今回は、「ポケモンチャンピオンズ」のランクマッチで、無課金、過去作無しでも「マスターボール級」に到達できたので、やったことをまとめてみた。
(本記事は2026/4/25時点の情報をもとにしている)

ポケモンのランクマッチを始めた人が、まず目標にするであろう「マスボ級」。上級者からしてみれば「マスボ級なんてまだまだ」であろうが、初心者には行きたくても到達できない壁であることは間違いないだろう。
また、本作は基本無料で始められるが、欲しいポケモンが自由に手に入る仕様ではない。望む構築には課金するなり過去作からポケモンを連れてくるなりしないといけないので、「無課金で始めたいけど、過去作も持ってないし、それだと勝てないのかな…」と思って始められない人もいるはず。
そんな中、無課金かつ過去作無しで、初手6匹と何回かまわしたガチャで入手したポケモンでマスボ級には到達できたので、どのようなポケモン達、どんな構成で挑んだのか、どんなことを考えながらプレイしたのか、まとめてみた。筆者と同じような境遇で、「マスボ級に到達したい!」と思っている人の手助けになれば幸いだ。

なお、シーズンM-1のルールに沿った内容でまとめているため、今後のシーズンでルールが変わってくると、これと全く同じことがいえるわけではなくなる点は注意してほしい。
筆者のポケモン知識と状況
筆者は「ポケモンSV」で初めてランクマッチを始め(シーズン1しかやってないが)、「マスボ級」までは達成したくらいで、そこまでポケモン対戦に関する知識はない。また、過去作全て売ってしまい、ポケモンHOMEへの移送もしてなかったので、SVで手に入れていたポケモンを連れてくることもできなかった。
データはあるので再度購入すればいいのだがお金がもったいないし、バトルパスを買おうかとも思ったがそこまで本腰も入れられなかったので、「この際無課金で行ってみよう!」と思い立った次第だ。
マスボ級到達時のポケモン構成

各ポケモンの努力値振りや技構成、持ち物などは以下。
エルフーン

大体最初はこいつを出す。環境にいるのがドラゴンタイプや初手ステルスロック撒きポケモンが多く、ハイボ級までは大体お決まりパターンでくることが多いので、「ムーンフォース」でのダメージなり、「アンコール」での起点潰しなりが刺さる場面が多い。そもそもハイボ級であれば多くがエルフーンの行動目的を知らない人が多い印象だったので、思った役割をこなしやすい。
「気合いのタスキ」で行動補償もできるので、月の一撃で倒されそうなら、状況に合わせて「おいかぜ」か「おきみやげ」で次点に繋げられる優秀さがある。
なにより、最初の6匹ポケモン選択で勝手についてくることが多いので、無課金勢にとってありがたい存在。
能力ポイントはCSぶっぱの余りはHへ。性格はすばやさ重視で「おくびょう」。スカーフ持ちや、超速メガ進化ポケモン以外には大体先手を取れ、「ムーンフォース」でダメージを稼げる。
ルカリオ

エースポケモン。メガルカリオにして殴る。「つるぎのまい」が詰めれば最強。弱点がじめん、ほのお、かくとうとメジャータイプなのは注意。「つるぎのまい」を無理に積まずとも、相手ののタイプやステータスによっては「インファイト」や「コメットパンチ」を打つだけでもなんとかなるので、ダメージ計算は重視した方がよい。
能力ポイントは ASぶっぱの余りはH。性格はこうげき重視で「いじっぱり」。特殊型は捨てている。
サザンドラ

ルカリオで処理できないポケモンや、相手の予想を崩して落とすための対面構築ポケモン。「あくのはどう」「かえんほうしゃ」「なりのり」が使え、幅広いタイプに対して弱点をついて崩していけるのが魅力。相手にフェアリーがいないなら、とりあえず「りゅうせいぐん」をするだけで処理できる場面も多い。持ち物が「しろいハーブ」なので能力ダウンも1回は耐えられる。
「気合いのタスキ」や「こだわりスカーフ」の行動補償ができないのは難点だが割り切るしかない。マスボ級に行ってから思ったが、イダイトウを別ポケモンにして「こだわりスカーフ」をサザンドラに持たせた方がいいのでは?と思ってきている(技を撃ち分けたかったんだ…)。
能力ポイントはCSぶっぱの余りはH。性格はとくこう主体で「ひかえめ」。
イダイトウ

サブアタッカー。自ポケモンが2落ちしてからのスカーフ「おはかまいり」がめっちゃ強い。素早さ実数195からのタイプ一致てきおうりょく威力150の破壊力は異常。また、初手出ししてから「アクアジェット」様子見も魅力。相手がドラゴンや地面だったらそのまま「こおりのきば」や「アクアブレイク」していくでもよい。ただ用意したものの結局出すことがなかった。
能力ポイントは ASぶっぱの余りはH振り。性格はこうげき重視で「いじっぱり」。
ゲンガー

