今回は、「Call of Duty Modern Warfare Ⅱ」に登場する武器「SAKIN MG38」を使い込んでみて感じた、本武器の特徴や感想をまとめてみた。
(本記事の情報は2023/3/17時点を元にしている)
※本作では具体的な武器数値が掲載されていないため、数値評価はざっくり値しか記載できない。主に筆者の使用感に頼った記載となることをご了承いただきたい。
◆SAKIN MG38の使用感
LMGらしい、重たく高火力な武器。
長距離まで3発キルが実現できるため、火力面には全くの不満点は無いものの、機動力は低く、更に横ブレも大きいため、狙った場所を綺麗に撃ち抜くのも難しい。
それでも、ARでも勝てないような中距離であれば、持ち前のマガジンサイズも有り非常に強力。孤立して懐に入り込まれたり、裏から攻撃されたりしないように警戒し、有利なポジションを転々としながら戦う立ち回り力があるのであれば、是非使ってみてほしい。
胸に3発当てればキルできる武器で、その射程はなんと驚異の50m超え。6v6マップであればほとんどの場面が3発キル可能と言える。30m以内の範囲であれば、上半身に2発当てるだけで3発キルできてしまう。ファイアレートは約650RPMで、TTKは約0.19秒と中々な火力だ。
3/16のアプデで遠距離の火力が下がった、というようにパッチノートには書かれていたが…正直何がどう変わったのか…多分30m~40m当たりの距離で、上半身2発でキルできていたところが、胸3発キルに限定されるようになった…のかもしれないが、正直マルチのマップでは気になるような弱体化ではない。
ただし、反動はかなり横ブレが目立つ。50mという驚異の射程も、なんだかんだ横ブレの大きさのせいで、そこまでの強さは実感できない。上反動の反動形式はかなり緩く、左上に上がっていくだけなのはありがたい。
エイム速度はLMGらしく遅め。腰撃ち性能も悪いため、遭遇戦ではまず勝てないと思った方が良い。
マガジンサイズは100発。トリガーハッピーするには十分なマガジンサイズだ。その分、リロード速度は長い。リロードする時は隙を晒さないように注意しながらリロードすべきだ。
アイアンサイトは左右の突起が邪魔で、視野全体を塞いでしまう見辛い形をしている。近距離全体の武器でもないので、サイトアタッチメントは付けたいところだ。
◆おすすめアタッチメント
筆者が個人的におすすめと感じたアタッチメント構成はこんな感じ。
- (レーザー)SCHLAGER PEQボックスⅣ
- (サイト)SZ ローンウルフサイト
- (ストック)SAKIN リップタイドストック
- (アンダーバレル)FSS シャークフィン90
- (リアグリップ)BRUEN Q900 グリップラップ
エイム速度とエイム時の安定性を増加させ、見にくいサイトをサイトアタッチメントで補完したことで、機動力と狙いやすさを上げた構成。
武器レベルを最大にすることで使用できる調整でも同様に、エイム速度とエイム時の安定性を主軸に上げることで、取り回し面とADS時の狙いやすいさを改善している。
とはいっても、これでもかなり重たい構成。ガツガツ前に出るのは難しいのは注意だ。
弱点である横ブレは更に悪化させるような構成にしており、50mを3発キル、の強みは一切無視している。もう少し中距離や遠距離の運用力を上げたいなら、取り回しは更に重たくなるものの、アンダーバレルを外してマズル、ないしはバレルを装備することで、反動の安定性を上げるのも良い。
◆SAKIN MG38を使った立ち回り
エイム速度は重いため、敵が来そうな場所に予めエイムを合わせて置き、敵が来次第すぐに撃って反撃する、というスタンスばかりで攻めることになる。
移動速度も遅いため、前線の一歩手前、または味方のフォローをするような戦いが必要だ。
横ブレが大きく、狙った場所に撃ち込むのが難しい点や、マガジンサイズは100発と多い点を考えると、「細かなエイム力を求められる」というよりも、如何にマップ構造の理解をし、ポイントの有利不利を理解し、先に有利ポジションを確保しておくか、というマップ理解力が問われてくる。マップの理解が必然的に立ち回り力に繋がってくるような形になるので、
- どこからどこに繋がるのか
- どこからどこが見えるのか
といったマップの理解をするように心がけよう。
◆まとめ
LMGらしく、重たいながらも遠い射程まで高火力を誇れる武器である「SAKIN MG38」。
機動力が低く、事前に有利ポジ不利ポジを把握して、有利な関係だけを作っていったり、孤立した状況で戦ったりするような戦いが求められるが、これらが把握できれば非常に強力な武器になるため、読み合いや知識量に自信がある、という人は是非使ってみてほしい。
では!