攻撃の範囲から外れてもダメージを受ける。
攻撃はかなり派手だが、アジャラカンを中心に円を描くように走り続けていれば被弾しないため、対処は容易。攻撃後の隙もかなり大きいので、フルコンボ相当の連続攻撃まで当てよう。
火炎攻撃は、爆撃後も少しの間当たり判定が残っているため、ちゃんと炎が引いたことを見てから近寄るように注意しよう。
7.広範囲火炎攻撃
怒り状態時に使用する技。クエスト開始直後に使ってくることが多い。
尻尾で頭を二回叩いたのち、地面へ手を突っ込み、アジャラカンの前方一体を炎に包む。その後、地面から大きな火柱を放つ。地面へ手を突っ込んだ時には、ハンターが確定で大きく怯む(フレーム回避ができればこの怯みを回避可能)。
正面からまともにくらえばとてつもないダメージを受けるが、アジャラカンの後ろ脚まで走っていけば被弾しないため、落ち着いて対処しよう。
攻撃後は、アジャラカンの両腕が弱点状態となり、集中弱点攻撃ができる。この集中弱点攻撃後は短いながらもダウンが取れるため、この弱点攻撃は絶対に逃さないようにしよう。
武器ペアごとの立ち回り方
事前準備
どの武器種にも共通して、以下の設定をしておくように意識しよう。
- アイテムのショートカットに、エモート「Street Fighter 6 豪昇竜拳」を設定する
- クエスト開始直後にアイテム欄を操作し、「アシストコンボ・豪鬼」を使用できるようにセットする
大剣&スラッシュアックス
Sランク達成難易度は照準的。鬼人の粉塵を標準装備しているので、特別な操作なく、火力を出せるので、ある意味一番操作はしやすい。
開始時の選択武器
サポートハンターを無にし、自分が好きな武器を選択して開始(どちらであっても安定して攻略は可能)
開始後の動き方
大剣の場合は以下
1 | 鬼人の粉塵を使用し、アジャラカンの背後まで移動 |
2 | 奇襲攻撃を実施 |
3 | 溜めずに△の強溜め切りを実施 |
4 | 左スティック前と△で真・溜め切りの構えへ移行後、すぐに○でタックル |
5 |
咆哮をタックルでいなし、真・溜め切りを当てる |
6 | 武器を納刀し、豪鬼のコマンド技で攻撃 |
7 | 回避の装衣を着て、ジャスト回避によるバフを活用 |
スラッシュアックスの場合は以下
1 | 鬼人の粉塵を使用し、アジャラカンの背後まで移動 |
2 | 奇襲攻撃を実施 |
3 | 左スティック↑+○で斧攻撃を1発 |
4 | R2で剣モードに変形 → △で攻撃1回 → R2+△でカウンター切り |
5 |
武器を納刀し、豪鬼のコマンド技で攻撃 |
6 | 回避の装衣を着て、ジャスト回避によるバフを活用 |
注意点
- スキル「巧撃」と「回避の装衣」を意識した回避&火力バフプレイが重要。敵の攻撃が当たるタイミングで×ボタンを押すとジャスト回避が発生し、一定時間火力が上がる。極力ジャスト回避を目指し、バフがかかった状態で攻撃するように努めたい
太刀&ヘビィボウガン
Sランク到達が一番楽な武器ペア。クエスト開始時の操作手順と、「不動の装衣」の利用タイミングに気を付ける必要はあるものの、Sランクだけ取りたいならこの武器ペアを利用すればよい。
開始時
サポートハンターを無にし、ヘビィボウガンを選択して開始
開始後の動き方
1 | セクレトに乗り、鬼人弾を選択して地面へ発射し、煙の上を通過 |
2 | 武器を太刀へ切り替え、秘薬を使用して、アジャラカンの背後へ移動 |
3 | 奇襲攻撃を実施 |
4 | △ → △ → △ → △ → ○ → R2+○ の流れで攻撃&咆哮を見切って攻撃 |
5 | 武器を納刀し、豪鬼のコマンド技で戦闘 |
6 | 初期の怒り状態が解除されたら「不動の装衣」を着用し、被弾覚悟で正面から攻撃を繰り返す |
注意点
- 「不動の装衣」を使用中は、スーパーアーマー状態になり、攻撃をずっと続けることができる。しかし、体力の残数に気を付けないと、気付いたら体力が尽きていた、という事態になりかねない。また、気付いたら「不動の装衣」の効果が切れていると、隙だらけなところに手痛い攻撃を受けてしまう。「不動の装衣」を利用している間は、このあたりには注意を払っておきたい。
操虫棍&弓
Sランクが一番とりにくかった武器ペア。スキル構成とアイテム構築がかなり歪である。
- 奇襲攻撃後30秒間火力が上がる「急襲」
- 体力MAX時に火力が上がる「フルチャージ」
が主体のスキル、アイテム構成なのだが、その火力増加量が中途半端なのがつらい。戦闘開始直後のアジャラカンは怒り状態であり、苛烈な攻撃から始まるため、「急襲」の効果が活かしきれないし、「回復の装衣」を着ても、コンボ中のスリップダメージでわずかだがダメージを受けてしまい、「フルチャージ」の効果外になってしまう頻度が多い。なので、豪鬼装備の標準スキルである「火事場力」を使った方が火力が出るが、それを狙うと用意されているサブアイテムの多くが腐ってしまう、という残念さ…
「連撃」による火力アップが発動できるのがせめてもの救い。豪鬼コマンドの使い方さえ覚えれば、Sランクが取れないことはないので、諦めずに挑んでほしい。
開始時
サポートハンターを無にし、操虫棍を選択して開始(弓を選んでもいいが、操虫棍の方が達成難易度が僅かだが楽だった)
開始後の動き方
1 | アイテムを何も使わず、アジャラカンの背後へ直行 |
2 | 奇襲攻撃を実施後、すぐに納刀 |
3 |
「回復の装衣」を着用 |
4 | 以降は豪鬼のコマンド技で戦闘 |
5 | 「回復の装衣」の効果が切れたら、火炎攻撃のスリップダメージを活用しながら「火事場力」発動ラインまで可能な限り調整 |
注意点
- 「回復の装衣」を活用した「フルチャージ」をしばらく活用後、「回復の装衣」の効果が切れたら、火事場力を使った火力アップへ切り替えたいため、秘薬は使わず、体力100の状態で戦っている。どうしても体力100では不安なら秘薬を使ってもいいが、その場合はより意識的にダメージを受けに行って、火事場力の発動を狙おう。
- 「火事場力」を一切使わずともSランクは取れた。ただし、「奇襲攻撃後に素早く怒り状態を解除 → 直後に歴戦傷破壊によるダウンとスタンを連続で発動 → 起き上がり後は落とし穴に落として攻撃」という慣れたプレイングが必須。そこまで覚えていないなら「火事場力」を使うか、他武器ペアで練習を積んでから挑もう。
まとめ
「うぬは真の強者たるか」のSランク獲得には、アジャラカンの多彩なモーションや豪鬼コマンドの使い方、隙のバリエーションなど、共通して覚えておく必要のある項目数が多い。ここを覚えきれるかどうかが大事になるが、多少粗い戦い方になっても、Sランクは到達可能だ。
この記事を参考に、何度かクエストを繰り返し、Sランク到達を目指してほしい。
では!