秋吉ブログ

20年以上にわたり様々なゲームをやりまくっている、ゲーム大好きな管理人「秋吉」が書くブログです。ゲーム情報を盛り沢山出していきます。ゲーム以外の情報も時々…

【Evil Inside】プレイした感想 ~ホラゲー初心者にオススメ!ループする謎の家で事件の真相を解き明かせ!~

今回は、「Evil Inside」をプレイした感想と、このゲームの良い点、悪い点をまとめていこう。

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あまりホラーゲームをプレイしたことの無い筆者。ちゃんとやったことがあるのはバイオハザードシリーズ位だ。(バイオシリーズをホラーゲームというのか、若干怪しい気もするが…)

そんな中、純粋なホラーゲームである本作を発見!気になって購入し、プレイしてみた!

ゲームクリアまでプレイしてみた感想をまとめたため、本作を購入するか迷っている人の参考になるとありがたい。

 

 

◆個人的感想

総評

「ホラーゲームはやったことない」「興味はあるけど、難しくてクリアできなかったらヤダ」というようなホラゲー初心者にぴったりといえる作品。

怖いところはしっかり抑えながらも、ホラゲーにありがちな「捕まったらゲームオーバーイベント」や「難しい謎解きイベント」に苦しめられることは無いため、すんなりとプレイできる。

また、価格が昨今のゲームにしては安いのも利点。セールを利用すれば、1000円以下でホラゲーを楽しむことができる。

 

ただ、ホラゲー熟練者や、やり込み要素を期待するようなプレイヤーはかなり不満が残る作品となる。そのような人は素直に別のホラゲーに手を出した方がよい。

 

◆このゲームの特徴

「P.T.」を意識したループ系主観ホラー

2014年8月14日に突如として配信され、強烈なまでの恐怖感とインパクトを与えたホラーゲーム「P.T.」。「P.T.」は、進めど進めど間取りの全く同じ部屋が続く不思議な家が舞台。ただ、扉を跨ぐにつれ、段々と部屋の様子がおかしくなり、奇妙な出来事や、恐怖心を煽る演出が増していく。同じ部屋なはずなのに、未知なる空間に進んで行く不思議さと不気味さが合間見える作品である。

プレイヤーは一人称視点でキャラを操り、目の前で起こる恐怖体験を、まるで自分がその場にいるかのように体験できるため、ホラーゲーム好きなプレイヤーにも、そうではないプレイヤーにも、かなり注目された作品であった。(結局体験版で終わってしまい、製品版リリースがなされなかったのが悔やまれる)

 

本作「Evil Inside」も、この「P.T.」を参考にしたような場面が多い。というか全く同じといっても過言ではない。

間取りの同じ家を周回し、回るたびに景色がどんどん、不気味に変わっていく。また、恐怖を煽るような演出が、少しずつであるが増えてくる。襲い来る恐怖を振り払いながら、前に進んで行く勇気が試される作品となっている。

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これらすべて同じ部屋の同じ画角から取った写真。物語が進むたび、同じ部屋でも恐怖心が全く変わる

また、ホラーゲームの重要な要素の一つでもある謎解きももちろん存在。必要なアイテムを手探りで探し、適切な場所でアイテムを使用して、前に進むためのきっかけを見つけていく必要がある。

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残されたメモをもとに、謎を解いていく…

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どこで使うのかわからないハンドル…この使用場所を探すのもホラーゲームの醍醐味

 

事件に巻き込まれた母親の真相を探るストーリー

本作の主人公は、顔も名前もわからない一般男性だ。

この男性の母親は、とある事件により命を落としてしまい、その事件の容疑者として父親が警察に逮捕されてしまっていた。そのショックからしばらく元気がなかった主人公であるが、半年ほど経ったある日、事件の真相を知ろうと、霊界にいる母親と交信するために必要なウィジャ盤を取りに母親の家に赴く。

しかし、手に入れたウィジャ盤が急に爆発。その衝撃で主人公は倒れ込み、意識を失ってしまう。薄れゆく意識の中、目の前には亡くなったはずの母親の姿がうっすらと見えていた…

果たして事件の真相は何なのか、父親は本当に犯人なのか…結末は是非、皆さんの手でゲームをプレイしてみてほしい。

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事件に巻き込まれた主人公の母…そして犯人として疑われ、逮捕された父…果たして事件の犯人は本当に父親なのか…?

