今回は、「Monster Hunter Wilds」の「ゾ・シア」をソロで討伐するための装備と立ち回り方法をまとめてみた。
(本記事の情報は2025/4/6時点である)
無料アップデート第1弾で追加された「ゾ・シア」。広範囲を高い攻撃力でなぎ倒す火力を持つうえ、初見殺しな技も持つ強敵である。
そんな強力なゾ・シアだが、操虫棍を用いて、防御や回復に特化した構成をすれば、プレイスキルが対して上手くなく、操虫棍を使ったことがない筆者がソロでプレイしても、回復薬未使用で10分討伐できることが分かった。その方法を紹介したいと思う。
ゾ・シア ソロ討伐(装備編)
使用した装備はこんな感じ。かなり防御に寄せた構成だ。頭装備だけ、防具レベルを上げてしまっているため、防御力の合計値は注意してほしい。
また、サブ武器の片手剣は無視してほしい。
武器
武器は操虫棍がおすすめ。エキスが3つ集まったときに利用できる「強化急襲斬り」と「飛天螺旋斬」は、体がやたらと大きいゾ・シア相手だとほぼ全弾ヒットしてくれる。1発の火力が高い&怒涛の連続攻撃で、とてつもないダメージを与えられるため、ほぼこの2つの攻撃をやっているだけでよい。
ゾ・シアは龍属性弱点のため、アルシュベルド武器「鎖刃戟トーア」を採用。スキルも強化継続3がデフォルトでついており、ゾ・シアの全体攻撃で攻撃できないターンが発生したり、何かしらの理由で攻撃を一時止めないといけない場合等が起きても、強化状態が継続してくれる。
武器スロットには飛燕珠は必須。その他は自由でよいが、自分はなるべく白ゲージを多く継続させるための「業物珠Lv2」と、龍属性攻撃値を上げる「破龍珠Lv1」を採用している。防具が会心を盛っていくスキル構成になっていないので、「超会心」等の会心発生時の効果を増加させるスキルは優先度は低いと感じる。
防具
ゾ・シアの攻撃は、物理攻撃を除くと大半が火属性攻撃である。そのため、防御力だけでなく、火耐性を強化することも主軸に置いた、防御と回復主体の構成にした。
防具、護石、装衣の採用理由は以下の通り。
- シュバルカヘルムβ:「属性変換」で、火属性攻撃を受けた後に、一定タイミングで龍属性ダメージのカウンターが可能に。更に、スロットがLv3、Lv2、Lv1と充実しているため採用
- エグゾルスメイルβ:「ゾ・シア」のメイン攻撃手段である火属性攻撃への耐性を増加できる。また、戦法的に、敵の攻撃を受けてなんぼ、の戦い方をするため、赤ゲージ状態での戦闘機会が増えることから、デフォルトで「逆恨みLv1」がついているため採用
- シュバルカアームβ:「属性変換」で、火属性攻撃を受けた後に、一定タイミングで龍属性ダメージのカウンターが可能に。更に、スロットがLv2、Lv2、Lv1と充実しているため採用
- シュバルカコイルα:弱点特攻Lv2に回復速度Lv2が標準搭載。特に回復速度Lv2は、ゾンビ戦法をとる本作ではかなり強力なため採用
- シュバルカグリーヴβ:「属性変換」で、火属性攻撃を受けた後に、一定タイミングで龍属性ダメージのカウンターが可能に。更に、スロットがLv3、Lv1と充実しているため採用
- 防御の護石:被弾前提のプレイングをするため、なるべく防御力を引き上げるために採用
- 不動の装衣:被弾前提のプレイングにより、受けるダメージを大きく減らすこと、及び後半になるほど使用してくる吹き飛ばし攻撃への耐性をつけるため採用
シュバルカシリーズを4つ採用することで、シリーズスキル「鎖刃竜の飢餓」の「加速再生Ⅱ」を発動。攻撃し続けると体力回復していくため、回復薬を使わないゾンビ戦法のキースキルとなる。スキルスロットには、
- ゾシアの咆哮中にも攻撃できるようにする「耳栓珠」
- 火やられ状態にならない火耐性20に僅かに足りない分を補う「耐火珠」
- 防御Lv7に届かない分を埋める「防御珠」と、確率で受けるダメージを下げる「加護珠」
- 怒り状態時に火力を上げる「挑戦珠」と、赤ゲージがある時の火力を上げる「逆襲珠」
を採用した。戦い方的に、赤ゲージ状態が発生する頻度は高いので、「挑戦珠」をすべて「逆襲珠」に変えてもよい。そこは個々人で調整してほしい。どっちであっても安定した戦いはできる。雷耐性は上げてないが、戦った感じ、雷攻撃が当たることがほぼなかったので、スキルを積む必要はないと思っている。
ゾ・シア ソロ討伐(立ち回り編)
PS5コントローラーを使用する前提での操作方法で記載する。操虫棍の操作方法は癖が強く、難しいが、操虫棍の使用経験がほぼ0だった筆者でも、ある程度練習すれば使えるようになったので、トレーニングエリアを利用して習得してほしい。
操虫棍での動き方
エキスが3つない状態の時
