秋吉ブログ

20年以上にわたり様々なゲームをやりまくっている、ゲーム大好きな管理人「秋吉」が書くブログです。ゲーム情報を盛り沢山出していきます。ゲーム以外の情報も時々…

【感想】World War Z(PS4) ~このゲームの特徴と感想~

今回は、PS4のゲーム「World War Z(日本語翻訳版)」の特徴と、私が感じた良い点、悪い点をまとめていきます。

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北米版は2019年4月に発売されていました。

が、英語表記しかない…ということで購入を見送っていました。

ところが、9月に日本語翻訳版が出る、ということなので、いざ購入してみました!

どんなゲームなのか、早速みていきましょう。

 

 

 

◆総評

個人的感想

始めてゲームを触ったときは、「なんだこの面白いゲームは!」と感動しました。

すべてのステージをクリアするまでは、非常に楽しんでゲームすることができました。

 

ただ、最初のインパクトこそありましたが、飽きが早かったかな…と感じました。

人を選ぶ作品だと思うので、興味があったらやってみる、くらいでよいと思います。

 

どんな人におすすめ?

  • 暇つぶしに、多少難易度のあるゲームをやってみたい
  • あまり考えず、トリガーハッピーしてストレス発散したい

という人にはお勧めできるかなと。

 

逆に、

  • むっちゃ作りこんだゲームをやりこみたいんだ!

というような人には合わないかもしれないです。

  

◆このゲームの特徴

なんといってもゾンビの量

YouTubeのPVでも出ていましたが、今作の最大の特徴は、押し寄せてくるゾンビの量です。

 

そりゃもう、半端ないです。動画で見るのと実際に相手にするのとでは迫力が違います。

マシンガン持っているし何とかなるかな…なんて考えは甘いです。難易度「easy」ですら、押し寄せてくる大群を阻止しきれないです(汗)

初プレイ時はその量に絶望しましたね…

 

その量も相まって、スキルや武器が揃っていない初期段階では、低難易度でもクリアするのが難しいです。クリアするには、味方との連携がすごく必要になります。誰かが狙ってる方向と違う方向から襲ってくるゾンビがいないか見たり、味方がリロードする際の隙をカバーできるように撃つタイミングをずらしたり、などですね。

その分、クリアできた時の嬉しさは大きいです!

 

ゾンビの耐久力は低く、ヘッドショットすればどんな武器でもほぼ一撃です。ヘッドショット狙いでトリガーハッピーしているとすごく楽しいです(笑)

ストレス発散♪

 

量だけじゃなく、緩急あるゲーム進行!

このゲーム、大量のゾンビが猛烈に襲ってくるところばかりクローズアップされていますが、1ステージ内に、戦いの緩急がしっかり用意されています。

 

1つのステージは、ざっくり分けて探索パートと防衛パートの2つに分かれます。

探索パートは、目的地まで移動する、指定のものを回収してくる、等を行うパートです。ここで出てくるゾンビの数は少なく、かつ倒れているかフラフラしているかのみなので、倒すのも簡単です。

が、そこでサプレッサーがついていない銃で撃ってしまうと、音を聞きつけた大量のゾンビが押し寄せてきます。大群戦ほどではないですが、それなりに大量のゾンビが襲ってくるので、高難易度になるとこれだけでゲームオーバーです。

 

防衛パートは、特定の防衛ポイントをゾンビから守ったり、自分たちを倒そうとしてくるゾンビの大群を殲滅することが目的です。PVでよく映るのもこの防衛パートです。

ここでは、有刺鉄線や固定マシンガンなど、防衛に向けた補助設備が落ちているので、これらを設置し、大量のゾンビをクリアまで撃ちまくります。やることは単純ですが、前述のとおりゾンビの量が半端ないので、常に緊張感に襲われます…

また、ストーリーによっては、大群に常に追われながらも、特定のアイテムを指定ポイントまで持ってくる、といった、探索と防衛の2つを兼ねたようなパートもあります。このパートがあるストーリーはめちゃんこ難しいです…

 

このように、一つのストーリーの中でも、目的ややることに違いがあるため、ただゾンビを倒していればそれで終わり、というものでもないのです。

 

マルチモードも搭載!

本作にはキャンペーンモードだけでなく、4 vs 4で撃ち合いをするマルチ対戦モードもあります。シューティングゲームが好きな自分にはありがたい!

