今回は、Call of Duty Vanguardのゲームモード「Domination」を始めたばかり、という初心者を対象に、どのようなことに意識して立ち回るべきなのか、を紹介する。
大体のFPSゲームに存在するオブジェクトルール「ドミネーション」。プレイ人口も多く、数作品前のCoDシリーズでもいまだにやっているプレイヤーがいるほど。オブジェクトルールをやり始めたプレイヤーが、まず最初に選択するゲームモードだろう。
どんなことに気を付け、どうやって立ち回っていけばよいかまとめてみたため、ドミネを始めたばかりでうまくなりたい!という人はぜひ参考にしてほしい。
◆ドミネーションのゲームルール
マップ内の決まった場所に、小さな拠点が3つ設定される。その拠点内にチームメンバーが一定時間入ることで、そのポイントを自チームのものにできる。
拠点確保のスピードは、拠点内に入る味方の数の多さで変わる。拠点内に敵味方が混在していると、どちらかが拠点から足を外すまで拠点確保のメーターが止まる。
手に入れた拠点の数分、1秒間にポイントを獲得することができ、先に合計200ポイントを確保したチームの勝利だ。
なお、過去作は試合が前後半で区切られ、先にどちらかが100点入手すると前半戦終了となり、確保拠点がリセットされ、リスポーン位置が逆になって再始動する形だったが、本作は100点を超えた後もずっと試合が続く形となった。
敵をいくら倒しても意味が無く、とにかく敵よりも多くの拠点を確保することが大事なゲームモード。
拠点確保は1人では難しいので、味方とタイミングを合わせる必要がある。個人的には、野良で勝つのが最も難しいゲームモードだと感じている。
◆ドミネーションの立ち回り方
開始したら真っ先にB拠点を取る
ドミネーションは、マップ中央にある「B拠点(B旗とも言う)」を取れるかどうかで勝負が決まる。一度B拠点を取られると、中々取り返すのが難しく、そのまま点差をつけられ試合終了、となりがちだ。
ゲームが開始したら、真っ先にB拠点を確保しに向かおう。先に確保できれば先手が取れる。
ただし、チーム全員が一気にB拠点に向かうのも考えもの。ちゃんとB拠点を確保できればよいが、逆に敵に取られた場合、こちら側は確保拠点を一つも持たない状態になってしまい、非常に不利だ。
B拠点に向かうのは6人中4人とし、残り2人はリス近くの拠点を確保した方が安全だ。野良プレイの場合は、味方の動きを見て、B拠点に行く人が多いなら、自分はリス近くの拠点を取るように切り替えよう。
拠点確保は複数人で行う
一人で拠点に入っても、拠点確保にかかる時間が長く難しい。拠点確保時は複数人で同時に拠点内に足を踏み入れ、一気に確保するようにしよう。
そのため、確保しようと考えている拠点の側に味方がいない場合、すぐに拠点に入ることはせず、攻めてくる敵を迎撃しながら、拠点の近くで味方が揃うのを待ちたい。拠点に足を踏み入れるのは、
- キルログに敵が倒された表示が2、3人まとめて出た
- B拠点側に味方が数人いる
といった状態になってから、と意識しよう。
たまに、「味方が拠点確保してくれているから」と、確保予定拠点の周りで敵を迎撃するような人がよくいる。拠点内に味方が複数人いるなら、拠点の周りを警戒していた方が効果的だが、1人しかいない場合は、自分も率先して拠点に入るように意識して欲しい。
【防衛側】B拠点を守る布陣を固める
B拠点とA、C拠点のどちらかを確保したら、後はひたすら、B拠点を守ることに専念すれば良い。B拠点に向かう通路をカバーできるポイントで、敵が攻め込んでくるのをひたすらに迎撃しよう。
同じ場所に居座り続けるとヘイトを溜めてしまい、決め撃ちされたり、フラグなどを投げ込まれる恐れがある。数人倒したら位置を若干変え、どこで待っているのか、敵から予測されないように注意しよう。
「もっとポイントを稼ぎたい」などの理由で、より敵のリス位置近くまで入り込もうとすると、敵のリス位置が変わってしまう恐れがあるので、基本的には敵のリス位置には近付かないようにして欲しい。
【奪取側】スモークで敵の射線を切る
B拠点を確保に向かおうにも、敵は有利ポジで待ち続け、こちらが中々拠点内に踏み込めない可能性の方が高い。そんな時は、スモークを使って迎撃する敵の射線を切り、一気にB拠点側まで詰め寄ろう。
スモークを焚く位置は、B拠点の周囲にしてほしい。たまにB拠点の中にスモークを焚くプレイヤーがいるが、そうなると敵味方の位置が全く分からず混戦状態になり、確保できるかどうかの運ゲーになってしまうため、できる限り避けよう。
「スモーク使うと視野が全体的に狭くなってしまうのであまり使いたくないんだよね…」というなら、投げ物を投げていくのも効果的。「テルミット」や「焼夷弾」等、その場にしばらく残り続けるタイプの投げ物を使うとよい。
【奪取側】逆サイドの拠点にちょっかいを出す
敵が鉄壁の布陣を敷き、どうにも前に進めない、という場合は、リス位置とは逆サイドの敵拠点(A拠点リスならC拠点、C拠点リスならA拠点)に入り、敵の注意を引きつけるのも効果的。敵には「自拠点が取られようとしている」旨のアナウンスが入るため、何人かがB拠点の防衛を捨てて取り返しにする可能性が高く、味方がその隙を突いてB拠点の確保に向かえる。
実際に敵のA、又はC拠点を一人で確保するのはほぼ不可能。3秒ほど入ったら拠点から出て、そのままB拠点側に向かうか、取り返しに来た敵を拠点外で迎撃するような立ち回りを取ろう。あくまで「ちょっかいを出すだけ」と言う意識であることが大切だ。
◆まとめ
オブジェクトルールで一番有名ともいえる「ドミネーション」。チームメンバーと力を合わせ、勝利をつかみ取った時の嬉しさは、チーデス等のゲームとは別格だ。
この記事の内容を参考に、ドミネーションのプレイスキル向上を目指してほしい。
では!