エースポケモンその2。こちらは特殊メガ進化枠。異常なCSの高さから繰り出すゴースト、どくタイプで多くのポケモンを薙ぎ倒せる。うざい耐久ポケモンであるドヒドイデに対しても、「おにび」からの「シャドーボール」連打で無理やり突破可能。Sが優ってるポケモン相手なら、危なくなり次第「みちづれ」で仲良く一緒に退場という選択肢もとれる。
なにより、最初の6匹ポケモン選択で勝手についてくることが多いので、無課金勢にとってありがたい存在。
能力ポイントはCはぶっぱし、Sに5、残りはH。性格は素早さ重視で「おくびょう」。これは環境に多い高速メガポケモンの「メガミミロップ」や「メガマフォクシー」を抜くため…と思ってたのだが、大体この2匹はSぶっぱかつ性格もS振りが多いので、この振り方では何の意味もないことにマスボ級に行ってから気付いた。が、Hに振ったことで、不一致ないしは低火力の物理弱点技であれば1発耐えてたので結果オーライとも言える。振り直すなら、「みちづれ」を「こごえるかぜ」にして、ようきガブリアスを1抜くような調整の方がいいと思う。どうせS130超えポケモンやスカーフポケモン相手は、Sぶっぱしても抜けないので。「みちづれ」のままガブリアスと共倒れ、という選択肢もあるかな…ないかな…
マリルリ

