今回は、「Call of Duty Vanguard」に登場する武器「VARGO S」を触ってみた感想と、おすすめのアタッチメントをまとめてみた。
(本記事の情報は2022/8/4時点を元にしている)
◆VARGO Sの使用感
素の火力はそこまで高くなく、撃ち負ける機会が多い。ヘッドショットすれば強力だが、安定してヘッドショットを出すのは中々困難といえる。
レベルを上げて「バイタル」を解放すると、胴体以上を常に狙えるようになる中級者以上のプレイヤーにとっては、非常に使いやすく強力な武器になる。エイム速度もARの中では早く、反動制御アタッチメントを付ければ制御もしやすく、火力も出る、という、個人的には超強力で使いやすい武器だ。
ただし、胴体以上を安定して狙えない初心者には、その強さはあまり実感できない。エイム力に自信が無いなら、他武器を使った方が無難だろう。
1発の威力は30で、キルに必要な弾数は4発。TTKは約0.27秒で、素の性能は低め。ヘッドショットを1発でもすれば3発キルが可能で、その時は約0.18秒と、威力強化アタッチメントを付けなくても早いTTKを出せるが、ヘッドショットを確定で出し続けるのはそうそう簡単ではなく、総じて使い勝手は悪い。
威力強化するマガジン「8MMモーゼル 30ラウンドマガジン」を装備するとどこを撃っても3発キルが可能で、TTKは約0.2秒まで短縮される。もう一つの威力強化マガジン「.30-06 20ラウンドマガジン」では2発キルが可能で、TTKは約0.21秒まで短縮される。が、どちらも他の武器に威力強化アタッチメントを付けたほうがTTKが高いため、あまりこのアタッチメントを付ける有効性は薄い。「8MMモーゼル 30ラウンドマガジン」を付けるなら「STG 44」、「.30-06 20ラウンドマガジン」を付けるなら「BAR」を使った方が、総じて使いやすく良いだろう。
この武器の真価は熟練度「バイタル」を解放してからだ。「バイタル」の効果でヘッドショット判定が広がり、胸に1発当てるだけで3発キルができる。更にバレルアタッチメント「ナザリャン 336MM AG」にて連射速度を上げれば、TTKは約0.17秒まで下げることができる。
ARらしく、射程距離や弾速は十分持っておきながらも、エイム速度やエイム時移動速度も早めであり、「バイタル」を装備してちゃんと胸より上を狙えば、
- 高機動力
- 長射程
- 高火力
を発揮できる、超強力なARとなる。
ただし、ちゃんと胸以上に1発当てる腕前が必要になるため、初心者にはあまりオススメできない。初心者が使うならおとなしく威力強化マガジンを付けるのが無難だろう。
また、腰撃ち精度は悪いので、至近距離戦闘は避けた方が無難だ。
反動は緩やかに「く」の字を描く、少し変わった形をしている。ただ、縦反動はそこまで大きくないため、思ったより制御しやすい。
アイアンサイトは視界が開けており、サイト無しでも戦いやすい形をしている。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)コードマズルブレーキ
- (バレル)-
- (サイト)MK 3サンフィルター
- (ストック)ガブリエリャンLP33
- (アンダーバレル)M3レディグリップ
- (マガジン)6.5MMサクラ式 45ラウンドドラム
- (弾薬タイプ)ホローポイント弾
- (リアグリップ)ファブリックグリップ
- (熟練度)バイタル
- (キット)オンハンド
胸より上を撃ち、TTK約0.18秒で敵を倒していくことを主体に置いた構築。
エイム速度やダッシュ後射撃速度を増加させ遭遇戦にも撃ち勝ちやすく、更にストック「ガブリエリャンLP33」で初弾の反動を抑えてより胸上を狙いやすくしている。近中遠のどの距離の敵を相手にしても、エイムさえぶれなければ、まったく問題なく戦うことができる、超強力でオススメなアタッチメント構成である。
バレルは「ナザリャン 336MM AG」を付けるかどうか悩んだが、ダッシュ後射撃速度が大きく下がったり、反動が劣化したりと、近中遠距離の戦闘で安定性が欠ける印象があったため、着けない方針にした。付けても問題なく戦える、という人であれば、付けたほうがより強力なのは間違いない。着けるかどうかは自分で試して決めてほしい。
また、近距離戦闘力を上げるために、エイム速度、ダッシュ後射撃速度を上げる装備を中心に上げているが、反動制御しやすくすべく、アンダーバレルを「M1941ハンドストップ」に変えても良い。中距離戦闘能力をより上げたいなら、こっちに変えていっても良い。
◆VARGO Sを使った立ち回り
「バイタル」を付けて胴上を狙えれば、正直どんな立ち回りをしても何とかなる。筆者が紹介した近距離優先構成アタッチメントにすれば近距離~中距離が強く、反動面を向上させれば遠距離も行けるようになる。
腰撃ち性能が悪いことや、胴上を狙えないと途端にTTKが低くなることから、SMGやSGと至近距離でやり合うのは向かないが、それでも自分の弱点を把握し、至近距離での遭遇戦にならないように気を付ければ、どんな敵とも戦える。ある意味、やってはいけない立ち回り、やるべき立ち回り、というものは無く、どうとでもやれる性能を持っている武器だ。
◆VARGO Sの入手方法
この武器は最初から使うことはできない。マルチプレイであれば、近距離キルを15回達成することで開放できる。
1試合中に近距離キルを15回すれば解放されるため、「SHIPMENT」のような近距離戦闘が頻発するマップでプレイすれば1回で開放できる。特に気にするような注意点も無いため、解放は非常に容易だ。
◆まとめ
中級者以上向けではありながらも、使いこなせば強力な武器である「VARGO S」。
- 動き回りたい!
- 中距離も狙いたい!
- 火力も欲しい!
という欲張りプレイヤーにはぴったりだと思うため、是非とも解放して使用してみてほしい。
では!