今回は、「Monster Hunter Wilds」の「歴戦セルレギオス」をソロで安定して討伐するための装備と立ち回り方法をまとめてみた。
（本記事の情報は2025/8/2時点である）
1発1発の火力が高いだけでなく、思いもしないような超リーチ攻撃と、怒涛のような連続攻撃をしてくる「セルレギオス」。前作「モンハンライズ」にも登場していたが、その時とはくらべものにならない程の強さを得て戻ってきた印象だ。
非歴戦個体はまだ倒しやすいが、歴戦星5ともなると、1発位だけで致命傷なレベルの火力を持つ強敵となる。そんな強力な歴戦セルレギオスを、ソロでも比較的安定して討伐するための戦い方をまとめてみたため、「倒せない…」と悩んでいるプレイヤーは是非とも参考にしてほしい。
なお、早く討伐するための記事ではないため、高速討伐を考えているプレイヤーの参考にはならないため注意してほしい。
歴戦セルレギオス ソロ討伐（装備編）
装備はこんな感じ。何かあったときのために、各防具のレベルは上げられるなら上げておいた方が安全だ。
武器
武器は双剣がおすすめ。
セルレギオスは、長期に渡る連続攻撃を出してくるうえ、非常に素早い攻撃と、少し長めなディレイを含んだ攻撃を組み合わせてくるのが特徴だ。また、非常に動き回って攻撃してくるため、動作の遅い武器だと張り付いて攻撃し続けるのが難しくなる場合が多い。
双剣であれば、攻撃の途中でいつでも回避モーションに入ることができるうえ、回避も連続で行えるので、連続攻撃やディレイ攻撃に臨機応変に対処できる。また、移動速度も速いため、動き回るセルレギオスに張り付いて戦いやすい。
セルレギオスは雷属性弱点のため、アーティア武器「ティルトクライス」を採用。パーツは全て「基礎攻撃力増強」にしている。
復元ボーナスは、理想は切れ味強化＋1が1つと基礎攻撃力強化＋1が4つ（切れ味強化＋1が2個でもよい）だが、筆者は切れ味強化が2つ、基礎攻撃力強化2つまで出てくれたので、ここで妥協した。
武器スロットには、
- 雷属性攻撃の火力を上げる「雷属性強化」
- 鬼人化ゲージを素早く上げるための「集中」
- 切れ味ゲージを可能な限り白ゲージで保つための「匠」か「達人」
- 会心時に属性攻撃の火力を上げる「属性会心・雷」
あたりを優先装備しよう。
防具
巧撃、連撃、回避性能を積むことで、安定した回避と、回避から実現するバフを実現できるようにした。
| 部位 | 装備 | スロット |
|---|---|---|
| 頭 | ゴアヘルムβ |
反攻珠【3】 強走珠【1】 |
| 胴 | ゴアメイルα |
反攻珠【3】 |
| 腕 | ゴアアームα |
回避珠【2】 抗狂珠【1】 |
| 腰 | ゴアコイルα |
痛撃珠【3】 強走珠【1】 |
| 足 | シーウーグリーヴβ |
早気珠【2】 跳躍珠【2】 防御珠【1】 |
| 護石 | 反攻の護石Ⅱ | - |
| 装衣 | 蝕攻の装衣 | - |
「巧撃」のスキル発動量をUPさせるため、護石は「反攻の護石Ⅱ」を選択。装衣は、お手軽火力アップ装衣の「蝕攻の装衣」にしている。が、回避を多くすることから、回避を多用してバフを盛る「回避の装衣」でも良い。好みで決めよう。
歴戦セルレギオス ソロ討伐（立ち回り編）
動き方
1.セルレギオスの足に張り付いて攻撃する
セルレギオスの弱点は足だ。ひたすらに足に張り付いてダメージを稼ごう。
足元にいると、さまざまな足攻撃が連続で繰り出されることが多い。状況に合わねて適切に回避できるようにするためにも、通常時は乱舞は使わず、◯→△→△…というような隙の小さい簡易コンポを繋げていき、攻撃が来る時に×で回避できるようにしておこう。
2.攻撃のテンポ感を覚える
個人的に、セルレギオスの攻撃の大きな特徴として、
- 攻撃が飛んでくるまで直前のモーションが見にくいこと
- ディレイを仕掛けるような攻撃が少なく、リズムゲームのような攻撃テンポを持つこと
があると思う。特に、頻繁に使ってくる足のひっかけ攻撃と、バックステップからのドロップキック攻撃は、必ず予備動作をしてから約0.5秒～1秒経ってから突っ込んでくるような行動をとるため、セルレギオスのモーションを見るのみでなく、攻撃のテンポ感を覚えるだけでも回避しやすくなる。
攻撃モーションと対処法
主だって対処必要な攻撃に対してコメントしていく。
足ひっかき攻撃
足元を細かく2回ひっかく攻撃。非怒り状態なら1回しかひっかかない。2回目のひっかき攻撃のホーミング性能がかなり高く、プレイヤーのいる場所に体を無理やりにでも傾けて攻撃してくる。
