今回は、「GodFall」に登場する武器5種類の中で、各武器の特徴と、筆者が使ってみて「これは使いやすい」と感じたオススメ武器をまとめていく。
GodFallには、
- ロングソード
- デュアルブレード
- ブレードソード
- ポールアーム
- ウォーハンマー
の5つの武器種が登場し、それぞれ攻撃モーションからテクニックまで大きく異なっている。また、このゲームは全体的に説明不足が目立つので、それぞれがどんな特徴を持った武器なのか、イマイチわかりづらい。
「このゲームを始めてみたけど、どの武器から使っていけばよいかわからない」という人は、まず本記事で紹介したオススメ武器から使ってみるのが良い。
なお、筆者の感じたオススメ度は★で表し、★が多いほどオススメ度が高いことを示している。
◆オススメ武器
ロングソード 【オススメ度：★★★】
本作を始めた人がまず手に取るであろう武器種。クセも無く、非常に使いやすい装備で、誰にでもオススメできる良武器だ。
全体的特徴
攻撃のリーチはほどほどで、距離が離れている敵には当てづらいが、「スカってばかりでどうしようも無い！」というほどではなく、どんな敵、どんな状況でも扱いやすい。
テクニック
南方、北方ともに弱点であるリーチの短さを補う技が揃っており、どれもこれも超優秀。
北方テクニック「スペクトラル フラリー」は、照準のあった敵に瞬間移動し、4連撃を浴びせる攻撃。この瞬間移動のリーチが非常にいのが魅力的。また、攻撃中は半無敵状態（完全ではなく、何かの条件にはまるとダメージを受けるようだが、条件は不明）となるため、敵に囲まれても使用できる点も評価できる。
南方テクニック「スパイラルテクニック」は、照準のあった敵目掛けて直線状に瞬間移動し、道中にいた敵全員を攻撃する技。イメージ的には居合切りが近い。移動距離も長く、技の出も速く、発動中は無敵であるため、敵に囲まれた際の緊急脱出としても使える非常に便利な技だ。
なお、南方用と北方用でそれぞれゲージが分けて管理されている点は注意してほしい。北方テクニックのゲージが溜まっていても、南方テクニックのゲージが溜まっていないなら、南方テクニックを使用することはできない。
北方は黄色、南方はオレンジ色のゲージだ。画像だと、南方テクニックは使えるが北方テクニックは使えない
デュアルブレード 【オススメ度：★】
モーションは非常にかっこいいものの、リーチの短さやテクニックの利便性の低さから、あまりオススメはできない武器。上手く扱えばどの武器よりも高いDPSを叩きだせるので、「極めれば最強」という単語がぴったりくる。
全体的特徴
リーチは全武器中最も短く、敵にかなり意識して近寄らないと当たらない。また、周囲をまとめて攻撃する手段が乏しいため、囲まれると状況を打開するのが難しい。
攻撃の1モーションの挙動は非常に素早いので、1回攻撃してすぐ離脱したりガードしたり、といった動きは他の武器よりもやりやすい印象だ。
1発の威力は低いものの、怒涛の勢いで剣を振るう。動きも速いので、ステップと組み合わせて一撃離脱する戦法もやりやすい
テクニック
デュアルブレードのテクニックは非常にクセの強いものが揃っている。
北方テクニック「インナーフォーカス」は、発動した時点で溜まっているゲージを消化し、一定時間攻撃力を大幅に上げる強化モードに入る技。溜めたゲージの量が多いほど攻撃力があがる。
南方テクニック「モータルコイル」は、敵に剣のようなものを投げ、一気にプレイヤーの元まで引き寄せる技。ボスキャラに当てた場合は自分が近付いていく。遠い距離にいる敵を引き寄せて攻撃を再開できるため、ゲージを溜めるためのコンボの起点となる技だ。
なお、北方テクニックの発動にはテクニックゲージを必要としないので、ゲージの有無に関わらずいくらでも発動可能だ。
注意点として、デュアルブレードのテクニックゲージは、攻撃を当てずにずっと放っておくと、どんどん無くなっていってしまう。そのスピードもかなり速いので、言葉通り「攻撃を止めない」勢いで攻撃しないと、たちまちゲージ切れになってしまう。「前の戦闘エリアでゲージを溜めて、次のエリアで使おう」ということができないのだ。ここがこの武器を使いづらくしている一番の要因といっても過言ではない…
ブレードソード 【オススメ度：★★】
重たい一撃と引き換えに、高威力の攻撃を広範囲にわたって繰り出せる武器。集団戦にめっぽう強く、複数の敵を一気にぶっ飛ばせたときには、使っていて快感を覚えるほど。ただし、テクニックに若干クセがあるのがネックのため、オススメ度は★★とした。
全体的特徴
リーチは全武器中一番といってもよいほど長く、かつどの攻撃も大きく横方向に振るうため、群がる敵全員に一気に攻撃ができる。一撃の威力もかなり高い点も高評価だ。
横方向に大きく剣を振るう。集団で襲い掛かる敵もまとめて攻撃できる
ただし、攻撃モーションは遅いので、中ボス以上のスーパーアーマー持ちの敵と勝う場合は、「お互い攻撃しあって等しくダメージを受ける」といった事態になりやすい。中ボス以上が相手なら、相手の攻撃をパリィして生じた隙を目掛けて攻撃するのが効果的だ。
テクニック
高威力で長いリーチの技ばかりが揃うが、南方、北方共に若干使いにくい。周囲の状況を読み取って、使うべきタイミングで使うことが要求される。
