秋吉ブログ

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【CoD MW2】本作から始めた初心者向けに、筆者が意識している立ち回り方をまとめてみた

今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅱ」からFPSを始めた、というガチの初心者向けに、どんなことに意識して立ち回るべきなのか、筆者が本作をプレイして感じたことをまとめていく。

私のFPS歴は、この記事を書いている2022年12月末時点で約6年。初めの方はとにかくやられまくり、キルレ1割れは当たり前だった。

その後、様々なFPSゲームをプレイし、立ち回りを研究し、現在ではどの作品でもキルレ1超えは当たり前になった。

そんな私が、どのようなことを意識して立ち回りをしているのか、まとめてみた。初心者の方はぜひ参考にして見てほしい。

 

 

◆立ち回り方解説

【その1】ミニマップを見る

画面左上にあるミニマップ。ここには、自分の周りの味方の位置と向いている向きを青矢印で表示される。キルストリーク「UAV」が起動していれば、近くで発砲時した敵の赤点も表示されるようになる。ミニマップに表示される情報を確認することで、索敵に必要な様々な情報を入手できる。

始めのうちは「画面上に敵がいないか」ばかりに意識がいき、ミニマップが見れないだろう。「UAV」が出てない時は5秒に1回、出ている時は3秒に1回は見るよう、ここは意図的にクセづけていこう。

 

ミニマップで入手すべき情報は、

  1. 自分の周囲に味方がいるか
  2. 味方は何人いて、どの方向を向いているか
  3. 敵の赤点はどこに出ているか 

の3つである。一つずつ解説する。

 

自分の周囲に味方がいるか

自分の周囲に味方が複数人いれば、その周りには敵はいないことを示す。反面、味方が側にいないということは、周囲に敵がいる可能性が高いことの裏返しでもある。

ミニマップを見ることで、今自分が置かれている状況を判断できるため、必然的に「今、自分は周囲に気を付けなくてはいけない場面なのかどうか」が判断できるようになる。

この盤面であれば、周囲に味方が多く、味方の射線が自分の周りを監視してくれるため、敵は赤枠にしかいない可能性が高く、比較的自由に動きまわれる

この状況では、周囲に味方が全くおらず、赤枠で囲った所すべてに敵がいる可能性がある…味方のいる位置によっては、自分の後ろからも敵がリスしてくることも…

 

味方は何人いて、どの方向を向いているか

体力の少ないCoDでは、基本的に味方と歩調を合わせ、お互いの死角をカバーする動きが必要となる。特に本作では、クリアリングが必要なマップ構造が多く、尚更お互いのカバーが重要だ。その為にも、味方が見ている方向と同じ方向を警戒していては、自分1人しかその場にいない状況と同じと考えるべきである。

味方の向いている方向は、ミニマップの青矢印の向き先でわかるので、それを見て、味方が向いていない方向を警戒するよう立ち回りを変えていくことが必要になる。

 

敵の赤点はどこにでているか

これは「UAV」が出ている時限定の話になるが、試合中に「UAV」はかなりの頻度で現れるため、是非とも習得しておいてほしい要素だ。

ミニマップ上に赤点が出るということは、そこに敵がいるということ。自分が孤立しているなら赤点の場所を避けて移動すればよし、味方が近いならそのまま攻め込んでもよし、と、戦況を判断した適切な動きが取れる。

「UAV」による赤点表示を活かし、頻繁にミニマップから情報を拾えれば、ここまで具体的な情報がわかり、立ち回りしやすくなる

このように、ミニマップを見るだけで、実に様々な情報を手に入れることができ、戦況を有利に運べる。絶対に見るように癖付けよう。

 

【その2】前線を意識する

前線とは、前方にいる味方同士を結んで引いた線である。

この赤い線が前線

前線がわかれば、

  • 周りに敵がいる可能性がどれくらいか
  • 今は走るべきか歩くべきか止まるべきか
  • エイムして敵を迎撃すべきか

がわかる。

前線の内側なら敵はほぼいないと考えられ、外側なら敵が近くにいる可能性が高くなる。自分が前線のすぐそばにいるなら、その場で待ち構えておけば、こちらに向かってくる敵を一方的に叩くことができる。

