今回は、「Call of Duty Vanguard」に登場する武器「G-43」を触ってみた感想と、おすすめのアタッチメントをまとめてみた。
(2022/3/20時点の情報である)
◆G-43の使用感
似たようなTRである「M1 GARAND」と比べると、プレイヤーごとに使いやすい形にカスタマイズして戦えるので大分使いやすい印象はある。また、火力強化アタッチメントをフルにつければ、近中遠の全距離で万能に戦える性能となり、数値の上ではかなり強力。
が、実際に使おうと思うとそう上手くはいかないことがほとんど…エイム力、段数管理に自信があるなら使って良いが、そうで無いなら他のフルオート武器を使おう。
1発の威力は34。キルに必要な弾数は3発とTRにしては多いが、その分ファイアレートが高く、TTKは約0.2秒と比較的早い。さらに射程距離が9999mと実質無限に等しく、どれだけ離れている敵に対しても同等のダメージが与えられる。
とは言っても、単発銃である以上、敵に弾を当てることを意識してしまい、エイム合わせに時間がかかりがち。また、このTTKを出すには、かなりの速さで射撃ボタンを押さないといけないので、プレイヤーの指捌き的にも実際に0.2秒のTTKを出せるのはまれだ。
威力強化アタッチメントは、ファイアレートを17%上昇させてくれるバレル「フィッツハーバード 500MM ラピッド」と、キルに必要な弾数を1発分減らすマガジン「.39-06 10ラウンドマガジン」の2種。両者をつけることも可能で、その時のTTKは約0.14秒とかなり早い。ただし、マガジンサイズが10発しかなく、弾切れ時のリロード時間が2.8秒と長いので無駄撃ちは厳禁だ。
また、この武器はバレルアタッチメントを付け替えることで、3点バーストにもフルオートにもなる面白い性能を持つ。ただ、バースト化するなら「AS44」の方が使いやすいし、フルオート化すると火力が下がり3発キルとなってしまう上、すぐマガジン切れになるので、正直元の単発撃ちのままの方が使いやすいだろう。
反動はほぼ無いに等しく、制御は不要。フルオート化した時のみ、上反動が少し目立つので、フルオート化するなら右スティックを下に倒すように意識しよう。
エイム速度は0.35秒と、ライフル系武器の中では標準から少し遅めの速度。ここはアタッチメント次第でなんとでもなるので、そこまで気にするところでもないだろう。
本武器に限らず、TRは全体通して以下の特徴がある。
まず、被弾時のひるみが大きい点。敵から撃たれてから撃ち返しても、こちらはエイムが明後日の方向に行ってしまう。この武器は敵に複数回弾を当てないとキルできないため、敵から反撃されようものなら、まともに弾を当てられずにそのまま負けてしまうことが多い。
続いて、ADS状態で移動した際の安定性の少なさ。アタッチメント次第ではある程度気にならずに使えるようになるが、ADS状態で移動するとサイトがゆらゆら揺れるため、まともに狙えなくなる。移動時エイム安定性を高めておかない限りは、ADSする時は動かず止まって敵を狙うようにしたい。
アイアンサイトは開けていて使いやすい。サイトがなくてもある程度は戦える。
◆おすすめアタッチメント
おすすめのアタッチメント構成はこんな感じ。
- (マズル)マーキュリーサイレンサー
- (バレル)フィッツハーバード 500MM ラピッド
- (サイト)MK 3サンフィルター
- (ストック)フィッツハーバード レインフォース
- (アンダーバレル)SMLEハンドガングリップ
- (マガジン).30-06 10ラウンドマガジン
- (弾薬タイプ)ホローポイント弾
- (リアグリップ)ファブリックグリップ
- (熟練度)クイックスコープ
- (キット)オンハンド
胴体2発当てればキルできるので、マガジン「.30-06 10ラウンドマガジン」とバレル「フィッツハーバード 500MM ラピッド」を装備して、TTK約0.14秒で一気に倒していく戦い方を念頭に置いた。遭遇戦でも、先撃ちできればかなり勝ちやすい。
また、赤点表示を消すことで、敵に気付かれずに倒せるようにすることで、複数の敵を相手にしても、脇を突くことができれば捌くことができる。
その他はダッシュ後射撃速度やエイム速度といった取り回し面を強化し、遭遇戦でも戦いやすくしている。
近中遠の全距離に対応できる構成にはしているものの、やはり1発1発を相手にしっかり当てるスキルと、リロードすべきタイミングの見極め(サブ武器で戦うしかない場面がどこか)が瞬時にできるスキルが求められるので、扱いは難しい。自分で使ってみて、フルオート武器の方が使いやすければ、素直にそっちを使おう。
◆G-43を使った立ち回り
残弾数管理とエイム力があれば、強力なTTK値がある以上、どんな場面でも強力に立ち回れるのは間違いない。定点防衛をするなら他にも優れた武器が沢山あるので、この武器を使うメリットは無い。
よって、TRでありながらも、SMGの如く前線に出て道を切り開いていくのが最も理想と感じる。
遭遇戦に撃ち勝てるか不安なら、この武器を使うのを素直に辞め、使いやすいフルオート武器に変えるのをおすすめする。
◆まとめ
全距離を万能に戦える反面、単発銃のため扱いの難しい「G-48」。かなりの練習が必要だが、使いこなせば強いと言える武器なので、ガツガツ前に出ながらも全方位の敵を捌いていきたいと考えてる人は使ってみても良いのでは無いか。
では!