今回は、「Monster Hunter Wilds」の「零式オメガ」をソロで安定討伐するための装備と立ち回り方法をまとめてみた。
(本記事の情報は2025/11/3時点である)

第三弾アプデで、通常個体の「オメガ・プラネテス」と合わせて実装された「零式オメガ」。驚異的な強さで、明らかにマルチプレイ向けの難易度となっており、クリアすらできない人も多いだろう。
そんな超強力な「零式オメガ」を、オメガ装備を使わず、生産護石を使用して、プレイスキルがあまり高くない筆者がソロプレイでも26分ほどで討伐できる装備と立ち回り方法をまとめていきたい。

零式オメガに挑む前に
本記事は、通常個体「オメガ・プラネテス」のソロでの立ち回り方を理解している前提で書いていく。まだ「オメガ・プラネテス」に対する攻略情報が身についていない人は、以下記事を詠んでほしい。
零式オメガ ソロ討伐(装備編)
装備はこんな感じ。何かあったときのために、各防具のレベルは上げられるなら上げておいた方が安全だ。


武器
安全に戦うなら、メインは片手剣がおすすめ。次点でランス。片手剣はガードもでき、小回りも聞いて、アイテムの即時利用もできるため、ありとあらゆる場面に対処しやすく、事故が起きにくい。
ネルスキュラ戦に向けたサブ武器では、回避がしやすく、小回りも利き、火力も出せる双剣がおすすめだ。
メイン武器には雷属性アーティア片手剣「ヴェルドロート」を採用。武器スキルは、有事の場合の緊急回避をしやすくすべく「ガード性能」と「ガード強化」はLv3まで発動。そのほかは、僅かでも火力を上げて討伐時間を短くできるよう、「雷属性強化」と「攻めの守勢」をLv3まで発動している。
サブ武器には麻痺属性アーティア双剣「ティルトクライス」を採用。武器スキルは、安定火力で素早く倒すことを最優先とし、「攻撃」をLv5まで発動。また、白ゲージを割る事の無いよう、「業物」をLv3、「匠」をLv1発動できる複合スキルを設定している。麻痺強化のスキルを積まなくても1回は麻痺状態になってくれるので不要だ。
防具
| 部位 | 装備 | スロット |
|---|---|---|
| 頭 | レダゼルトヘルムγ |
挑戦珠【3】 |
| 胴 | シュバルカメイルβ |
挑戦珠【3】 跳躍珠【2】 |
| 腕 | レダゼルトアームγ |
挑戦珠【3】 連撃珠【3】 |
| 腰 | シュバルカメイルβ |
持続珠【1】 防御珠【1】 |
| 足 | トゥナムルグリーヴγ |
挑戦珠【3】 適応珠【1】 耐火珠【1】 |
| 護石 |
防御の護石Ⅴ |
- |
| 装衣 | 不動の装衣 | - |
火力スキル「挑戦者」と、お手軽火力のシリーズスキル「ヌシの魂」を発動することをメインに、頭と胴に歴戦王レ・ダウ、脚に歴戦王ウズトゥナのγ装備を使用。更に腕と腰には、火力スキル「弱点特効」をLv4まで標準発動でき、回復効果を持つシリーズスキル「加速再生Ⅰ」も発動可能な「シュバルカ装備」を採用している。
食事込みで火耐性を20以上とできるよう、「火耐性」をLv2に。ホットドリンクを飲む手間を省くために「環境適正」をLv1にし、残り1枠は、バフアイテムの効果を少しでも長く保てるように「アイテム使用強化」をLv1だけ積んだ。
護石は、万が一の被弾時に受けるダメージを減らすべく、及び属性耐性を少し盛るべく、「防御の護石Ⅴ」を採用している。
装衣は、ネルスキュラ・クローンでのDPSチェックで吹き飛ばしによるタイムロスを防げるよう、「不動の装衣」を採用している。
オメガ・プラネテス ソロ討伐(事前設定編)
安定して攻略したいのであれば、サポートハンターは必須。必ずサポートハンターが3人入った4人パーティとなるように構成しよう。サポートハンターの設定は以下から可能だ。