おまけレベルで大したことないのかな、と思いましたが、意外と作りこまれていました。

 

ゲームルールは、

  • 普通の撃ち合いである「デスマッチ」
  • 陣取りゲームの「ドミネーション」
  • 集めた物資の量を競う「スカベンジレイド」

等、全部で6種類あります。シューティングが得意でなくても活躍できるルールも多く、「オンライン対戦ゲームが苦手」という人でも楽しめます。

 

また今作のマルチプレイの特徴として、普通のシューティングゲームにはない第三勢力「ゾンビ」の存在が挙げられます。プレイヤーの存在に気付いたら、敵味方関係なく襲ってくるため、敵を追っていたらいつのまにかゾンビに囲まれてた!なんてことも

上手く利用すれば、敵にゾンビを襲わせ、弱ったところをたたく、というような、ある意味バトロアゲームみたいな戦い方ができます。

このゾンビ、一定周期で、ランダムに選ばれた特定のエリアを対象に、大量に襲ってきます。そのため、敵を追い詰めた!と思ったら逆にゾンビに囲まれてピンチ!ということも。

一応、「どこそこに今から大群が来ます」というアナウンスはあるのですが、それが自分のいるエリアだった時はもうやれやれです…ただ、これはシューティングゲームによくある「芋」の防止にもなりますね。

 

1試合も10分程度とちょうどよく、長時間プレイする余裕がないプレイヤーでも問題ありません。

 

様々なやりこみ要素!

キャンペーンでは全部で6種類、マルチでは10種類のクラスがあり、クラスごとに補助装備やスキルが異なります。

また、キャンペーンでは武器も18種類と大量に用意されています。鉄板のアサルトライフルやショットガン、スナイパーライフルに加え、なぜか着弾すると爆発するクロスボウまで幅広いです。

 

クラス、武器、それぞれにレベルがあります。使い込んでいくと、クラスであれば取得可能スキルが、武器であれば1段階性能が上がった武器の入手が行えます。

 

スキルやレベルアップ武器の入手には、ゲーム内でプレイするたびに手に入るポイントが必要です。このポイントはキャンペーン、マルチで共有しているため、マルチをやりこんでポイントを稼ぎ、キャンペーンの武器やスキルを手に入れる、といったことが可能です。

 

 

 

◆個人的に良かった点、悪かった点

【良い点】こんなに大量の敵と戦うゲームは他にはなく、新鮮!

何度も言いますが、このゲームの特徴はやはりゾンビの量です。

 

よく敵の数が多いゲームとして「三国無双」があがるかと思いますが、それすらかわいく思えてくるほどです。

この「とてつもない大群と戦う」というゲームは今まで経験したことがなく、プレイしたときは新鮮ですごく楽しかったです!

 

少し撃つだけで倒れてくれる、という点もGOODですね。「敵が硬くて…」というよくある不満点も解消されます。

 

これはホントに、YouTubeなどで動画を見るだけで終わらせるのではなく、ぜひとも自分でプレイしてみてほしいですね。動画ではわからないドキドキ感が襲ってきます!

 

【悪い点】することが同じ、ステージも少ない、飽きが早い…

このゲームでやることは、静かに敵を倒しながら道を進み、防衛ポイントになったら大量のゾンビと戦う、ということを繰り返すのみです。ステージ数も全部で14ステージと、昨今のゲームでは少ないくらい。

やはりどうしても飽きが早く来てしまいましたね

 

【悪い点】マルチには戦績機能を付けてほしい…

第三勢力「ゾンビ」の存在と、目新しくしっかり作られたゲームルールにより、マルチプレイは楽しいは楽しいです。しかし、昨今のシューティングゲームにあるような戦績機能がないため、1回やってその場限りで終わり、となってしまいます。

個人的には自分のプレイ実績を振り返りたいため、もう少し戦績機能は充実させてほしいなと思いました。

 

【悪い点】使える武器やクラスが限定される…

このゲーム、ゾンビゲーにしては珍しく、ショットガンが弱武器です。ゾンビの量が多いので、ショットガンのような弾を連続でばらまけない武器は不向きなんですね。

単発銃も同じく弱武器です。レベルの高い武器が用意できれば話は変わってきますが、レベルの低い初めのうちはゾンビをさばききれなくて使い物になりませんでした。

結局、アサルトライフルやサブマシンガンのようなフルオート武器に頼ってしまうため、なんだかんだ戦術幅は狭まるな、と思いました。

 

クラスも、回復役クラスと補佐役クラス以外はそこまで使い物にならないです…これは、敵の量が多いこと、殲滅力の高い爆発攻撃の手段が少ないこと、に起因しています。

フラググレネードや、C4を持つことができるクラスがあるのですが、所持できる数量に限りがあり、かつ使ったところで巻き込めるゾンビの数も10体~20体なので、そこまで大きな戦力にはなりません。(無いよりましですけどね)

結局、味方がピンチの時や負傷した時に素早く戦闘可能状態まで復帰できるクラスの方が、頼りがいがあることになってしまいます。

せっかくクラスが複数あるのに勿体ないな、という感じでした。

 

◆最後に

いかがでしたでしょうか。

 

いろいろ悪い点も書いてしまいましたが、楽しめるところもしっかりあります。

今作は協力プレイ前提のゲームなので、フレンドと一緒にプレイできるともっと楽しめるかもしれないですね。

 

別記事にて、攻略方法やその他気づいたことなどあったらまとめていこうと思います!

 

では!