北方テクニック「ワールウインド」は、3回転しながら前進し、道中の敵を切りつける攻撃。テクニック発動時に溜めていたゲージの量で与えるダメージ量が変化する。前進距離がかなり長く、攻撃速度や移動速度も速いので優秀と言えば優秀なのだが、敵と自分との距離が近い時に南方テクニックを使うと、3発目が敵を通り過ぎて当たらないことがあるのが勿体ない。
回転切りしながら前方へ大きく移動する。画像だと、1，2発目は手前のニャックファイターに、3発目は奥にいたニャックアデプトまで移動してしまっている
南方テクニック「ブレードスロー」は、照準を定めた敵目掛け、剣を直線に投げる攻撃。投げた剣はブーメランのように帰ってくるので、行き返り双方にダメージ判定がある。こちらも南方テクニックと同様、溜まっているゲージの量で与えるダメージ量が変わる。
リーチが非常に長く、ダメージ量も大きく、ソウルシャッターと合わせて当てられると一気に敵の体力を削り切れる。ただし、ちゃんと狙わないと、そもそも攻撃が当たらないのが大きな弱点。一応、ロックオンして投げれば当たってくれるが、敵が複数いるとそもそも指定の敵を上手くロックオンできないという事態になりやすい。また、剣を投げている間は超無防備なため、横や後ろから攻撃されるとそのまま無慈悲にダメージを受ける。
注意点として、グレートソードのテクニックゲージは、攻撃を当てずにずっと放っておくと、どんどん無くなっていってしまう。デュアルブレードほど早くは無いが、ずっと貯めておいたまま移動することはできないので、なるべくなら戦闘中に使い切ってしまおう。
約15秒間、敵を攻撃と、若干ながらゲージが下がってしまう。なるべくなら無駄にせずに使い切ってしまいたい
ポールアーム 【オススメ度：★★★】
リーチの長さ、振りの速さ、威力の高さなど、あらゆる点から優秀な武器。北方テクニックだけ使いづらいが、それ以外はどれも他の武器に引けを取らないので、是非使ってほしい。
全体的特徴
リーチは全武器中一番といってもよいほど長く、かつ大きく横方向に振るう攻撃が多いため、群がる敵全員を一気に攻撃しやすい。
テクニック
北方テクニックは場所を選ばず使用できる超優秀な技だ。反面、南方テクニックはグレートソードと同様、エイム力が問われる技になるので、若干扱い辛い。
北方テクニック「ポールアーム スラム」は、敵目掛けてジャンプしながら槍を突き刺す攻撃。FFでいう竜騎士ジョブのジャンプがイメージしやすい。
移動距離はそれなりに長い。離れている敵に一気に近付き攻撃できる。また、槍を突き刺した瞬間に周囲に衝撃波が発せられるため、周辺にいる敵全員にダメージを与えられる点もよい。
南方テクニック「ジャベリンスロー」は、照準を定めた敵目掛け、槍を直線状に投げる技。こちらはグレートソードとは違い、投げっぱなしで帰ってくることは無い。投げた槍が敵や地面にぶつかると、その周辺に衝撃波を出し、近くにいる敵を攻撃する。なお、投げた槍は勝手に手元に再生成されるのでご安心を。
リーチはほぼ無限。超遠方にいる敵にも当てることが可能。投げた槍も超高速で飛んでくれる。ただし、デュアルブレード以上に当たり判定がシビアなのがキツい。こちらもターゲットのロックオンを使用すれば当てられるが、集団戦では上手くロックオンできないのが辛いところ…
よって、テクニックゲージはもっぱら、南方テクニックに割く機会が圧倒的に多い。
ポールアームのテクニックゲージは、南方、北方双方で共有しており、最大2発分までストックが可能。状況に応じて使いたいテクニックを選んで使おう。
ウォーハンマー 【オススメ度：★★★】
攻撃速度は非常に遅いものの、威力が非常に高い。また、あらゆる攻撃のリーチが長めなので、集団戦に特に強い。テクニック2種とも使いやすく強力なのも高評価だ。
全体的特徴
攻撃速度はかなり遅いものの、威力が非常に高い上、前方の敵をまとめて攻撃できるリーチを持つ点は非常に魅力的だ。また、振り下ろした後に周囲に衝撃波が出るため、その衝撃波での追加ダメージを与えられる点もよい。
テクニック
南方、北方双方ともかなり使いやすく、かつ超強力。溜まったら積極的に使っていこう。
北方テクニック「コンカッシブスマッシュ」は、その場で地面を叩き、周囲にダメージを与える攻撃。雑魚相手であれば当てると一時行動不能、直撃でノックダウン可能だ。攻撃範囲も結構広いので、敵に囲まれても一気に周囲を吹っ飛ばして状況をリセット可能だ。
南方テクニック「アンストッパブルフォース」は、一度バックステップした後地面を叩き、前方に扇型の衝撃波を発する攻撃。衝撃波の射程範囲は広めで、ブリーチ攻撃や吹っ飛ばした敵をソウルシャッターする際に便利だ。
ただし、横方向の当たり判定が狭いので、複数の敵を攻撃したいなら、なるべく直線状に敵がまとまっている状態で使いたい。
ウォーハンマーのテクニックゲージは、南方、北方双方で共有しており、最大2発分までストックが可能。状況に応じて使いたいテクニックを選んで使おう。
◆まとめ
個人的には、
- タイマン用にロングソード
- 集団戦用にポールアームかウォーハンマー
を持っていくのが一番安定して戦えるように感じた。
もちろん、プレイヤーのプレイスタイルや練習量、ビルド構成などによっても強弱は変わってくるが、「どの武器から手を出せばよいか迷っているんだよね…」という人は、まず上記3武器を使ってみることをオススメする。
では！