- L2とR2を長押ししながら、画面中央の照準を狙いたい部位に持って行って△ボタンを押し、エキスを吸収する。細かく狙うのが難しいなら、△ボタン長押しでそれっぽい場所めがけて放てばOK
- 赤エキスは尻尾or頭、白エキスは後ろ足、橙エキスは胴体にあるので、欠けているエキスの色に合わせて狙う場所を変える
- 傷口があるならL2+R1で弱点集中攻撃を当て、エキスを3色一気に回収する
エキスが3つ揃った時
- 前足、腹下、股下あたりに移動
- 右親指の第1関節で○ボタンを押しっぱなしにしたまま、右親指の先端で△ボタンを2回押して連続攻撃
- ○ボタンを離し、「強化急襲斬り」を使用
- 「強化急襲切り」が終わったら、L2+○を押して「飛天螺旋斬」を使用
- エキスがすべて消失するので、エキス回収からやり直し
「強化急襲斬り」と「飛天螺旋斬」は、ゾ・シアの胴体直下で放った方が一番火力が出る。なるべく直下で使えるように、△ボタンでの連撃中に左スティックで位置調整したい。
ゾ・シアの形態毎の動き方
初期形態(開始時)
まずはゲーム開始前に、鬼人薬クレートと硬化薬グレートを飲める限り飲もう。
ゾ・シアと会敵した後は、攻撃よりもエキス集めに注力する。3つ集まったら胴体あたりで「強化急襲斬り」と「飛天螺旋斬」を使用してグルグル攻撃していればOK。うまく動けば1分もすれば第2形態になる。ここでは「不動の装威」は利用しないように注意だ。
ゾ・シアの攻撃を受けても気にせず攻撃を続けよう。防御力を上げているし、赤ゲージも比較的早く回復してくれるので、思ったより体力の減少量は少なく済む。どうにもならなくなったら大体オトモ猫が回復ミツムシを投げてくれるので、それに期待しよう。ここでは不動の装威は着ないように注意しよう。
第2形態(頭が黒化)
時折、ゾ・シアの直下に炎のブレスをしてくるようになるので、時折尻尾あたりに移動し、被弾を避けよう。「強化急襲斬り」や「飛天螺旋斬」を使う時は、気にせず前足や腹下まで移動しよう。多少ダメージを受けても気にしなくてOKだ。頻繁に使い始める火属性攻撃も、火耐性を上げているので、火やられ状態にはならず、思ったより脅威にはならない。「不動の装威」も使わず温存した方がいいが、どうしてもダメージが不安ならここで使おう。
ゾ・シアがダウンした場合は、頭の黒い部分へ移動し、切り続けよう。ただし、ダウン時は「飛天螺旋斬」は使わないように注意。空中での連撃がすべてスカってしまうためだ。
第3形態(頭と腕が黒化)
まず、ガード不能の全体攻撃から始まる。ゾ・シアが初期位置へ移動したら、真反対の壁まで走ろう。途中で属性スリンガー弾を拾えたなら、発生した竜乳結晶を2つほど壊せば全体攻撃の範疇から外れるため、余裕があるならやってみよう。ここでしばらく休憩ターンになるので、砥石で切れ味を回復しよう。
全体攻撃が終わると、ゾ・シアの前方を広範囲に攻撃する技が発生するため、尻尾へ一気に移動しよう。
以降はこれまでの立ち回りと変わらない。ただし、たまに周囲に竜乳結晶を大量に発生させた後に周囲へ火炎ブレスを放つ技を使ってくる時があり、これをくらうとひとたまりもない。ゾ・シアの周囲に巨大な竜乳結晶が生まれるので、セクレトを呼びゾシアから十分距離を取ろう。属性スリンガー弾を拾えているなら、ここで竜乳結晶を1つ壊しておけば、そこは攻撃の範疇から外れる。
また、第3形態まで来ると、ステージの中央あたりに落石ギミックが2つ発生する。命中させると大ダメージ&転倒を狙えるため、ゾ・シアが石の下あたりに来た際には狙ってみよう。
ここで「不動の装威」を使うのが一番おすすめ。ただし、竜乳結晶&周囲への火炎ブレス攻撃だけ、継続ダメージを受け続けて気付いたら乙ってしまうことがある。巨大な竜乳結晶が現れたらすぐに逃げよう。
第4形態(全身が黒化)
ここまでくれば討伐完了まであとわずか。2連続スタンプ攻撃等の強力な技を使ってくるが、基本はこれまでと変わらず、エキスを3色集め、腹下や前足あたりで「強化急襲斬り」や「飛天螺旋斬」を繰り返せばOK。
第4形態になるとゾ・シアの身体中が傷つきやすくなるので、エキスの3色回収がやりやすい。攻撃をする中で傷口がないか確認し、毎回「飛天螺旋斬」を使う勢いで攻撃しよう。
上記を繰り返せば、回復薬を1つも使わず、10分前後でゾ・シアのソロ討伐ができる。多少てこずっても11分前後で討伐可能だ。
まとめ
初見はかなり強く、その後の連戦でも倒し方がわからないと苦戦間違いなしの強敵である「ゾ・シア」。意外とギミックがわかってしまうと、安定して倒せるモンスターであるのは「よく作られているな」と感じている。
ここで紹介した方法を利用して、ゾ・シアのソロ討伐を是非ともやってみてほしい。
では!