今回は、COD BOCWのゲームモード「ハードコア」を始めたばかり、という初心者を対象に、どのようなことに意識して立ち回るべきなのか、を紹介する。
なお、ゲームルールは特に指定せず、「ハードコアモード」全体をまとめて紹介する。
CoDの過去作品からずっと用意されているゲームモード「ハードコア」。あまりやったことない、という人もいるのではないだろうか。いつもやっているCoDを、ちょっと違う形でプレイできるモードで、これはこれで面白いぞ!
立ち回り方をまとめてみたので、「ハードコアモードで勝利したい!」という人は参考にしてほしい。
◆ハードコアの特徴
通常モードよりももっとリアルを追求したようなモードで、緊迫感のあるCODがやりたい人にはもってこいなモードだ。
ハードコアだけが持つ大きな特徴が3つある。
1つはHUDの表示内容。これは画面を見て貰えばわかる。キルログ以外、全くHUDがない。ミニマップ無し、弾薬残数表示無し、体力表示無し…FPSでの重要な情報源が軒並みカットされてしまう。味方の位置、敵の位置が全く分からないし、サプレッサーを付けていない武器を撃っても赤点表示されない。
2つ目は体力の低さ。体力は非常に低く、HGですら、遠距離1発で倒されてしまうほど。なんとか生き残ったとしても、受けたダメージはスティムショットを使わない限り回復しない。
3つ目はフレンドリーファイアーが有効な点。味方の銃弾にでも当たるとやられてしまうため、味方と射線が被らないように注意して立ち回る必要がある。さらにリーサルの爆発やスコアストリークでも味方を倒してしまうので、それぞれのアイテムをどのタイミングでどこ目掛けてに使うのか、しっかり考える必要がある。
このように、主に索敵面に大きな制約があるので、「ミニマップがあって、倒すのに5,6発は必要で…」というような、よくあるFPSをよくプレイしている人からすると若干難しく感じるモード。ただ、初心者には全くオススメできないほど難しいモードなのか、というと…気を付けるべき事項が両者で違うので、人によっては「ハードコアの方が簡単」という人もいるかもしれない。
◆ハードコアモードの立ち回り方
イヤホン、ヘッドホンは絶対に着ける!
ミニマップによる視覚情報が無い以外、頼りになるのは足音や銃声などの音声情報になる。FPSでは常にイヤホンやヘッドホンをした方が圧倒的に有利だが、ハードコアモードでは有利とかいう次元ではない。もはや必須である。安いイヤホンでもよいので、必ずイヤホンを付けてプレイしよう。
ちなみに、私が使っているヘッドホンはこちら。音がクリアで聞きやすく、耳も痛くなりにくく、非常にオススメできる。
パーク「ニンジャ」、スコスト「偵察機」は常に装備
音が大事なのは敵も一緒。自分がいることをばらさないようにするためにも、また自分の周囲にいる敵の足音や銃声音を拾いやすくするためにも、足音を抑えるパーク「ニンジャ」は必須だ。
それ以外にも、スコスト「偵察機」はぜひとも持っておきたい。「偵察機」や「H.A.R.P.」を呼び出すと、効果時間の間、チームメンバー全員の画面にミニマップが表示される。敵がサプレッサーを付けていない銃を撃つと赤点表示もしてくれるため、戦いが非常に有利に進む。是非とも装備してマッチに参加しよう。
敵に「偵察機」を出されたときに備え、パーク「ゴースト」やスコスト「カウンター偵察機」を持っておくのも効果的だ。
全体マップで味方の位置を把握!
PS4、PS5のコントローラーの場合、中央のタッチパットを押すとスコアボードを見ることができる。その状態でR1ボタンを押すと、全体マップに切り替えられる。
全体マップでは、自分と味方のいる位置を表示するが、これはハードコアモードでも同じ。そのため、「少し一人で動きすぎたな」と思った場合は、一瞬でよいので全体マップを表示し、味方の位置関係を把握すると、敵がどのあたりにいそうか、自分が孤立しているのが、味方がどの方向をケアしようとしているのか、把握できる。
ずっと表示しっぱなしにすると周囲の状況がわからなくなってしまうので、一瞬映して状況把握するレベルでよい。
基本的にはビビらず動く!ただし止まる時は止まる!
ミニマップが無く、敵味方の位置関係がわからないと、どうしても動き回るのが怖くなり、その場にずっと留まってしまいがちだ。しかし、「チームデスマッチ」を除くと、むしろそのほうが逆効果。動けないとなると、敵に拠点やタグを取られてどんどん負けていってしまう。また、CoD作品では飛び出し撃ちをした方が、フレーム処理の都合上有利になりやすい。
なので基本的にはビビらず、常に動き回ることを意識したい。動き回る時に注意してほしいのは以下だ。
- 広い通路を通る時は素早く移動する
- 壁などの遮蔽物が多い通路を通り、敵から狙われる射線を減らす(マップの端をずっと通るイメージ)
- 曲がり角を曲がる際には、曲がった先に銃口を向け、ADSしながら移動し、接敵時にすぐに撃てるようにする
「ビビらず動く」とはいえ、なんでもかんでも走り回るのは考え物。敵が1人いた場合、その後方から複数の敵が続けてやってくる可能性が高いので、1人倒したらいったん待ちスタイルに変更し、他の敵が追随してこないか警戒しよう。しばらく待っても他の敵が来なかったら、全体マップを見て味方の位置を確認し、リス位置が変わっていないか、もっと先まで攻め込んだ方が良いのか、判断して動こう。
キルログをしっかり見る
「ハードコアモード」でも存在する唯一の情報源がキルログだ。直近に味方、敵のどちらがどの武器でやられたのか表示されるので、敵味方のリス位置変更や、裏取りの可否判断の材料にできる。
「敵陣にだいぶ侵攻したけど、周りに敵はいないかなぁ」という時にキルログを見て、味方が負けている表示ばかりであれば、背後からリスした敵がやってくる可能性が低いのでそのまま突入できるし、逆に味方が勝っている表示ばかりであれば、すぐ側で敵がリスしている可能性があることがわかるのだ。
誤った立ち回りを防止できる有力情報なので、是非とも見ておきたい。
◆まとめ
ハードコアモードで勝利するには、どちらかというと環境面の整備とロードアウト面の整備をするのが実は大切。後は、「敵味方の位置が全くわからないから…」と怖がることはせず、率先して動き回るようにすれば、それだけでも十分勝ちやすくなる。是非先導して動き回るようにしよう!
では!