今回は、「Monster Hunter Wilds」の「歴戦王レ・ダウ」をソロで10分討伐するための装備と立ち回り方法をまとめてみた。
(本記事の情報は2025/5/8時点である)
雷攻撃を繰り返し、プレイヤーを気絶状態にしてくる強力なボスだった「レ・ダウ」が、より強力な歴戦王となって帰ってきた。元個体では持ってない技や、あらゆる攻撃の隙を潰す落雷追撃が起きるなど、厄介さが増したモンスターになった。また、フリーチャレンジクエストではSランク到達には13分を切る速度で討伐が必要であり、モンハン初心者にとってはなかなか難しい壁になるはず。
そんな強力(というより面倒くさい)なレ・ダウを、体力回復性能を高めて安全プレイしながら、捕獲で10分切り、討伐で10分少々の時間で安定周回できる方法を見つけたのでまとめていきたい。
なお、より高速討伐するための装備も別に存在するが、そちらは少しプレイングスキルが求められるため、ここでは紹介しない。
レ・ダウ ソロ討伐(装備編)
装備はこんな感じ。何かあったときのために、各防具のレベルは上げられるなら上げておいた方が安全だ。
武器
武器はヘビィボウガンがおすすめ。レダウの広い範囲攻撃や、攻撃後の落雷も、ヘビィボウガンの射程であればまったく当たらないため、ずっと攻撃を当て続けられる。機動力が遅いが、レ・ダウの攻撃モーション自体がかなりもっさりしているので、欲張った動きをしなければヘビィボウガンで十分対処できる
レ・ダウは氷属性弱点のため、アーティア武器「グライフェン」を採用。パーツは全て「基礎攻撃力増強」にしている。
復元ボーナスは、理想は基礎攻撃力強化3つに装弾数強化2つだが、筆者は装弾数強化1つまでしか出ず、これでやめてしまった。粘った方がもっと高速周回可能だろう。
武器スロットには「氷属性強化」「会心撃(属性)」「フォースショット(またはファーストショット)」を優先装備しよう。(筆者の構築はちょうど良い複合スキルがなかったので、氷属性強化が無駄に重なってしまっているのをなんとかしたい。。。)
防具
気絶耐性などは積まず、回復&会心特攻を中心に添えた構成だ。
部位 | 装備 | スロット |
---|---|---|
頭 | 無垢ナル龍冠α |
挑戦珠【3】 渾身珠【2】 |
胴 | 無垢ナル龍鎧β | 痛撃珠【3】 |
腕 | 護鎖刃竜アームβ |
耐雷珠【1】 抗狂珠【1】 耐雷珠【1】 |
腰 | シュバルカコイルβ |
抗狂珠【1】 治療珠【1】 |
足 | 護鎖刃竜グリーヴβ |
渾身珠【2】 抗狂珠【1】 |
護石 | 回避の護石Ⅳ | - |
装衣 | 蝕攻の装衣 | - |
「無垢ナルシリーズ」の「超回復力Ⅰ」により、一定時間で体力が徐々に回復するうえ、回復速度を積んでいることで、赤ゲージに仮になってしまっても高速回復ができる。更には「護鎖刃竜シリーズ」の「破壊衝動Ⅰ」で、更に傷口破壊時に体力回復できるようにしている。これにより、万が一の被弾を受けても、勝手に回復していくことができ、回復薬を利用するターンを短縮できる。
また、「無垢ナルシリーズ」で挑戦者スキルを発動させ、レ・ダウが怒り時の火力を増加、「護鎖刃竜アームβ」「シュバルカコイルβ」「護鎖刃竜グリーヴβ」で弱点特攻を最大発動させ、弱点射撃時に会心ヒットする確率を上げた。
回避する立ち回りが重要なため、護石は「回避の護石Ⅳ」を使用。ここは「跳躍の護石Ⅲ」でもよいと感じる。
装衣は、お手軽火力増加のお供である「蝕攻の装衣」を採用した。
なお、歴戦王レ・ダウの物理攻撃には、攻撃後に攻撃したラインをなぞる様に上から雷が落ちてくる。この落雷や、時折利用してくるレールガン系攻撃には雷属性がついており、雷やられ状態に繋がってしまう。こうなると、多少の攻撃で気絶状態になりやすくなり、大きな隙を晒すことになってしまう。