ただ、攻撃自体は非常にわかりやすい。片足を大きく上げてから約0.5秒後に振り下ろし、2回目は1回目攻撃の約1秒後にやってくる。双剣であれば、タイミングに合わせて2回連続で回避ボタンを押せば、身躱し状態になって攻撃を与えながら回避ができる。
バックステップ＆ドロップキック
大きく後ろにのけぞったのち、プレイヤーのいるところまで、片足で一気に蹴りこんでくる。通常時は1回、怒り状態になるとほぼ確実で2回連続で出してくる。
バックステップして空中に飛んでから0.5秒ほどして蹴りが飛んでくる。この秒数が遅れることはない。ただし、蹴りが来る予備モーションはほぼないため、蹴りモーションの動き見てから対処はやりにくい。攻撃のテンポ感を体に叩きこんでおこう。
また、この攻撃後、他攻撃へ派生することが非常に多い。2回攻撃後に反撃の隙がある、とは思わないように注意しよう。
空中横凪払い攻撃
空中で停滞し、足を大きく横に薙ぎ払って攻撃する技。通常時は1回、怒り時は2回連続で攻撃してくる。横範囲はもちろんのこと、前後の攻撃リーチもかなり長く、距離を開けたと思っても攻撃が命中することが多いため、セクレトに乗って逃げている場合でもない限り、絶対に攻撃が当たると思った方がよい。
この攻撃は他攻撃と異なりディレイが強く、空中にとどまってから約1秒後に攻撃を振り下ろしてくるため、気持ちの中でのカウントを忘れずに。また、攻撃が来るときは、振り上げている足が若干動くため、足の動きに注目して動いたら回避する、でもよい。
2回目は、1回目が終わってから約1.5秒後に攻撃が来る。この時も、足の動きに注目し、足が動いたら回避することで対応可能だ。
この攻撃後は、必ず地面に着地し、硬直状態になる。また、左足が一時的に弱点になるので、傷なしでも集中弱点攻撃を当てられる。また、集中弱点攻撃を当てると大きく怯んでくれるため、ぜひ集中弱点攻撃を当てよう。
急接近ドロップキック
こちらもドロップキックだが、他の攻撃とは異なり、リーチが少し短めな分、予備動作が非常に短いのが特徴。急に攻撃が飛んでくるうえ、似たモーションの「バックステップ＆ドロップキック」よりも、飛び上がってから蹴りが出てくるまでの速度が速いため、慣れてないと回避が難しい。非怒り時は1回～2回、怒り時は2回連続で攻撃してくる。
飛び上がってから約0.3秒くらいしてから攻撃が飛んでくるが、これは秒数を計るよりも、攻撃時の足の動きを見て対処しよう。攻撃が来るときは、右足が一瞬だけ前に出てくるため、そのモーションを見てから回避しよう。
尻尾振り回し攻撃
技自体はシンプルで、横に尻尾を薙ぎ払うのみ。地上だと2回、空中だと1回やってくる。これ自体は、地上も空中も、尻尾を回そうと捻る動作をするので、その動きを見たら、尻尾に注目して動いたと同時に回避すれば対応できる。
厄介なのは、攻撃と同時に飛んでくる飛翔体だ。飛翔体は、尻尾を1回振ると、ランダムな方向へ数本飛ばしてくる。これにあたっても大したダメージは受けないが、裂傷ゲージが溜まり、裂傷状態になりやすくなる。裂傷状態になると攻撃の手を止め、食糧摂取をしないといけなくなってしまうので面倒だ。
飛翔体に対して回避しても身躱し状態にはなれる。セルレギオスの遠くに居たとしても、尻尾を振り回したと同時に回避をすることで、飛翔体を回避しつつ身躱し状態へと強化しよう。
旋回攻撃
空中にいる時に大きく旋回しながら地面を攻撃する技。攻撃は直線的なので、セルレギオスの動きを見て、自分に接近してきて当たりそうになったタイミングで前方向に回避すれば問題なくかわせる。
この攻撃後は、しばらく空中に止まったのち地面に降りるだけで攻撃はしてこない。絶好の隙なので、近付いて乱舞などで攻撃しよう。
旋回からのキック
セルレギオス1番の大技。空中を大きく旋回し、画面から姿が見えなくなるまで高く上がった後、急降下してくる。防具のレベルを上げてなかったり、防御バフをかけたりしていない場合は、体力MAXでも1発ダウンとなる可能性すらある火力だ。
空中を旋回したらこの攻撃が来る合図。その後、画面から見切れる位の場所まで上昇後、急降下するが、降下前に一瞬だけ、セルレギオスが体を下に移動させるため、この瞬間に回避すればフレーム回避ができる。しっかりとセルレギオスの姿を注視しておこう。
まとめ
厄介な連続攻撃を駆使してくる強力モンスターである「歴戦セルレギオス」。ただし、タイミングを計りやすい攻撃が多く、双剣を使って適切に回避しながら戦えば、ソロでも安定したプレイングが可能だった。
様々な攻撃パターンを頭に入れておく必要はあるものの、本記事を参考に動きを覚えて、是非とも戦ってみてほしい。
では！