食事は、大集会所で料理チケットを使った食事がマスト。これでないと、火耐性が20を超えない。個人的にはクナファ飯がおすすめだ。
食事だけでなく、薬やアイテムによるバフも大切。鬼人薬/硬化薬グレートや粉塵、種などのバフアイテムは使えるだけ使った上で、力の護符、守りの護符をアイテムポーチに持ち込んで、基本ステータスを底上げしよう。また、隙を見て火力バフをかけ続けるので、怪力の種、鬼人の粉塵は最大数持ち込もう。
更に、氷結による拘束状態からすぐに抜け出せるよう、消散剤も10個フルでもっていこう。
零式オメガ ソロ討伐(立ち回り編)
共通して気を付ける事項
積極的に敵視を取り、サポハンが取ったら足を狙う
零式オメガは、味方が敵視を取っているかどうかで、攻略難易度が大きく変わる。しかし、サポハンに敵視をまかせようとしても、思ったより敵視をすぐにとってくれない。
そんな中、プレイヤーが敵視を取ると、サポハンがすぐに敵視を取り返してくれることが多い印象。よって、プレイヤーで積極的に敵視をとり、味方が敵視を取り返す機会をすぐに設けるようにしよう(あくまで体感なので本当にそうかはわからないが…)。
サポハンが敵視を取ってくれたら後ろ脚へ移動し、弱点を集中的に攻撃するか、絵画魔法でダメージを稼ごう。
なお、マスタードボムが撃たれるようになった場合は、誰も敵視を取れていないことの証になるので参考に。
メイン攻撃は絵画魔法
武器での攻撃よりも、絵画魔法での攻撃の方が圧倒的にDPSが高い。特にモーグリ・ストリームは、1発で1000を超えるダメージを出せるうえ、硬直時間も短く非常に強い。
- レーザーを発射した時
- 味方が敵視を取った時
- 追尾ミサイルを発射する時
- パントクラトル・モードの跳ね回り攻撃が終わった時
など、細かな隙で積極的に絵画魔法を利用してダメージを与えよう。
絵画魔法の使用中でも、回避ボタンを押せばすぐに攻撃を止め、回避してくれるので、硬直に悩む必要もそこまでない。
落石ポイントはフル活用
オメガは全部で4つのステージをまたいで戦うこととなるが、第二フェーズと第二フェーズで訪れるステージでは、大ダメージ&大ダウンをとれる落石ポイントがある。ここはしっかり覚えて積極的に採用し、当てていこう。
そのほか、第三フェーズ、第四フェーズでは小さな落石ポイントも多く配置されている。これらも積極的に当てていこう。

防御障壁は敵視取り、絵画魔法、緊急回避で使用
レーザー、ミサイル、火炎放射などの非接触攻撃を全てガードしてくれる防御障壁は便利ではあるものの、展開範囲が限られるため、障壁内に入りっぱなしだと脚を攻撃するのが難しい。足を狙うなら障壁外に出て戦った方がよっぽど効率的だ。また、サポハンの位置によっては、零式オメガが防御障壁から離れたところで戦ってしまい、何もダメージが与えられないという事態にもなりかねない。
では障壁は何目的で使うか。個人的には、
- 敵視を安定してすぐ取りたい時
- 絵画魔法を安定して使いたい時
- 緊急回避的役割で逃げどころにしたい時
に使うと効果的な印象。特に最初の二つは覚えておくと便利だ。
がむしゃらに攻撃せず、いつでも中断できるよう意識する
零式オメガは攻撃の予備動作や攻撃の後隙が通常個体より非常に少なくなっている。また、オメガが向いてない方向に対して攻撃してきたりと、攻撃する場所を読みにくい。味方が敵視を取っていても、全体を攻撃する技を使ってくるし、いつ敵視が切れるかもわからない。そのため、がむしゃらに武器を振り回して戦っては、ふいに来た攻撃に対処できない。
よって安全のため、自分の使う武器で攻撃硬直時間が長いモーションが何か理解したうえで、その攻撃はしないように攻撃技を取捨選択しよう。片手剣の場合は、シールドバッシュや溜め切り落としなどは硬直時間が長いので、使う場面は限られる。やたらと使わないようにしよう。
エリア移動時やセクレト騎乗時にはバフアイテム使用
零式オメガが次のエリアに移動した際や、6連続ミサイルランチャーをセクレトに乗りながら回避するときなどは、回復や切れ味回復に加え、鬼人の粉塵や怪力の種などを摂取し、火力を上げる行動をやっておこう。これをやるだけでも、討伐時間が目に見えて早くなるのでおすすめだ。

ネルスキュラクローン戦での動き方
ネルスキュラクローン戦まで「不動の装衣」は使用しない
ネルスキュラクローンを安定討伐するには、敵から吹き飛ばされたり、回復薬を飲む時間を取られたりすることがないことが大切。そのためには、「不動の装衣」が非常に役立つ。
ネルスキュラクローン戦で「不動の装衣」が使えないと、立ち回り方がかなり窮屈になってしまう。使いたいときに使えない!とならないよう、ネルスキュラクローン戦になるまでは、「不動の装衣」は利用しない方がおすすめだ。
モルボルも積極利用する
プレイヤーに命中すると一定時間行動を抑制してくる厄介な存在であるモルボル。が、このモルボルの「くさい息」が、零式オメガでのネルスキュラクローン線では非常に大事だ。「くさい息」がネルスキュラクローンに当たるだけで、双剣の乱舞を2セットほど当てることができ、与えられるダメージが段違いに増えるためだ。
モルボルの位置には気を配らず戦って良いが、地面はちょくちょく気にしておき、地面にオレンジの光が見えたら攻撃を止め、その射程から離れるようにしよう。