本来であれば、気絶耐性や雷耐性を積んで、これらの攻撃への耐性をつけるべきだが、この装備ではつけてない。そもそも被弾リスクがかなり低く、気絶することが少ないためだ。それでもどうしても不安なら、頭から足までレ・ダウ相場で固めたフルレダウ装備で行った方が良い。雷耐性、気絶耐性が両方付き、時間制限付きだが火力が大きく上がる「力の解放」まで発動するため、紹介した装備ほどでは無いが、ある程度早くクリアできる。
レ・ダウ ソロ討伐(立ち回り編)
そもそもの前提として、歴戦王レ・ダウの高速攻略で、サポートハンターは採用しない方がよい。フリーチャレンジクエストを受領すると、初期設定のままだと勝手にサポートハンターが入ってきてしまうので、切っておくようにしよう。
動き方
1.奇襲攻撃で初期ダメージ
まずは奇襲攻撃。これ1回で300〜400のダメージを与えられるのでやらない手はない。
2.硬直状態を見極めて、頭から翼を通すように冷却弾を連射
戦闘が始まったら、レ・ダウを画面にピッタリ収める位の距離から、頭〜翼を撃ち抜くように冷却弾を撃っていけばよい。当たりどころが良ければ、合計で150〜200ダメージを1発で叩き出せる。
狙う優先順は頭、続いて翼だ。レ・ダウの背後から翼を経由して頭を狙う様に撃っても、やりたい狙撃はできる。
気をつけるべきは、この連射は必ずレ・ダウが硬直している場面でやること。機動力が低いヘビィボウガンでただ連撃していれば、いざ攻撃が来た時に直で攻撃を喰らう。後述するレ・ダウの行動パターンを覚え、硬直ポイントを身に付けたい。
3.竜熱ゲージが溜まったら、竜熱モードで攻撃して消化
竜熱モードでの攻撃は、弾薬を消費せずに高火力ダメージが与えられるお手軽技。ゲージが溜まったなら積極利用しよう。
竜熱モード時に使う技は、「竜熱機関竜弾」の方が総合火力が出やすい為オススメだ。
ただし、竜熱モードは後隙が非常に大きい。通常射撃の時よりも早く攻撃を止め、硬直の隙に攻撃されることがない様に意識したい。
なお、後述するレールガン系攻撃をしたあとは、レ・ダウの角が弱点状態になり、そこに集中弱点攻撃を当てると、確定で大きな硬直を発生させられる。この時に竜熱モードになり、 「竜熱機関竜弾」を全弾出し切るよう意識すると、かなりのダメージを叩き出せる。
4.撃ちながら、落石ポイントへ誘導して落石命中
初期位置であるエリア17には、初めから落石ポイントが1箇所だけある。ここにレ・ダウを誘導して落石を当てることで、1777という脅威的ダメージを確定で与えられる。落石後は確定ダウンであり、追撃のチャンスにもなる。
ただし、この落石の当たり範囲は結構小さい。レ・ダウが落石地点の真下へちゃんと来たタイミングで落石させないと当たらないので注意。
確実に当てるなら、落石ポイント直下に落とし穴を設置し、レ・ダウを落とし穴にはめて抜け出した直後に落石を当てる、という方法をとるとよい。ただし、その時は捕獲用の落とし穴を用意すべく、トラップツールとネットを持ち込んでおこう。フリーチャレンジクエストでは捕獲ができないため、フリーチャレンジクエストに挑むなら初めから落とし穴をこの場面に設置した上で戦いに挑んだ方がよい。
5.飛行したら顔前に閃光スリンガーを撃ってピヨらせる
レ・ダウが飛んだところ目掛けて閃光スリンガーを当てれば、ピヨらせて地面へ落下できる。これにより、大きな攻撃の隙を生み出せるので、攻撃を叩き込む絶好の隙になる。
ただし、歴戦王レ・ダウに対しスリンガーが効くのは3発まで。よって、スリンガー閃光弾3発を初期にセットした状態で、3発使いきるまでに仕留める必要がある点は注意。
レ・ダウを捕獲する際には、移動される事故を考慮して、空中にいる状態で撃墜して落としたところに落とし穴を仕掛けるプレイングが重要になるので、この回数制限は意識して使う様にしたい。