本作はマップが広く、複雑に入り混じっていたりするため、前線を把握する難易度が少し高めだが、ここで紹介する方法を身に着ければある程度は予想できるようになるはずだ。

 

前線を把握するには、ミニマップを見て手に入れた味方の位置をもとに、1番敵陣に近いもの同士をなぞる形で線を引けば理解できる。

具体的な例を示そう。こちらのミニマップを見て、前線はどこと予想できるだろうか。

キルコンの「SHOOT HOUSE」の1場面

このミニマップ情報から得られるのは以下の通り。

  • 自分の目の前に味方のタグが落ちているため、画面右側に敵がいる可能性が高い
  • 自分の背後は味方2名によって監視されているので敵は来ない
  • すぐ左に味方が2名いるが、2人ともコンテナ2階の階段にいて、実は自分の左脇は誰も見ていない

これより、前線はこのように想定され、自分は最前線にいてあまり無暗に動かない方がいいことがわかる。特に赤星を付けた場所は警戒ポイントであるため、ここはしっかりカバーしておく必要がある。

前線はここ。赤星の位置は敵がいる可能性が高く、自分ひとりで両方をカバーすることは不可能なため、基本はここで待ちプレイが必要だ

実際、直後に敵が赤星の場所からやってきた

この場面から前線が動く方法はいくつかあるが、その中の一つとしては、コンテナ2階へ移動した味方が、奥の通路をカバーしてくれるまで待つこと。こうすると、前線の位置が右寄りになり、奥の通路に気を配る必要性が薄くなるため、中央通路だけ警戒すればよくなる。

コンテナ2階へ移動した味方が奥の通路を見てくれるだけで、前線が大きく右側へ傾き、警戒すべきは右側の赤星のみとなってくれる

続いてこちらではどうか。

ドミネの「クラウン・レースウェイ」での1場面

このマップからわかる点は、

  • 右側の通路は味方が抑えてくれているので、敵がいてもカバーがある
  • 左側の味方は、右側を見ているため、左側のクリアリングはできていない
  • 自分の背後には味方が1名いるし、自分達もA旗側から来ているので、背後は安全

といったことである。

よって、前線は以下の通り。右側も多少は気をつける必要があるが、実は最も掲載すべきは左側であることがわかる。

左側も結構警戒しないといけない形で前線が存在することがわかる

これらを試合中にパッと考えるのは相当大変だが、ここは練習して慣れていくしかない。常に意識しておこう。

 

【その3】マップを覚える

先に紹介した「前線」を正確に把握したり、状況に応じて戦い方を変えたりするには、マップ構造を覚え、どこからどこまで射線が通るのか、を把握する必要がある。マップ構造を覚えていれば、敵の裏をかきやすくなったり、迎撃がしやすくなったりする。

本作はマップが広く複雑なため、過去作に比べてより一層、どこからどこに移動できるか、どこに斜線が通る場所があるか、を把握しておかないと、立ち回り難易度が高くなる。事実筆者も、マップ構造を覚えるまでは、KD率1.0を下回ることも頻繁にあったほどだ。

完全に知識頼りになるため、プレイ時間や研究がものをいうが、こればかりは仕方がない。カスタムマッチを活用するなどして、マップ構造を覚えるようにしてほしい。

 

【その4】味方と一緒に行動し、味方が見てない方向をカバーする

体力の低いCoDでは、先に撃ち始めたほうが圧倒的に有利である。特に体力が少ない本作では、不用意な単独行動はすぐデスに繋がってしまう。まだ自分の腕前に自信が持てないうちは、味方と一緒に行動するように心がけよう。

一緒に、というのは、ミニマップに表示されている範囲のさらに半分の範囲内に味方がいる状態を指す。

慣れないうちは、赤く囲んだ円内に味方が必ず1人はいるように動こう

索敵の上でも、味方の存在は大きな効果を発揮する。ただ、味方に完全に任せて索敵しない、は良くない。

味方が先に進み、向いた方向とは別の方向をカバーするつもりで、味方と力を合わせて索敵範囲を広げることを意識するとよかった。

 