 

◆このゲームの良い点

とにかく安価!

最近は7000円を超えるようなフルプライスゲームが増えているなか、本作は定価でも1200円ちょっとと安め。PS STOREやMy Nintendo Storeのセールにもよく並んでおり、1000円以下で購入できることも珍しくない。

ゲーム購入したいけど高くて無理…と悩む人も手が出し易いのはありがたい。

 

ホラーゲームにしてはカジュアル!

ホラーゲームといえば、捕まると1発ゲームオーバーになるような敵から逃げ回りながら脱出口を探したり、広いマップをくまなく探して謎解きをする必要があったりと、アクション要素は薄いもののそれでも難しいと感じる場面が多い印象だ。

しかし、本作は狭いマップで時間に余裕を持ちながら謎解きに挑めるため、難しくて詰んでしまう…といった事態は起きにくい。

 

かといって、「じゃあ全く怖くないのか?」というと、そんなことは一切ない。かなりビックリする演出が数多く用意されており、十分恐怖感を味わうことができた。

演出も、「出てくるぞー」と思うような場面で出てこず、「何もないのかな」と思った部分でいきなり出てきたりと、何度も「おお!!」と声を出して驚いてしまった…

 

「超有名なお化け屋敷」で脱出ゲームをしている、と想像してもらえれば、どんな作品なのかすぐに想像つくのではないだろうか。

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ゲームを始めると、ご丁寧にこんなアナウンスが表示される。これに従ってプレイすると、確かに恐怖感の倍増させることができる

 

トロフィーポイント集めには非常に向いている!

PlayStationプレイヤーだけに関する話になるが、本作はストーリーをクリアするだけでプラチナトロフィーが取得できる。また、ストーリーを進めていく中で手に入るトロフィーの大半がシルバートロフィー以上、かつポンポンと沢山獲得できるため、トロフィーランクで上を目指したいと思っている人にとってはトロフィー稼ぎに持ってこいのゲームといえる。

 

◆このゲームの悪い点

グラフィックはあまり良くない…

安価なゲームである以上仕方がないが、グラフィックはPS4やPS5の作品とは思えないほど悪い。私はゲームの期待度にグラフィックはあまり求めない人なので、そこまで気にならなかったが、「リアルな映像に包まれながらホラゲーを楽しみたい」と思っている人は、少し肩透かしを食らってしまうだろう。

 

ボリュームは全然無い…

本作は初見プレイ、かつ謎解きが苦手、という人であっても、3時間もあればクリアできる。昨今のゲームにしてはクリアまでにかかる時間が非常に短い。

また、本作はクリアしてしまえばそれで終わり。タイムアタックを競ったり、今までとはアイテムの配置が変わって新鮮な気持ちでプレイしたり、といったことも無い。

3時間遊んだらもうやることが無くなってしまうため、「ボリュームのあるゲームをやりたいな」と思っている人にとってはかなり不満が残るだろう。

…まあ、1000円前後の作品なので、ボリューム少な目なのもしょうがない気がするが…

 

謎解きに不親切ポイントが多い

全体的に謎解きのヒントが少なく、どうやったら先に進めるようになるのか、不親切なポイントが多い印象だった。中には、「これは謎解きといえるのか…?」というようなものも存在しており、場合によってはそこで先に進む方法がわからず、積む可能性もある。

攻略サイトを検索すればすぐに先に進む方法はわかるが、アドベンチャーゲームでこの先に何が起こるかを分かった状態でゲームするのはやりごたえを非常に失ってしまう。ここはもう少し新設設計にしてくれても良かったのではないか?と感じた。

 

 

 

◆まとめ

非常に安価ながらも、十分ホラー感を味わえる作品であった「Evil Inside」。ホラゲーガチ勢にはオススメはできないが、値段も安いことから、「ちょっと気になる…」というなら買ってやってみるのがよい。

…いやぁ、プレイ中は何度も「ゾクゾク!」としてしまった…改めて、怖い系は苦手だと痛感しましたよ私は…

 

では!