今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅱ」に登場する武器「VICTUS XMR」を使い込んでみて感じた、本武器の特徴や感想をまとめてみた。
(本記事の情報は2023/3/2時点を元にしている)
※本作では具体的な武器数値が掲載されていないため、数値評価はざっくり値しか記載できない。主に筆者の使用感に頼った記載となることをご了承いただきたい。
◆VICTUS XMRの使用感
高火力な反面、非常に重たいSR。コッキングが必要なため連射ができず、まさに多くの人が想像する「ザ・SR」といった感じの武器。
取り回し面をアタッチメントで補強すれば、ある程度素早いエイム合わせができるものの、やはりあらかじめADSしておいて、入り込んできた敵を撃ち抜く、といったスタイルが鉄板になってしまう点は否めない。オブジェクトルールでは芋プレイヤーにはならないように注意したい。
上半身であれば、どこを撃ってもワンショットとなる威力を持つ。50mを超えるような敵に対しても、胸に当ててしまえばワンショット可能だ。それゆえ、6v6マップでの運用では、足元を狙ったりしない限りは、当てたのに敵を取り逃がすことは一切無い。実際筆者も、この武器をレベル最大にするまでに使い込んでも、当てたのに取り逃がすことは1回もなかった。
SRらしく弾速も早いため、6v6マップでは偏差撃ちを考える必要が無い点も高評価だ。
ただし、SRの中ではトップレベルでエイム速度が遅いため、遭遇戦ではほぼなすすべなく負ける可能性の方が高い。また、コッキングが必要であり、1発撃つと再度撃てるようになるまで1.5秒ほどかかるので、連射もほぼ不可能だ。
よって、突砂で複数人を次々に倒していく、という運用はほぼできない。「あらかじめADSした状態で待ち、敵が来たら撃って即撤退する」という運用が必須といえる。
これこそが本来のスナイパーのあるべき姿、と言えばそうかもしれない…
標準スコープは若干の黒縁に圧迫感がありはするものの、倍率が高く、遠くまで見ることのできる見やすいサイトだ。
なお、他のSRと比べ、標準スコープの倍率が一番高い、という特徴がある。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (バレル)MACK 8 21.5ショート
- (レーザー)1MWクイックファイアレーザー
- (ストック)XRK ライズ50
- (ガード)CORVUS レスポンダー
- (リアグリップ)BRUEN Q900 グリップ
エイム速度をとにかく上げて、素早く敵を狙えるようにした構成。また、正面での撃ち合いでの怯みやエイム安定性を増す為に、エイム速度を多少犠牲にしながらもこれらのステータスを上げられる「CORVUS レスポンダー」を装備した。
ただ、どれだけエイム速度を改善させても、やはり重たい。実際に使うときは、突砂のようなことはできず、あらかじめ置きエイムして、敵がいる場所目掛けて一気にサイトを動かしていく、という戦いが必要だ。
武器レベルを最大にすることで使用できる調整では、エイム速度とエイム時の安定性を増すようにして、敵を更なる機動力と狙いやすさを向上させた。
◆VICTUS XMRを使った立ち回り
突砂できるようなSRでは無いので、基本は敵を待つ戦いが主体になる。
ただし、待ちプレイをすると、どうしても芋になりがちなので注意したいところ。「このルートを通ってこられると困る」という場所を事前にロックし、拠点に入る味方のサポートに徹していきたい。
マップ中央に陣取り、リス狩りを狙ったり、攻め込んで来る敵を近づかせないようにするのにも向いている。
敵を取り逃がしにくいという特性上、「サーチ&デストロイ」や「コントロール」といった、リスポーン制限のあるルールだと輝きやすい。「オーバーキル」を装備して、近距離武器のお供として持っておくと便利だ。
また、SR全体の特徴として、被弾時の怯みが大きく、先に撃たれてしまうと負けやすいという点がある。敵の懐に入り過ぎることはせず、遠巻きから敵の不意をつく戦いが必要だ。
◆まとめ
重たいながらも強力な一撃が魅力の武器である「VICTUS XMR」。
どれだけエイム速度を上げても取り回しは悪いため、前線に出ていく動きは難しいものの、超遠距離もワンショットキルできる魅力に取り憑かれた人は、是非使ってみて欲しい。
では!