【その5】音をよく聞き、こちらは音を出さない

FPSでは、足音、銃撃音、リロード音など、実に色んな音が発せられている。これらの音を集め、参考にすることが、非常に重要な索敵要素である。具体的には、

  • 足音がする ⇒ 誰かが近くにいる。
  • 足音が不規則にどたどた聞こえる ⇒ 誰かが近くに複数人いる
  • リロード音が聞こえる ⇒ 敵は無防備状態のため絶好の攻撃チャンスである
  • サプレッサー特有の「パシュッ」という音がする ⇒ すぐ側にサプレッサー持ちの敵がいる

などだ。

特に足音の存在は大きい。本作は「デッドサイレンス」の使用中でもない限り、足音が大きく、無暗に走っていると周囲に自分の存在がバレやすい。逆に言えば、敵の接近も把握しやすい、ということになる。テレビのスピーカーだけで判断するのは困難だが、イヤホンやヘッドホンを付ければよくわかる。たかが音、されど音、しっかりと周囲から発する音を聞き、ミニマップには映らない戦況把握もできるようにしておきたい。

音の情報は敵側にも同じように伝達される。むやみやたらに走れば、すぐそばにいる敵にこちらの位置情報を渡すことになる。前線の外側に自分がいる場合は、なるべく走らず、歩きやしゃがみで移動するように注意しよう。

音を聞くには、イヤホンやヘッドホンなどの音響ツールは必要不可欠。以前オススメのヘッドホンを紹介した記事があるため、詳しくはその記事を見てほしい。

www.akiyoshiblog.work

 

【その6】交戦距離と撃破可否を理解する

「敵を見つけたから」と、敵との距離感や自身が使用している武器種、障害物の有無を気にせずに撃ち始めてしまうと、結局こっちが敵を倒せないだけでなく、敵にこちらの位置がバレてしまう。

そうならないように気をつけるべき点は以下三つだ。

  1. 自分の使う武器の得意距離を理解する
  2. レティクルの中央に敵をとらえてから撃つ
  3. 閉所を走り回る敵は狙わない

それぞれ解説しよう。

 

自分の使う武器の得意距離を理解する。

武器にはそれぞれ得意とする距離がある。SMGは15m弱の近距離、ARは25m前後の中距離、MRは40mほどの遠距離だ。それよりも遠い距離を狙っても、TTKが下がったり、弾がぶれて満足に当たらなかったりしてしまい、敵を逃がすことが多くなる。自分の使う武器種をしっかり理解し、狙おうとしている敵が得意距離内なのかどうか、しっかり見極めてから撃とう。

 

レティクルの中央に敵をとらえてから撃つ

簡単に言えば「ちゃんとエイムしてから撃て」ということ。

弾は照準を合わせた先にしか飛んで行かないため、ちゃんと狙いを定めてから撃ち初めないと、無駄にこちらの存在を気づかせることになる。遭遇戦なら致し方ないが、敵を横から安全に攻撃できるのであれば、ちゃんと敵をレティクルの中心に合わせてから、射撃ボタンを押そう。

ちなみに、「レティクル」というのは、簡単に言えば「サイトの中心の点」のことだ。

 

閉所を走り回る敵は狙わない

閉所というより、隠れられる場所がすぐそばにあり、それに向けて走っている敵を狙うな、ということだ。

エイムに自信がないのであれば、敵を撃っても仕留めきれず、そばの遮蔽物に身を隠し、そのまま頭出しで反撃されてしまう可能性がある。

「敵を見つけたから」とすぐに撃ち始めるのではなく、そのまま持続して狙い続けられる状況なのか、いったん冷静に判断してから撃ち始めるようにしてほしい。

 

◆まとめ

ここまで色々な立ち回り解説をまとめてきたが、1番大切なのは、

  • 諦めず練習し続け、自分の行動を反省することができるか

である。

CoDは長い間遊ばれ続けている作品で、マルチプレイにいるプレイヤーの腕前は誰も彼もが相当な力を持っている。しかし、彼らも初めは初心者で、キルレ1にも満たないプレイヤー達であったはずだ。

一朝一夕でできるようになる生やさしいゲームでは無いため、初めのうちは非常に辛いかもしれない。しかし、頑張って負けじとプレイし続け、初めてキルレ1を超えた時、初めてスコアトップを取った時、このゲームの面白さに気付けるはずだ。それまでぜひ、挫けずにプレイし続けてほしい。

 

では!