今回は、「Call of Duty Black Ops Cold War」に登場するタクティカルについて、効果の違いとおすすめ度、使い分け方をまとめてみた。
フラッシュ、スモーク、スタン等、補助的な役割を担うタクティカル。攻撃能力を持たない上、使い方を間違えると味方にも影響を与えることにもなりかねないため、使うタイミングが難しい装備でもある。
ただし、タクティカルを使い分けることで、武器やリーサルではどうにもできない場面を打破できるのも事実だ。タクティカルごとのオススメ度と、どんな場面で主に使うのか、それぞれの特徴をまとめてみたので参考にしてほしい。
◆おすすめのタクティカル
フラッシュ (オススメ度:★★)
地面や壁にぶつかった直後に起爆し、周囲に閃光を放つ。閃光の範囲内の敵は、約3秒間、視界と聴力が奪われ、他のプレイヤーがどこにいるのか、目の前が壁なのか道なのか、全く分からなくなる。
角を曲がった先に敵がいるか確かめるとき、敵を無力化して攻め込むチャンスを作りたいときなど、色んな場面で活用できる。とりあえず敵がいるか確かめたい時にポイっと投げ込むだけで良い手軽さもよい。
ただし、自分が効果範囲内にいると、自分も効果を受けてしまうため注意してほしい。
効果範囲もかなり広い為、複数の敵が付近にいる場合でもまとめて無力化できる。
あくまで敵の視力と聴力を奪うのみで、移動や射撃は問題なくできる。上手いプレイヤーだと、フラッシュが起爆した瞬間に視点を変え、目眩し中でも物陰に移動して隠れる、といったことまでできる。全くもって何もできなくさせるわけではない。
スモークグレネード (オススメ度:★★★)
地面や壁にぶつかると、その場所を中心に広い範囲に白い煙を発生される。煙の発生時間は約10秒。
スモークグレネードの主な使い方は3つ。
1つ目は射線切りだ。敵から狙われると厄介な場所にスモークを投げ、射線を塞ぐことで、こちらが自由に動けるようにしたり、カバーすべき場所を一時的に減らしたりする際に使われる。
2つ目は目眩し。敵から撃たれている場面で、一時的に身を隠す煙玉として使用する。
3つ目は、サーマルスコープとの併用だ。サーマルスコープを装備した武器であれば、スモーク越しでも敵の姿を捕らえることができ、煙越しに一方的に攻撃することができる。
スモークの中に入っても特にダメージを受けたり行動が制限されることはないが、周囲がほとんど見えなくなってしまう。また、Padプレイヤー限定の効果として、スモークの中の敵、およびスモーク内から外の敵を狙う際はターゲットアシストが無効化される。
他のタクティカルとは異なり、視界不良とターゲットアシストの無効化は味方プレイヤーにも効果が及ぶので、使い所を間違えると味方にとってかなり迷惑になる点は頭に入れておこう。
スタングレネード (オススメ度:★★)
壁や床に当たると起爆し、周囲にいる敵を約3秒間スタンさせる。スタン状態になった敵は、移動速度も、視点移動速度もかなり遅くなるので、逃げたり、咄嗟に振り向いて反撃したり、といったことが出来なくなる。さらに、画面全体がぼやけ、正確なエイムがやりづらくなる。
角を曲がった先に敵がいるか確かめるとき、敵を無力化して攻め込むチャンスを作りたいときなど、色んな場面で活用できる。とりあえず敵がいるか確かめたい時にポイっと投げ込むだけで良い手軽さもよい。
ただし、自分が効果範囲内にいると、自分も効果を受けてしまうため注意してほしい。
効果範囲はなかなか広い。素早く逃げ回る相手もとられやすい。
敵の視界をぼやかしはするものの、完全に封じるわけではないので、起きエイム状態で待っているプレイヤーにはそのまま迎撃されてしまう可能性がある。
攻め込む際は、スライディング撃ちやジャンプ撃ちなど、激しく移動しながら撃つスタイルで攻めるようにしよう。
スティムショット (オススメ度:★★★)
使うと即座に体力回復が始まる。他のタクティカルとは異なり、11秒経てば再利用が可能。
どんな場面でも使用できる、1番おすすめのタクティカル。通常であれば、自動回復が開始するまで約4秒ほどかかるが、回復までのラグを即座に埋め合わせられるため、複数人の敵と連戦する時や、敵から襲われて逃げる時などにあると心強い。
そして何より、パーク「リストック」を装備しなくても再利用できる点がありがたい。
あくまで自動回復までのラグを無くすのみで、回復速度が上がるわけではない点は注意しよう。
また、リーグプレイでは「スティムショット」の使用は禁止されている為、マルチで「スティムショット」ばかり使っていると、リーグプレイで誤ってタクティカルボタンを押してしまうことが頻発しやすい。リーグプレイをやる人は、マルチでも「スティムショット」以外のタクティカルを使用し、誤使用しないようにしたい。
デコイ (オススメ度:★)
投げると壁や床に張り付き、周辺にプレイヤーの走る音を出し続ける。ダッシュ音は、デコイが張り付いた箇所に最も合った音が選ばれる。石や鉄なら「ピタピタ」という音、カーペットなら「トットッ」というような音だ。効果時間は約14秒。
主な使用方法は2つ。
一つは撹乱や陽動。音に釣られて無警戒な敵を撃ったり、迎え撃って袋叩きにしたり、といった戦いができる。
が、音の発生源が移動しない点や、足音と合わせて時折ノイズ音が周囲に流れる点から、大体すぐに「デコイ」だとバレる。この使用方法が上手く決まることはそうそうない。
もう一つは、プレイヤーの足音のかき消しだ。パーク「デッドサイレンス」を付けている時でも、若干ながらダッシュ音は周囲に聞こえてしまう為、それをかき消す為に、ちょっと離れた場所に事前に「デコイ」を投げ、敵に気づかれずにダッシュ移動ができる。
が、これも使用タイミングがかなり限定される上、「スモーク」を使えば同じような目眩し移動が可能だ。
総じて、わざわざ選ぶようなタクティカルではない。
◆まとめ
「リーサル」よりは目立たないものの、使いどころを間違えずに使用すれば、絶好のチャンスを作ったり、危機的状況を打破できる「タクティカル」。
自分のプレイスタイルに合わせ、使いやすいタクティカルを選び、使ってみてほしい。
では!