今回は、「Call of Duty Vanguard」に登場する武器「VOLKSSTURMGEWEHR」を触ってみた感想と、おすすめのアタッチメントをまとめてみた。
◆VOLKSSTURMGEWEHRの使用感
ほぼSMGのようなAR。機動力はARの中で抜群なので、「SMG大好きだけど、ARくらいの距離感の敵とも戦えるようになりたいな」という人は握ると良い武器。誰にでも使える良武器というわけではないので注意。
ちなみに筆者は、「これ使うなら、素直にSMG使うなぁ」と感じた。
1発の威力は28で、キルに必要な弾数は4発。ファイアレートが750RPMと非常に早く、TTKは約0.24秒と、ARの中ではかなり高めのTTKだ。ダッシュ後射撃速度、エイム速度とも、ARはおろかSMGにも負けない速さを持っているため、近距離では無類の強さを発揮する。
ただし、射程距離が約28mほどしかなく、ARにしては中遠距離の戦闘は苦手。
また、ブレに若干クセがあるのも難点。全体的に左上方向に上がっていくあまり見ない反動であり、かつ最初の5発ほどは反動が大きく、だんだん緩やかになっていくため、反動制御には一癖要する。
更に、マガジンサイズは30発と平均的なサイズではあるものの、ファイアレートが高いこともあり、一瞬で弾切れを起こしやすいのも難点。
如何にして敵に近づき、連戦をせずに撤退できるか、が大事な武器となる。
威力を上げるマガジンアタッチメント「.30ロシアンショート 45ラウンドマガジン」を装備すると、3発キルが可能になり、TTKは約0.17秒と非常に速く、ARの中ではとてつもない火力を発揮できる。マガジンサイズも45発まで上がり、継続戦闘力が上がる点も高評価。この武器を使う上ではかなり必須なアタッチメントといえる。
ただし、反動が多少悪化するため、より中距離が狙いにくくなるのは懸念事項。リーンをしなくても、中距離をちゃんと狙えるようになりたいというなら、敢えてこのアタッチメントは付けないのも一手だろう。…ただそうなると、この武器を使う意義がわからなくなってしまうのだが…
アイアンサイトは全体的に開けていて見やすい。レベル1の状態でも問題なく戦える。
◆おすすめアタッチメント
おすすめのアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)MXサイレンサー
- (バレル)クラウスニック 428MM 05V
- (サイト)クラウスニック IS02V
- (ストック)SAコンバート
- (アンダーバレル)カーヴァーフォアグリップ
- (マガジン).30ロシアンショート 45ラウンドマガジン
- (弾薬タイプ)長尺弾
- (リアグリップ)パインタールグリップ
- (熟練度)スライハンド
- (キット)オンハンド
火力アップのアタッチメント「.30ロシアンショート 45ラウンドマガジン」を装備。その他は、もともと高めのエイム速度を食いつぶす形で、反動制御を改善するアタッチメントをフル装備した。デフォルトよりもエイム速度が大きく下がってしまうが、使ってみた感じ、そこまで遅くて困る、といった感じはしなかったので大丈夫だ。
サプレッサーも装備しているため、敵陣に入り込んでも気付かれずに敵をさばくことができる。
反動は比較的大きいので、20mを超えるような敵を狙う場合は、可能ならリーンして反動を軽減するような形で戦いたい。
もっと火力面を上げたいなら、マズルを「リコイルブースター」に変えても良い。裏取りは苦手になるが、正面戦闘は勝ちやすくなる。
◆VOLKSSTURMGEWEHRを使った立ち回り
30m弱まで戦えはするものの、反動の複雑さから中距離の敵を狙うのは苦手。反動制御に自信が無い限り、基本的には敵の近くまで行ってから戦うことを意識しよう。
また、反動は他の多くの武器とは異なり、左上に上がっていく形のため、反動制御する場合は右下に倒すように意識して使ってほしい。他武器と同じように下方向、ないしは左下方向に倒すと、反動制御し辛くなるので注意だ。
◆まとめ
ARとSMGのいいとこどりをしたような性能の武器である「VOLKSSTURMGEWEHR」。ただ、使いこなすにはある程度の練習が必要な印象だった。
刺さる人には刺さる武器のため、カスタムマッチで反動制御の練習を行い、交戦距離が短めなマップで使ってみるようにしてほしい。
では!