今回は、仁王2の第10ステージのボスその1「雑賀孫一」を独力で突破するための攻略方法をまとめていく。
これまでのボスは、ガードをベースとし、必要に応じて回避を使う、といった戦いをしてきた。実際、これまでの攻略記事でもそのように紹介している。
しかし、この「雑賀孫一」はガード主体では通用しない。しばらくはこれに慣れず、5回もやられてしまった…
その後にどうやってこのボスを突破していったのか、さっそくまとめていこう。
◆雑賀孫一の特徴
特徴はなんと言っても銃撃だろう。一瞬でこちらをターゲットに定め、高速で銃を撃ってくるため、下手に間合いを開けると一向に近づけない。
さらに厄介なのは、この銃撃をガードした際の気力消費量が非常に大きいという点だ。高速で連射してくることもあるため、ガードばかりに頼っていると、とたんに気力切れとなるため、如何に回避しながら戦うことができるか、が問われてくる敵である。
また、雑賀孫一は人型ボスのため、「今川義元」と同じく常闇状態にならない。妖怪には存在する気力上限削りもできない。
◆オススメの装備
武器種、守護霊ともに何でもよい。自分が使いやすいものを選ぼう。
自分は、武器は刀、守護霊は「幻」で挑んだ。
◆攻略
間合い
間合いは近い位置をとろう。ちょうど前回のボスである「浅井長政」と同じくらいを意識だ。その方が、後述する銃撃を受ける機会が多少減る。
銃撃への対応
雑賀孫一攻略のカギとなるのが、「銃撃を如何にして回避できるか」である。プレイヤーとの距離が離れているほど頻繁に使ってくる傾向があるため、なるべく間合いは詰めておきたい。
銃撃のパターンは大きく分けて3つだ。それぞれの特徴と、どう回避すればよいかをまとめる。
一つ目は、ローリング直後に1発撃つ技だ。ただのローリングの場合もあるので、一体どちらなのか、はその時になってみないとわからない。
幸い、この銃撃の後に連続攻撃を行うことはない。ガードで凌ぐようにしよう。
二つ目は、銃撃を3回連射する攻撃だ。この攻撃を出すときは、銃を持ち上げ構えるモーションが存在する。それを確認し次第、テンポよく横ステップで回避しよう。予備動作を発見するには、「雑賀孫一」をよく観察しておくことが必要だ。
三つ目は、空中から一回撃つ技だ。銃を構えるモーションの後にワンテンポ間が開くため、地味に避けづらい。空中浮遊している「雑賀孫一」の足元にいれば当たることはないため、そこまで移動してしまおう。
大技への対応
大技は2種類ある。
一つ目は4方向に炎の渦を飛ばす技だ。赤く光ると同時に口笛を鳴らし、守護霊による炎の渦が飛んでくる。技が発生したときにプレイヤーがいた場所を狙うので、横方向に歩いていれば簡単に避けられる。
二つ目は炎の斬撃だ。赤く光った後、守護霊が「雑賀孫一」の周りをまわったのち、大きく踏み込んで斬撃を飛ばしてくる。攻撃が来るまでの予備時間は長く、踏み込みが行われるのと同時に横ステップすれば問題なく回避可能だ。
両者の攻撃の見分け方は、口笛を吹くかどうかだ。吹いたなら炎の渦、吹かないなら斬撃、と覚えておこう。
瞬間移動と空中攻撃への対応
瞬間移動は必ずプレイヤーの背後に回る。移動した直後に攻撃を受けることはないので、落ち着いて視点を動かそう。少しだけでも良いから背後を向き、ターゲットロック機能を起動させれば、向きを修正するのはさして難しくはない。
浮遊時に使う技は、先ほど書いた銃撃が一回、または掴み技が一回のどちらかだ。それぞれをランダムに組み合わせ、最低2セット、多くて4セット攻撃したのち、地面に降りてくる。ほとんどのパターンは2セット行動して終わりだが、「雑賀孫一」の体力が低くなるほどセット数が多くなる傾向があるようだ。
基本、足元にいれば攻撃を受けることはないため、足元まで入り込み、地上に降りるのをおとなしく待とう。
地上に降りてからは少し長めの硬直時間があるので、しっかりと地面に降りたことを確認してから攻撃すると良い。
その他攻撃への対応
近距離攻撃は2回と3回の2パターンがある。いずれもガードで乗り切って問題ない。
3回攻撃のパターンの場合は、2回目の踏み込み攻撃をガードすると、向こうからこちらを飛び越えてくれるため隙だらけになる。大きなチャンスなので、反撃してしまおう。
チャージ攻撃は回避が容易だ。ガード時の気力消費量は大きいが、予備動作が長く、当たり判定も縦方向にしかないため、横ステップ回避すれば簡単に回避できる。
守護霊による火の玉攻撃は、多数の火の玉がプレイヤーめがけゆっくり飛んでくる。ガードしても炎ダメージを受けてしまうため、全弾回避する意識でいよう。
火の玉を出してから実際にこちらに飛んでくるまでには少し時間が空く。その間に、なるべく「雑賀孫一」から距離を取ろう。火の玉がこちらを狙い始めてきたら、大きな円を描くようにして横方向に走るようにすれば、全部の攻撃を回避することができる。
最後に、ジャンプと同時に爆弾を放り投げる攻撃。プレイヤーとの間にかなりの距離があったとしても、プレイヤーのいる場所目掛けて放り投げてくる。爆発のあたり判定もかなり大きく、ガードしても爆破ダメージをしっかり受ける。
「雑賀孫一」がその場でジャンプした場合はこの攻撃になるため、それを見た段階でローリング回避して爆撃範囲外に出るようにしよう。この後には浮遊攻撃に移る場合が多い。
◆まとめ
本ボスは久しぶりの強敵だった。そのため、胸が熱くなるような戦闘を行うことができ、難しさの反面、非常に楽しかった。
苦戦していて中々突破できない、という方は、本記事を参考に「雑賀孫一」の撃破を目指してみてもらいたい。
では!
【参考】その他ボスの攻略
仁王2に登場するボスの攻略方法をまとめている。ぜひ参考にしてほしい。
ボス情報は順次更新していく。