気を付けたい攻撃モーション
翼で地面をえぐる攻撃
空中、地上問わずよく利用してくる地面抉り攻撃。モーションが非常にわかりやすく、厄介な追撃も無いので、攻撃が来たのを見てから、横なり後ろなりに回避すれば当たらない。
攻撃後はその場所に雷が落ちてくることだけは忘れず、攻撃ラインに不用意に入らないよう注意だ。
攻撃は1回で終わる時と2回まで続く場合とある。必ず「2回目もあるかも」という意識を持って、攻撃できる隙を見極めたい。
翼叩きつけ
大きく旋回し、空中から翼を叩きつける攻撃。モーションはわかりやすいが、追撃性能が高い為、タイミングを合わせて回避しないと逃げにくい。
タイミングとしては、レ・ダウが1番上まで上がったタイミングを見てローリング回避すると、攻撃を受けずに回避できる。
簡易レールガン(空中)
空中にいる時に撃ってくる、細かなレールガン攻撃。細かいと言いつつ、火力はそれなりにあり、無碍にはできない。
レ・ダウが空中にいる時に攻撃せず、動きをよく見ておけば回避は簡単。角の先端が光ったのを見たら、続けて地面が光るのを確認し、光った時にローリング回避すれば避けられる。
レールガンが当たった後に、周辺に落雷が落ちてくるため、落雷ポイントに戻るのは止めよう。
簡易レールガン(地上)
地上にレ・ダウがいる時に放つ2連続のレールガン攻撃。レールガンが当たったポイントだけでなく、その後に周囲に当たる落雷の攻撃範囲が謎に広く、厄介な技。
回避できる時とできない時の差がよくわからず、「こうすれば絶対回避できる」というポイントがわかりにくいため、この攻撃が来る時はオートガードしてその場をやり過ごすのが安パイと感じた。レールガンが命中してから落雷が降ってくるまでに1秒ちょいかかるため、自分の中でカウントして、1秒経ったタイミングで△+◯を押せば、ジャストガードでいなせる。
なお、「跳躍の護石Ⅲ」を装備していると、この攻撃の射程から離れやすくなる。この攻撃を縦でガードするのが嫌なのであれば、護石を「跳躍の護石Ⅲ」にしよう。
強力レールガン(空中)
空中にいる時に放ってくる強力なレールガン攻撃。威力が高く、1発喰らうだけでも中々痛い。
放つ時は、空中で長めな対空時間を持った上で角が光る。これを見たら、横に移動しながら地面が光るタイミングを見て、光った時にローリング回避すれば回避できる。
この攻撃が行われた後は、レ・ダウの角が弱点状態になるので、集中弱点攻撃をするチャンス。大きな隙を作れるので、是非狙って行こう。
強力レールガン(地上)
長めなチャージ時間を経て放ってくる高火力技。攻撃範囲も大きく、火力も非常に高い。レ・ダウのそばまで近寄れば攻撃を避けられるが、機動力が低く、中距離で戦うヘビィボウガンでは直撃は避けられない。
回避しようにも当たり判定がわかりにくかったため、この攻撃は正面から受け止めた方がやりやすかった。モーションが見えたらその場で待機し、オートガードを活用して攻撃を甘んじて受けていなそう。思ったよりダメージは受けない。
なお、レールガン攻撃の後に落雷によって2発目が当たる場合がある。レールガン攻撃が当たった後にも無理に動かず、2発目が来ることを意識して待機しよう。
足元へ落雷攻撃
歴戦王になってから追加されたモーション。足元へ広範囲の落雷を落として攻撃する。
遠距離で戦うヘビィボウガンなら、この攻撃を受けることはほぼなく、あまり脅威にはならない。が、もしレ・ダウのそばにいる状態でこの攻撃が飛んできた場合は、回避しにくいため、オートガードで受け止める方が良い。
まとめ
面倒な攻撃を仕掛けてくる厄介な敵である「歴戦王レ・ダウ」。弾薬購入費用や事前準備は大変だが、ヘビィボウガンで挑むとかなり安定して戦えた。
ここで紹介した方法を利用して、レ・ダウのソロ討伐を是非ともやってみてほしい。
では!