自分の構築が、メガミミロップとメガマフォクシーに対して弱いので採用。机上論上は、耐久無振りでも攻撃面ぶっぱの高火力技が大体確定3発レベルなうえ、他技でも物理特殊関係なく1発は受けられる耐久は優秀。「オボンの実」&「はらだいこ」&「アクアジェット」の組み合わせは、使用率上位ポケモンを乱数1発できることが多く、相手目線はやることがわかってても防げない。それでいて、最初の6匹ポケモン選択で勝手についてくることが多いので、無課金勢にとってありがたい存在。
が、メガガルーラ、ドヒドイデ、アシレーヌ、メガカイリュー、イダイトウなど、ちょくちょく見るポケモンに対してワンパンできない点や、「ステルスロック」が無いと多くのポケモンが乱数引きになってしまい、乱数を外すとそのままお陀仏という点が辛い。ので、選出することはなかった。逆にいえば、上記のポケモンを強制的に引き摺り出す要員になり、メガルカリオやメガゲンガーなどで狩やすくなる、とも言えるかもだが(イダイトウは無理)。
能力ポイントはAぶっぱ、Hを4n調整、他をとくぼうへ回した。性格はこうげき重視で「いじっぱり」を採用。
無課金、過去作無しでマスボ級に行くためにやったこと
環境ポケモンとその構築を調べまくる
YouTubeで多くの実況者が解説している「コレ強いよ」というポケモンや、そのポケモンの構築情報を沢山確認し、頭に入れたりメモしたりした。出てくるポケモンが何か、だけでなく、HABCDSのどのステータスへ能力ポイントを振るのか、どんな技構成が多いのか、等まで細かく見た。そうすれば、実際にそのポケモンに対峙した時、「こういった行動取ってくるな」「次にこういう動きが待っているから、このターンはむしろチャンスだな」といった行動が頭に浮かび、次に自分が取るべき行動が見えてきた。
例えば、シーズンM-1であればガブリアスかカバルドン、ブリジュラス辺りが初手に出てきて、「ステルスロック」を撒いてくる場合が多い。ので、エルフーンを初手出しして「ムーンフォース」でダメージ兼様子見し、相手が予想通り「ステルスロック」をしてきたことを確認したら、次のターンでアンコールをうっていくことで行動を縛る、といったことをしていた。上手くはまると、エルフーンだけで完封もできた。
基本選出と戦い方を固定する
最大6体用意するポケモンの中から3体を選んでバトルをするが、毎回選出するポケモンを変えるよりも、自分の中で基準となる3匹を決めて、基本その3匹を毎回出して勝利を目指す、という考え方をした方が、自分の中の戦い方がブレず、相手のポケモンへの対処方針が段々身についていくのでおススメする。
筆者は
- エルフーン
- メガルカリオ
- サザンドラ
を基本構築とし、メガルカリオでは対処が難しそうなポケモンや、毒を主軸にしてくるポケモンが出そうな場合はメガルカリオをメガゲンガーへ変更する、ということをしていた。
筆者が基本選出の考え方を参考にする際に採用したYouTube動画があるので紹介する。
なお、これは個人的な感覚だが、無課金かつ過去作無しの場合、「対面構築」を組むのは難しい。入手ポケモンがガチャ依存になるので、理想の対面構築ができるポケモンが手に入るか怪しいためだ。どちらかというと起点作成型を交えた構築に近い戦い方(「ステルスロック」や「まきびし」等の定数ダメージ稼ぎ、壁貼りや天候操作、「でんじは」や「おにび」などの妨害をした上でエースポケモンへつなぐ、など)を心掛けた方が戦いやすいと感じた。最初の6匹ポケモンは結構性能のいいポケモンたちが揃っているので、ちゃんと構築を考えれば、無課金かつ過去作無しでも、結構いい構築が組めると思う。
(まあ、課金するなり、過去作を買ってポケモンHOMEから持ってくるなりした方がもっと楽だけどね←)
基本構築を決めたら、
- 各ポケモンはどの順番で出すのか
- 初動でどの技を使うか
- その後に自ポケモンがどういう状況にあったらどう動くか
- 次ポケモンでは何を固定で出すのか
という戦い方のプロセスも意識した。例えば筆者の場合、初手はほぼほぼエルフーン固定で、その後は
- 相手が攻撃系ポケモンなら「おいかぜ」、補助系およびドラゴンタイプや特殊が低いなら「ムーンフォース」
- 相手が補助技を使ってきたなら「アンコール」を使用し、しばらく「ムーンフォース」を連発して相手を削る
- 相手が攻撃してきて次ターンにエルフーンが倒されそうなら、「おいかぜ」未使用なら「おいかぜ」、そうでないなら「おきみやげ」を使用
- 次点でメガルカリオを出し、「おいかぜ」中かつ相手の攻撃を耐えられそうなら「つるぎのまい」、そうでないなら「インファイト」か「コメットパンチ」で攻撃
- メガルカリオではどうにもできないポケモンが出ているなら、サザンドラを出し、相手の弱点を突けるなら弱点狙い、そうでないなら「りゅうせいぐん」で処理
というのを基本の戦い方にした。相手の動きが変わったり、こちらがメガルカリオではなくメガゲンガーなら、それ相応に動きを若干変更するが、基本は上記の通りにすると安定して勝てた。
ダメージ計算必須
今の自分のポケモンのステータスと持つ技が、相手のポケモンにどれくらい効くのか、ダメージ計算は必須だと感じた。ポケモン対戦の経験が豊富ならいいが、筆者のような浅いプレイヤーは、自分の想像する「1発で相手を沈められそうだな」「相手からの攻撃を1発は耐えられそうだな」という感覚は捨てて、定量的に確認した方がよい。
例えば、
- 自分が耐久面無振りのメガゲンガーを使用
- 相手に攻撃特化ギルガルド(ブレードフォルム)がいる
- ギルガルドに先制ゴースト物理技「かげうち」を使われる恐れがある
という時、メガゲンガーはワンパンされてしまうか?
…正解は「1発は耐えられる」である。逆にこちらのメガゲンガーのシャドーボールは、ギルガルドがH特化していても確定1発である。なので、ギルガルドの「かげうち」に耐えて、返しで「シャドーボール」を撃てば突破できることが、ダメージ計算すればわかる(一応、ギルガルド目線は、「キングシールド」→「シャドーボール」→「かげうち」の順に展開すればほぼ確実にメガゲンガーに勝てるが)。
筆者はブラウザを使用した方が計算スピードが速かったので、Gamewithのダメージ計算サイトを使用している。
初手6匹は何を選ぶべきか
筆者はリザードンを選んだが、結論なんでもいいと思う。どのポケモンを選んでも、結構優秀なポケモン達が揃うので、マスボ級に行く位なら最初の6匹+自分の考えた構築に足りないポケモンを2,3体ガチャで手に入れれば結構勝てる。
後々見返してみてから考えるに、ピカチュウが一番優秀そうな気がする。ガブリアス、ギャラドス、ゲンガーの3匹だけでかなり仕事をしてくれそうだ。個人的に、「サーナイト」「チルタリス」「カビゴン」はちょっとキツそうに思える(特に構築検討していないので、もしかしたら強い可能性もあるが)。
まとめ
色々書いたが、やはり無課金かつ過去作無しでマスボ級到達するためには、
- 事前のしっかりとした勉強
- 自身の基本構築と基本行動の決定
- ダメージ計算
- そして対戦を楽しむこと
を意識すればいいのかな、というのが筆者の意見だ。
まだまだ筆者の知識には甘いところも沢山あるため、この後も色々勉強し、ランク上位帯に入れるようになっていきたいと思う。
では!