今回は、「Aliens: Fireteam Elite」を始めたばかりの初心者向けに、オススメのクラスをまとめてみた。
(2021/9/24時点の情報である)
本作には全部で6個のクラスが存在する(うち1つ「レコン」はキャンペーンの全マップをクリアしてから使用可能)。どのクラスも魅力的なアビリティを持っているため、本作を始めたばかりの人は、どのクラスから始めていけばよいか迷ってしまうだろう。
筆者が一通りのクラスを使ってミッションをやってみて感じたクラスごとのオススメ度を順位付けしてみたので、是非参考にしてほしい。
なお、本記事は初心者向けのため、「カジュアル」から「スタンダード」までの難易度をプレイすることを前提として紹介する。「インセイン」以上になると話が変わってくるため注意してほしい。
また、キャンペーンをすべてクリアすることで入手できるクラス「レコン」は対象外にしている。
◆初心者にオススメのクラス
【第1位】デモリッシャー
爆撃を駆使し、銃火器を扱える、攻撃に特化したクラスである「デモリッシャー」。
「デモリッシャー」だけが使える、ミニガンや火炎放射器等の銃火器は、複数の敵目掛けて大量の弾を一気に浴びせることができるため、「ゼノモーフ」の大群を相手にする防衛戦では非常に頼りになる存在となる。
アビリティも優秀で、敵が沢山来たらとりあえず「マイクロロケット」をぶちかまし、敵に囲まれたら「ブラストウェーブ」を使って弾き飛ばしてしまえばすぐに体制を整えられる。また、キットパーク「クリアルーム」は、敵に弾を当てるだけで攻撃力がどんどん上がっていく、という超お手軽性能なのも評価できる。
前述の通り、味方をサポートするアビリティは持っていないので、味方のことを考えながらアビリティを使う必要もない。
単純明快で使いやすいのに、ゼノモーフの大群を相手に一人で戦える力を持つため、非常に強力なクラスなため、真っ先にオススメできる。
【第2位】テクニシャン
攻撃手段は地味なものが多いが、アビリティがとにかく優秀な「テクニシャン」。
特に、設置すると敵を自動的に攻撃してくれる「セントリータレット」が超優秀で、長時間にわたって敵を撃ち続けてくれる上、パークで強化すれば攻撃力も高くなり、チームメンバーが3人ではなく4人いるといっても過言ではない。また、敵はプレイヤーだけでなくタレットに対しても攻撃しようとするので、自分の前にタレットを置き、自分がその後ろで戦う陣形を取っていれば、目の前に敵を攻撃してくれるデコイがあるのと同じ状態になってくれる。
キットパーク「クロスプラットフォームシナジー」も、タレットのそばにいるだけで発動できるので、弾を当てられなくても、味方と離れていても、とにかくタレットがそばにあるだけでOKというシンプルさがありがたい。
もう一つのアビリティ「チャージドコイル」も優秀だ。敵に直接ぶつければダメージ+怯みを与えられるし、地面や壁に投げておけばそのうえを通りかかった敵の動きを一定時間遅くできるので、進軍の足止めができる。自分だけでなく、味方のヘルプもできる有能アビリティなのだ。
使用できる武器が単発銃と近距離銃のみだが、エイム力がある人であれば、ヘッドショットをすれば雑魚敵でも1,2発でキルできるので、十分火力が出せる。そこまでエイム力に自信が無い人でも、味方が「デモリッシャー」や「ガンナー」等の攻撃系クラスであれば、前述のアビリティの万能さもあって全く問題なく戦える。
【第3位】ガンナー
「ザ・万能」な能力を持ったクラスである「ガンナー」。
非常にシンプルな爆撃アビリティ「フラググレネード」に、チーム全体の火力を一定時間底上げする「オーバークロック」と、攻撃面、サポート面双方で優秀なアビリティを持っている。