一緒に配置されるサボテンダーも、起動できるのであれば起動した方がよいので、すぐそばにいるのであれば起動してダメージを稼ぐのがよい。ただし、サボテンダーの起動に躍起になって攻撃をさぼっているとそれはよくないので、「起動出来たらしよう」くらいの感覚でよい。筆者は起動しなくても安定して突破できるようにはなった。
乱舞Ⅰ→乱舞Ⅱ→乱舞Ⅲの流れを積極利用
乱舞は双剣の中でも1番火力の出る技。素早く確実に倒すには、乱舞Ⅲまでを叩き込み続けることが大切になる。鬼人強化状態になる事よりも、乱舞Ⅲまで繋げられるだけの鬼人ゲージを確保できていればよいので、とにかく乱舞を当て続けることを意識しよう。
ただし、乱舞Ⅰと乱舞Ⅲは硬直時間がかなり長いので、ネルスキュラクローンが動き回っている間に使うのは危ない。「不動の装衣」をつけていても体力が削れら、気付いたら乙っている可能性もある。
- 麻痺の状態異常になって動けなくなった時
- 回転しながらレーザーを発射する攻撃を回避した後
辺りで乱舞Ⅲまで繋げるようにすると効果的だ。

モーグリ・ストリームを使えるようにしておく
絵画魔法の火力はネルスキュラクローンにも適用される。絵画魔法の中でも「モーグリ・ストリーム」は、短い硬直時間に930ものダメージを与えられるので、非常に効果的な手段になる。
第三フェーズに入ったら、「モーグリ・ストリーム」が使える状態になっても、ネルスキュラクローン戦までは使わないように待機しておき、ネルスキュラクローン戦になったら使うようにしよう。

デルタアタックを防げないならクエストリタイア
デルタアタックが成功してしまうと、零式オメガの防御力が増加し、与えるダメージ量が下がってしまう。こうなると、その後にいくらきれいに立ち振る舞わっても、倒しきれずに時間切れとなる可能性が非常に上がる。時間がもったいないので、デルタアタックを防げなかったのであれば、残念だがクエストリタイアをした方が良い。
各攻撃への対処法
零式オメガになることで、微妙に技の内容に違いが生じている。ここではその違いのある部分だけにフォーカスを当ててまとめていく。
4方向への火炎放射
オメガの足元4方向へ炎を照射する攻撃。零式オメガになると、はじめから2回続けるようになり、デルタアタック以降は3回連続で使ってくる。
攻撃がくるオレンジ色部分をしっかりと見て、回避に集中し、攻撃範囲から離れるようにひたすらに意識しよう。一応、片手剣のガードでも防げはするので、どうしようもなくなったらガードでしのごう。

直下冷気放射
オメガの胴体下全方位に冷気放射を行う技。通常個体は火炎攻撃だったのが、零式オメガになったことで変更された。
この攻撃時は、オメガの胴体下に青白い光が生じ、かつオメガが少ししゃがみこむような動作をする。これを見たら、オメガの脚の外側までローリング回避で退避すれば回避できる。間に合わないなら、零式オメガに向いてガードしておけば、攻撃を防げる。

もしくらってしまった場合、拘束状態になってしまい、その後のオメガの攻撃に対して防御や回避をすることができない。そういった時に備え、「消散剤」をアイテムショートカットに設定し、捕まったら場合にすぐに使えるようにしよう。
突進攻撃
プレイヤー1名に狙いを定めてしゃがんだ後、高速で突進する攻撃。零式オメガでは通常時から2回連続で実施してくるうえ、デルタアタックが終わった後は、3回連続まで使ってくるようになる。
突進攻撃が始まったら回避は難しいレベルで高速移動するので、オメガの動きをしっかり見て、踏み込むようにしゃがみこんだモーションが見えたら、誰を狙っているのか見て、その向きからは逃れるようにしよう。
左/右舷斉射・波動砲
通常個体は第三フェーズ以降に使っていたが、零式オメガは初回から使ってくる。また、通常個体よりもチャージから発射までの時間が半分ほどになっている。デルタアタック以降では、一度半回転したのち、そのまま続けてもう半回転して、合わせて360度攻撃することもある。
対処方法は通常個体と一緒。攻撃までのサイクルが早くなっただけなので、落ち着けば対応は可能だ。
まとめ
ソロでのクリア難易度がとにかく高い、最強の時ともいえる「零式オメガ」。ここで紹介している内容を駆使すれば、ソロでも、神護石が入手出来ていなくても、比較的安定して討伐が可能だ。覚えること、理解することが多く大変だが、是非とも挑んで攻略してみてほしい。
なお、ここで書いている内容をフル活用しても、最後はプレイヤー自身が零式オメガの動きを覚え、適宜回避や回復、攻撃を使い分けるようになるのが必要不可欠。これには何度も挑んで経験値を溜める他ないので、諦めずに挑戦してほしい。
では!
