今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅱ」に登場する武器「TEMPUS TORRENT」を使い込んでみて感じた、本武器の特徴や感想をまとめてみた。
(本記事は2023/6/17時点の情報を元にしている)
※本作では具体的な武器数値が掲載されていないため、数値評価はざっくり値しか記載できない。主に筆者の使用感に頼った記載となることをご了承いただきたい。
◆TEMPUS TORRENTの使用感
クセが少なくて使いやすく、それでいて長距離まで高火力を持ち、継続戦闘力も高い、という、「数値上」は超強力なMRだ。アタッチメントの弄り方次第では、
- 近距離向けの機動力重視
- 遠距離向けの命中力重視
を使い分けることもやりやすい。
ただなぜだろうか、個人的には使っても撃ち負ける場面が目立つ。単発銃である点と、円形状にランダムブレを起こす反動形式のせいで、少しだけ敵から弾が逸れる、といった事態が良く発生するせいかもしれない。
ここはプレイヤー自身で使ってみての肌感によって変わる部分。毛嫌いせずにまずは触ってみてほしい。
40m位までは、ヘッドショットで1発キル、そのほかは上半身であればどこを撃っても2発キル可能。セミオート式の銃で、タップ撃ちをすれば連射ができ、ファイアレートは約300RPMちょっとで、2発キル時のTTKは約0.20秒弱と高火力だ。40mを超えても、50m前後の距離であれば、胸以上を狙えば2発キルが可能である。
このTTKを、50m前後の距離を相手に撃っても実現できるほどの火力は尋常ではなく強い。
反動は最初の1発だけ大きく跳ね上がり、その後は小さな円を描く形でランダムに弾が飛ぶ。最初の1発目を撃った後の制御力および2発目以降の飛ぶ先を可能な限り一極化させるような反動制御ができるか、という点がカギになる。
ただ、この「円状にランダムに飛ぶ」というのが地味に辛く、「何か思ったように弾が当たってくれないな…」という理由に繋がっている気がしている。
エイム速度はMRの中では少し早め。と言っても、前線に出ていけるほどの機動力は持ってないため、過信はできない。
マガジンサイズは標準で20発とかなり多い。キルに必要な弾数が少ないにも関わらずマガジンサイズが多いため、弾切れに悩むことは特にないのは非常にありがたい。
アイアンサイトは、少し太めの黒縁リングをしているが、見やすい形はしている。射程距離の長さを活かした遠距離戦を主とするなら、これでもサイトアタッチメントは付けたいが、近距離戦闘をメインにするなら付けなくても良い。プレイの仕方次第だ。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)ロックショット KT85
- (サイト)SZ ミニ
- (ストック)RAVAGE-8
- (ガード)TT-HG 40
- (リアグリップ)XTEN グリップ
機動力と反動とを均等に上げて、近距離も遠距離もほどほどに戦いやすくした構成。
円形に広がる拡散をある程度軽減すべく、マズルアタッチメントで縦、横の反動を軽減。遠距離を狙えるようにするためのサイトを乗っけて狙いやすくした。なお、等倍サイトにしているのは、高めの機動力を活かした近距離戦も戦えるように、という筆者の好みである。遠距離を主軸にしたいなら、1.5倍サイトなどを使う方がいいだろう。
更に正面戦闘時の被弾耐性や反動安定性も増すために、ガードアタッチメントを装備した。
上記によって下がってしまう機動力は、ストックおよびリアグリップアタッチメントを装備して改善を図っている。
武器レベルを最大にすることで利用できる調整では、エイム力とエイム時の安定性を中心に改善し、更なる機動力増加と狙いやすさの向上を図った。
◆TEMPUS TORRENTを使った立ち回り
MRである都合上、突するプレイングよりも、あらかじめADSした状態で待って戦う方が安定する。
ただ、エイム速度がもともと早いため、エイム速度増加系のアタッチメントを乗せていけば突撃プレイもしやすい。近距離メインに動けば、円形に生じる反動を気にする必要もなくなる。
各プレイヤーのやりたいような形で運用でき、それでいて強力、という点が本武器の一番の強み。「単発銃であり自分で連射しないといけない」という点にだけ慣れれば、自分のやりたいような立ち回りが実現できる。
◆まとめ
強い性能を持っているため、オススメするが、何故か自分は上手く扱えなかった武器である「TEMPUS TORRENT」。
プレイヤーの思ったように構成を練って、狙った通りのプレイングがやりやすい武器ではあるため、使えるタイミングがあったら使ってみてほしい。
では!