使える武器もアサルトライフルなどの高火力武器と、サブマシンガンやショットガンなどの優秀な近距離武器の両方を使えるので、アビリティのクールタイム中でも十分な戦闘力を発揮できる。クセも無く、全方向に非常に強力なので、高難易度になっても十分活躍できる。
ただし、「フラググレネード」も「オーバークロック」も、投げ込む場所や使うタイミングをちゃんと見極めないと有効打にならない点は注意。「とりあえずこれをしておけばOK」というような単純なものではないので、ゲームの流れや操作方法などにある程度慣れてきてから使ってみることをオススメする。
【第4位】ドク
体力回復に特化したクラスである「ドク」。こう聞くと非常に強そうだが、実際は扱いがかなり難しい上級者向けのクラスだ。
アビリティ「応急処置ステーション」は、任意のタイミングでチーム全員の体力を回復できる、非常に強力なアビリティ。だが、他のアビリティとは異なり、使いきってしまうとそのマッチでは二度と使うことができない。厳密に言うと、「ドク」が医療キットを拾えば再び使えるようになるが、野良マッチの場合、「医療キットは自分に使って自分で拾う」というのが暗黙のルールになっているため、中々医療キットを拾うタイミングが訪れないことが多い。
もう一つのアビリティ「コンバットスティム」は、一定時間チーム全員の射撃性能と機動力を大きく上げられる。しかし、これも味方がちゃんと敵に弾を当てないと意味がない効果のため、チーム全体の射撃スキル依存の効果なってしまう点が辛い。
更に、キットパーク「フィールドメディック」は、「味方が近くにいる間、アビリティのリチャージ時間を短くする」というものだが、この「味方の近く」の範囲が結構狭く、思ったように効果を発揮してくれない。また、この効果でリチャージされるのは「コンバットスティム」のみなので、使えるアビリティといえるかというと…疑問が残る。
使える武器はライフルと近距離銃の双方を扱えるものの、攻撃系アビリティが無い以上、エイム力が無いと武器による火力も出せない。
総じて、このゲームを始めたばかりの人にはあまりオススメできるクラスではない。
【第5位】ファランクス
本作特有のタンク役である「ファランクス」。しかし、筆者が思うに、全クラスの中で扱いがトップクラスに難しいクラスである。
「ファランクス」の大きな特徴が、前方に巨大な盾を出し、正面からの攻撃を無効化するアビリティ「シールドアップ」。リチャージ時間も無く、好きな時に盾を展開できるため、一見すると非常に強力なアビリティに聞こえる。
しかし、側面や背面はがら空きな上、一部の「ゼノモーフ」の持つ掴み攻撃の場合は、盾を構えていても普通に掴まれ、ダメージを受けてしまう。また、「ゼノモーフ」を倒すとばらまかれる酸は、盾を展開していてもダメージを受けてしまう。
更にキットパーク「ブルワーク」の効果を発揮するには、敵の攻撃を盾で防ぐ必要があるが、盾の性能が高くないことを踏まえると、正直あまり有効なパークともいえない。
もう一つのアビリティ「ショックパルス」は、周囲の敵を弾き飛ばし、一定時間動けなくさせる強力なスキルだ。ただ、クールダウン時間が30秒と長く、攻撃範囲もそこまで大きくなく、他アビリティが攻撃系ではないので、敵に囲まれた危機的状況を打破できるほどか、というと微妙だ。
使える武器もハンドガンやショットガンのみで、敵に近付かれる前に倒しきるのも難しい。
総じて、「ドク」と並び、初心者にはあまりオススメしないクラスといえる。
◆まとめ
このゲームを始めたばかりで、使うクラスに迷っているなら、とりあえず
- デモリッシャー
- テクニシャン
辺りを使うのがオススメ。ひとまずはこのどちらかのクラスでゲームを進めて、他のクラスを使ってみたいとなったら別のクラスに付け替えてみよう。
では!