今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅱ」に登場する武器「VAZNEV-9K」を使い込んでみて感じた、本武器の特徴や感想をまとめてみた。
(本記事の情報は2023/2/11時点を元にしている)
※本作では具体的な武器数値が掲載されていないため、数値評価はざっくり値しか記載できない。主に筆者の使用感に頼った記載となることをご了承いただきたい。
◆VAZNEV-9Kの使用感
全体的な性能は高く、理論値的には強武器。事実、他SMGと比べてみても上位に入るような強さ、使いやすさがある。
ただ実際使ってみると…個人的には「LACHMANN SUB」の方が僅かながら優れている部分が多く、「これを使うなら「LACHMANN SUB」でいいかなぁ」となってしまう武器。
両武器を使ってみて、自分の好みに合う方を採用しよう。
約10mまではキルに必要な弾数は3発。ファイアレートは約750RPMで、TTK約0.16秒と高火力。
ただし、これは3発全て胸以上に当てた時のTTKであり、1発でも手足に当たると4発キルでTTK約0.24秒まで落ちる。至近距離でもない限りは3発全て胸に当てるのは非現実的なので、基本はTTK約0.24秒で考えた方が良い。
ヘッドショットできれば話は別。常に3発キルにできるので非常に魅力的。SMGの中では3発キル射程が長いので、胸を狙うよりヘッドショットを狙った方が効果的だ。
10mから20m位まではどう足掻いても4発キル。手足や下半身に当たろうものなら5発キルとなる。20m弱まで胸に当て続けるというのはこれまた難しく、最速でも5発キルあたりになることが多い。
反動は序盤はほぼ上方向のみだが、少し連射するだけでランダムに左右にブレ始める。ある程度の射程を持っていたとしても、このブレがかなり足を引っ張るため、中距離を狙うはなんだかんだ難しい。中距離も意識するなら、ブレを抑えるアタッチメントを付けていきたい。
マガジンサイズは30発と標準的。リロード速度は早めなので、弾切れになった時にすぐ補充できる点は良いが、それでも敵のすぐそばまで近寄らないといけない武器であるため、マガジンアタッチメントを付けて継続戦闘力を上げたいところ。
アイアンサイトは画面上部が開けていて見やすいサイト。サイトアタッチメントは無くてもよい。
似たような性能を持つ「LACHMANN SUB」と比べると、
- 火力面:「VAZNEV-9K」に射程こそ僅かに劣るものの、上半身に2発ほど当てれば3発キルなり4発キルなりできる上、ファイアレートも若干ながら高いので、「VAZNEV-9K」は得意射程内であっても力負けする可能性が高い
- 継続戦闘面:「LACHMANN SUB」はリロード長めだが、「VAZNEV-9K」は早いので、「VAZNEV-9K」の方が隙は小さい
- 反動制御面:序盤の制御のし易さは「VAZNEV-9K」だが、スティックを下に下げるだけで概ね制御できる楽さは「LACHMANN SUB」の方が優れている
と言った感じ。それぞれに一長一短があるので、どっちが強いか、は完全にプレイヤー個人の好みの世界だろう。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)FTAC キャッスルコンペンセーター
- (バレル)SA レスポンスⅢ
- (レーザー)SCHLAGER PEQボックスⅣ
- (ストック)マキーフ R7ストック
- (リアグリップ)トゥルータック グリップ
ARっぽい性能にした構成。近距離はお得意の高火力でしっかりと倒し、中距離もそれなりに狙って倒していける構築。
マズルとバレルで反動を大きく改善させ、距離の離れた敵に対しても、胸以上をしっかり狙えるようにした。下がってしまう機動力は、レーザー、ストック、リアグリップで改善している。
武器レベルが最大になることで利用できる調整では、エイム速度及びダッシュ後射撃速度をベースに強化して、更に取り回しやすくしている。
いくつかのアタッチメントや調整で補正をかけているとはいえ、機動力を大幅に下げるバレルアタッチメントをつけているため、エイム速度や移動速度が削られている。もっと機動力が欲しい、というなら、バレルアタッチメントは無くしても良い。
継続戦闘力を上げたいなら、マズルを外してマガジン増加アタッチメントにしよう。
◆VAZNEV-9Kを使った立ち回り
SMGの中では中距離性能が高いため、意外と数多くのマップで運用可能。ただし、どのマップでも、道のど真ん中を走るような行動は避け、不利な状況から一時的にでもすぐに体を隠せるようなポジションを移動するやり方が必要。「ここで撃たれたらどこに身を隠せば被弾を避けられるのかな?」は常に意識して移動するようにしたい。
また、おすすめに出したアタッチメント構成をすれば中距離相手にも戦えるようになるが、流石にARを正面から相手にすると相性が悪い。機動力中心なアタッチメント構成にしたなら尚更だ。3発キルの効果を最大限発揮するためにも、可能な限り中距離の撃ち合いは避けたい。
◆まとめ
近距離火力を持ちながらも、中距離とも戦える良性能を持つ「VAZNEV-9K」。個人的にはちょっと使いにくさを感じたが、この武器を気に入って使い続けているSMGプレイヤーも多い武器だ。
気になる人は武器解放の上、是非とも使ってみてほしい。
では!